パーソナルカラリスト試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)
パーソナルカラリストの概要
色彩知識や配色調和の知識を身につけることで、美容・ファッション業界やブライダルの演出着付けなどを行ったり、一般の人が日常生活に豊かさを与えたりすることができるようにするために行われる試験です。1級から3級まであり、問題は公式テキストから出題されます。
最新のパーソナルカラリストテキストを確認する
Amazon Rakuten
パーソナルカラリストの公式テキスト
1.パーソナルカラリスト検定3級公式テキスト
パーソナルカラリスト検定3級公式テキストです。旧「パーソナルカラー検定® 3級公式テキスト」と同内容です。
2.パーソナルカラリスト検定2・1級公式テキスト
パーソナルカラリスト検定2・1級公式テキストです。
2級テキストのすべて、および1級テキストの第1章から第3章、及び第4章の一部(17色調のみ)が掲載されております。
2017年11月の1級検定試験より、この新テキストの範囲が採用されます。
パーソナルカラリスト検定 3級公式テキスト:色彩資格
はじめに
あなたは、今朝起きてから何色の色と出会いましたか?今日、あなたが選んだメイクの色、すれ違う人たちのコーディネート、街の広告、わたしたちは日常の中で膨大な数の色と出会い、その色に対し何らかの印象、影響を常に受けています。
しかし、色はその選択によって、その人の魅力を充分に引き出せなかったり、場の雰囲気になじめなかったりします。これは色の持つ、文化的、感覚的な力を上手く利用できていないからです。
あなたや、あなたの周りの人々を、もっとも魅力的に引き立てる色を的確に発見できるとしたら、それはとても素敵なことです。生活の中にそれらの色を取り入れることができたら、より毎日が豊かに、いきいきとするでしょう。しかし、そのためには確かな知識とセンスをもっていなければいけません。それら色の知識とセンスを計るのが、パーソナルカラリスト検定です。もし、あなたがファッション、美容、ブライダル、デザインなど、色に関わる仕事をしている、あるいは目指しているのなら、この検定はあなたのスキルアップにきっと繋がるでしょう。
このテキストは、パーソナルカラリスト検定3級に合格する実力を養います。まず、第一章「色彩と文化」では色彩が文化と歴史にどう関与し、影響を及ぼしたのか、日本の色彩文化をより深く理解した上で、身のまわりにある色の重要性を考えていきます。
第二章「色彩理論」では色の仕組みについて基礎知識を学びます。この検定独自の理論、カラーアンダートーンシステムCUSや、感情効果、配色などを理解します。第三章「色彩とファッション」ではファッションやブライダルを捉え、その歴史を確認し、配色調和やイメージの意味について学びます。第四章「パーソナルカラー」では、肌や髪色の基礎を知り、この検定一番の特徴といえる「パーソナルカラー」をしっかりと学んでいきます。
「パーソナルカラー」における人、色相・色調の特徴をつかんでいき、次に、「パーソナルカラー」によって分類された、タイプ別ファッションとヘアメイクについて学びます。この一章から四章までのすべての知識をあなたが身に付けたとき、パーソナルカラリスト検定3級合格の力は充分についているはずです。その知識とセンスを、仕事や日常生活に大いに活かしてください。
日本カラリスト協会
目次
第1章 色彩と文化
■四季の自然を表す色
■春/夏/秋/冬
■日本の色の歴史
■特徴的な伝統色
■身分階級と冠位十二階の色
■禁色と聴色
■襲の色目
■「わび、さび」の無彩色と豪華な色彩
■江戸時代の色彩文化 色と生活
■まわりを取巻くさまざまな色
■衣/食/住 色の種類
■赤/橙/黄/緑/青/紫/ 白・黒/グレー系統
第2章 色彩理論
■色のしくみ
■物体色と光源色
■光の波長と色
■光源の特性
■眼の構造と働き
■無彩色と有彩色
■色の三属性
■CUS 表色系
■CUS 色相
■CUS 色調
■カラーアンダートーンシステムCUSS
■色相配色/色調配色
■色の三属性と対比現象
■明度対比/彩度対比/色相対比
■同化現象
■色の感情効果
■色相に関する心理効果
■義明度に関する心理効果
■彩度に関する心理効果
【確認問題 2章】
■CUS 配色効果
■アンダートーンとは
■アンダートーン配色
■CUS色相のアンダートーン分類
■色調の変化と見え方の変化
【確認問題2章】
第3章 色彩とファッション
■ファッション概論
■ファッションの意味
■服飾文化と服飾史の基礎知識
■ファッションと配色調和
■基本的な配色テクニック
■イメージ用語の基礎知識と配色事例
■ブライダルと色彩
■ウエディングドレスの歴史
■日本のウエディングスタイル
■ウエディングと配色調和
第4章 パーソナルカラー
■パーソナルカラー
■パーソナルカラーとは
■肌の色とは
■肌色のしくみ
■皮膚の構造
■髪色の科学
■ヘアメイクの装い
■ヘアメイクの歴史
■パーソナルカラーの特徴
■人の特徴によるアンダートーン
■パステルサマー
■ブリリアントウインター
■ブライトスプリング
■ ディープオータム
■パーソナルカラーのまとめ
【確認問題 3章・4章】
パーソナルシーズンカラー120
パーソナルカラリスト検定
インフォメーション
パーソナルカラリスト検定 3級問題集
はじめに
「色彩の知識」が物や空間のデザインに必要不可欠であることは、さまざまな業界で共通の認識となりました。デザインのみならず、販売や流通過程でも色のもたらす心理的効果はおおいに活用できます。
パーソナルカラリスト検定は「人と色」の検定です。私たち自身が身につける物の「色」も、私たち自身の「似合う色」という視点で選ぶことが重要です。物の配色にセオリーがあるように、人の似合う色にも色彩理論にもとづく選択や分類方法があります。ファッションや着物、メガネやアクセサリー、ヘアカラー、ネイルなどの美容に関わる分野、また、ブライダルやインテリアに携わる業界ではこの「パーソナルカラー」を理解した上での色提案、色選びが必要不可欠となります。
CUS(カラーアンダートーンシステム)による「パーソナルカラリスト検定」は、アンダートーンという色の分類が基本となります。この考え方は、ファッションや美容、ブライダルなど人が主役となる業界を目指す方だけでなく、インテリアなどの空間デザインや物のデザインに携わる方にも応用できる配色の考え方です。「パーソナルカラリスト検定」の学習を通し、アンダートーンにもとづく配色調和や色彩の基本的な知識を身につけることを目的に、日本カラリスト協会の許諾を得て、この問題集を作成しました。
本書の使い方
・本書は「パーソナルカラリスト検定3級」対策の問題集です
●日本カラリスト協会が主催するパーソナルカラリスト検定3級対策のための問題・模擬試験・解答解説で構成されています。
●パーソナルカラリスト検定3級公式テキストに準拠し、1章から4章別に問題を分かりやすくまとめています。
・3級公式テキストの項目による出題形式です
●出題形式は実際の検定問題を想定したものを含め、いくつかの出題形式を採用しています。重要な項目は繰り返し出題し、内容が良く把握できるようになっています。
●3級公式テキストで各章の学習を進めてから、該当する章の問題に取り組むことで、より理解が深まります。
・試験を受ける感覚で挑戦し、実力をつけましょう
●本書の後半にある「解答用紙」はキリトリ線に沿ってカットし、解答用紙に答えを記入します。答え合わせをした後は各章ごとに内容を整理して理解することが大切です。
答え合わせでは、解説も参考にしましょう
●模擬問題には解説がついています。問題を解くポイントや学習方法にもふれていますので、正解した問題であっても解説に目を通して内容を確認しましょう。
・模擬試験は2回チャレンジできます
●問題を解き終わったら、模擬試験に挑戦してください。
模擬試験は100点満点です。
●3級の模擬試験は90分が目安です。時間配分にも注意して取り組み、合格力の判定に活用してください。
パーソナルカラリスト検定について
日本カラリスト協会の主催で実施されている「人と色」に関する検定試験です。全国で試験が実施されています。
●後援
公益社団法人 日本ブライダル文化振興協会
公益社団法人 日本鉄道広告協会
一般社団法人 日本色彩環境福祉協会
一般社団法人 日本ショッピングセンター協会
一般社団法人 日本フローラルマーケティング協会
一般社団法人 日本ホビー協会
NPO法人 FBO 料飲専門家団体連合会
●受験資格
年齢、学歴、性別、経験などに制限はありません。2級からの受験、2級、3級併願受験も可能です。
1級の受験は、2級取得者に限られます。
●受験料(税込)
3級7,700円
2級11,000円
●試験時間
3級 09:50~(70分)
2級 12:00~ (80分)
●出題方法
3級 筆記試験(マークシート方式)
2級 筆記試験(マークシート方式)
●3級出題範囲
3級「パーソナルカラリスト検定3級公式テキスト」より
第1章 色彩と文化
・四季の自然を表す色
・色と生活
・日本の色の歴史
・色の種類
第2章 色彩理論
・色のしくみ
・色の三属性と対比現象
・CUS® 配色効果
・CUS® 表色系
・色の感情効果
第3章 色彩とファッション
・ファッション概論
・ブライダルと色彩
第4章 パーソナルカラー
・パーソナルカラー
・パーソナルカラーの特徴
目次
はじめに
本書の使い方
パーソナルカラリスト検定インフォメーション
第1章・色彩と文化
第2章・色彩理論
第3章・色彩とファッション
第4章・パーソナルカラー
解答解説
第1章・色彩と文化
第2章・色彩理論
第3章・色彩とファッション
第4章・パーソナルカラー
模擬試験
第1回
第2回
解答解説(模擬試験)
第1回
第2回
解答用紙