経理で簿記の資格は必要? – 持ってない場合、就活・転職はどうすれば良い?




自身の位置を知ろう

経理へ転職を考えている人は次の4つに分けられます。

①未経験+資格なし
②未経験+資格あり
③実務経験あり+資格なし
④実務経験あり+資格あり

今回は、この中の①と②の方々へ向けて、経理への転職や資格について解説していきます。

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始めから簿記を持っている必要はない

経理の仕事をするのに簿記の資格を持っている必要はありません。
求人情報を見ても、未経験・資格なし歓迎の募集がたくさんあります。
簿記の資格が必須となっている場合もありますが、そうでなければ簿記など経理業務に役立つ資格が必要であるというわけではありません。
また、入社後も未経験歓迎の会社であればOJTでしっかりと学ぶことができるので、専門知識をたくさん身につけておく必要もありません。

しかし、簿記を取得していることが採用において有利に働くこともあります。

簿記を取得しておくメリット

採用時

面接の際に簿記などの資格があると、経理や財務職への興味をアピールできます。他職種から経理への転職にはしっかりとした動機が必要となるので、資格を取得しておくことで、経理へのやる気や興味の高さのアピールに説得力を持たせることができます。また、面接官に、採用後もしっかりと勉強をしてくれそうと思わせることもできます。

入社時

簿記の基礎知識がある人とない人では、入社後すぐに業務の理解速度に大きく差が出てきます。
専門用語などの基礎知識を知っておくと、一度説明してもらったことを理解できなくて周りに迷惑をかけるという場面が少なくなります。

このようなメリットがあるので、簿記を取得している人は積極的にアピールしていきましょう。

また、さらに上の級の勉強をしていると言えばさらに好印象です。

 

資格よりも実務経験

経理への転職においては、資格よりも実務経験が重視されます。
即戦力として募集をしている場合が多いので、実務経験があるのとないのでは大違いと言うことです。
そのため、未経験同士であれば、資格よりもやる気やポテンシャルの高さが評価されていくので、資格を持っていなくても自信を持って応募していきましょう。

 

長い目で見ると資格は必要

未経験・資格なしでも経理への転職は可能ですが、経理としてキャリアを積んでいくならば資格を取得した方が良いです。

経理は専門性の高い職種なので、日々学ぶことが大切です。
また、営業のように数字で評価できる部分が非常に少ないので、キャリアアップを考えるとどうしても資格を取得してアピールしていくことが必要になります。そのため、転職の際に資格は必要ありませんが、長い目で見ると必要になるというのが実情です。

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