【合格者たちの勉強法】社会保険労務士(社労士)合格のための勉強法 おすすめ3冊




社会保険労務士(社労士)資格をを合格するための勉強の方法は多々あります。 しかしながら、それまでのバックグラウンドや、始める年齢・時期によって勉強方法はそれぞれ違うので、一般的には言えません。 重要なことは自身の今のレベルや、どこまでに合格する必要があるのかを知って勉強する方法を見つけることです。 ここでは社労士に合格した多くの方々の勉強法をお伝えします。

本気で合格! 分析 社労士受験: 1年に1度しかない社労士本試験、合格のヒントをあなたの元へ!

1年に1度しかない本試験、
合格のヒント
あなたの元へ!!

本書では著者自身の受験経験と、合格を熱望する受験生への指導で得た知見をベースに、社労士受験で使用される用語・略語の解説から、社労士受験の勉強の仕方、社労士試験の特性について記載しています。
・受験を考えている方
・初学者の方
・毎年あと1点に泣いているベテランの受験生の方
全ての社労士受験の合格を目指そうとする方にご一読いただける内容を盛り込んで執筆しております。

前書きを確認する

本書は、社労士受験・社労士試験の指南書です(2018年(平成30年)試験データ反映済)。
専用端末でなくても、PC,タブレット、スマホにKindleアプリをインストールしていただくことで閲覧が可能です。

年に一度、残暑厳しい折に行われる合格率数パーセントの国家試験、それが社労士試験です。因みに平成最後となる2018年の合格者は2,413人、合格率は6.3%でした。

午前と午後で試験形態を変えて、合わせて5時間近く行われる試験では、労働基準法などの労働科目、年金科目などの社会保険科目の幅広い試験範囲から出題がされるため、年間数百時間の勉強時間が必要といわれています。

そして午前・午後の両方の試験で、総得点と各科目で設定される基準点の全てをクリアすることが合格の条件となっています。ゴルフで例えるなら18ホールのトータルのスコアがいいことに加えて、1ホールでもボギーを打ったらば脱落というようなイメージでしょうか。
全体から見るとちょっとした失点でも場合によってはそれが致命傷になってしまう・・・社労士試験に合格することが難しいといわれる理由の一つです。

合格するためには、それなりの努力と覚悟が大前提になりますが、それに加えて、社労士試験がどのような試験なのかをきちんとご自身で理解・消化して、日々の学習や試験に臨むことが効率よく合格を勝ち取る上でとても大切だと考えています。

本書では著者自身の受験経験と、合格を熱望する受験生への指導で得た知見をベースに、社労士受験で使用される用語・略語の解説から、社労士受験の勉強の仕方、社労士試験の特性について記載しています。
・受験を考えている方
・初学者の方
・毎年あと1点に泣いているベテランの受験生の方
全ての社労士受験の合格を目指そうとする方にご一読いただける内容を盛り込んで執筆いたしました。
皆様の合格の一助になれば幸いです。2018年(第50回) 試験データも反映済。

目次を確認する

はじめに 本書を手に取っていただいた皆様へ

序章 本書に登場する用語と略称について
・試験科目(法律)の略称
・出題における略称
・その他の略称

第1章 改めて社労士試験とは
・近年の傾向
・試験要領から見る社労士試験。
・2018年(第50回)本試験実施のタイムテーブル
-本試験当日の時間の過ごし方
-着席(会場入り)前
-着席時間後
-お昼休憩
・試験はマークシート方式
-選択の得点構成と時間配分
-択一式の得点構成
-一発勝負かつ長丁場な試験形態
-合格発表日
・合格基準について
-合格基準となる得点
-毎年変動する合格点
-合格点 選択編
-合格点 択一編
-合格率

第2章 各科目の概要と私見
・労基: 選択3点、択一7点
・安衛: 選択2点、択一3点
・労災: 選択5点、択一7点
・雇用: 選択5点、択一7点
・徴収法: 択一6点
・労一・社一: 選択各5点、択一10点
・健保: 選択5点、択一10点
・年金科目(厚年・国年)
・攻める科目、それとも・・・

第3章 日々の学習
・勉強方法についての概論
-効率のいい勉強とは
-頻出事項で、できない箇所を勉強する
-何がわからないかわからないときは
-歩みを止めないで勉強を続ける
-法律の文章をかみ砕く
-目的条文はしっかり学習する
-時期により勉強方法を変える
・勉強の軸を選ぶ
-通学
-通信
-独学
-まとめ
・勉強時間
-合格に必要な勉強時間
-通学したとしても・・・
-勉強時間を管理する
-直前期はラストスパート!
-隙間時間を使おう! お仕事や育児介護で忙しい方へ
隙間時間① 通勤時間
隙間時間② お昼休み
隙間時間③ 講義の前後の時間
隙間時間④ CMの合間等々
隙間時間⑤ 終業後
・勉強に使用する教材
-過去問
-テキスト
-模試
-法改正
-オプション講座
-関連省庁のホームページやリーフレット
-自作レジュメ

第4章 合格点を取るために
・浮き沈みなく得点することが要求される
・不用意な失点をしない
・解答はくれぐれも慎重に
・選択式の解答について
-時間配分
-解答の手順
-未知問の対策の第一歩は覚悟から
・択一式の解答について
-時間配分
-タイムマネジメント
-出題パターン
-択一は間違い探しの試験
-2018年(第50回)の傾向
-次回の本試験で何点取る?

第5章 社労士受験の適正とは
・試験に歩み寄る
・何が何でも合格するという気合い
・ケアレスミスって要はできないだけ
・正確な知識が合格に導く
・自分の型を身につける
・今一度周囲の方の理解を得る努力を

終わりに

引用および参考にしたホームページ

著者プロフィール

続きはkindle unlimitedで¥0で確認できます。(30日間無料体験を試す)

6カ月で社労士に一発合格した勉強法

筆者は大学を卒業してから約9年間、プログラマ・SEとして働いてきており、人事・総務の経験は全くなく知識ゼロからのスタートで、6カ月の勉強で社会保険労務士試験に一発合格することができた私が実際におこなった勉強法を紹介しています。

目次
目次
はじめに
第1章 勉強方法の選定
第2章 勉強計画の作成
第3章 勉強開始
第4章 模擬試験
第5章 試験直前の勉強
第6章 スランプ対策
第7章 試験に臨むにあたって
第8章 試験の受け方
第9章 試験を終えて
第10章 合格発表 おわりに
第1章 勉強方法の選定を確認する
2012年2月、私は社会保険労務士試験を受験することを決めました。

私は大学を卒業してから約9年間、プログラマ・SEとして働いてきました。人事・総務の経験は全くありません。知識ゼロからのスタートです。
過去何度か社会保険労務士試験への挑戦を考えましたが、難易度の高さから、勉強を始める前に諦めていました。しかし、1度でいいから本気で挑戦してみようと思い、社会保険労務士試験を受験することを決めました。

1回の受験で合格するために、試験までは勉強に専念すると決めました。
社会保険労務士試験は合格率7%程度の難関資格です。試験は年1回のみで、試験日は8月下旬。試験まであと6カ月しかありませんでした。
2012年2月下旬に勉強を開始し、2012年11月、私の手に合格証書が届きました。

人事・総務の経験がない私でも、6カ月の勉強で社会保険労務士試験に一発合格することができました。そんな私が実際におこなった勉強法を紹介し、少しでも役立ててもらえればと思います。

第1章 勉強方法の選定

まずは勉強方法の選定をおこないました。 勉強方法の候補は、専門学校への通学、通信教育、独学の3つで す。その中でも通信教育には、講義動画を閲覧できるものと教材の みのものがありました。 それぞれの勉強方法のメリットとデメリットは下記の通りです。
1. 通学
○ スケジュールが組まれている
○ テキスト・問題集が一式そろっている
○ 講師に教えてもらえる
○ 質問ができる
○ 仲間ができるのでモチベーションが維持しやすい
× 通学に時間がかかる x 講義の時間が決まっている
2. 通信教育
○ 大まかなスケジュールが組まれている
○ テキスト・問題集が一式そろっている
○ メール等で質問ができる
○ 講師の講義を閲覧できる(※講義動画ありの場合)
○ 1つの講義を何度でも閲覧できる(※講義動画ありの場合)
○ 好きな時間に講義を閲覧できる(※講義動画ありの場合)
× 質問の回答に少し時間がかかる
×自己管理が必要
×仲間がいないのでモチベーションの維持が難しい
3. 独学
○ 費用を抑えられる
○ 自分のペースで勉強できる
× スケジューリングを自分でおこなわなければならない
×テキスト・問題集を自分で選定する必要がある
× 講義を受講できない
×質問ができない
×自己管理が必要
×仲間がいないのでモチベーションの維持が難しい

続きはkindle unlimitedで¥0で確認できます。(30日間無料体験を試す)

 

大学生が独学で社労士試験に合格する方法: 合格率0.07%の軌跡

山口社会保険労務士事務所 山口 正博 (著)
kindle unlimitedで¥0 出典:amazon.co.jp

本書では、大学学生中にどういう経緯で社労士のことを知り、社労士を将来の職業にそえたかを知ることができます。学生期間でどのように過ごして学校のことなどの折り合いを知る上でも語っています。

目次を確認する
一章では、大学生活のこと、どういう経緯で社労士のことを知ったのか、学生が将来を選択するときの視野の狭さについて書いている。社労士試験のノウハウには関連しない部分なので、興味がない場合は読み飛ばしてもいい。

二章では、1回目の社労士試験で不合格になった経緯について書いている。「たかが社労士ごとき」とナメてかかるとどうなるか。ここでは初受験の無残な体験を知ることができる。

三章では、独学にするか資格学校を利用するかを決める基準、使ったテキストは何か、テキストや問題集をどうやって使うかという点について主に書いている。ノートを作らない、六法も使わない学習法についても紹介している。三章はこの本のハイライトと言うべき部分なので、ぜひ読んで欲しい。

四章では、国家試験対策を2つ同時に進めたこと、毎日の小テストについて書いた。欲張って2つも取り組んだ結果、危うく「二兎を追うものは一兎をも得ず」になるところだった。頭の準備体操として、小テストをしていたが、これがなかなか役に立った。

五章では、2回の模擬試験について、さらに本番の結果はどうだったかについて書いた。さらに、大学から商品券がプレゼントされたことについても書いている。

1章:資格を探す典型的な大学生
1-1:会社員、公務員、資格。学生の進路は3本道
大学生が進路を考えだすのは、おそらく3年になった頃かな。1年、2年と過ごしてきて、3年になった4月頃に、「そろそろ、将来のことを考えないとなぁ、、」とか、「就活のために動かないといけないんじゃないか?」などと思い始める。

今までボーッと学生生活を送ってきたのに、突然、就活の雰囲気が生まれて、企業に関する情報を集め、企業が開催する説明会に参加するためにウェブサイトから申し込む。茶髪の人は髪を黒く染めて、地味なグレーや紺色のスーツを着て、説明会に行く。企業に就職する人は、みんな似たような見た目で、似たような行動をしているんじゃないかな。
おそらく、大学生が考える進路は、大まかに分けて3つに分かれる。
1.企業に就職する。2.公務員試験を受けて、公務員になる。3.何か資格を取得して、専門的な仕事をする。

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おそらく、学生で社会保険労務士の資格を取得しようという人は少数派のはず。私が大学生の頃は、気軽に行政書士試験や宅建試験を受ける人がいて、「あぁ、みんな気軽に受けているんだなぁ」と思ったもの。これらの資格も、簡単そうだけれども、実際に取り組むとなるとやっぱりそれなりの労力が必要。
本当に行政書士になりたくて受けているような感じではなく、「何か資格でもとっておけば将来有利なんじゃないか」という感覚でその人達は行動していたのだろうと思う。「あんた、行政書士の資格を取ったとして、行政書士になるの?」と聞きたくなるほど。なりもしない職業を選択肢に入れたり、活用する予定があるわけでもない知識を身に付けてどうするんだろうか。などと想いを馳せたりもした。
とはいえ、大学生が何らかの資格に興味を持つのは不思議なことではない。
現に、私自身もそんな大学生の1人だったのだから。
「なぜ大学生が社会保険労務士に興味なんか持ったの?」と思うかもしれない。そう思うのは至極当然。だって、資格なんて他にイッパイあるんだから、あえて選りに選って社会保険労務士なのか。そりゃあ不思議だよね。私も、なぜこの資格を選んだのか、そんなにハッキリと理由を言えるわけじゃない。でも、どういうきっかけで社会保険労務士を知って、その資格を取得していったかは説明できる。

おそらく、学生で社会保険労務士の資格を取得しようという人は少数派のはず。私が大学生の頃は、気軽に行政書士試験や宅建試験を受ける人がいて、「あぁ、みんな気軽に受けているんだなぁ」と思ったもの。これらの資格も、簡単そうだけれども、実際に取り組むとなるとやっぱりそれなりの労力が必要。
本当に行政書士になりたくて受けているような感じではなく、「何か資格でもとっておけば将来有利なんじゃないか」という感覚でその人達は行動していたのだろうと思う。「あんた、行政書士の資格を取ったとして、行政書士になるの?」と聞きたくなるほど。

「なぜ大学生が社会保険労務士に興味なんか持ったの?」と思うかもしれない。そう思うのは至極当然。だって、資格なんて他にイッパイあるんだから、あえて選りに選って社会保険労務士なのか。そりゃあ不思議だよね。私も、なぜこの資格を選んだのか、そんなにハッキリと理由を言えるわけじゃない。でも、どういうきっかけで社会保険労務士を知って、その資格を取得していったかは説明できる。

どうやって情報を集めて、どうやって勉強して、どうやって結果を出したか。それをこの本ではキチンと伝えるつもり。と偉そうに書いているけれども、私は社会保険労務士試験に一度不合格になっているので、鮮やかなほどのノウハウを知っているわけではない。ナメてかかったら追い払われた。ありがちなタイプなのだ。

マイナーな資格なんだから、「ちょこっと勉強すればサラっと合格できるだろう」と思ってしまったために、後からムキになってリベンジすることになったわけ。会計士や税理士、弁護士に比べると、社会保険労務士はあまり認知されていないため、おそらく多くの人は社会保険労務士の試験は簡単だろうと思ってしまうはず(たぶん10人いたら、9人は簡単だろうと思い込んでいるんじゃないかな)。簡単だと思うため、すぐに合格できるだろうと考えてしまう。その結果、落ちる。この辺りのことは本文で詳しく書こう(経験者は語るのだ)。
本の副題に書かれている数字を見て、「合格率が0.07%なわけがないじゃな
いか。実際はもっと高い数字だろう」そう思ったでしょ?パッと数字だけを
示されたらそう感じるもの無理はないね。
じゃあ、2011年に実施された本試験のデータを使って説明してみよう。
第43回目(2011年の8月に実施)の本試験では、受験者が53,392人いました。そのうち合格者は3,855人でした(全体での合格率は約7.2%)。さらに、3,855人のうち、学生が1%含まれていたので、人数を計算すると約38人。受験者が53,392人で合格者が38人だったので、38/53,392=0.07%となる。合格者のうち38人だけが学生で合格している。学生が1年で38人しか合格できない。それが社会保険労務士試験なのです。よって、学生が合格できる確率は、0.07%ということになる。
でも、この数字、明らかになっていないデータがある。それは、学生は何人が受験したのかという点。合格者は38人だろうけど、「そもそも受験者が少ないんじゃないの?」という指摘ができるよね。そう、その可能性もある。受験者は合格者の13.8倍なので、その数字を基準にすれば、大雑把だけども、学生の受験者は38×13.8倍、524人ぐらいじゃないかな。
0.07%というイヤラシイほどの数字。嫌味を感じるほどの数字。私もそう思う。なにもここまで学生の合格率が低いことを強調する計算をしなくてもいいだろうと。
でもね、わざとらしく「凄く難しい試験で、合格できるのは珍しいんですよ」などと強調したいわけではなく、実際のデータを使って計算すると上記のようになるというだけ。
なぜ学生の合格率がこれほど低いかを考えてみると、真っ先に考えられる理

由は社会保険労務士試験が難しいから。というのはおそらくウソで(けれども、ある程度は本当)、データが表しているように、受験者が相対的に少ないからだろうな。
社会人になると、雇用保険や労災保険、健康保険や厚生年金について触れる機会があるでしょうから、社労士について認知されやすくなる。一方、学生だと雇用保険や社会保険に自分で加入している人はあまりいないだろうから、認知もされにくい。それゆえ、受験者の母数が少なくなり、合格者の数も少なくなってしまう。0.07%のカラクリを知ってしまえば、「なんだ、そんなことか」と思ってしまうかもしれない。
社会保険労務士が学生に認知されていないためか、もし興味を持ったとしても情報が少なく、学生の時点で合格した人の体験を知る機会が少ないんです。合格体験記も市販されているけれども、社会人の体験記が多いんだ。学生の立場での合格体験記を知りたくても、学生で受験する人が少ないため、どういう環境で、どんな教材を使って、どうやって学習時間を工面しているのか、さらには授業やバイト、人によってはサークルに参加している人もいるかもしれない。社会人と学生では生活の環境が違うので、学習への取り組み方も違うはず。
だから、数少ない、レアな経験者として、学生の視点で社労士試験にチャレンジした軌跡を伝えて、これから社労士試験にチャレンジしようとしている人の参考になるようにこの本を書いたというわけ。
ちなみに、学生という立場もあったけど、いわゆる資格学校には通っていなかったし、本屋で売っているテキストなり問題集を使って合格したので、資格に費やす時間やお金を節約したい人にも参考になると思う。
合格率は0.07%。では、その中に入る方法をこの本で丁寧にお伝えしていこ
と、その前に。
ここから先に何が書かれているか、ざっと要約を書いておこう。ダラダラと読まされるのは苦痛だし、何がどういう順番で書かれているのかを先に開示
する方が読む側にはありがたいよね。
一章では、大学生活のこと、どういう経緯で社労士のことを知ったのか、学生が将来を選択するときの視野の狭さについて書いている。社労士試験のノウハウには関連しない部分なので、興味がない場合は読み飛ばしてもいい。

二章では、1回目の社労士試験で不合格になった経緯について書いている。「たかが社労士ごとき」とナメてかかるとどうなるか。ここでは初受験の無残な体験を知ることができる。

三章では、独学にするか資格学校を利用するかを決める基準、使ったテキストは何か、テキストや問題集をどうやって使うかという点について主に書いている。ノートを作らない、六法も使わない学習法についても紹介している。三章はこの本のハイライトと言うべき部分なので、ぜひ読んで欲しい。

四章では、国家試験対策を2つ同時に進めたこと、毎日の小テストについて書いた。欲張って2つも取り組んだ結果、危うく「二兎を追うものは一兎をも得ず」になるところだった。頭の準備体操として、小テストをしていたが、これがなかなか役に立った。

五章では、2回の模擬試験について、さらに本番の結果はどうだったかについて書いた。さらに、大学から商品券がプレゼントされたことについても書いている。

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本気で合格! 分析 社労士受験: 1年に1度しかない社労士本試験、合格のヒントをあなたの元へ!

1年に1度しかない本試験、/ 合格のヒントを   / あなたの元へ!!

本書は、社労士受験・社労士試験の指南書です(2018年(平成30年)試験データ反映済)。
専用端末でなくても、PC,タブレット、スマホにKindleアプリをインストールしていただくことで閲覧が可能です。

年に一度、残暑厳しい折に行われる合格率数パーセントの国家試験、それが社労士試験です。因みに平成最後となる2018年の合格者は2,413人、合格率は6.3%でした。

午前と午後で試験形態を変えて、合わせて5時間近く行われる試験では、労働基準法などの労働科目、年金科目などの社会保険科目の幅広い試験範囲から出題がされるため、年間数百時間の勉強時間が必要といわれています。

そして午前・午後の両方の試験で、総得点と各科目で設定される基準点の全てをクリアすることが合格の条件となっています。ゴルフで例えるなら18ホールのトータルのスコアがいいことに加えて、1ホールでもボギーを打ったらば脱落というようなイメージでしょうか。
全体から見るとちょっとした失点でも場合によってはそれが致命傷になってしまう・・・社労士試験に合格することが難しいといわれる理由の一つです。

合格するためには、それなりの努力と覚悟が大前提になりますが、それに加えて、社労士試験がどのような試験なのかをきちんとご自身で理解・消化して、日々の学習や試験に臨むことが効率よく合格を勝ち取る上でとても大切だと考えています。

本書では著者自身の受験経験と、合格を熱望する受験生への指導で得た知見をベースに、社労士受験で使用される用語・略語の解説から、社労士受験の勉強の仕方、社労士試験の特性について記載しています。
・受験を考えている方
・初学者の方
・毎年あと1点に泣いているベテランの受験生の方
全ての社労士受験の合格を目指そうとする方にご一読いただける内容を盛り込んで執筆いたしました。
皆様の合格の一助になれば幸いです。2018年(第50回) 試験データも反映済。

<<目 次>>
はじめに 本書を手に取っていただいた皆様へ

序章 本書に登場する用語と略称について
・試験科目(法律)の略称
・出題における略称
・その他の略称

第1章 改めて社労士試験とは
・近年の傾向
・試験要領から見る社労士試験。
・2018年(第50回)本試験実施のタイムテーブル
-本試験当日の時間の過ごし方
-着席(会場入り)前
-着席時間後
-お昼休憩
・試験はマークシート方式
-選択の得点構成と時間配分
-択一式の得点構成
-一発勝負かつ長丁場な試験形態
-合格発表日
・合格基準について
-合格基準となる得点
-毎年変動する合格点
-合格点 選択編
-合格点 択一編
-合格率

第2章 各科目の概要と私見
・労基: 選択3点、択一7点
・安衛: 選択2点、択一3点
・労災: 選択5点、択一7点
・雇用: 選択5点、択一7点
・徴収法: 択一6点
・労一・社一: 選択各5点、択一10点
・健保: 選択5点、択一10点
・年金科目(厚年・国年)
・攻める科目、それとも・・・

第3章 日々の学習
・勉強方法についての概論
-効率のいい勉強とは
-頻出事項で、できない箇所を勉強する
-何がわからないかわからないときは
-歩みを止めないで勉強を続ける
-法律の文章をかみ砕く
-目的条文はしっかり学習する
-時期により勉強方法を変える
・勉強の軸を選ぶ
-通学
-通信
-独学
-まとめ
・勉強時間
-合格に必要な勉強時間
-通学したとしても・・・
-勉強時間を管理する
-直前期はラストスパート!
-隙間時間を使おう! お仕事や育児介護で忙しい方へ
隙間時間① 通勤時間
隙間時間② お昼休み
隙間時間③ 講義の前後の時間
隙間時間④ CMの合間等々
隙間時間⑤ 終業後
・勉強に使用する教材
-過去問
-テキスト
-模試
-法改正
-オプション講座
-関連省庁のホームページやリーフレット
-自作レジュメ

第4章 合格点を取るために
・浮き沈みなく得点することが要求される
・不用意な失点をしない
・解答はくれぐれも慎重に
・選択式の解答について
-時間配分
-解答の手順
-未知問の対策の第一歩は覚悟から
・択一式の解答について
-時間配分
-タイムマネジメント
-出題パターン
-択一は間違い探しの試験
-2018年(第50回)の傾向
-次回の本試験で何点取る?

第5章 社労士受験の適正とは
・試験に歩み寄る
・何が何でも合格するという気合い
・ケアレスミスって要はできないだけ
・正確な知識が合格に導く
・自分の型を身につける
・今一度周囲の方の理解を得る努力を

終わりに

引用および参考にしたホームページ

著者プロフィール

 

6カ月で社労士に一発合格した勉強法

目次
はじめに
第1章 勉強方法の選定
第2章 勉強計画の作成
第3章 勉強開始
第4章 模擬試験
第5章 試験直前の勉強
第6章 スランプ対策
第7章 試験に臨むにあたって
第8章 試験の受け方
第9章 試験を終えて
第10章 合格発表 おわりに

2012年2月、私は社会保険労務士試験を受験することを決めました。

私は大学を卒業してから約9年間、プログラマ・SEとして働いてきました。人事・総務の経験は全くありません。知識ゼロからのスタートです。
過去何度か社会保険労務士試験への挑戦を考えましたが、難易度の高さから、勉強を始める前に諦めていました。しかし、1度でいいから本気で挑戦してみようと思い、社会保険労務士試験を受験することを決めました。

1回の受験で合格するために、試験までは勉強に専念すると決めました。
社会保険労務士試験は合格率7%程度の難関資格です。試験は年1回のみで、試験日は8月下旬。試験まであと6カ月しかありませんでした。
2012年2月下旬に勉強を開始し、2012年11月、私の手に合格証書が届きました。

人事・総務の経験がない私でも、6カ月の勉強で社会保険労務士試験に一発合格することができました。そんな私が実際におこなった勉強法を紹介し、少しでも役立ててもらえればと思います。

第1章 勉強方法の選定

まずは勉強方法の選定をおこないました。 勉強方法の候補は、専門学校への通学、通信教育、独学の3つで す。その中でも通信教育には、講義動画を閲覧できるものと教材の みのものがありました。 それぞれの勉強方法のメリットとデメリットは下記の通りです。
1. 通学
○ スケジュールが組まれている
○ テキスト・問題集が一式そろっている
○ 講師に教えてもらえる
○ 質問ができる
○ 仲間ができるのでモチベーションが維持しやすい
× 通学に時間がかかる x 講義の時間が決まっている
2. 通信教育
○ 大まかなスケジュールが組まれている
○ テキスト・問題集が一式そろっている
○ メール等で質問ができる
○ 講師の講義を閲覧できる(※講義動画ありの場合)
○ 1つの講義を何度でも閲覧できる(※講義動画ありの場合)
○ 好きな時間に講義を閲覧できる(※講義動画ありの場合)
× 質問の回答に少し時間がかかる
×自己管理が必要
×仲間がいないのでモチベーションの維持が難しい
3. 独学
○ 費用を抑えられる
○ 自分のペースで勉強できる
× スケジューリングを自分でおこなわなければならない
×テキスト・問題集を自分で選定する必要がある
× 講義を受講できない
×質問ができない
×自己管理が必要
×仲間がいないのでモチベーションの維持が難しい

大学生が独学で社労士試験に合格する方法

 

おそらく、学生で社会保険労務士の資格を取得しようという人は少数派のはず。私が大学生の頃は、気軽に行政書士試験や宅建試験を受ける人がいて、「あぁ、みんな気軽に受けているんだなぁ」と思ったもの。これらの資格も、簡単そうだけれども、実際に取り組むとなるとやっぱりそれなりの労力が必要。

本当に行政書士になりたくて受けているような感じではなく、「何か資格でもとっておけば将来有利なんじゃないか」という感覚でその人達は行動していたのだろうと思う。「あんた、行政書士の資格を取ったとして、行政書士になるの?」と聞きたくなるほど。なりもしない職業を選択肢に入れたり、活用する予定があるわけでもない知識を身に付けてどうするんだろうか。などと想いを馳せたりもした。

とはいえ、大学生が何らかの資格に興味を持つのは不思議なことではない。

現に、私自身もそんな大学生の1人だったのだから。

「なぜ大学生が社会保険労務士に興味なんか持ったの?」と思うかもしれない。そう思うのは至極当然。だって、資格なんて他にイッパイあるんだから、あえて選りに選って社会保険労務士なのか。そりゃあ不思議だよね。私も、なぜこの資格を選んだのか、そんなにハッキリと理由を言えるわけじゃない。でも、どういうきっかけで社会保険労務士を知って、その資格を取得していったかは説明できる。

 

おそらく、学生で社会保険労務士の資格を取得しようという人は少数派のはず。私が大学生の頃は、気軽に行政書士試験や宅建試験を受ける人がいて、「あぁ、みんな気軽に受けているんだなぁ」と思ったもの。これらの資格も、簡単そうだけれども、実際に取り組むとなるとやっぱりそれなりの労力が必要。

本当に行政書士になりたくて受けているような感じではなく、「何か資格でもとっておけば将来有利なんじゃないか」という感覚でその人達は行動していたのだろうと思う。「あんた、行政書士の資格を取ったとして、行政書士になるの?」と聞きたくなるほど。なりもしない職業を選択肢に入れたり、活用する予定があるわけでもない知識を身に付けてどうするんだろうか。などと想いを馳せたりもした。

とはいえ、大学生が何らかの資格に興味を持つのは不思議なことではない。

現に、私自身もそんな大学生の1人だったのだから。

 

「なぜ大学生が社会保険労務士に興味なんか持ったの?」と思うかもしれない。そう思うのは至極当然。だって、資格なんて他にイッパイあるんだから、あえて選りに選って社会保険労務士なのか。そりゃあ不思議だよね。私も、なぜこの資格を選んだのか、そんなにハッキリと理由を言えるわけじゃない。でも、どういうきっかけで社会保険労務士を知って、その資格を取得していったかは説明できる。

 

どうやって情報を集めて、どうやって勉強して、どうやって結果を出したか。それをこの本ではキチンと伝えるつもり。と偉そうに書いているけれども、私は社会保険労務士試験に一度不合格になっているので、鮮やかなほどのノウハウを知っているわけではない。ナメてかかったら追い払われた。ありがちなタイプなのだ。

 

マイナーな資格なんだから、「ちょこっと勉強すればサラっと合格できるだろう」と思ってしまったために、後からムキになってリベンジすることになったわけ。会計士や税理士、弁護士に比べると、社会保険労務士はあまり認知されていないため、おそらく多くの人は社会保険労務士の試験は簡単だろうと思ってしまうはず(たぶん10人いたら、9人は簡単だろうと思い込んでいるんじゃないかな)。簡単だと思うため、すぐに合格できるだろうと考えてしまう。その結果、落ちる。この辺りのことは本文で詳しく書こう(経験者は語るのだ)。

本の副題に書かれている数字を見て、「合格率が0.07%なわけがないじゃな

いか。実際はもっと高い数字だろう」そう思ったでしょ?パッと数字だけを

示されたらそう感じるもの無理はないね。

じゃあ、2011年に実施された本試験のデータを使って説明してみよう。

第43回目(2011年の8月に実施)の本試験では、受験者が53,392人いまし

 

 

 

た。そのうち合格者は3,855人でした(全体での合格率は約7.2%)。さらに、3,855人のうち、学生が1%含まれていたので、人数を計算すると約38人。受験者が53,392人で合格者が38人だったので、38/53,392=0.07%となる。合格者のうち38人だけが学生で合格している。学生が1年で38人しか合格できない。それが社会保険労務士試験なのです。よって、学生が合格できる確率は、0.07%ということになる。

でも、この数字、明らかになっていないデータがある。それは、学生は何人が受験したのかという点。合格者は38人だろうけど、「そもそも受験者が少ないんじゃないの?」という指摘ができるよね。そう、その可能性もある。受験者は合格者の13.8倍なので、その数字を基準にすれば、大雑把だけども、学生の受験者は38×13.8倍、524人ぐらいじゃないかな。

0.07%というイヤラシイほどの数字。嫌味を感じるほどの数字。私もそう思う。なにもここまで学生の合格率が低いことを強調する計算をしなくてもいいだろうと。

でもね、わざとらしく「凄く難しい試験で、合格できるのは珍しいんですよ」などと強調したいわけではなく、実際のデータを使って計算すると上記のようになるというだけ。

なぜ学生の合格率がこれほど低いかを考えてみると、真っ先に考えられる理

 

 

由は社会保険労務士試験が難しいから。というのはおそらくウソで(けれども、ある程度は本当)、データが表しているように、受験者が相対的に少ないからだろうな。

社会人になると、雇用保険や労災保険、健康保険や厚生年金について触れる機会があるでしょうから、社労士について認知されやすくなる。一方、学生だと雇用保険や社会保険に自分で加入している人はあまりいないだろうから、認知もされにくい。それゆえ、受験者の母数が少なくなり、合格者の数も少なくなってしまう。0.07%のカラクリを知ってしまえば、「なんだ、そんなことか」と思ってしまうかもしれない。

社会保険労務士が学生に認知されていないためか、もし興味を持ったとしても情報が少なく、学生の時点で合格した人の体験を知る機会が少ないんです。合格体験記も市販されているけれども、社会人の体験記が多いんだ。学生の立場での合格体験記を知りたくても、学生で受験する人が少ないため、どういう環境で、どんな教材を使って、どうやって学習時間を工面しているのか、さらには授業やバイト、人によってはサークルに参加している人もいるかもしれない。社会人と学生では生活の環境が違うので、学習への取り組み方も違うはず。

だから、数少ない、レアな経験者として、学生の視点で社労士試験にチャレンジした軌跡を伝えて、これから社労士試験にチャレンジしようとしている

 

 

人の参考になるようにこの本を書いたというわけ。

ちなみに、学生という立場もあったけど、いわゆる資格学校には通っていなかったし、本屋で売っているテキストなり問題集を使って合格したので、資格に費やす時間やお金を節約したい人にも参考になると思う。

合格率は0.07%。では、その中に入る方法をこの本で丁寧にお伝えしていこ

と、その前に。

ここから先に何が書かれているか、ざっと要約を書いておこう。ダラダラと読まされるのは苦痛だし、何がどういう順番で書かれているのかを先に開示

する方が読む側にはありがたいよね。

一章では、大学生活のこと、どういう経緯で社労士のことを知ったのか、学生が将来を選択するときの視野の狭さについて書いている。社労士試験のノウハウには関連しない部分なので、興味がない場合は読み飛ばしてもいい。

 

二章では、1回目の社労士試験で不合格になった経緯について書いている。「たかが社労士ごとき」とナメてかかるとどうなるか。ここでは初受験の無残な体験を知ることができる。

 

三章では、独学にするか資格学校を利用するかを決める基準、使ったテキストは何か、テキストや問題集をどうやって使うかという点について主に書いている。ノートを作らない、六法も使わない学習法についても紹介している。三章はこの本のハイライトと言うべき部分なので、ぜひ読んで欲しい。

 

四章では、国家試験対策を2つ同時に進めたこと、毎日の小テストについて書いた。欲張って2つも取り組んだ結果、危うく「二兎を追うものは一兎をも得ず」になるところだった。頭の準備体操として、小テストをしていたが、これがなかなか役に立った。

 

五章では、2回の模擬試験について、さらに本番の結果はどうだったかについて書いた。さらに、大学から商品券がプレゼントされたことについても書いている。

 

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1章:資格を探す典型的な大学生

1-1:会社員、公務員、資格。学生の進路は3本道

大学生が進路を考えだすのは、おそらく3年になった頃かな。1年、2年と過ごしてきて、3年になった4月頃に、「そろそろ、将来のことを考えないとなぁ、、」とか、「就活のために動かないといけないんじゃないか?」などと思い始める。

 

今までボーッと学生生活を送ってきたのに、突然、就活の雰囲気が生まれて、企業に関する情報を集め、企業が開催する説明会に参加するためにウェブサイトから申し込む。茶髪の人は髪を黒く染めて、地味なグレーや紺色のスーツを着て、説明会に行く。企業に就職する人は、みんな似たような見た目で、似たような行動をしているんじゃないかな。

おそらく、大学生が考える進路は、大まかに分けて3つに分かれる。

1.企業に就職する。2.公務員試験を受けて、公務員になる。3.何か資格を取得して、専門的な仕事をする。