ファイリング・デザイナー検定の難易度 – 1,2,3級の違いをチェック!




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ファイリング・デザイナー検定とは?

「ファイリング・デザイナー」とは、日本経営協会がトータル・ファイリングシステム知識技能に関する検定試験を実施し、合格者に与える資格のことを指します。1級から3級まであり、学歴や年齢問わず、どなたにでも受験資格が与えられています。

「ファイリング・デザイナー」という言葉自体、我々にとって聴き馴染みのない言葉かもしれませんが、様々な情報が錯綜する今日において、それらの情報をさばきながら仕事の質や生産性を高めることは、どんな職場においても欠かせないスキルであると言えます。

現代人にとって必須と言っても過言ではないこの技能を取得するために開発されたライセンスこそが「ファイリング・デザイナー」なのです。

ファイリング・デザイナー検定の試験概要

一般社団法人 日本経営協会主催の民間資格であり、7月、11月と年に2回の受検機会があります。

この検定はCBT形式で行われ、試験時間は2級、3級は60分、1級は90分となっています。

受検料も級ごとに異なり、3級は4,400円、2級は6,600円、1級は8,800円となっています。

ファイリング・デザイナー検定の難易度

合格の目安となる得点率は、全ての級において70%以上となっています。気になる合格率ですが、3級から順にそれぞれ、66.7%、47.9%、23.5%と級が上がるごとに低くなっています。

合格率からもわかるように、3級は入門レベルであるので、知識がない人でも、取りやすい難易度となっています。しかし、2級、1級は試験範囲が一気に広がることに加え、専門的な内容が中心になってくるので、より入念な対策が必要になります。

検定取得のメリット

この検定を取得する、もしくは取得に向けて勉強することで、オフィスワークを行うにあたってのスキルアップに大いに貢献することができます。

就職に有利、資格手当がもらえるというような目先の利益ではなく、スキルアップしたい人やより効率よく仕事を進めたい人に向いています。

特に3級は取得しやすいので、大学生が長期休みなどで勉強する資格として最適です。

比較的認知度が低い資格ではあるものの、それだけ取得人口が少ないとも言えるので、社内で重宝されること間違いありません。

まとめ

今回は、「ファイリング・デザイナー」について紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。

あまり聞き慣れない資格であるかとも思いますが、多様な情報を精査しなければならない我々にとって、必要不可欠な知識やスキルを身につけることができます。ぜひ皆さんもこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。