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NR・サプリメントアドバイザー試験公式テキスト

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目次 – 第4版 NR・サプリメントアドバイザー必携

著者紹介

日本臨床栄養協会 教育企画認定委員会
編集委員(執筆順)

委員長 脇昌子
地方独立行政法人静岡市立静岡病院副病院長
内分泌・代謝内科主任科長

池田秀子 / 一般社団法人日本健康食品規格協会理事長
梅垣敬三 / 昭和女子大学生活科学部食安全マネジメント学科教授
合田敏尚 / 静岡県立大学副学長 静岡果立大学食品栄養科学部栄養生命科学科教授
青江誠一郎 / 大妻女子大学家政学部学部長・教授
久保明 / 常葉大学健康科学部学部長 東海大学医学部客員教授 医療法人財団百葉の会銀座医院院長補佐・抗加齢センター長
志村二三夫 / 十文字学園女子大学学長 十文字学園女子大学大学院人間生活学研究科長・教授
篠塚和正 / 武庫川女子大学薬学部学部長・教授
石見佳子 / 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所シニアアドバイザー
石原俊一 / 文教大学人間科学部心理学科教授

久保 明 (著), 合田 敏尚 (著), 志村 二三夫 (著), 篠塚 和正 (著), & 7 その他
出版社: 第一出版; 4版 (2019/3/20)、出典:出版社HP

監修のことば

NR・サプリメントアドバイザーを目指す方へ

国民自らが積極的に健康づくりに努め,特に,バランスの取れた食生活を営むことは重要である。しかし,健康志向の高まりに伴い,国民が食品に対して求めている機能も複雑で多様化している。そのなかにあって,政府の規制緩和推進計画および市場開放問題苦情処理推進会議(OTO) 報告に対応して,食薬区分が見直され,特定の栄養・非栄養成分を摂取することを目的とした製品(サプリメント)が食品として,市場に流通している。

これらの食品はその食品がもつ機能に応じて,適切に摂取すれば栄養成分の補給,健康の維持・増進および生活習慣病の予防などに寄与することが期待されるが,不適切な摂取などによっては健康を損なうことも考えられる。

そこでこれらの食品に関して,国民に正しい情報を提供し,自らの選択に委ねることを可能にするために,2000 年度厚生科学特別研究事業として,「保健機能食品に係る指導・相談専門家の育成及び指導・相談体制の整備のあり方に関する調査研究」班の報告が取りまとめられた。また薬事・食品衛生審議会では,保健機能食品制度の施行に当たり,2001年2月26日の報告書「保健機能食品の表示等について」において,相談機関の充実やアドバイザリースタッフの確保が必要である旨の提言がなされた。

このような状況のもと一連のサプリメントに関係する審議委員会の有志らの合意で,アドバイザリースタッフの養成について,国民への栄養の啓発を目的として活動している日本臨床栄養協会(以下「当協会」)に依頼があった。それを受けて当協会では,2001年9月に日本サプリメントアドバイザー認定機構を作り,2002年12月に第1回サプリメントアドバイザー認定試験を行った。そして毎年この認定を継続している。

同時期に,当協会と並んで,他団体でもアドバイザリースタッフが養成・認定されてきたが,養成されたアドバイザリースタッフの水準は均一でなく,消費者から十分な評価と認知を得ている状況とは言えなかった。多様なアドバイザリースタッフの中で,当協会のサプリメントアドバイザーの資格取得者と国立健康・栄養研究所(以下「研究所」)の栄養情報担当者(NR: Nutrition Representative)とは,管理栄養士・栄養士・薬剤師などが主体であるという共通点があり,また資格認定の基本的な考え方が,栄養を重視し,健康食品やサプリメントをあくまでも補助的なものと位置づけるという点で一致していた。

さらに,サプリメントアドバイザーとNRとの資格を統合することによって,統合資格の社会的な認知度を高め,資格取得者の活用の機会を増やすことが期待できると考えられた。そこで 2012年に,当協会は研究所の協力をもとに,サプリメントアドバイザーとNRとの双方の特徴を取り入れたより良いアドバイザリースタッフ制度の創立を目指して,研究所のNR養成事業を当協会に移管・統合し,資格名も「NR・サプリメントアドバイザー」に変更することになった。

ところで,アドバイザリースタッフのための教材として,当協会は,2003年4月に『サプリメントアドバイザー必携』を編纂した。これは,2002 年に厚生労働省から出された「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する基本的考え方について」の中にある「アドバイザリースタッフが習得すべき知識」 10 項目を中心に据え,当協会の教育企画認定委員会が検討を重ねて完成させたものである。その後,「健康食品」に関する社会的状況や行政制度もさまざまに変化しており,『サプリメントアドバイザー必携』も逐次改訂が重ねられた。

そして 2013年3月の改訂時には,NR・サプリメントアドバイザー資格統合に伴って,新たなテキスト『NR・サプリメントアドバイザー必携』として編纂された。それから2年ごとに改定編纂され,今回『NR・サプリメントアドバイザー必携』第4版の編纂を行うこととなった。本書が NR・サプリメントアドバイザーを目指す方々のみならず,消費者が健康の維持・増進などのために摂取する食品の機能及びその活用方法などについて,正しく情報を提供する多くのアドバイザリースタッフの方々のお役に立てればと考えている。

2019(平成31)年2月
一般社団法人 日本臨床栄養協会
理事長 小沼富男

久保 明 (著), 合田 敏尚 (著), 志村 二三夫 (著), 篠塚 和正 (著), & 7 その他
出版社: 第一出版; 4版 (2019/3/20)、出典:出版社HP

目次

監修のことば

第1章 NR・サプリメントアドバイザーの役割と倫理 / 池田秀子・梅垣敬三
1 アドバイザリースタッフとは
2 アドバイザリースタッフの役割
3 企業およびNR・サプリメントアドバイザーの社会的役割

第2章 基礎の生理学 / 合田敏尚
1 身体の構造と機能
2 消化・吸収
3 自律神経とストレス
4 内分泌,ホルモンの作用

第3章 基礎の生化学 / 青江誠一郎
1 糖質の代謝
2 脂質の代謝
3 アミノ酸の代謝
4 核酸の化学とたんぱく質合成
5 血液の働き
6 免疫
7 酵素の化学

第4章 人間栄養学 / 合田敏尚
1 栄養学概説
2 栄養素の機能
3 日本人の食事摂取基準

第5章 生活習慣病概論 / 脇昌子
1 生活習慣病とは
2 日本人の疾病
3 疾病の発症における遺伝的要因と環境要因
4 生活習慣病の概念と特定健康診査・特定保健指導
5 生活習慣病−各論−
6 タバコとアルコール
7 生活習慣と疾患

第6章 臨床栄養と臨床検査 / 脇昌子・久保 明
1 臨床栄養
2 臨床検査

第7章 身体活動と栄養 / 久保明
1 身体活動に関するエッセンス−代謝からアセスメントまで−
2 生活習慣病の予防と治療における運動療法
3 ライフステージと身体活動
4 スポーツ医学と栄養

第8章 食品安全衛生学 / 志村二三夫
1 食品の安全とは
2 食品のリスク分析
3 衛生管理
4 食品の安全性確保
5 健康食品のリスクコミュニケーション

第9章 健康食品 / 梅垣敬三
1 健康食品の全体像
2 特定保健用食品
3 栄養機能食品
4 機能性表示食品
5 特別用途食品
6 いわゆる健康食品

第10章 臨床薬理学 / 篠塚和正
1 医薬品とは
2 医薬品の作用と効力
3 医薬品の体内運命
4 医薬品の投与経路と剤形
5 医薬品の相互作用
6 食品と医薬品の相互作用

第11章 食品機能の科学的根拠 / 石見佳子
1 動物試験, in vitro試験
2 ヒトを対象とした試験
3 機能性の科学的根拠
4 安全性の科学的根拠
5 科学的根拠に基づく情報入手

第12章 行動科学とカウンセリング
1 行動科学と現代心理学
2 行動科学と学習理論
3 行動科学と行動療法および認知行動療法
4 保健指導を支える心理学の理論
5 行動変容と心理学的技法
6 カウンセリングの方法
7 認知行動療法の生活習慣病へのアプローチ
8 カウンセリング技法によるアプローチ
9 認知行動療法の応用による心疾患へのアプローチ

第13章 国内外の関連法規−食品の健康表示と安全性− / 池田秀子・梅垣敬三
1 背景
2 健康増進法
3 食品衛生法
4 食品安全基本法
5 医薬品医療機器等法
6 景品表示法
7 JAS法
8 食品表示法
9 海外の関連法規
10 今後の展望

練習問題
解答と解説
索引

久保 明 (著), 合田 敏尚 (著), 志村 二三夫 (著), 篠塚 和正 (著), & 7 その他
出版社: 第一出版; 4版 (2019/3/20)、出典:出版社HP

目次 – サプリメント健康事典

一般社団法人 日本サプリメント協会 (著), NPO日本抗加齢協会 (監修)
出版社: 集英社 (2015/12/4)、出典:出版社HP

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