【最新】商社に就職したい人のおすすめ資格で転職と新卒就職に有利になる?




商社でのスキル

「商社マンになりたい!」「商社への転職・就職で有利になる資格はあるの?」新卒採用、中途採用においても人気が高く、華やかなイメージが強い商社。そんな商社マンに求められる代表的なスキルとは?ズバリ、「語学力」と「会計知識」です。

 

 

語学力 – 英語試験

商社で働くことの特徴に、「世界中で活躍できる」という点があります。アメリカやヨーロッパといった先進国だけでなく、発展途上国でビジネスの最前線に関われる、それも商社の魅力の一つでしょう。さらに、最近では、海外での資源開発や新エネルギー開発への投資事業に積極的な商社も多いです。

このように、日本国内のビジネスだけでなく、海外でのビジネスに目を向ければ、英会話力が求められるのは当然とも言えます。また、最近は、英語圏以外との商取引も増加傾向にあるので、英語以外の言語を習得していれば、自分の強みにできるかもしれません。

ただし、通常のTOEIC試験ですとReadingとListiningしかありません。英語でビジネスになるとそれ以上に英語でメールをかいたりのWritingスキル、会議、交渉などでのSpeakingのスキルが必要になります。英語の試験でも例えばスピーキングが対象となる、TOEIC Speaking TestVERSANTILETSなども試してみると良いでしょう。ただやはり、現場で手から英語を学ぶこともできるので、通常のTOEICでも高スコアを目指してやることはプラスになるでしょう。

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出典:出版社HP

 

 

簿記

商社の事業内容の一つに、事業投資があります。投資先の決算内容の評価や財務状況のチェック、新たな投資先の開拓などをする際に、一定の会計知識が必要になります。そのため、簿記の資格があれば、「会計知識がある」と評価されるので、勉強しておいて損はない、と言えるでしょう。

このように、商社の事業内容に照らし合わせ、「商社に入社後、活躍できる人材か?」と評価する際に、TOEICや簿記は評価が高い傾向にあります。また、商社の中には、これらの資格の取得を推奨するところもあり、自己研鑽を厭わない、上昇志向の強い人が向いている職業とも言えるでしょう。

 

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入社後の資格

商社には、社員だけでなく、企業側も、セミナーや各種研修会などを開催しており、社員の自己研鑽を奨励しています。それゆえに、働きながら難関資格に挑戦をする人も少なくありません。では、入社後に取得すべき資格とは?また、転職の際のアドバンテージとなる資格は何になるでしょうか。

 

貿易実務検定

1つ目は貿易実務検定は、貿易取引に関する実務や、業務で必要とされる英語力が、どの程度定着しているのかを測るための検定です。先に述べた様に、商社は世界中で活躍し、あらゆる「モノ」の取引をしています。そして、世界経済がグローバル化している現在、商取引もグローバル化し、自由化が加速しています。特定の国や地域で貿易などに関して約束をする、経済連携協定や自由貿易協定などが顕著な例です。

 

これらの世界経済の相互依存体制に伴い、日本でも貿易実務の専門家を求める声は少なくありません。自分が今まで培ってきた英語力や貿易実務を測るには、もってこいの資格とも言えます。

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通関士

通関士は、税関を通るために必要な書類の作成や手続き、申請などを行います。さらに、取引される品が法令などに反するものか、関税が発生するのかなどのチェックも業務の一つです。

 

あらゆる「モノ」を取引する商社において、通関手続きだけでなく、商取引に関するアドバイスもできる、貿易のスペシャリストの通関士への期待は大きいのです。

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まとめ

ここまで、商社におすすめの代表的な資格として「英語試験」「簿記」「貿易検定」「通関士」を挙げてきました。もちろん、商社で働く人たちは、これらの資格以外にも、中小企業診断士やビジネス実務法務検定など、難易度の高い資格に挑戦をする人も多いです。

代表的な資格に上げたものも、取得には時間・費用がかかりますが、商社で働く方々は、上昇志向が高く、自己研鑽を惜しまない傾向が強いです。入社する前から、難易度の高い資格に挑戦し、「自分は入社後も、十分活躍できる人材だ!」とアピールする一つの手段として、これらの資格取得を目指してみませんか?

上記の資格も商社という多角的に仕事をする上では一部分にしかなりません。いろいろな部署がある中でどのような資格を取ればメリットになるのかも変わってきます。ですので、商社に入る、転職する等の方々と、商社に入って部署がきまり、そこから具体的な資格を何かしら取るということも考えられます

ただし、これらの資格は「オマケ」に過ぎません。どんなに難易度の高い資格を取得していようが、コミュニケーションが取れないと、意味がありません。基本的な対人能力や知識があったうえで、資格の強みが発揮されると思います。

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