カラーコーディネーター3級合格体験記




受験のきっかけ

私は大学1年生の12月上旬にカラーコーディネーター3級を受験しました。カラーコーディネーターは、東京商工会議所が実施する、色についての知識などを問う検定試験です。

カラーコーディネーターを受験しようと思ったきっかけは、Webページの作成に役立つのではないかと思ったことです。受験することを決める以前、Webページの作成方法について基礎的なプログラミングなどを学んでいました。Webページを作成するとき、色は重要な要素です。誰にとっても見やすいデザインであることは最終的な目標の一つで、その目標を達成するには、色の組み合わせや使用する色を考慮することは必要不可欠です。色は私たちの身の回りに溢れすぎているために、意識されることは少ないですが、色の果たす役割は非常に大きいのです。例えば、商品やサービスでも、色がイメージに反映されることがよくあります。カラーコーディネーター検定では、その色の性質や人間との関係など様々な視点から色について学べます。

同様の資格として、色彩検定があります。カラーコーディネーターを選んだ理由は、色彩検定の受験地が遠く、カラーコーディネーターの受験地の方が近かったためです。

勉強方法

テキストは公式テキストである「カラーコーディネーター検定試験3級公式テキスト」を使用しました。問題集も公式の「カラーコーディネーター検定試験3級問題集」を使用しました。

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勉強を始めたのは試験日の2ヶ月程前からです。まずは、テキストの内容を理解することから始めました。テキストの構成は一般的にイメージされる教科書に近く、文章がメインで、重要な語句が色分けされ、図や画像も記載されています。量が意外に多く、覚えにくく感じました。そして、一通りテキストを終わらせると、問題集で演習しました。公式問題集ですが、かなり難しく感じました。文章の穴埋め問題ですが、詳細な部分までブランクになっており、解けない箇所がいくつもあったため不安になりました。そこで、ある程度わかる分野には時間を割かず、全くわからなかったところをテキストで見直し、覚えていくことにしました。

カラーコーディネーターと聞くと、ファッションの色やインテリアなどの具体的な色の組み合わせの専門家であるようにイメージされやすいのですが、3級の試験では、色の組み合わせのみならず、色の見え方や原理、歴史的背景や抽象的な色の性質もメインにしているため、慣れない用語がよく出てきます。そのため、必要以上に難しく感じるような感覚になりやすいです。満点を目指すことは避けるべきでしょう。

試験の1週間前から、問題集の付録の過去問を解き始めました。問題集の内容からかなり難しいのではないかと考えていました。しかし、いざ解いてみると、基本的な箇所からの出題ばかりで、簡単な問題が多いように感じました。時間を計っていたのですが、その必要が無いほど早く終わり、拍子抜けしました。本当にこのレベルの問題ばかりで、この問題数なのか、と疑ったまま試験本番を迎えることとなりました。

試験当日

3級は午前10時までに集合することになっています。2級との併願も可能ですが、2級に受験制限などは無いため、2級から受験する方もいらっしゃいます。2級は午後から試験が始まります。会場は、商工会議所の会議室でした。受験者数は自分を含め7人でした。思っていたよりも少なく、困惑しました。同じ会場には、高校生らしき方や会社員に見える方もいらっしゃいました。試験前にはテキストで最終確認を行いました。ほかの方も同様にテキスト等で内容の確認をしていました。

集合時間になり、説明が始まりました。問題や解答用紙、資料の配布などを試験監督が行い、準備が整った後に、試験を監督官が開始させました。開始時刻と終了時刻は会場の時計を基準することを説明で告げられ、その場で決定されました。意外とアバウトだな、と思ってしまいました。試験時間は2時間です。問題は全て選択式で、マークシートで解答します。

過去問では、拍子抜けをしてしまいましたが、本番ではやはり難しい問題もあるかもしれないと思っていました。しかし、その心配は杞憂に終わることとなります。わからない問題もあったものの、大半の問題は基礎的な内容でした。安堵すると同時に、勉強時間を多く割く必要が無かったと感じ始めました。選択式で、問題も知識の有無を問う問題ばかりであるため、わからない問題はすぐに諦めがつきます。その結果、見直しを含めても50分ほどで終わってしまいました。途中退室も可能ですが、私が受けた時には、途中退室のできる時刻になっても案内が無く、退室していいのか悩んだ覚えがあります。結局は、挙手をして、途中退室をしたのですが、不思議な感覚に囚われたまま帰路につきました。

カラーコーディネーター3級を取得して

合格発表日にホームページで合格と点数を確認しました。成績表と認定証がその後届きました。カラーコーディネーター3級は、基礎的な内容ですが、慣れない用語も多数あり、それなりに学習時間が必要です。しかし、問題集は試験以上に難しく、全ての問題を解く必要性はないと思います。過去問を先に解くべきだったと反省しています。ただし、過去問はホームページなどからダウンロードできないため、問題集は購入したほうがいいでしょう。テキストで色分けされているフレーズなどは確実に押さえておくべきですが、その他は過去問などと照らし合わせながらの学習がオススメです。反省点はありますが、色の配列や色の歴史、配色などは普段触れる機会が無く、それらを学ぶきっかけとなったため、受験してよかったと思います。デザインを考える上で、色を意識するようになり、色覚異常の方への配慮についても考えるようになりました。今後の人生においても、この経験が役立つと思います。

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