経営調査士・経営アナリスト試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




経営調査士・経営アナリストの概要

経営調査士・経営アナリストとは日本経営調査士会が認定する資格試験です。経営調査士は企業の経営調査、分析から改善指導、支援業務など、いわゆるビジネスコンサルタントを職能とする資格です。一方、経営アナリストは研究調査、研修指導、教育訓練、研究業務などを扱う仕事になります。試験は企業運営、マーケティング、新規開発事業、ファイナンスなどから1科目を選択して受験します。そのほかの資格認定方法は、養成講座修了、論文提出審査などがあります。

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経営調査士・経営アナリストの公式テキスト

公式テキストなどは存在しませんでした。試験範囲が企業運営やマーケティングなどですので、それに則した基礎知識や実務経験を積むのが良いでしょう。ここではファイナンスに限定していくつか入門書をご紹介します。

経営調査士・経営アナリストのおすすめ参考書

1.「基本から本格的に学ぶ人のためのファイナンス入門」(ダイヤモンド社)

手嶋宣之(著)
出版社:ダイヤモンド社(2011/7/8)、出典:amazon.co.jp

ファイナンスの教科書はその複雑な理論を説明しようと大部になりがちであった。。本書はそんな問題点を克服する。わずか240頁で、ファイナンスの基本的概念を明解に理解できるよう、丁寧かつ簡潔に紹介する。はじめてファイナンスを勉強する人も、自分の知識を整理する人にも必携の一冊。

2.「あわせて学ぶ 会計&ファイナンス入門講座」(ダイヤモンド社)

保田隆明(著)、田中慎一(著)
出版社:ダイヤモンド社(2013/4/26)、出典:amazon.co.jp

実務上で隣接する「会計」と「ファイナンス」というテーマを1冊でまとめて解説した初めての本。「会計とファイナンスの違い」など両者の関係をわかりやすく解説したのち、MBAの授業でも行われたゲームを通じてファイナンスの概念を本質的に理解できるなど、会計からフィナンスへの知識の橋渡しに最適な1冊です。

3.「ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務」(光文社)

ファイナンスとは、投資に関する意思決定と、その投資に必要な資金調達に関する意思決定と、そして運用して得たお金をどう配分するかという意思決定、それら三つの意思決定に関わるものです。三つの意思決定の目的は何かというと、企業価値の最大化です。そして、「誰にとっての価値なのか」というと、「投資家にとっての企業価値」です。資金提供者である投資家にとって、企業価値を最大化するためにはどうしたらいいのか、経営者はそれを日々考え、そして実現するために意思決定を行っているわけです。

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