人材測定コンサルタントは役に立つ?メリット、デメリットは?




人材測定コンサルタントは意味がある?意味がない?

人材測定コンサルタントとは、個人の能力や仕事への適性など人材の特定把握に関するスペシャリストのことです。
今回は、人材測定コンサルタントを取得するメリット・デメリットについて紹介していきます。

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メリット

人事の仕事に役立つ

この資格は「評価分野」と「採用分野」に分けられています。
「評価分野」は人事評価を正しく理解し、評価制度を構築できる能力を評価しています。
「採用分野」は採用計画の策定や採用戦略に適切な助言ができることを評価しています。
人事担当者がこの2つの分野を身につけることをできれば、業務の効率化や最適化につながります。

難易度が低い

試験前に受講する90分×4回の認定講座を復習すれば不合格になることはありません。
試験の合格率も8割前後と非常に高く推移しているので、比較的簡単な試験と言うことができます。

デメリット

就職に役立たない

この資格は取得しても就職に有利に働くことはありません。
人事として就職や転職をするのであれば、資格よりもこれまでの経験を重視されます。
未経験で人事の転職を狙うのであれば、「なぜ人事として働きたいのか」「今までのどのような経験を活かすことができるのか」をアピールする方が大切です。

コストがかかる

資格試験を受験するには、講座の受講が必須になっています。
各分野50,700円かかるため、2つ同時に受けようとなると講座だけで10万円以上必要になります。
また、人材測定コンサルタントを名乗るには協会に入会する必要があります。
入会費は5,000円、年会費は8,000円です。

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