CAD実務キャリア認定制度試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)
CAD実務キャリア認定制度の概要
CAD実務キャリア認定制度は、設計支援ツールであるCADの操作に関する技術・スキルの証明をする資格制度です。試験はインターネット接続ができれば在宅で受験することが可能で、使用できるCADソフトは有料・無料問わず、データ交換機能(DXF)が組み込まれている必要があります。全国で初めてのCAD試験で、CADを利用している実務者やCAD教育を受けている人など誰でも受験することができます。また試験科目は、「3次元CADトレーサー」、「3次元CADアドミニストレーター」、「CADアドミニストレーター」の3分野があります。
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CAD実務キャリア認定制度試験の公式テキスト
公式テキストはありませんが、試験中は参考書を見ながらでも大丈夫なので、1冊は用意しておいた方が良さそうです。試験は実務試験のみなので、テキストを学習するだけではなくCADソフトの操作に慣れる必要があります。また、参考書は使用するCADツールの種類によって異なります。ここでは市販のテキストをご紹介します。
CAD実務キャリア認定制度のおすすめテキスト
1.「Pro/ENGINEER実践3次元CADテキスト―Wildfire4.0対応」(日刊工業新聞社)
基本操作からトップダウン設計まで、定番3次元CADソフトをサクサク使いこなすための指南書。実践に役立つ設計ノウハウも満載。
2.「CreoによるCAD/CAE/CAM入門―生産統合演習5日間」(中央大学出版部)
精密機械工学実験「CAD/CAE/CAM実験」の教科書。コンピュータ内で3次元製品形状をどうやって作るか、作られた3次元形状をどのように利用すればどのようなことができるかを、実体験を通じて理解する。
3.「はじめてのAutoCAD LT 2019 2018 作図と修正がわかる本」(ソシム)
元は土木設計事務所のCADオペレーターで、AutoCAD暦は15年以上。現在は、初心者にはわかりやすく指導し、上級者には1ランク上の使いこなし方を教えるインストラクターとして活動中。ブログでAutoCADのカスタマイズや3DCADなどに関する情報を公開。著書に「基礎からしっかり身につくAutoCAD LT入門」(ソシム)がある。
4.「AutoCAD LT 標準教科書」(鳥影社)
本書は初心者から実務者レベルまでをオールカラー・524ページでカバーし、AutoCAD LTについてわかりやすく詳細に解説しています。著者は職業訓練校の運営や社会人向けスクール・工業高校向けの教科書・テキストを手掛けるAutoCAD LTのエキスパートです。