ビジネス文書検定のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




ビジネス文書検定については試験は公益財団法人 実務技能検定協会が開催しており、協会公式テキスト「ビジネス文書検定受験ガイド / 実問題集」 も発売されております。今回は、公式を中心とした合格に近づくためのおすすめ問題集テキストをご紹介します。

ビジネス文書検定でのテストの構成では、Ⅰ.表記技能/正しい用字や用語が使える。ビジネス文書の書式等について知っている。Ⅱ.表現技能/正確で分かりやすい文章や礼儀正しい文章が書ける。Ⅲ.実務技能/社内文書や社外文書が書ける。文書の取り扱い等についての知識がある。の順に出題されます。合格基準はⅠ.Ⅱ.Ⅲ.の各領域において,それぞれの得点が60%以上のとき合格となります。

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【合格率・難易度・試験内容】ビジネス文書検定

 

【注】ビジネス文書実務検定とは違います!

ビジネス文書実務検定の勉強法・テキストはこちらになります。

【3級】ビジネス文書検定参考書・テキスト

ビジネス文書検定受験ガイド3級

実務技能検定協会 (編集)
出版社: 早稲田教育出版; 改訂新版 (2006/4/1) 出典:amazon.co.jp

試験範囲となる表記技能(1)、表記技能(2)、実務技能の構成そのままにテキストの目次も
第1章 表記技能―総合・用字・用語・書式(総合;用字;用語 ほか)
第2章 表現技能―正確な文章・分かりやすい文章・礼儀正しい文章(正確な文章;分かりやすい文章;礼儀正しい文章)
第3章 実務技能―社内文書・社外文書・文書の取り扱い(社内文書;社外文書;文書の取り扱い)

となっており、まずはじめに受験における現在の理解度を確認できます。テストは選択問題(マークシート方式)と記述問題の構成となります。別ページで目次を確認する

ビジネス文書検定実問題集3級

実務技能検定協会 (編集)
出版社: 早稲田教育出版 (2018/8/30) 出典:amazon.co.jp

過去問は基本、発表しておらず実戦形式で問題を解く場合に有効なのは最新の過去問題5回分を収録されたこちらの実問題集です。しかし3級の難易度としては、受験ガイドだけの利用でも合格の可能性は高いので、あくまでオプションとしての購入か、こちらの実問題集3級のみだけでの対策でも問題ありません。

【3級】ビジネス文書検定 / 合格までのカリキュラム – 独学勉強方法

合計18〜21時間を取る計算でのカリキュラムとなります。

時間配分 項目 受験ガイド / 実問題集
(ページ数 / 章)
6-7時間 表記技能―総合・用字・用語・書式(総合;用字;用語 ほか) 受験ガイド 約70ページ
6-7時間 表現技能―正確な文章・分かりやすい文章・礼儀正しい文章 受験ガイド 約70ページ
6-7時間 実務技能―社内文書・社外文書・文書の取り扱い 受験ガイド 約70ページ
各テスト まとめ. ビジネス実務マナー検定 実問題集 実問題集 5回分

 

【2級】ビジネス文書検定参考書・テキスト

ビジネス文書検定受験ガイド1,2級

実務技能検定協会 (編集)
出版社: 早稲田教育出版; 改訂新版 (2006/4/1) 出典:amazon.co.jp

2級も3級同様、テストの範囲となるのは表記技能(1)、表記技能(2)、実務技能の構成となります。テスト構成そのままにテキストの目次も
第1章 表記技能ー総合・用字・用語・書式(総合/用字/用語 ほか)
第2章 表現技能ー正確な文章・分かりやすい文章・礼儀正しい文章(正確な文章/分かりやすい文章/礼儀正しい文章)
第3章 実務技能ー社内文書・社外文書・文書の取り扱い・添削指導(社内文書/社外文書/文書の取り扱い ほか)
となっております。テストは選択問題(マークシート方式)と記述問題の構成となります。2級の場合、1,2級での両方がカバーされた受験ガイドのみ扱われております。

 

ビジネス文書検定 実問題集1,2級

実務技能検定協会 (編集)
出版社: 早稲田教育出版 (2018/8/30) 出典:amazon.co.jp

過去問は基本、発表しておらず実戦形式で問題を解く場合に有効なのは最新の過去問題5回分を収録されたこちらの実問題集です。2級の場合、1,2級での両方がカバーされた実問題集のみ扱われております。試験には過去問と全く同じ問題も出ている可能性があり、今後1級受けない方でもこちらでの見直しは最後に必要です。

【2級】ビジネス文書検定 / 合格までのカリキュラム – 独学勉強方法

合計24時間〜を取る計算でのカリキュラムとなります。

時間配分 項目 受験ガイド / 実問題集
(ページ数 / 章)
8時間 表記技能―総合・用字・用語・書式(総合;用字;用語 ほか) 受験ガイド 約70ページ
8時間 表現技能―正確な文章・分かりやすい文章・礼儀正しい文章 受験ガイド 約70ページ
8時間 実務技能―社内文書・社外文書・文書の取り扱い 受験ガイド 約70ページ
各テスト まとめ. ビジネス実務マナー検定 実問題集 実問題集 5回分

 

【1級】ビジネス文書検定参考書・テキスト

ビジネス文書検定受験ガイド1,2級

実務技能検定協会 (編集)
出版社: 早稲田教育出版; 改訂新版 (2006/4/1) 出典:amazon.co.jp

1級も2,3級同様、テストの範囲となるのは表記技能(1)、表記技能(2)、実務技能の構成となります。テスト構成そのままにテキストの目次も
第1章 表記技能ー総合・用字・用語・書式(総合/用字/用語 ほか)
第2章 表現技能ー正確な文章・分かりやすい文章・礼儀正しい文章(正確な文章/分かりやすい文章/礼儀正しい文章)
第3章 実務技能ー社内文書・社外文書・文書の取り扱い・添削指導(社内文書/社外文書/文書の取り扱い ほか)
となっております。テストは選択問題(マークシート方式)と記述問題の構成となります。2級の場合、1,2級での両方がカバーされた受験ガイドのみ扱われております。

ビジネス文書検定 実問題集1,2級

実務技能検定協会 (編集)
出版社: 早稲田教育出版 (2018/8/30) 出典:amazon.co.jp

過去問は基本、発表しておらず実戦形式で問題を解く場合に有効なのは最新の過去問題5回分を収録されたこちらの実問題集です。1級の場合、1,2級での両方がカバーされた実問題集のみ扱われております。試験には過去問と全く同じ問題も出ている可能性があり、今後1級受けない方でもこちらでの見直しは最後に必要です。

 

【1級】ビジネス文書検定 / 合格までのカリキュラム – 独学勉強方法

合計24時間〜を取る計算でのカリキュラムとなります。

時間配分 項目 受験ガイド / 実問題集
(ページ数 / 章)
8時間 表記技能―総合・用字・用語・書式(総合;用字;用語 ほか) 受験ガイド 約70ページ
8時間 表現技能―正確な文章・分かりやすい文章・礼儀正しい文章 受験ガイド 約70ページ
8時間 実務技能―社内文書・社外文書・文書の取り扱い 受験ガイド 約70ページ
各テスト まとめ. ビジネス実務マナー検定 実問題集 実問題集 5回分

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全目次 - ビジネス文書検定受験ガイド3級―礼状からEメールまで

まえがき

ビジネスの分野では,事務的な職務に携わる者に,ビジネス文書が書ける能力を誰に対しても求めています。
ビジネス文書の能力とは,ビジネス的な文章・文書用語・様式・関連知識・書写などの知識技能のことで,事務処理のためには欠かせない基礎能力です。

しかし現実には,その能力に対して企業などからの不満の声が高く,特に新入社員の国語力の不足や文章力の不足などが強調されています。また,就職試験シーズンになると,決まってマスコミが,入社試験の典型的な誤解答の例を挙げて適切性や正確性などの欠除を指摘しているのをご存じの方も多いことと思います。

コミュニケーションの在り方や方法が,とかく取りざたされる現代社会ですが,文字を通してとなると、今度はその能力の弱さが取りざたされるというのが実情です。
「ビジネス文書技能検定試験」は,このような状況を背景として,コミュニケーションの一方の重要な手段である,ビジネス文書についての知識技能を一定の審査基準によって判定しようとするものです。

ビジネス文書には、一定の型や特有の言葉遣いがあり、それを会得することによって,ビジネスの場に対応できる正確・迅速な文書が書けることになります。
本書への取り組みによって,ビジネス文書作成技能が向上することを望みます。

実務技能検定協会 (編集)
出版社: 早稲田教育出版; 改訂新版 (2006/4/1) 出典:amazon.co.jp

目次

3…….まえがき
7………ビジネス文書検定の受け方
17…….序・ビジネス文書を正しく理解するために

第1章
31………表記技能総合・用字・用語・書式
32………[1]総合
文字は,正しく、丁寧に書く32
34……..[2]用字
やさしい実用文に使われる常用漢字と、固有名詞やビジネス用語に使われる漢字とを書くことができる342常用漢字表にはあるが、仮名書きすべき語句40
3現代仮名遣いの用い方44
4送り仮名の付け方46
5片仮名の書き方49
6数字の書き表し方51
1句読点(区切り符号)の付け方53
56………[3]用語
●一般の用語562
同音異義語と異字同訓語らい
3慣用の手紙用語63
68……[4]書式
横書き通信文の構成とレイアウト68

第II章
77……..表現技能正確な文章・分かりやすい文章・
78………[1]正確な文章
1よじれのない文が書ける78
2類義語を使い分ける82
3正しく伝えるための基本83
85……..[2]分かりやすい文章
1表題(件名)が付けられる85
2箇条書きなどを使って、文章を分かりやすくすることができる87
3分かりやすくするための図表が書ける99
104………[3]礼儀正しい文章
1人を指す言葉・敬称を知っている104
2「お・ご(御)」を正しく付けられる106
3動作の言葉に付ける尊敬語と謙譲語とを、正しく使うことができる109
4丁寧な言葉遣い、丁寧な言い回しができる113
5手紙を書く上でのエチケットやしきたり117

第Ⅲ章
実務技能社内文書・社外文書・文書の取り扱い……121
122……[1]社内文書
○簡単な社内文書(通知文など)が書ける122
131…….[2]社外文書
○簡単な業務用文書が、文例を見て書ける131
136……[3]文書の取り扱い
1受発信事務136
2「秘」扱い文書の取り扱い138
3郵便の知識139
4用紙の大きさと紙質142
5印刷物の校正144
151………3級実戦テスト
167……3級実戦テスト解答

ビジネス文書検定の受け方

ビジネス文書技能検定試験の概要
ビジネス文書技能検定試験の範囲と級位
試験の範囲は,次の3領域です。
I.表記技能(総合・用字・用語・書式)
I.表現技能(正確な文章・分かりやすい文章・礼儀正しい文章)
II.実務技能(社内文書・社外文書・文書の取り扱い)
級位には,3級,2級,1級があり,それぞれの級位によって必要とされる技能の段階に違いがあります。詳しいことは「ビジネス文書技能・審査基準」をご参照ください。
2試験の方法
各級位とも,筆記試験によって、受験者の技能を審査します。問題には記述式の解答をするものと、選択式の解答をするものとがあります。
3合格基準
各級位とも,「表記技能」「表現技能」および「実務技能」の3領域から出題され,それぞれの得点が60%以上のとき合格となります。

4受験資格
どなたでも受験できます。学歴・年齢その他の制限は、一切ありません
5試験実施日
7月と12月の年2回実施します。
6検定についてのお問い合わせ
試験の実施日・会場・検定料,合否通知,合格証の発行などについては,「受験案内」をご覧ください。その他、不明な点は,下記へお尋ねください。
公益財団法人実務技能検定協会ビジネス文書検定部〒169-0075東京都新宿区高田馬場一丁目4番15号電話03-3200-6675

実務技能検定協会 (編集)
出版社: 早稲田教育出版; 改訂新版 (2006/4/1) 出典:amazon.co.jp

2ビジネス文書技能・審査基進

ビジネス文書技能の審査基準は以下の通りに定められています。
3級

別ページで確認する
全目次 - ビジネス文書検定 実問題集3級 第59回~第63回

まえがき

ビジネスの分野では,事務的な職務に携わる者に、ビジネス文書が書ける能力を誰に対しても求めています。
ビジネス文書の能力とは、ビジネス的な文章・文書用語・様式・関連知 識・書写などの知識技能のことで,事務処理のためには欠かせない基礎能 力です。
しかし現実には,その能力に対して企業などからの不満の声が高く,特 に新入社員の国語力の不足や文章力の不足などが強調されています。また, 就職試験シーズンになると、決まってマスコミが,入社試験の典型的な誤 解答の例を挙げて適切性や正確性などの欠如を指摘しているのをご存じの 方も多いことと思います。
コミュニケーションの在り方や方法が,とかく取りざたされる現代社会 ですが,文字を通してとなると、今度はその能力の弱さが取りざたされる というのが実情です。 「ビジネス文書技能検定試験」は,このような状況を背景として、コミュニケーションの一方の重要な手段である, ビジネス文書についての知識技 能を一定の審査基準によって判定しようとするものです。
ビジネス文書には、一定の型や特有の言葉遣いがあり,それを会得することによって、ビジネスの場に対応できる正確・迅速な文書が書けることになります。
本書への取り組みによって、ビジネス文書作成技能が向上することを望みます。
公益財団法人 実務技能検定協会 ビジネス文書検定部

本書の利用の仕方

1 本書は、「文部科学省後援ビジネス文書技能検定試験」の第59回から第63回に実施された3級試験問題を収載しました。
2 巻末の解答編には,実施回ごとに解答を掲載しました。解答のうち記述形式によるものは、問題の性格上,本書掲載の解答に限定されない「解答例」としています。また,この「解答編」は,必要に応じて本編から 外して利用することができます。
3 選択問題は,「適当と思われるものを選びなさい」, 「不適当 と思われるものを選びなさい」などの違いに気を付けて読んでください。
4 試験時間は従来の例ですと、3級は120分、2級は130分、1級は140万 です。本書の問題を解く際の参考にしてください。

*ピンネス文書検定の正式名称は「ビジネス文書技能検定試験」で文部科学省の後援を受けて実施しています。
時間は有効に使って答案は隅々まで点検しましょう。 できますよう,ご健闘をお祈りしております。

目次 – CONTENTS

まえがき
本書の利用の仕方
ビジネス文書技能検定
試験案内
ビジネス文書技能審査基準
問題編 (試験実施日)
第63回(2018.7.1)
第62回(2017.12.3)
第61回(2017.7.2)
第60回(2016.12.4)
第59回(2016.7.3).
解答編
第63回
第62回
第61回
第60回
第59回

実務技能検定協会 (編集)
出版社: 早稲田教育出版 (2018/8/30) 出典:amazon.co.jp

ビジネス文書技能検定 試験案内

各級共通
1 試験の範囲と合格基準
(1) 試験の範囲は,次の3領域です。
I. 表記技能(総合,用字,用語,書式)
II. 表現技能(正確な文章,分かりやすい文章,礼儀正しい文章)
II. 実務技能(社内文書, 社外文書, 文書の取り扱い, 1級は「添削指導」
が追加されます)
(2) 合格基準:
I. II. II. の各領域において,それぞれの得点が60%以
上のとき合格になります。
(3) 級位には、3級,2級,1級があり,それぞれの級位によって必要とされる技能の段階に違いがあります。3級の詳細については8ページの「ビ ジネス文書技能審査基準」を参照してください。
2 出題形式
各級位とも,筆記試験によって受験者の技能を審査します。問題には, 選択肢による択一方式によるものと,記述式の解答をするものとがありま す。いずれも解答は,問題用紙とは別にとじられた答案用紙に記入します。
3 合格率 3級 89.1% 2級 61.0% 1級 29.7%
(平成29年度実)
4 受験資格 誰でも受験することができます。学歴・年齢その他の制限はは一切ありません。
5 試験実施日と受験料 年2回、7月と12月に実施します。ただし前後する場合があります。
3級 2,800円2級4,100円1級5800円(平成30年 8月現在)
※受験料は改定されることがあります。受験の際はホームページ等でご確認ください。3級と2級,または2級と1級の併願ができます。

6 受験申し込み方法
個人の申し込みは以下の三つの申し込み方法があります。
1書店で申し込む
全国のビジネス文書検定特約書店で配布される「ビジネス系検定案内」 の中の「個人申込用受験願書」に受験料を添えて書店に申し込み,受付 印が押された願書を検定協会宛てに郵送する。
2インターネットで申し込む
パソコン,携帯電話で以下のアドレスにアクセスし,コンビニエンスストアまたは、クレジットカードで受験料を支払う。
・パソコン http://jitsumu-kentei.jp
・携帯電話 http://www.jitsumu-kentei.jp/mb/index.php
3郵送で申し込む
現金書留で,願書と受験料を検定協会に郵送する。
受験願書の受付期間は,試験日のほぼ2カ月前から1カ月前です。ホー ムページや「ビジネス系検定案内」で確認してください。

7 検定についてのお問い合わせ
試験日,試験会場,合格通知, 合格証の発行などについては、ホームペー ジや「ビジネス系検定案内」をご覧ください。その他、不明の点は下記へ お問い合わせください。
公益財団法人 実務技能検定協会ビジネス文書検定部 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場一丁目4番15号
電話(03)3200-6675

ビジネス文書技能審査基準

3級
3級の程度: 実務に役立つ文書作成技能について、知識と技能との基本を身に付けていることにより、 上司の指示に従って、普通の文書を正しく理解し,作成することができる。
領域、内容 11 表記技能
(1) 総合
1文字を、丁寧に、正しく,読みやすく,整えて書くことができる。
(2)用字
1やさしい実用文に使われる常用漢字と,固有名詞やビジネス用語に使われる漢字とを書くことができる。
2常用漢字表にはあるが,仮名書きすべき語句を,一応,知っている。
3「現代仮名遣い」について,一応,知っている。
4「送り仮名の付け方」を正しく使える。
5片仮名が正しく書け,仮名書きする語句について,一応,知っている。
6数字が正しく書け,漢数字と算用数字との使い分けができる。
7句読点が正しく使える。
(3) 用語
1一般の用語について,一応,知っている。
2やさしい同音異義語や異字同訓語を使い分けることができる。
3慣用の手紙用語について、一応,知っている。
(4)書式
1横書き通信文の構成とレイアウトについて、一応,知っている。
表現技能
(1) 正確な文章
1普通の長さの文を,文法的によじれなく書ける。
2類義語を使い分けることができる。
3曖昧な用語や二通りに解釈できるような語句について、一応, 知っている。
(2) 分かりやすい文章
1表題(件名)が付けられる。
2箇条書きなどを使って、文章を分かりやすくすることができる。
3分かりやすくするための図表が書ける。
(3) 礼儀正しい文章
1人を指す言葉・敬称を知っている。
2「お・ご(御)」を正しく付けられる。
3言葉に付ける尊敬語と謙譲語とを、単純な場合に、正しく使うこと ができる。
4丁寧な言葉遣い、丁寧な言い回しが,一応,できる。
いる手紙上のエチケットやしきたりを、一応知っている。
5現在用いられている手紙上のエチケットやしきたりを,一応知っている
II 実務技能
(1) 社内文書
1簡単な社内文書(通知文など)が書ける。
(2) 社外文書
1簡単な業務用社外文書が、文例を見て書ける。
(3) 文書の取り扱い
1受発信事務について、一応,知っている。
2「秘」扱い文書の取り扱いについて、知っている。
3郵便について、一応,知っている。
4用紙の大きさ、紙質について、一応,知っている。
5印刷物の校正について知っている。
◎公益財団法人 実務技能検定協会

別ページで確認する
全目次 - ビジネス文書検定受験ガイド1・2級―礼状からEメールまで
まえがき

ビジネスの分野では,事務的な職務に携わる者に,ビ ジネス文書が書ける能力を誰に対しても求めています。
ビジネス文書の能力とは、ビジネス的な文章・文書用語・ 様式・関連知識・書写などの知識技能のことで,事務処 理のためには欠かせない基礎能力です。
しかし現実には,その能力に対して企業などからの不 満の声が高く,特に新入社員の国語力の不足や文章力の 不足などが強調されています。また,就職試験シーズン になると、決まってマスコミが,入社試験の典型的な誤解答の例を挙げて適切性や正確性などの欠如を指摘して いるのをご存じの方も多いことと思います。

コミュニケーションの在り方や方法が,とかく取りざたされる現代社会ですが,文字を通してとなると,今度 はその能力の弱さが取りざたされるというのが実情です。
「ビジネス文書技能検定試験」は,このような状況を 背景として, コミュニケーションの一方の重要な手段で ある, ビジネス文書についての知識技能を一定の審査基 準によって判定しようとするものです。

ビジネス文書には、一定の型や特有の言葉遣いがあり, それを会得することによって, ビジネスの場に対応できる正確・迅速な文書が書けることになります。
本書への取り組みによって, ビジネス文書作成技能が 向上することを望みます。ビジネス文書検定受験ガイド1・2級―礼状からEメールまで

実務技能検定協会 (編集)
早稲田教育出版; 改訂新版 (2006/4/1)、出典:出版社HP

目次

3……….まえがき
7……..ビジネス文書検定の受け方
第1章
表記技能 総合・用字・用語・書式
18…..[1]総合
文字は,正しく、丁寧に書く
19……[2]用字
1普通の実用文に使われる常用漢字とビジネス用語に使われる漢字とを書くことができる
2常用漢字表にはあるが、仮名書きすべき語句
3現代仮名遣いの用い方
4送り仮名の付け方
5数字の書き表し方
6句読点(区切り符号)の付け方
44……….[3]用語
1一般の用語
2同音異義語と異字同訓語
3慣用の手紙用語
74…[4] 書式
1縦書き通信文の構成とレイアウト74
2公印の押し方78

第II章
85….表現技能正確な文章・分かりやすい文章・礼儀正しい文章
86………[1]正確な文章
1よじれのない文が書ける86
2類義語を使い分ける91
3正しく伝えるための基本98
104…….[2]分かりやすい文章
1 表題(件名)が付けられる104
2箇条書きなどを使って、文章を分かりやすくすることができる108
3分かりやすくするための図表が書ける115
120……..[3] 礼儀正しい文章
1人を指す言葉・敬称を知っている120
2「お・ご(御)」を正しく付けられる123
3動作の言葉に付ける尊敬語と謙譲語とを、正しく使うことができる126
4丁寧な言葉遣い、丁寧な言い回しができる129
5手紙を書く上でのエチケットやしきたり134

第II章
社内文書・社外文書・文書の取り扱い。 添削指導
140……..[1]社内文書
1一般の社内文書(稟議・規定・議事録・報告書など)が 書ける140
160……..[2] 社外文書
1業務用社外文書が、文例を見て書ける160
2社交文書が,文例を見て書ける168
177……..[3]文書の取り扱い
1受発信事務ができる177
2「秘」扱い文書の取り扱い179
3郵便の知識181
4用紙の大きさと紙質183
5印刷物の校正187
194….[4] 添削指導
1部下や後輩が書いたものについて、適切な助言や 添削指導ができる194
203…2級実戦テスト
221……1級実戦テスト
239……2級実戦テスト解答
247……1級実戦テスト解答

ビジネス文書検定の受け方

1)ビジネス文書技能検定試験の概要

■ビジネス文書技能検定試験の範囲と級位
試験の範囲は,次の3領域です。
I.表記技能(総合・用字・用語・書式)
I. 表現技能(正確な文章・分かりやすい文章・礼儀正しい文章)
II. 実務技能(社内文書・社外文書・文書の取り扱い・添削指導)
級位には,3級,2級,1級があり,それぞれの級位によって必 要とされる技能の段階に違いがあります。詳しいことは「ビジネス 文書技能・審査基準」をご参照ください。 *添削指導は1級のみとなります。
2試験の方法
各級位とも,筆記試験によって、受験者の技能を審査します。問題には記述式の解答をするものと、5肢選択の解答を900 あります。
3合格基準
各級位とも,「表記技能」「表現技能」および「実務技能」の3領域から出題され,それぞれの得点 60%以上のとき合格となります。
4受験資格
どなたでも受験できます。学歴・年齢その他の制限は、一切あり ません。
5試験実施日
7月と 12 月の年2回実施します。
6検定についてのお問い合わせ
試験の実施日・会場・検定料,合否通知,合格証の発行などについては,「受験案内」をご覧ください。その他、不明な点は、下記へ お尋ねください。
公益財団法人 実務技能検定協会 ビジネス文書検定部 〒 169-0075 東京都新宿区高田馬場一丁目4番 15号 電話 03-3200-6675

2)ビジネス文書技能・審査基準

 

実務技能検定協会 (編集)
早稲田教育出版; 改訂新版 (2006/4/1)、出典:出版社HP

ビジネス文書技能の審査基準は以下の通りに定められています。
3級
程度 実務に役立つ文書作成技能について、知識と技能との基本を身に付けていることにより,上司の指示に従って,普通の文書を正しく理解し, 作成することができる
内容
総合
1文字を、丁寧に,正しく、読みやすく、整えて書くことができる。
用字
1やさしい実用文に使われる常用漢字と. 固有名詞やビジネス用語に使われる漢字とを書くことができる。
2常用漢字表にはあるが,仮名書きすべき語句を,一応,知っている。
3 「現代仮名遣い」について,一応,知っている。
4「送り仮名の付け方」を正しく使える。
5片仮名が正しく書け,仮名書きする語
句について、一応,知っている。
6数字が正しく書け,漢数字と算用数字との使い分けができる。
7句読点が正しく使える。
用語
1一般の用語について、一応、知っている。
2やさしい同音異義語や異字同訓語を使い分けることができる。
3慣用の手紙用語について,一応,知っている
書式
1横書き通信文の構成とレイアウトについて,一応,知っている。
I 表現技能
正確な文章
普通の長さの文を文法的によじれなく書ける
2類義語を使い分けることができる。
3曖昧な用語や二通りに解釈できるような語句について,一応,知っている。

程度
領域
内容
分かりやすい文章
1表題(件名)が付けられる。
2箇条書きなどを使って、文章を分かりやすくすることができる。
3分かりやすくするための図表が書ける。
礼儀正しい文章
1人を指す言葉・敬称を知っている。
2「お・ご(御)」を正しく付けられる。
3動作の言葉に付ける尊敬語と謙譲語とを,単純な場合に,正しく使うことができる。
4丁寧な言葉遣い,丁寧な言い回しが,一応,できる。
5現在用いられている手紙上のエチケットやしきたりを、一応,知っている。
III 実務技能
社内文書
1簡単な社内文書(通知文など)が書ける。
社外文書
1簡単な業務用社外文書が,文例を見て書ける。
文書の取り扱い
1受発信事務について,一応,知っている。
2「秘」扱い文書の取り扱いについて,知っている。
3郵便について,一応,知っている。
4用紙の大きさ,紙質について、一応,知っている。
5印刷物の校正について、知っている。

2級
程度
実務に役立つ文書作成技能について,知識と技能との全般を身に付けていることにより,単 独で普通の文書 を正しく理解し, 作成することが、 できる。
表記技能
総合
1文字を、丁寧に,正しく、読みやすく整えて書くことができる。
用字
1普通の実用文に使われる常用ビジネス用語に使われる漢字とを書くことができる。
2常用漢字表にはあるが,仮名書きすべき語句を、知っている。
3「現代仮名遣い」について、知っている。
4「送り仮名の付け方」を,一定の基準 に従って正しく使える。
5数字が正しく書け,漢数字と算用数字との使い分けができる。
6句読点の他,各種の区切り符号が正しく使える。
用語
1一般の用語について,知っている。
2やや難しい同音異義語や異字同訓語を使い分けることができる。
3慣用の手紙用語について,知っている。
書式
1縦書き通信文の構成とレイアウトについて,一応,知っている。
2公印の押し方について、一応,知って いる。
表現技能
正確な文章
1やや長い文を、文法的によじれなく書くことができる。
2意味の近い類義語を、使い分けることができる。
3曖昧な用語や二通りに解釈できるような語句について知っている。
わかりやすい文章
1内容を的確に表した表題(件名)が付けられる。
2箇条書きなどを使って,文章をわかりやすくすることができる。
3分かりやすくするための図表が十分書ける。

程度
領域
内容
3礼儀正しい文章
1人を指す言葉・敬称などを,よく知っている。
2「お・ご(御)」を正しく付けられる。
3動作の言葉に付ける尊敬語と謙譲語とを, 一般的な場合に,正しく使うことがで きる。
4丁寧な言葉遣い、丁寧な言い回しができる。
5現在用いられている手紙上のエチケットやしきたりを、知っている。
II 実務技能
社内文書
1一般の社内文書(稟議・規定・議事録など)が書ける。
社外文書
1普通の業務用社外文書が,文例を見て書ける。
2簡単な社交文書が,文例を見て書ける。
文書の取り扱い
1受発信事務ができる。
2 「秘」扱い文書の取り扱いについて,よく知っている。
3適切な郵便方法を選ぶことができる。
4用紙の大きさ,紙質などについて,知っている。
5印刷物の校正ができる。

1級
程度
実務に役立つ 文書作成技能について,知識と技能とを十分に身に付けているとともに,必要 に応じて,これらを適切に指導することができる。
表記技能
総合
1文字を、丁寧に、正しく、 整えて書くことができる。
用字
1かなり難しい実用文に使われる常用漢字ビジネス用語に使われる漢字書くことができる。 2常用漢字表にはあるが,仮名きすべき語句を,よく知っている。
3「現代仮名遣い」について、よく知っている。
4「送り仮名の付け方」を,一定の基準に従って正しく使える。
5数字が正しく書け,漢数字と算用数字との使い分けが完全にできる。
6句読点の他、各種の区切り符号が正しく使える。
用語
1一般の用語について,よく知っている。
2難しい同音異義語や異字同訓語を、使い分けることができる。
3慣用の手紙用語について,よく知っている。
書式
1縦書き通信文の構成とレイアウトについて,知っている。
2公印の押し方について知っている。
表現技能
正確な文章
1長い文を,文法的によじれなく書ける。
2非常に意味の近い類義語を,使い切ることができる。
3曖昧な用語や一通りに解釈できるような語句について、よく知っている。
分かりやすい文章
1内容を的確に表した表題(件名)が付けられる。
2箇条書きなどを使って、文章をわかりやすくすることができる。
3分かりやすくするための図表が十分書ける。
礼儀正しい文章
1人を指す言葉・敬称などを,よく知っている。
2「お・ご(御)」を正しく付 けられる。
3動作の言葉に付ける尊敬語と謙譲語とを、 複雑な場合にも正しく使うことができる。

程度
領域
内容
4丁寧な言葉遣い、丁寧な言い回しが,十分できる。
5現在用いられている手紙上のエチケットやしきたりをよく知っている。
実務技能
社内文書
1一般の社内文書(稟議・規定・議事録など)が書ける。
社外文書
1例外的な場合の業務用社外文書が,文例を見て書ける。
2複雑な社交文書が,文例を見て書ける。
文書の取り扱い
1受発信事務について,説明や指導ができる。
2「秘」扱い文書の取り扱いについて,よく知っている。
3適切な郵便方法を選ぶことができる。
4用紙の大きさ,紙質などについて,よく知っている。
5印刷物の校正ができる。
添削指導
1部下や後輩が書いたものについて,適s切な助言や添削指導ができる。

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全目次 - ビジネス文書検定 実問題集1・2級 第59回~第63回

まえがき

ビジネスの分野では,事務的な職務に携わる者にビジネス文書が書ける能力を誰に対しても求めています。

ビジネス文書の能力とは,ビジネス的な文章・文書用語・様式・関連知 識・書写などの知識技能のことで,事務処理のためには欠かせない基礎能力です。
しかし現実には,その能力に対して企業などからの不満の声が高く,特に新入社員の国語力の不足や文章力の不足などが強調されています。また, 就職試験シーズンになると、決まってマスコミが,入社試験の典型的な誤解答の例を挙げて適切性や正確性などの欠如を指摘しているのをご存じの方も多いことと思います。

コミュニケーションの在り方や方法が,とかく取りざたされる現代社会 ですが,文字を通してとなると,今度はその能力の弱さが取りざたされる というのが実情です。 「ビジネス文書技能検定試験」は、このような状況を背景として,コミュ ニケーションの一方の重要な手段である,ビジネス文書についての知識技 能を一定の審査基準によって判定しようとするものです。

ビジネス文書には、一定の型や特有の言葉遣いがあり,それを会得することによって、ビジネスの場に対応できる正確・迅速な文書が書けること になります。 本書への取り組みによって、ビジネス文書作成技能が向上することを望みます。
公益財団法人 実務技能検定協会 ビジネス文書検定部

本書の利用の仕方

1 本書は,「文部科学省後援ビジネス文書技能検定試験」の第59回から第63回に実施された1級と2級の試験問題を収載しました。

2 巻末の解答編には,実施回ごとに解答を掲載しました。解答のうち記述形式によるものは, 問題の性格上, 本書掲載の解答に限定されない「解答例」としています。また,この「解答編」は,必要に応じて本編から 外して利用することができます。

3 選択問題は,「適当と思われるものを選びなさい」, 「不適当と思われるものを選びなさい」などの違いに気を付けて読んでください。

4 試験時間は従来の例ですと、2級は130分、1級は140分です。本音 問題を解く際の参考にしてください。

*ピンネス文書検定の正式名称は「ビジネス文書技能検定試験」で, 文部科学省の後援を受けて実施しています。

時間は有効に使って答案は隅々まで点検しましょう。一人でも多く合格できますよう,ご健闘をお祈りしております。

目次

CONTENTS
まえがき
本書の利用の仕方
ビジネス文書技能検定
試験案内
ビジネス文書技能審査基準
問題編(試験実施日)
第63回(2018.7.1)
第62回(2017.12.3)
第61回(2017.7.2)
第60回(2016.12.4)
第59回(2016.7.3)
第63回(2018.7.1)
第62 回(2017.12.3)
第61回(2017.7.2)
第60回(2016.12.4)
第59回(2016.7.3)

解答編
第63回
第62回
第61回
第60回
第59回
第63回
第62回
第61回
第60回
第59回

ビジネス文書技能検定 試験案内

各級共通
1 試験の範囲と合格基準 (1)試験の範囲は,次の3領域です。
I. 表記技能 (総合, 用字, 用語, 書式)
II. 表現技能 (正確な文章, 分かりやすい文章, 礼儀正しい文章)
II. 実務技能 (社内文書, 社外文書, 文書の取り扱い, 1級は「添削指道」
が追加されます)
(2)合格基準:I.II. III.の各領域において,それぞれの得点が60%以上のとき合格になります。
(3)級位には、3級,2級,1級があり,それぞれの級位によって必要とされる技能の段階に違いがあります。2級および1級の詳細については8~9 ページの「ビジネス文書技能審査基準」を参照してください。

2 出題形式
各級位とも,筆記試験によって受験者の技能を審査します。問題には、 選択肢による択一方式によるものと、記述式の解答をするものとがあります。いずれも解答は,問題用紙とは別にとじられた答案用紙に記入します。

3 合格率 3級 89.1% 2級 61.0% 1級 29.7%
(平成29年度実績)

4 受験資格 誰でも受験することができます。学歴・年齢その他の制限は一切ありません。
こにし前後する場合があります。
5 試験実施日と受験料 年2回、7月と12月に実施します。ただし前後する場合があります。
3級 2,800円 2級 4,100円 1級 5,800円 (平成30年8月現在)
※受験料は改定されることがあります。受験の際はホームページ等でご確認ください。
3級と2級,または2級と1級の併願ができます。

6 受験申し込み方法
個人の申し込みは以下の三つの申し込み方法があります。
①書店で申し込む
全国のビジネス文書検定特約書店で配布される「ビジネス系検定案内」 の中の「個人申込用受験願書」に受験料を添えて書店に申し込み,受付印が押された願書を検定協会宛てに郵送する。
2インターネットで申し込む
パソコン,携帯電話で以下のアドレスにアクセスし,コンビニエンスストアまたは、クレジッとカードで受験料を支払う。
・パソコン http://jitsumu-kentei.jp
・携帯電話 http://www.jitsumu-kentei.jp/mb/index.php
3郵送で申し込む
現金書留で,願書と受験料を検定協会に郵送する。

受験願書の受付期間は,試験日のほぼ2ヵ月前から1ヵ月前です。ホームページや「ビジネス系検定案内」で確認してください。

7 検定についてのお問い合わせ
試験日,試験会場, 合格通知, 合格証の発行などについては、ホームページや「ビジネス系検定案内」をご覧ください。その他,不明の点は下記へお問い合わせください。
公益財団法人 実務技能検定協会 ビジネス文書検定部 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場一丁目4番15号
電話(03)3200-6675

ビジネス文書技能審査基準

 

2級
2級の程度: 実務に役立つ文書作成技能について、知識と技能との全般を身に付けていることにより、単独で普通の文書を正しく理解し,作成することができる。
内容
領域 | 表記技能
(1) 総合
①文字を丁寧に正しく、読みやすく,整えて書くことができる
1普通の実用文に使われる常用漢字とビジネス用語に使われる漢字を書くことができる。
2常用漢字表にはあるが,仮名書きすべき語句を,知っている。
3 「現代仮名遣い」について、知っている。
4「送り仮名の付け方」を、一定の基準に従って正しく使える。
5数字が正しく書け,漢数字と算用数字との使い分けができる。
6句読点の他各種の区切り符号が正しく使える。
(2)用字
(3) 用語
1一般の用語について、知っている。
2やや難しい同音異義語や異字同訓語を使い分けることができる。
3慣用の手紙用語について,知っている。
(4) 書式
1縦書き通信文の構成とレイアウトについて,一応,知っている。
2公印の押し方について,一応,知っている。
!!! 表現技能
(1) 正確な文章
1やや長い文を、文法的によじれなく書くことができる。
2意味の近い類義語を、使い分けることができる。
3曖昧な用語や二通りに解釈できるような語句について、知っている。
(2) 分かりやすい文章
1内容を的確に表した表題(件名)が付けられる。
2箇条書きなどを使って、文章を分かりやすくすることができる。
3分かりやすくするための図表が十分書ける。
(3) 礼儀正しい文章
1人を指す言葉・敬称などを,よく知っている。
2「お・ご(御)」を正しく付けられる。
3動作の言葉に付ける尊敬語と謙譲語とを、一般的な場合に,正しく使うことができる。
3丁寧な言葉遣い,丁寧な言い回しができる。
5現在用いられている手紙上のエチケットやしきたりを、知っている
III 実務技能
(1) 社内文書
1一般の社内文書(稟議・規定・議事録など)が書ける。
(2) 社外文書
1普通の業務用社外文書が、文例を見て書ける。
2簡単な社交文書が、文例を見て書ける。
(3) 文書の取り扱い
1受発信事務ができる。
2「秘」扱い文書の取り扱いについて、よく知っている。
3適切な郵便方法を選ぶことができる。
4用紙の大きさ,紙質などについて、知っている。
5印刷物の校正ができる。
公益財団法人 実務技能検定

ビジネス文書技能審査基準
1級
1級の程度: 実務に役立つ文書作成技能について、知識と技能とを十分に身に付けているとともに,必要に応じて, これらを適切に指導することができる。
領域内容 1 表記技能
(1) 総合
1文字を、丁寧に,正しく,読みやすく,整えて書くことができる。
(2)用字
1かなり難しい実用文に使われる常用漢字とビジネス用語に使われる漢字を書くことができる。
2常用漢字表にはあるが,仮名書きすべき語句を、よく知っている。
3「現代仮名遣い」について、よく知っている。
4「送り仮名の付け方」を,一定の基準に従って正しく使える。
5数字が正しく書け,漢数字と算用数字との使い分けが完全にできる。
6句読点の他,各種の区切り符号が正しく使える。
(3)用語
1一般の用語について,よく知っている。
2難しい同音異義語や異字同訓語を,使い分けることができる。
3慣用の手紙用語について,よく知っている。
(4)書式
1縦書き通信文の構成とレイアウトについて,知っている。
2公印の押し方について,知っている。
|表現技能
(1) 正確な文章
1長い文を,文法的によじれなく書ける。
2非常に意味の近い類義語を,使い分けることができる。
3曖昧な用語や二通りに解釈できるような語句について、よく知っている。
(2) 分かりやすい文章
1内容を的確に表した表題(件名)が付けられる。
2箇条書きなどを使って、文章を分かりやすくすることができる。
3分かりやすくするための図表が十分書ける。
(3) 礼儀正しい文章
1人を指す言葉・敬称などを,よく知っている。
2「お・ご(御)」を正しく付けられる。
3動作の言葉に付ける尊敬語と謙譲語とを,複雑な場合にも正しく使うこと
ができる。
4丁寧な言葉遣い、丁寧な言い回しが,十分できる。
5現在用いられている手紙上のエチケットやしきたりを、よく知っている。
■実務技能
(1) 社内文書
1一般の社内文書(稟議・規定・議事録など)が書ける。
(2) 社外文書
1例外的な場合の業務用社外文書が,文例を見て書ける。
2複雑な社交文書が,文例を見て書ける。
(3) 文書の取り扱い
1受発信事務について,説明や指導ができる。
2「秘」扱い文書の取り扱いについて、よく知っている。
3適切な郵便方法を選ぶことができる。
4用紙の大きさ,紙質などについて,よく知っている。
5印刷物の校正ができる。
(4) 添削指導
1部下や後輩が書いたものについて,適切な助言や添削指導ができる。
◎公益財団法人 実務技能検定協会

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