司法書士 5ヶ月合格法




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はじめに

法律知識のない人が司法書士試験に合格するために必要な勉強時間は一般的に3000時間と言われています。

しかし、勉強の方法を工夫し質を高めれば2000時間に減少させることも可能です。本書では合格までの時間を短縮する様々な勉強法が紹介されています。

毎日、または毎週勉強にノルマをつけることは試験勉強を始めるとき一番初めに行わなければならないことです。そのあとは必要なテキストや問題集などを揃え、1つの教材に情報を集める作業が必要になります。

テキストを読みながら今学んでいる知識を試験でどう思い出すか考えたり、手続きの流れを身近な物事に当てはめて考えたりといったことをします。良い覚え方が思いつかなくてもしりとりを作るなどして無理矢理でも思い出すための糸口を増やします。そうすると記憶が定着しアウトプットが滞りなくできるようになります。

試験当日にも前で紹介したノルマの考え方がキーとなります。1問の解くペースをきめて時間が来たら次の問題に行くということを繰り返します。これによって時間に余裕を持って全ての問題に取り組めます。本番で注意しなければならないことがあります。それは今までの努力が無駄になるかもしれない、ケアレスミスによる失点です。問題をよく読み誤読などを防ぎましょう。

ここで紹介された勉強法を真面目に実践するだけで合格にたどり着けるかというとそうではありません。司法書士合格を目指し始めた人のほとんどは合格を諦めて試験勉強をやめてしまいます。一般的な受験生と同じ考え方をしていたら、多くの人と同様に合格を諦めてしまうでしょう。意識を高く持ち勉強することも合格のために重要なことなのです。

松本 雅典 (著)
自由国民社; 第3版 (2019/3/2)、出典:出版社HP

目次

序章 司法書士試験概観 受験界の常識と5ヶ月合格法の相違点

本編 5ヶ月合格法
第1章 勉強法・総論
第2章 受験を志して 本試験当日までのスケジュール
第3章 受験界の2つの大きなウソ
第4章 究極のアウトプットである脳内復元が最終目標
第5章 リコレクト(Recollect法)(=思い出す方法)

第6章 択一解答時の思考法(=合格する思考法)
第7章 推理で差をつける
第8章 学説問題は得点源
第9章 記述・省エネ学習法
第10章 モチベーションを高め続ける具体的思考法

第11章  備校の利用法
第12章 改正との向き合い方
第13章 将来の司法書士(受験生)へのメッセージ

付録 日本新記録4ヶ月(推定)で合格する勉強計画

松本 雅典 (著)
自由国民社; 第3版 (2019/3/2)、出典:出版社HP