危険物取扱者試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




危険物取扱者の概要

各分野の規定された危険物の取り扱いを認める資格となっています。分野は甲乙丙の3つに分かれていて、乙と丙は誰でも受験できます。この資格で、ガソリンスタンドやタンクローリーの扱いなど、活躍の場が広がります。

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危険物取扱者のおすすめテキスト

1、ユーキャンの乙種第4類危険物取扱者 速習レッスン 第4版【別冊ポイント集・予想模擬試験・赤シートつき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)

初めて乙4試験チャレンジでも、楽しく効率よく、合格レベルの力が身につく1冊。
試験直前の総仕上げに最適な予想模擬試験つき(2回分)を収録。

2、U-CANの乙種第1・2・3・5・6類危険物取扱者 速習レッスン 第2版【各類予想模擬試験つき(2回分)】 (U-CANの資格試験シリーズ)

乙種第1・2・3・5・6類危険物取扱者試験対策に最適な、科目免除の方のためのテキストです。イラスト・図表を交えたわかりやすい解説で、試験に頻出のポイントをしっかりと身につけることができます。暗記に便利な赤シートつきで、知識の整理に役立つ一覧表やゴロ合わせも学習をサポートします。また、練習問題も類ごとにたっぷり収録しているので、より効果的に知識の定着を図ることが可能です。

3、わかりやすい! 甲種危険物取扱者試験 (国家・資格試験シリーズ103)

工藤 政孝 (著)
出版社: 弘文社; 大改訂版 (2016/6/3)
出典:amazon.co.jp

この一冊で合格できる!合格への作戦に基づいた編集!試験によく出る問題を徹底解説!

目次 – 乙種4類危険物取扱者試験 2020年版

本書の構成

◎本書は、2019~2012年中に実施された乙種第4類の危険物取扱者試験の問題とそのテキスト及び解説をまとめたものです。

◎収録されている問題は、出題頻度の高いもの、または今後出題される可能性が高いと考えられるものを選んで収録しています。本書では、過去の出題頻度に応じて、問題に以下の★印をつけました。
★★★…よく出題★★…ときどき出題★…たまに出題

また、[第1章]と[第2章]のよく出題されている項目には、目次に印をつけました。★印と併せて、勉強する際の参考にしてください。

◎過去の問題を整理・分類していくと、ほぼ同じ問題が多数あります。本書では、これらほぼ同じ問題を1つにまとめて収録しているため、結果、本書の収録問題数は476問となっています。また、2019年版に比べ、約100問が新規収録となっています。なお、実際の乙種第4類の1回分の試験問題は、全35問です。

◎乙種第4類に限らず、危険物取扱者試験の問題は公表されていません。小社では、複数の受験者に依頼して過去問題を組み立てました。従って、実際の試験問題と内容が一部異なっている可能性もあります。

◎各項目のはじめに、その項目に分類される過去問題を解くために知っておくべき必要最低限の内容をテキストとしてまとめてあります。

◎また、過去問題の後に解説として、その問題文がなぜ誤っている内容であるのか等をまとめました。

◎過去問題は、実際の試験科目と同様に大きく3つの章に分け、更に細かく項目を分けました。具体的には次のとおりです。
①第1章危険物に関する法令 40項目
②第2章基礎的な物理・化学 31項目
③第3章危険物の性質・火災予防・消火の方法 12項目

◎項目ごとにまとまっているので頭の中で整理しやすく、繰り返すことで、意識せずに覚え、解くことができます。また、何度もチャレンジすることで、試験合格が可能となります。

◎過去問題ごとに、チェックマークをつけています。その問題を理解できているか、記憶できているか、その確認にご利用ください。

◎危険物取扱者試験は、多くが過去に出題された問題から繰り返し出題されています。その理由として、大きな法令改正がなく、火災予防を中心とした化学等の内容も変更がないためです。

◎一方で、全く新しい問題も出題されています。しかし、新問はわずかであり、過去問題を効率よく解いてその内容を覚えることが、試験合格への近道だと私たちは考えています。

2020年4月 公論出版編集部

公論出版 (著, 編集)
出版社: 公論出版 (2020/4/25)、出典:出版社HP

受験の手引き

乙種第4類危険物取扱者
◎消防法により、一定数量以上の危険物を貯蔵し、または取り扱う化学工場、ガソリンスタンド、石油貯蔵タンク、タンクローリー等の施設には、危険物を取り扱うために必ず危険物取扱者を配置しなくてはなりません。

◎危険物取扱者の免状は、貯蔵し、または取り扱うことができる危険物の種類によって、甲種、乙種、丙種に分かれています。

◎このうち乙種第4類は、ガソリン、軽油、灯油、オイルなどの第4類危険物(引火性液体)を貯蔵し、または取り扱うことができます。

◎乙種の受験にあたり、資格は必要ありません。

◎乙種の受験手数料は4,500円です。

試験科目と合格基準
◎試験は、次の3科目について一括して行われます。試験の制限時間は2時間です。

試験科目 出題数
危険物に関する法令 15問
基礎的な物理学及び基礎的な化学 10問
危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法 10問

 

◎合格基準は、試験科目ごとの成績が、それぞれ60%以上としています。従って、「危険物に関する法令」は9問以上、「基礎的な物理学及び基礎的な化学」と「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」はそれぞれ6問以上正解しなくてはなりません。従って、法令の正解が8問である場合、その他の科目がそれぞれ10点満点であっても、不合格となります。

試験の手続き
◎危険物取扱者試験は、一般財団法人消防試験研究センターが実施します。ただし、受験願書の受付や試験会場の運営等は、各都道府県の支部が担当します。

◎試験の申請は書面によるほか、インターネットから行う電子申請が利用できます。

◎電子申請は、一般財団法人消防試験研究センターのホームページにアクセスして行います

◎書面による申請は、消防試験研究センター各都道府県支部及び関係機関・各消防本部などで願書を配布(無料)しているので、それを入手して行います。

公論出版 (著, 編集)
出版社: 公論出版 (2020/4/25)、出典:出版社HP

目次

第1章 危険物に関する法令
1.消防法の法体系
2.消防法で規定する危険物
3.第4類危険物
4.危険物の指定数量
5.製造所・貯蔵所・取扱所の区分

6.製造所等の設置と変更の許可
7.変更の届出
8.仮貯蔵と仮取扱い
9.危険物取扱者の制度
10.免状の交付・書換え・再交付

11.保安講習
12.危険物保安監督者
13.危険物保安統括管理者
14.危険物施設保安員
15.予防規程

16.予防規程に定めるべき事項
17.危険物施設の維持・管理
18.定期点検
19.保安検査
20.保安距離

21.保有空地
22.製造所の基準
23.屋内貯蔵所の基準
24.屋外タンク貯蔵所の基準
25.屋内タンク貯蔵所の基準

26.地下タンク貯蔵所の基準
27.簡易タンク貯蔵所の基準
28.移動タンク貯蔵所(タンクローリー等)の基準
29.屋外貯蔵所の基準
30.給油取扱所の基準

31.セルフ型の給油取扱所の基準
32.販売取扱所の基準
33.標識・掲示板
34.共通の基準[1] 35.共通の基準[2]

36.運搬の基準
37.消火設備と設備基準
38.警報設備
39.措置命令・許可の取消・使用停止命令
40.事故発生時の応急措置
参考 第1章のまとめ

第2章 基礎的な物理・化学
1.燃焼の化学
2.燃焼の区分
3.燃焼の難易
4.引火と発火
5.燃焼範囲

6.自然発火
7.粉じん爆発
8.消火と消火剤
9.電気の計算/電池
10.静電気

11.電気分解
12.物質の三態
13.沸点と飽和蒸気圧
14.比重と蒸気比重
15.ボイルの法則/シャルルの法則/ドルトンの法則

16.熱量と比熱
17.熱の移動
18.熱膨張
19.物理変化と化学変化
20.単体・化合物・混合物

21.化学の基礎
22.反応速度と化学平衡
23.酸と塩基(アルカリ)
24.酸化と還元
25.混合危険

26.元素の分類
27.イオン化傾向
28.金属の腐食
29.有機化合物
30.高分子材料
31.主な気体の特性

第3章 危険物の性質・火災予防・消化の方法
1.危険物の分類
2.第4類危険物の性状
3.第4類危険物の消火
4.第4類危険物の貯蔵・取扱い
5.事故事例と対策
6.特殊引火物の性状

7.第1石油類の性状
8.アルコール類の性状
9.第2石油類の性状
10.第3石油類の性状
11.第4石油類の性状
12.動植物油類の性状
参考 乙種第4類の主な危険物

公論出版 (著, 編集)
出版社: 公論出版 (2020/4/25)、出典:出版社HP

 

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