日商簿記2級はいきなり受けられる? – 合格のために知っておきたいこと




簿記3級を飛ばして、2級を受検することはできるのか?

資格試験の中でも、検討する人が多い日商簿記2級。

早速、受験しようと思ったけど、

簿記3級の資格なしで、簿記2級を受験していいの?

いきなり簿記2級を受験できるとしても、そのメリットは?

今回は、これらの疑問について解説していきます。

いきなり簿記2級を受験するのはOK?
結論から言うと、受験可能です。

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日商簿記検定試験3級のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)

日商簿記検定試験2級のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)

 

 

日本商工会議所のHP(下記引用)にも

Q2 受験するための条件はありますか?
商工会議所の検定試験では、学歴、年齢、性別、国籍は一切問いません。

Q3 下位級から順に受けなくてはいけないのですか?
商工会議所の検定試験は、どの級(クラス)から受験していただいても構いません。例えば、3級に合格していなくても、2級あるいは1級を受験できます。

と明記されおり、簿記3級の資格をもっていなくても簿記2級の受験は可能です。

これを踏まえて、簿記2級をいきなり受験することのメリットを3つほど解説します。

 

寄り道しなくて済む

簿記2級の試験勉強の範囲には、3級と重なる部分もありますが、

簿記2級と3級では、出題の対象に異なります。

例えば・・・

簿記3級
・基本的な商業簿記の修得
・小規模企業における企業活動や会計実務について

簿記2級
・高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)の修得
・財務諸表の数字から経営内容を把握できること

具体的には・・・

簿記3級は「個人商店」のような小規模なものを対象とし、

簿記2級は「株式会社」のようなある程度、資本金がある会社が試験の対象となっています。

このように、簿記2級と3級では、対象とするものが異なるので、

3級は3級で試験対策をする時間が必要になります。

そのため、「いきなり2級を受験する」と決めてしまえば、3級の試験対策の時間を

2級の試験対策の時間に充てることが可能になります。

試験までの時間は限られていますので、有効活用していきましょう。

費用の節約

先ほども述べましたが、簿記2級をいきなり受験するとすれば、

3級の試験対策をしなくても良いので、

3級の参考書や過去問、予想問題などを買わずに済みます。

また、日商簿記を受験するには、受験料がかかります。

東京商工会議所によると、

3級 2,850円  2級 4,720円となっています。

また、他にも、事務手数料や試験会場にまでの交通費も考えなければなりません。

3級を受験してから、2級となると、

参考書代、受験料、事務手数料、交通費etcと結構な金額になると思われます。

いきなり2級を受験してしまえば、これらのコストを節約することにもつながるため、

順番に受験するよりも、節約になります。

早い段階で資格取得が可能

簿記試験は、6月、11月、2月と年3回、受験のチャンスがありますが、

3級から2級と順番に資格を取得していくと、最短でも約4〜5ヶ月程度かかってしまいます。

就職や転職活動の際に資格を利用して有利に進みたい、実務の関係で早く取得したい、
と言う方は3級から2級と順番に受験するのではなく、いきなり2級に挑戦してみた方が良いと思われます。

まとめ

簿記2級という資格は広く認知されており、またその知識は汎用性が高いものです。

資格の取得を通して得た知識は、人生の重要な転機の時に、あなたを支えてくれるものでもあります。

少しでも早く資格の取得をしたい人や、時間・費用のコスパを考える人は、

思い切って、簿記2級をいきなり受験するという選択肢を
前向きに考えてみてはいかがでしょうか。

 

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