毛筆書写技能検定試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




毛筆書写技能検定の概要

毛筆書写技能検定は、毛筆書写の技術を問う文部科学省が後援している検定試験です。日本で唯一の書写技術試験で、合格の資格は履歴書に書くこともできます。また、一定の級を合格することで、単位を出す大学があるなどの広がりを見せています。試験科目は実技と理論の2つがあり、合格点が明確にされています。資格を取得することで書道教室やペン字講座などの指導者になることができ、字に自信のある方にはオススメの検定となっています。

最新の毛筆書写技能検定テキストを確認する
Amazon  Rakuten

毛筆書写技能検定の公式テキストは?

公式ホームページで参考書、過去問題、練習用紙が販売されています。市販の対策テキストも販売されているので、ご紹介します。

毛筆書写技能検定のおすすめテキスト

1.「毛筆書写検定ガイド 実技1・2級」(日本習字普及協会)

日本書写技能検定協会 (著)
出版社: 日本習字普及協会 (1992/03)、出典:amazon.co.jp

試験の実際をふまえ、俳句・自由作品・掲示・賞状・他出題各問に問題例、学習ガイド 、模範例の段階学習で、効果的に合格へと導きます。

2.「毛筆書写検定ガイド―文部省認定(実技3・4級)」(日本習字普及協会)

續木 湖山 (監修), 長野 竹軒 (著), 宮澤 鵞州 (著)
出版社: 日本習字普及協会 (2018/11/28)、出典:amazon.co.jp

毛筆書写検定3、4級の実技を主に解説したテキスト。漢字・ひらがな・カタカナ・漢字かな交じり文・掲示について解説。各問題に実際に出された「問題例」 。書体、大きさ、用筆、字形、配置などのポイントを示した『学習ガイド』 。大きく表現した「模範解答例」の段階学習で効果的に技術が習得できる実技指導の決定版。

3.「硬筆毛筆書写検定理論問題のすべて」(岩崎芸術社)

續木 湖山 (監修), 長野 竹軒 (著), 宮澤 鵞州 (著)
出版社: 日本習字普及協会 (2018/11/28)、出典:amazon.co.jp

文部科学省後援の硬筆と毛筆の書写検定1級から5級までの「理論問題と解答例」を示して、合格のためのポイント「学習方法」「解答時の注意点」を豊富な参考資料を加えて、詳しく、わかりやすく解説しています。

最新の毛筆書写技能検定テキストを確認する
Amazon  Rakuten

毛筆書写検定ガイド―文部省認定 (実技3・4級)

目次

はじめに
毛筆書写技能審査基準について
受験に必要な用具

四級
第一問 漢字
第二問 ひらがな
第三問 カタカナ
第四問 掲示

三級
第一問 漢字(楷書)
第二問 漢字(行書)
第三問 ひらがな
第四問 カタカナ
第五問 漢字かな交じり文
第六問 掲示

ひらがな模範例
カタカナ模範例
理論問題
四級
三級

関岡 松籟(著) ,西橋 香峰(著)
日本習字普及協会 (1995/02)、出典:出版社HP

はじめに

一般財団法人日本書写技能検定協会が実施している毛筆書写技能検定試験は文部科学省が後援し、五級から一級までの公的な資格が得られる唯一のものです。

この毛筆書写検定ガイド 【実技三・四級】は検定試験合格へ最短距離で導くために編集した受験者必携の本です。

漢字、ひらがな、カタカナ、漢字かな交じり文などを、受験の実際をふまえて具体 的にそして明解に解説しています。また、字形の整え方や筆づかいの範例を示し、それによって書写の学習をすすめることにより、能率的、効果的に技能が習得できるように編集しています。

この毛筆書写検定ガイド 【実技三・四級】によって受験のための心の準備をし、知 識を高め技能の向上を図り、文部科学省後援毛筆書写技能検定試験合格という資格を収得されることを期待しています。

終りになりましたが、この本を編集するにあたり、津田貞子先生、長谷川光子先生 には資料の提供や要点の執筆などに多大のご協力をいただきましたことを感謝いたします。

著者しるす

毛筆書写技能審査基準について

(一財)日本書写技能検定協会掲載許可済み

この試験は、自己の書写能力を知ることができ る、わが国唯一の「文部科学省・全国都道府県 教育委員会後援」の毛筆書写技能検定試験です。

この審査基準は、毛筆書写技能検定受験者の実力を判定し 格付けをする場合の基準になるものです。したがって、受験者は、自分の能力を考えて何級を受けるかをきめる場合、そ の目安にもなります。

この検定は、初歩的段階から指導者程度の段階までの区分 を六つの級位に分けています。一級が最高の級位で、一級、 準一級、二級を専門級、三級、四級、五級を一般の級として いますが、四級・五級は初級に当たるものです。

ただ、実際の試験では、審査基準に示されている内容の全 部が出題されるわけではありません。といって、自分の得意 とするものだけを受けるわけにもいきません。自分が受けよ うとする級位の内容を十分につかんでいなければ合格を期することはできません。

この検定は、通信教育や、雑誌などで行われている昇級昇 段試験とは、権威といい、級位を受験し、その資格を得るわけですから、いきなりどの 級位を受験してもよろしい。もちろん下の級位から順次受け ていくのもよろしい。したがって、個人でも、学校でも、また所属する会などに拘束されないで、自由に受験できます。

また、試験問題は実技と理論の二つに分けられていて、四級・五級は、実技・理論をいっしょにした合格点で判定され ますが、一級、準一級、二級、三級では、実技・理論のそれぞれに合格点がきめられています。したがって、実技と理論 の両方が合格点に達しないと、その級位に合格したことには なりません。なお、この実技・理論のどちらか一方だけが合 格点に達した場合は、特別の救済措置がとられています。す なわち「準登録」をすれば、次回とその次の回に限り不合格 の科目のみ受験する特典があります。ただし、準登録者が合 格済みの問題に解答した場合(実技・理論ともに)正規受験として扱い片方合格の特典は無効となります。

関岡 松籟(著) ,西橋 香峰(著)
日本習字普及協会 (1995/02)、出典:出版社HP

目次 – 毛筆書写検定ガイド 実技1・2級

平成30年度より毛筆書写技能検定試験の二・準二・三級の理論問 題の解答方法がマークシートによる選択式に変更になりました。 巻末にマークシートの案内を掲載しましたのでご参照ください。 なお本書でこれまで通りに理論問題の学習をしていただければ、 二級のマークシートでの解答には余裕をもって臨めますし、かつ 一級にも対応しやすくなります。

目次

はじめに
毛筆書写技能審査基準について:
受験に必要な用具
答案用紙について

第一問
二級 漢字の楷書と行書
一級 楷行草三体
模範例

第二問
一・二級 漢字仮名交じり文
模範例

第三問
一・二級 漢字古典の臨書
解説と模範例

第四問
一・二級
仮名古典の臨書
模範例

第五問
二級 俳句
模範例
一級 自由作品
模範例
第六問
二級 掲示
模範例
一級 賞状
模範例
理論問題
二級
一級

續木 湖山 (監修), 長野 竹軒 (著), 宮澤 鵞州 (著)
日本習字普及協会 (2018/11/28)、出典:出版社HP

はじめに

文部科学省後援の毛筆書写技能検定試験は、一般財団法人日本書写技能検定協会が全 国都道府県教育委員会の後援を得て実施している試験で、五級から一級までの公的な資 格が得られる唯一のものです。また、一級の合格者は指導者としての認定書を受けるこ とができます。

本書は一・二級を受験するに当たって、どんな勉強をすればよいか、実技問題を第一 問から順を追って解説してあります。各問のガイドをよく読んで、問題が受験者に何を 要求しているのか理解し、模範例を参考に合格するに十分な実力を付けてください。

なお、この本は、故狩田巻山先生が構想をまとめ、執筆に入りましたが未完のままに 終わってしまいました。その後、出版者からの依頼もあり、狩田先生の遺志を汲んで本 書をまとめてみました。資料の収集や要点の執筆には、坂尾ヨシ子先生、青野康子先生 の協力を得、手本執筆は、東京学芸大学教授長野竹軒先生、山梨大学教授宮澤瀉州先生 にお願い致しました。

この毛筆書写検定ガイド【実技一・二級】が受験者の皆様の、合格の手掛かりとなれ ば幸いです。

續木湖山

毛筆書写技能検定について

(一財)日本書写技能検定協会掲載許可済み

この試験は、自己の書写能力を知ることができ る、わが国唯一の「文部科学省・全国都道府県 教育委員会後援」の毛筆書写技能検定試験です。

この審査基準は、毛筆書写技能検定受験者の実力を判定し 格付けをする場合の基準になるものです。したがって、受験 者は、自分の能力を考えて何級を受けるかをきめる場合、そ の目安にもなります。

この検定は、初歩的段階から指導者程度の段階までの区分 を六つの級位に分けています。一級が最高の級位で、一級、 準一級、二級を専門級、三級、四級、五級を一般の級として いますが、四級・五級は初級に当たるものです。

ただ、実際の試験では、審査基準に示されている内容の全 部が出題されるわけではありません。といって、自分の得意 とするものだけを受けるわけにもいきません。自分が受けようとする級位の内容を十分につかんでいなければ合格を期することはできません。

この検定は、通信教育や、雑誌などで行われている昇級昇 段試験とは、権威といい、方法といい、効力といい、すべてが全く異なっています。あくまで自分の能力に応じて選んだ級位を受験し、その資格を得るわけですから、いきなりどの級位を受験してもよろしい。もちろん下の級位から順次受けていくのもよろしい。したがって、個人でも、学校でも、また所属する会などに拘束されないで、自由に受験できます。

また、試験問題は実技と理論の二つに分けられていて、四 級・五級は、実技・理論をいっしょにした合格点で判定され ますが、一級、準一級、二級、三級では、実技・理論のそれ ぞれに合格点がきめられています。したがって、実技と理論 の両方が合格点に達しないと、その級位に合格したことにはなりません。なお、この実技・理論のどちらか一方だけが合 格点に達した場合は、特別の救済措置がとられています。すなわち「準登録」をすれば、次回とその次の回に限り不合格 の科目のみ受験する特典があります。ただし、準登録者が合 格済みの問題に解答した場合(実技・理論ともに)正規受験 として扱い片方合格の特典は無効となります。

(一財)日本書写技能検定協会
170-0005 東京都豊島区南大塚三 – 四一-三
TEL O三(三九八八)三五八一(代)
FAX ○三(三九八八)三五二人

毛筆書写技能審査基準

一般財団法人 日本書写技能検定協会

<2級〉 程度……毛筆書写の専門的技術及び知識をもって書くことができる。

領域 内容
実技 漢字及び仮名
・漢字
・仮名
ア) 楷書
イ)行書
ウ)平仮名、片仮名
ア)楷書を正しく美しく書くことができる。
イ)行書を正しく美しく書くことができる。
ウ)平仮名、片仮名を正しく美しく書くことができる
漢字及び仮名
古典の臨書
・漢 字
・仮名
ア) 楷書
イ) 行書
ウ) 草書
工)仮名
ア)楷書、行書及び草書を正しく美しく臨書する
ことができる。
イ)仮名を正しく美しく臨書することができる。
文章及び文書
ア) 漢字仮名交じり文
イ) 掲示
ウ)自由作品
ア)漢字仮名交じり文を目的に適した書体で正し
く美しくかつ全体を効果的に書くことができる。
イ)掲示を体裁よく書くことができる。
イ)掲示を体裁よく書くことができる。
理論 国語の表記法
・現代国語の表記法
ア)三級の領域
イ) 常用漢字表に掲げれていない漢字の字体、音訓及び「筆順指導の手引き」に示されている以外の筆順
ウ)現代仮名遣い、送り仮名
エ)符号の使い方
ア)三級に示されている領域の内容を更に正確に
習得、理解している。
イ)常用漢字表に掲げられていない漢字の字体 (いわゆる旧字体、書写体)、音調及び筆順に関する知識、理解を持っている。ウ)現代仮名遣い及び送り仮名の付け方に関する知識、理解をもっている。
エ)符号の使い方 エ)句切り符号その他の符号に関する知識、理解をもっている。
その他
ア)草書を読む
イ)文字の歴史
ウ) 毛筆書写に関する知識
ア)よく用いられる草書を読むことができる。
イ)文字の源流や変遷についての知識、理解をも
っている。
ウ) 毛筆書写に関する用具、用材(筆、墨、硯、紙)などについて三級より、更に高度の知識、理解をもっている。

 

注 1. この表において、「漢字」とは、常用漢字をいうものとする。
2.実技では縦書きのみを課する。
3.書きぶりは、小学校・中学校用書写教科書、高等学校用書道教科書中の手本と して示されているものの範囲内とする。

續木 湖山 (監修), 長野 竹軒 (著), 宮澤 鵞州 (著)
日本習字普及協会 (2018/11/28)、出典:出版社HP

目次 – 毛筆書写検定の臨書―文部省認定

まえがき

文部省認定の毛筆書写検定は、多岐多様の書的表現を主張している現代書道に対して、基礎的な書写力を重視して評価する試験であるので、その専門クラスの一級・二 級の実技問題の中に、既に評価の定まっている楷・行・草や仮名の古典的作品を臨書させる問題が入っています。

その臨書の対象となる古典的作品は、すべて「毛筆書写検定の手びきと問題集」の中に示されていて、その数は四〇点の多きにのぼっています。これだけの数の法帖や古筆を一冊ずつ買いそろえることは、金額的にも大変ですし、それだけのものをどのように勉強したらよいか迷ってしまうことでしょう。

この本は、これら指定されている古典的作品のすべてをとりあげて、その書きぶりの特徴や習い方を最もわかりやすい形で展開させていますが、今回、さらに学習の効果があがる新しい工夫を加えました。

したがって、毛筆書写検定の一級・二級をめざす人は、ぜひこの本一冊と徹底的に取り組んでください。また、受験を考えていない人でも、この本を参考にして古人の筆の跡を習うのもたいへん楽しいし、またそこに、何か大きな意味があると思われるので、この本での勉強をおすすめします。

なお、この本のもとの書名は「書道検定の臨書」でしたが、昨年度まで書道検定の名称で実施されてきた文部省認定のこの検定試験が、平成二年度から毛筆書写検定と名称が変更されたため、この本も「毛筆書写検定の臨書」と書名を変更しました。

平成二年九月二十日
著者

江守 賢治 (著)
岩崎芸術社 (1978/05)、出典:出版社HP

目次

中国の作品

孔子廟堂碑
九成宮體泉銘
皇甫府君碑
孟法師碑
雁塔聖教序
顏氏家廟碑
告身帖
鄭文公下碑
張猛龍碑
高貞碑
牛橛造像記
始平公造像記
魏靈藏造像記
書風の比較
蘭亭叙

集字聖教序
枯樹賦
○争座位文稿

十七帖
真草千字文
書譜

礼器碑
曹全碑
乙瑛碑
史晨後碑
西狹頌
張遷碑
五鳳二年刻石

日本の作品

○李崎詩
風信帖
○白楽天詩卷
高野切第一種
高野切第二種
高野切第三種
粘葉本和漢朗詠集
○関戸本古今集
元曆校本万葉集
藍紙本万葉集
曼殊院本古今集
○大字朗詠集切
○元永本古今集
升色紙
○継色紙
寸松庵色紙
(○印は改訂版で加えられたもの)

私の臨書に対する考え
わが国の古筆(それは肉筆そのものの形で残っていて、私たちが見るのはその写真版)の臨書には、意臨とか形臨とかの語は存在しない。書いたホンモノずばりが対象だから、そんな主観的な見方の入る余地がないのである。

それに対して、中国の法帖(それらのほとんどは書かれた字をいったん石に彫って、さらに拓本という方法で紙にうつしとられている)は、紙ひとえの違いといわれているが、それは、石と拓本との違いであって、ホンモノの肉筆と拓本とはかなり違っているだろうし、北魏の造像の字にもなれば、それはもう想像の外である。そこに意臨・形臨という語の生まれてきた原因の一つがある。

しかし、書の勉強の途上にある者が、古典的作品を臨書するのに、我意を入れて書いたものをどうだといわんばかりに人に見せるのは思い上がりである。古典的作品を書いた古人その人の心を自分の心にして、すなおに習う気持ちで臨書してこそ本当の意臨である。意 臨の意は古人の意であって我意の意ではない。

臨書の目的は二つある
私は、古典の臨書には二つの大きな目的があると考えている。

その一つは、臨書の対象ときめた法帖なり古筆なりの書きぶりを習い、特徴ある字形をつかむことである。

この目的のためには、各法帖・古筆の一冊の初めから終わりまでを浅く何回も繰り返して練習するか、適当な分量(ページ数・字数) をきめて、それだけを深く何百回も繰り返して練習するか、どちらでもよろしいが、もちろん、この本は後者の方法を採っている。

臨書のもう一つの目的は、漢字の書写体・行書・草書、平仮名以外の仮名(俗にいう変体仮名)などの字の形をできるだけたくさん覚えることである。この二つめの目的については、この本の末尾にあるあとがきで述べることとする。

この本での学習法
この本は、各法帖・古筆を数ページずつとり上げ、その忠実な臨書例をしめし、それぞれの筆づかいや字形などをわかりやすく説明 しているので、効果的な学習ができると思う。

例えば、仮名の古筆が九種あるが、高野切の第一種・第二種・第三種の三つを比べながら習ってその相違点を知り、また、ほかの古筆でも、この高野切のどれに似ているのかどれにも似ていないのか、 似ていながらどこが違うのか、互いに比較しながら書いてみるという勉強法はどんなに効果があるか容易に想像ができよう。

私の書きぶりと練習法
私は、いつも筆の軸はほとんど垂直に立てて書いている。筆の軸が全く傾かないというのではなく、瞬間的には傾くことがあっても、 倒したり起したりはせず、まして筆の軸を回転させたり、筆をこねまわしたりはしない。

「九成宮醴泉銘などは、それほど練習しなくても、側筆すなわち筆を寝せて書けば、簡単にそれらしく書ける」といった書家がいた。しかし、あの九成宮醴泉銘を見て、側筆で書いたとは私にはどうしても思えない。私は、筆は必ず立てて書くものだと思っている。

私が臨書するときは、いつも、同じ字を何度も書かないで、一回書くだけでどんどん先に進んでいく。それは、全体をつかむためであり、また字体・字形や筆順をできるだけ多く知るためである。

それはまた、いつも作品や清書を一枚で仕上げる癖をつけるためでもある。毛筆書写検定の受験者は、与えられた枚数の紙で提出する清書を仕上げなければならないことを忘れないでほしい。一枚一 枚が清書であり、一枚一枚が真剣勝負である。

江守 賢治 (著)
岩崎芸術社 (1978/05)、出典:出版社HP

目次 – わかりやすい毛筆の基本―毛筆書写技能検定五級対応

この本について

○ 一人でも習いやすくまた書塾などでも使っていただけるわかりやすい毛筆書写の本です。

○ 筆づかいには、用筆(始筆・送筆・終筆)と運筆(遅速緩急・抑揚・リズム)の二つがありますが、それをわかりやすく解説しています。

○ 字形の整え方を結構法・結体法といいますが、漢字、ひらがな、かたかなの整え方を詳細に解説しています。

○ 文部科学省後援の毛筆書写技能検定五級合格の手引きとしてご利用いただけます。

もくじ

基本点画
漢字一字
ひらがな二字
かたかな二字
漢字かなまじり四字
筆順
ひらがなの字形の整え方とその指導
かたかなの字形の整え方とその指導
毛筆書写技能審査基準(五級)
受験に必要な道具

関岡 松籟 (著)
日本習字普及協会 (2013/10)、出典:出版社HP