硬筆書写技能検定試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




硬筆書写技能検定の概要

硬筆書写技能検定は、万年筆やボールペンなどの硬筆で、美しく手短に書く能力を量る文部科学省が後援する検定試験です。文字を美しく書く能力は履歴書などに関係することであり、文字はその人の人となりを現します。趣味で挑戦する方や教員として自主的に挑戦する方も多く、年齢にかかわらず挑戦する価値のある資格となっています。試験に認められている筆記用具があるので、受験前に確認しておきましょう。

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硬筆書写技能検定の公式テキストは?

公式の受験手引きと問題集が毎年販売されています。また、実際の試験問題と同様の紙を使用した練習用紙の販売もしています。公式ホームページで購入することができるので、受験を検討している人は手に入れましょう。また、市販のテキストも販売されているので、書店などでチェックすることをおすすめします。

硬筆書写技能検定のおすすめテキスト

硬筆書写技能検定1・2級合格のポイント

狩田 巻山 (著)
出版社: 日本習字普及協会 、出典:amazon.co.jp

「1・2級合格のポイント」は準1級と平成30年度に新設された準2級の資料も掲載しております。準1級及び準2級受験者にもより学習できる内容になっております。

 

 

2.「硬筆書写技能検定3級合格のポイント」(日本習字普及協会)

狩田 巻山 (著)
出版社: 日本習字普及協会 、出典:amazon.co.jp

 

 

「模範答案例」は第1問から第6問までの実技試験の合格の目安となるように、「過去問題」は第1問から第10問までで、練習問題と合わせて出来るだけたくさん実際の試験形式で問題を解答し試験に備えていただければと掲載しました。

 

 

3.「硬筆毛筆書写検定理論問題のすべて」(岩崎芸術社)

江守 賢治 (著)
出版社: 岩崎芸術社 (1995/09)、出典:amazon.co.jp

文部科学省後援の硬筆と毛筆の書写検定1級から5級までの「理論問題と解答例」を示して、合格のためのポイント「学習方法」「解答時の注意点」を豊富な参考資料を加えて、詳しく、わかりやすく解説した。また、書写指導の方にも十分役立つ様解説しました。

 

 

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目次 – 硬筆書写技能検定1・2級合格のポイント(最新情報版)

まえがき

昭和9年春、第1回ペン字検定が実施され、その後、今日まで多くの人が受験しています。本ページは、書籍『硬筆書写技能検定1・2級合格のポイント』の紹介スタイルをもとに、1級・準1級・2級・準2級受験者向けの情報を、現行の公式公開情報ベースで読みやすく整理したものです。
※下記の「受験日程」「受験料」「申込み方法」「注意事項」等は、最新の受験案内・スケジュールに合わせて更新しています。詳細は必ず最新の受験要項・受験票をご確認ください。

独習に、受験前の総仕上げに有効に活用して本番に備えてください。
日本習字普及協会

狩田 巻山 (著)
日本習字普及協会 (2019/4/5)、出典:出版社HP

目次

まえがき
1級・準1級・2級・準2級試験の手びき(最新)
令和8年度 検定スケジュール(最新)
受験料(最新)
個人受験申込み(最新)
団体受験申込み(最新)
受験当日の注意(最新)
2級・準2級の試験問題について(現行概要)
1級・準1級の試験問題について(現行概要)

1級・準1級・2級・準2級試験の手びき(最新)

一般財団法人 日本書写技能検定協会掲載情報ベース(最新公開内容を反映)

① わが国の硬筆書写技能検定について
硬筆書写技能検定は、一般財団法人 日本書写技能検定協会が実施する、文部科学省後援の書写技能検定です。学歴・年齢・性別その他の制限はありません。検定は6級~1級の8等級で、全級同時に実施されます(併願不可)。3級・準2級・2級の理論問題はマークシート方式です。

② 1級・準1級・2級・準2級 試験の程度(現行概要)

程度(概要) 試験時間 対象目安
準2級 硬筆書写のやや専門的な技術及び知識をもって書くことができる。 90分 高校生・大学生・一般社会人程度
2級 硬筆書写の専門的技術及び知識をもって書くことができる。 90分 高校生・大学生・一般社会人程度
準1級 硬筆書写のより専門的な技術及び知識をもって書くことができる。 90分 高校生・大学生・一般社会人程度
1級 硬筆書写の高度な専門技術及び知識をもって書くことができる。 90分 大学生・一般社会人程度

③ 合格基準(1級・準1級・2級・準2級)

実技 理論
準2級 445点以上/600点満点 285点以上/400点満点
2級 475点以上/600点満点 295点以上/400点満点
準1級 515点以上/600点満点 305点以上/400点満点
1級 535点以上/600点満点 315点以上/400点満点

※実技・理論の双方が基準点に達して合格となります。1級~3級は、片方のみ合格点に達した場合の「準登録(片方合格)」制度があります(事前申請・受験票記載の確認が必要)。

③検定試験実施の方法(最新)

検定試験は年3回実施されます。受付期間・試験日・会場は回ごとに異なるため、申込み時は必ず最新の受験要項と検定スケジュールを確認してください。

令和8年度 硬筆・毛筆書写技能検定試験スケジュール(硬筆)

申込み期間(必着) 試験日 硬筆説明開始時間
令和8年度 第1回 令和8年4月1日 ~ 令和8年5月15日 令和8年6月21日(日) 午前10時(試験時間は30分~90分)
令和8年度 第2回 令和8年9月1日 ~ 令和8年10月9日 令和8年11月8日(日) 午前10時(試験時間は30分~90分)
令和8年度 第3回 令和8年12月1日 ~ 令和9年1月18日 令和9年2月7日(日) 午前10時(試験時間は30分~90分)

受験資格
学歴・年齢・性別その他の制限は設けない。

検定の種類
検定協会の定める「硬筆書写技能審査基準」に従い、6級・5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級の8つの等級に分けて実施(併願不可)。

合否
各等級の試験において所定の成績をおさめた者を合格者とし、実施後一か月前後で合否通知。合格者には合格証書が交付されます。希望者には合格証明書(2通目以降有料)も発行されます。

試験時間
1級・準1級・2級・準2級はいずれも、実技・理論を合わせて90分です。

受験料(消費税込み・硬筆書写技能検定/最新)

時間 受験料
6級 30分 1,200円
5級 50分 1,500円
4級 60分 1,700円
3級 70分 3,000円
準2級 90分 3,500円
2級 90分 4,000円
準1級 90分 6,000円
1級 90分 7,500円

個人受験申込み(最新)
個人受験申込み方法は、現在主に次の3つです。

  1. 〔インターネット申込み〕協会ホームページの個人受験申込みフォームから申込み(願書請求不要)
  2. 〔受験願書の請求・郵送申込み〕願書をダウンロード/請求して申込み
  3. 〔協会へ直接持参〕協会へ直接持参して申込み

※お申込み締切日までに入金完了が必要です。
※一度納入した受験料は、原則返還不可(自然災害等の不可抗力・協会都合を除く対応規定あり)。
※令和5年度第1回より、従来の「特約書店での個人受験申込み受付」は廃止されています。

団体受験申込み(最新)
現在は、硬筆・毛筆合わせた受験者が5名以上で、団体責任者のもと会場を設置して受験できます(単独会場)。公開会場制度の案内もあります。
※旧情報では「10名以上」とされていた案内がありますが、現行案内では5名以上の表記です。

個人受験申込みから試験・合否結果(通知)までの流れ
「受験願書の提出(またはインターネット申込み)」+「受験料納入」の双方確認をもって申込み完了となります。受験票は試験日の6日前までに発送されます。未着の場合は協会へ問い合わせてください。

A 個人受験申込みから試験・合否結果(通知)までの流れ

*個人受験申込み後の変更事項について(現行運用は受験票・受験規約優先)
会場・受験級・住所等の変更の可否は、申込み期間・会場状況・受験規約によります。必ず協会へ直接確認してください。

B 団体受験申込みから試験・合否結果(通知)までの流れ

(二)受験に関する注意(最新)

1 受験料の支払いについて
インターネット申込みでは、画面の案内に従って決済を行います。願書申込みの場合は、協会案内に従って入金してください。

2 試験当日について

(1)当日に持参するもの

  • 受験票(4級~6級を除き、必要に応じ顔写真貼付)
  • 身分証明証等(原則として氏名・生年月日・顔写真の確認できるもの/4級~6級は不要)
  • 筆記具(設問指定に従う)
  • 定規、ものさし(必要な問題のみ)
  • 消しゴム、下敷き(無地・任意)

※筆記具は各問で指定があります。使用禁止の筆記具(例:消せるボールペン、修正液・修正テープ等)は、必ず最新要項・問題冊子の指示に従ってください。

《各問題筆記具一覧》(参考・実際は当日の問題冊子指示を優先)

鉛筆(HBかB) ボールペン つけペン・万年筆または
サインペン
油性または
耐水性顔料のマーカー
1問 ×
2問 ×
3問 ×
4問 ×
5問 × (■)
6問
マークシート*

●は必ず持っていくもの。
■はどれか1つでもよいもの。
(■)は1級、準1級のみ対象です。
*7問から10問の理論問題は、準2級・2級・3級はマークシートです。

(2)集合時間を守ること
受験票記載の時間に従って、余裕をもって入室してください。
一般会場では、硬筆は開始時刻(10時、説明時間含む)の10分以後は遅刻扱いとなり、入室できません。

(3)受験票が届かない時
受験票は試験日の6日前までに発送されます。届かない場合は、試験前に協会へ問い合わせてください。

4 準登録について(片方合格)
1級から3級において、実技・理論のいずれか一方のみ合格点に達した場合、準登録制度(片方合格)により次回・次々回の2回に限り不合格科目のみを受験できる制度があります。事前申請・受験票の記載確認が必要です。既合格科目を解答した場合は正規受験扱いとなる点に注意してください。

マークシート記入方法(3級・準2級・2級 理論)
HBまたはBの鉛筆(シャープペンシル)を使用し、ていねいに記入します。受験地番号・受験番号等は受験票を見て正確に転記してください。

 

2級・準2級の試験問題について(現行概要)

試験問題は、2級・準2級とも実技6問、理論4問です。各問100点満点で、実技600点満点、理論400点満点。試験時間は実技・理論合わせて90分です。

合格点(再掲)
2級:実技475点以上/理論295点以上
準2級:実技445点以上/理論285点以上

2級 出題内容(現行概要)

  • 実技:速書き/漢字10字(楷書・行書)/縦書き/横書き/はがき本文/掲示(横書き)
  • 理論:常用漢字の楷書と行書の筆順/旧字体と書写体を常用漢字に直す/草書を熟語で読む/文字の歴史/漢字の部分の名称/漢字の字体(出題構成により組合せ)

準2級 出題内容(現行概要)

  • 実技:速書き/漢字10字(楷書・行書)/縦書き/横書き/はがき本文/掲示
  • 理論:常用漢字の楷書と行書の筆順/草書を熟語で読む/文字の歴史/漢字の部分の名称/漢字の字体(出題構成により組合せ)

※各問の文字数・細かな出題形式は回によって変動する場合があります。最新の「問題例と解答例」を必ず確認してください。

1級・準1級の試験問題について(現行概要)

試験問題は、1級・準1級とも実技6問、理論4問です。各問100点満点で、実技600点満点、理論400点満点。試験時間は実技・理論合わせて90分です。

合格点(再掲)
1級:実技535点以上/理論315点以上
準1級:実技515点以上/理論305点以上

1級 出題内容(現行概要)

  • 実技:速書き/漢字10字(楷行草三体)/縦書き/横書き/自由作品(和歌・漢詩などより一つ選択)/掲示文(縦書き)
  • 理論:常用漢字を旧字体・書写体に直す/草書(一字ずつ)と古典(主として古筆)を読む/漢字の添削/書道史/漢字の字体/歴史的仮名遣い(出題構成により組合せ)

準1級 出題内容(現行概要)

  • 実技:速書き/漢字8字(楷行草三体)/縦書き/横書き/自由作品(和歌・漢詩などより一つ選択)/掲示文(縦書き)
  • 理論:旧字体と書写体を常用漢字に直す/草書5字と古筆を読む/書道用語・書道史/漢字の字体(出題構成により組合せ)

※詳細な出題例・合格答案例・マークシート例は、協会公式の「問題例と解答例」ページで確認できます。

狩田 巻山 (著)
日本習字普及協会 (2019/4/5)、出典:出版社HP

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 –  硬筆書写技能検定3級合格のポイント(最新情報版)

まえがき

昭和39年春、第1回ペン字検定が実施され、その後、今日まで多くの人が受験いたしております。本ページは、その3級受験者向け書籍の紹介スタイルをもとに、現行の公式公開情報を反映して整理したものです。
※下記の受験日程・受験料・申込み方法・注意事項等は最新の公開情報ベースです。実際の受験時は必ず最新の受験要項・受験票・公式サイトをご確認ください。

試験問題に則して、平成9年度に大幅改訂をいたしました。要点を簡潔に書き換え、2色刷りにして、より学習しやすく編集してあります。各問題ごとに付けた、書き込み式の練習問題にはミシン目を入れ、切り取って練習することが出来ます。タイムを計って、本試験と同じスタイルで学習するのが合格への早道です。

また、近年の公式教材・過去問題集も充実しており、最新の出題傾向を把握しやすくなっています。

独習に、受験前の総仕上げに有効に活用して、本番に備えてください。

日本習字普及協会

狩田 巻山 (著)
日本習字普及協会 (2019/4/5)、出典:出版社HP

目次

まえがき
3級試験の手びき(最新)
令和8年度 検定スケジュール(最新)
受験料(最新)
個人受験申込み(最新)
団体受験申込み(最新)
受験に関する注意(最新)
マークシート記入方法(3級・準2級・2級)
3級の試験問題について(現行概要)

3級試験の手びき

一般財団法人 日本書写技能検定協会掲載情報ベース(最新公開内容を反映)

①わが国の硬筆書写技能検定試験
本検定は、文部科学省後援の書写技能検定試験で、我が国で硬筆・毛筆に関する技術と知識を審査する全国規模の検定として実施されています。合格級は履歴書等にも記載でき、進学・就職・生涯学習の目標として活用されています。

②3級試験の程度と範囲(現行概要)
3級は、中学生・高校生程度を目安とし、「硬筆書写一般の技術及び知識をもって書くことができる」レベルとされています。試験時間は70分、実技6問+理論4問(理論はマークシート)です。

程度(概要) 試験時間 対象目安
3級 硬筆書写一般の技術及び知識をもって書くことができる。 70分 中学生・高校生程度

3級の現行出題内容(公式概要)

区分 内容
実技 速書き/漢字10字を書く(楷書・行書)/縦書き/横書き/はがきのあて名/掲示文(横書き)
理論(マークシート) 漢字の部分の名称/常用漢字の楷書の筆順/草書を文中で読む/漢字の字体

3級の合格点(公式)
実技 415点以上/600点満点中、理論 275点以上/400点満点中。実技・理論の双方が合格点に達して合格となります。

③検定試験実施の方法(最新)
検定試験は年3回実施されます。申込み期間・試験日・会場・受験料は回ごとに確認が必要です。

令和8年度 硬筆・毛筆書写技能検定試験(硬筆)スケジュール

申込み期間(必着) 試験日 開始時間(硬筆)
令和8年度 第1回 令和8年4月1日 ~ 令和8年5月15日 令和8年6月21日(日) 午前10時(説明開始)
令和8年度 第2回 令和8年9月1日 ~ 令和8年10月9日 令和8年11月8日(日) 午前10時(説明開始)
令和8年度 第3回 令和8年12月1日 ~ 令和9年1月18日 令和9年2月7日(日) 午前10時(説明開始)

※硬筆の試験に要する時間は30分~90分(級による)です。3級は70分です。

硬筆書写技能検定試験の受験要項(現行情報)
実施団体 一般財団法人日本書写技能検定協会 東京都豊島区南大塚3-41-3
後援 文部科学省、全国各都道府県教育委員会
受験資格 学歴・年齢・性別その他の制限は設けない。
検定の種類 6級・5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級の8等級(全級同時実施、併願不可)
試験科目 実技と理論(ただし6級は実技のみ)
※3級・準2級・2級の理論問題はマークシート方式。

1 試験時間と受験料(最新)

時間 受験料
6級 30分 1,200円
5級 50分 1,500円
4級 60分 1,700円
3級 70分 3,000円
準2級 90分 3,500円
2級 90分 4,000円
準1級 90分 6,000円
1級 90分 7,500円

受付期間は検定スケジュールをご確認ください。
※受験料は、ひとたび納入したものは原則返還不可(公式案内・受験規約の定めによる)。

個人受験申込み(最新)

個人受験申込みは、次の3つの方法で受験申込みができます。

  1. 〔インターネット申込み〕
    検定協会ホームページ内の個人受験申込みフォームより申込み(願書請求不要)
  2. 〔受験願書の請求(郵送申込み)〕
    願書をダウンロード、または請求フォームから取り寄せて申込み
  3. 〔協会へ直接持参〕
    検定協会へ直接持参して申込み

※お申込み締切日までに入金完了が必要です。
※特約書店での個人受験申込み受付は、令和5年度第1回より廃止されています。
※一般会場が遠方の場合は、条件が合えば「公開会場」で受験できる場合があります(公開会場制度)。

個人受験申込みから試験・合否結果(通知)までの流れ
個人受験申込みは、「受験申込み」+「受験料納入」の確認が取れた時点で完了となります。受験票は試験日の6日前までに検定協会より発送されます。未着の場合は協会へご連絡ください。

個人受験申込み後の変更事項について(現行運用は受験規約・受験票優先)
受験希望地・受験級位・住所等の変更可否は、申込み締切日や会場状況により異なります。変更が生じた場合は、速やかに検定協会へ連絡してください。

団体受験申込み(最新)

【団体受験申込みとは、硬筆・毛筆合わせた受験者が5名以上の場合に、団体責任者のもとで会場を設置して受験できる制度です。】

団体受験申込みは、団体責任者が取りまとめて行います。団体受験資料請求フォーム・団体専用ページ等から手続きを行ってください。
※学校・教室単位で単独会場を設置できる場合があります。

団体受験申込みから試験・合否結果(通知)までの流れ
準登録(片方合格)の特典(1級~3級)を利用する場合は、申込み時に必ず申請してください。事前申請がない場合は、正規受験者として扱われます。

(二)受験に関する注意(最新)

1 受験料の支払いについて
ホームページでの申込みの場合は、手順に沿ってクレジットカード決済・ペイジー決済・コンビニ決済等で支払います。願書申込みの場合は、協会案内に従って支払ってください。

2 試験当日について

(1)当日に持参するもの

当日は、受験票を持参することはもちろんですが、筆記具、定規、消しゴム等を忘れないようにしましょう。

  1. 受験票(3級は個人受験票に顔写真貼付が必要/小学生は不要)
  2. 身分証明証等(原則として氏名・生年月日・顔写真を確認できるもの。中学生の学生証は顔写真なしでも可)
  3. 筆記具(各問題で指定)
  4. 定規、ものさし
  5. 消しゴム・下敷き(無地・任意)

※4級・5級・6級受験者は、写真貼付および身分証明証は不要です。
※顔写真は縦30mm×横24mmを個人受験票の写真貼付欄に貼付します。
※修正液・修正テープ・消せるボールペンは使用できません。
※実技全般にわたり修正液・修正テープは使用不可です。

鉛筆(HBかB) ボールペン つけペン・万年筆または
サインペン
油性または
耐水性顔料のマーカー
1問 × × ×
2問 × ×
3問 × ×
4問 × ×
5問 × ×
6問 × ×
マークシート* × × ×

 

●は必ず持っていくもの。
■はどれか1つでもよいもの。
*7問から10問の理論問題は、3級はマークシートなのでHBかBの鉛筆またはシャープペンシル。
定規は、6問の掲示の下書き線に使いますが、下書き線は必ず消してから提出してください。

(2)集合時間を守ること
受験票記載の案内に従い、時間に余裕をもって会場へ向かってください。
一般会場では、試験開始時刻(硬筆10時・説明時間含む)の10分以後は遅刻扱いとなり、試験会場へ入室できません。

(3)試験に遅刻した時
公共交通機関の遅延や天候不良、災害など、やむを得ない事情がある場合は、事情を証明できる書類(遅延証明書など)を用意し、係員・協会の指示に従ってください。

3 受験票が届かない時
受験票は試験日の6日前までに発送されます。届かない場合は検定協会に問い合わせしてください。受験料の納付が確認できない場合は受験票が発送されないことがあります。

4 準登録について(片方合格)
1級から3級において、審査の結果不合格であっても、試験科目中の実技・理論のいずれかが合格点に達しているときには、準登録をすれば次回とその次回の2回に限り、不合格科目のみを受験できます。なお、準登録者が合格済みの問題に解答した場合(実技・理論ともに)は正規受験として扱われ、片方合格の特典は無効となります。事前申請・受験票への記載確認が必要です。

マークシート記入方法
硬筆書写技能検定3級、準2級、2級の理論問題は、マークシートによる選択式の解答です。塗り間違いに注意し、HBまたはBの鉛筆(シャープペンシル)を使ってていねいに記入してください。間違えた場合はプラスチック消しゴムできれいに消し、消しかすが残らないようにしてください。

①該当の○印の中をていねいに塗りつぶす。
②氏名は「姓」「名」を分けて楷書で記入する。
③受験地番号・受験番号は受験票を見て正確に記入する(記入不備は無効の原因)。
④理論免除欄は準登録(片方合格)で理論免除の方のみ記入。1問でも答えると正規受験扱い。
⑤生年月日・年齢・性別等を記入。
⑥学習した教育機関は複数回答可。
⑦理論問題解答欄は1問につき1つだけ選ぶ(二重解答は不正解)。

3級の試験問題について

試験問題は、実技問題が6問、理論問題が4問あり、各問100点満点で、実技は600点満点、理論は400点満点となります。実技の合格点は415点以上、理論は275点以上です。実技・理論の双方が合格点に達して初めて合格と認められます。どちらかが合格点に達しなかった場合は片方合格(準登録)の対象となる場合があります。3級の試験時間は、実技・理論合わせて70分です。

試験問題一覧【3級】(現行概要)

●実技問題

第6問 第5問 第4問 第3問 第2問 第1問
掲示文(横書き) はがきのあて名 漢字仮名交じり文(横書き) 漢字仮名交じり文(縦書き) 漢字10字(楷書・行書) 速書き

●理論問題(マークシート)

第10問 第9問 第8問 第7問
漢字の字体 草書を文中で読む 常用漢字の楷書の筆順 漢字の部分の名称

(注)問題の文字数・細かな出題形式は回により多少前後することがあります。最新の「問題例と解答例」および受験要項をご確認ください。
本表でいう「漢字」とは、3級では常用漢字をさします。

狩田 巻山 (著)
日本習字普及協会 (2019/4/5)、出典:出版社HP

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 – 硬筆書写技能検定4級合格のポイント(最新情報版)

まえがき

昭和39年春、第1回ペン字検定が実施され、その後、今日まで多くの人が受験いたしました。本ページはその4級受験者向け書籍の紹介スタイルをもとに、現行の公式公開情報を反映して整理したものです。
※受験日程・受験料・申込み方法・注意事項等は最新の公式公開情報ベースです。受験時は必ず最新の受験要項・受験票・公式サイトをご確認ください。

試験問題に則して、平成9年度に大幅改訂をいたしました。要点を簡潔に書き換え、2色刷りにして、より学習しやすく編集してあります。各問題ごとに付けた、書き込み式の練習問題にはミシン目を入れ、切り取って練習することが出来ます。タイムを計って、本試験と同じスタイルで学習するのが合格への早道です。

また、巻末の傾向と対策に加え、最新の問題例・解答例(公式公開)もあわせて確認すると、現在の出題形式に対応しやすくなります。

独習に、受験前の総仕上げに有効に活用して本番に備えてください。

日本習字普及協会

狩田 巻山 (著)
日本習字普及協会 (2019/4/5)、出典:出版社HP

目次

まえがき
4級試験の手びき(最新)
令和8年度 検定スケジュール(最新)
受験料(最新)
個人受験申込み(最新)
団体受験申込み(最新)
受験に関する注意(最新)
4級の試験問題について(現行概要)

4級試験の手びき

一般財団法人 日本書写技能検定協会掲載情報ベース(最新公開内容を反映)

①わが国の硬筆書写技能検定試験
本検定は、一般財団法人 日本書写技能検定協会が実施する文部科学省後援の書写技能検定です。学歴・年齢・性別その他の制限はなく、硬筆書写技能検定は6級~1級の8等級で全級同時に実施されます(併願不可)。

②4級試験の程度と範囲(現行概要)
4級は「中学生・高校生程度」を目安とし、硬筆書写の基礎的技術及び知識をもって書くことができるレベルとされています。試験時間は60分です。

硬筆書写技能審査基準(現行概要)

一般財団法人 日本書写技能検定協会

4級
程度……硬筆書写の基礎的な技術及び知識をもって書くことができる。

領域 内容(概要)
実技 1. 漢字及び仮名など 教育漢字・平仮名・片仮名・ローマ字・数字などを、正しく整えて書くことができる。
2. 文章及び文書 平易な漢字仮名交じり文、掲示等の文書を定められた形式で正しく書くことができる。
3. 視写及び聴写(能率的な速書き) 一定時間内に一定の字数の文章を誤りなく書くことができる。
理論 4. 国語の表記法 教育漢字の字体・音訓・筆順、現代仮名遣い、符号の使い方などの基礎知識を理解している。
5. その他 硬筆書写に関する用具・インク・用紙等の基礎知識をもっている。

 

注 この表において、「漢字」とは、小学校学習指導要領の中で学習するものと指定してある漢字をいうものとする。

現行の4級出題内容(公式概要)

区分 内容
実技 速書き/漢字仮名交じりの言葉5~6字を書く/縦書き/横書き/掲示文(縦書き10字前後を2行で書く)
理論 教育漢字(学習漢字)の楷書・ひらがな・かたかなの筆順/教育漢字の書き取り

③検定試験実施の方法(最新)
検定試験は年3回実施されます。申込み期間・試験日・会場・受験料は回ごとに確認が必要です。

令和8年度 硬筆・毛筆書写技能検定試験(硬筆)スケジュール

申込み期間(必着) 試験日 開始時間(硬筆)
令和8年度 第1回 令和8年4月1日 ~ 令和8年5月15日 令和8年6月21日(日) 午前10時(説明開始)
令和8年度 第2回 令和8年9月1日 ~ 令和8年10月9日 令和8年11月8日(日) 午前10時(説明開始)
令和8年度 第3回 令和8年12月1日 ~ 令和9年1月18日 令和9年2月7日(日) 午前10時(説明開始)

※硬筆の試験に要する時間は30分~90分(級による)です。4級は60分です。

(1) 検定試験の受験要項について(現行情報)

硬筆書写技能検定試験の受験要項

実施団体  一般財団法人 日本書写技能検定協会 東京都豊島区南大塚3-41-3
後援    文部科学省、全国各都道府県教育委員会
受験資格  学歴・年齢・性別・その他、制限は設けない。
検定の種類 検定協会の定める「硬筆書写技能審査基準」に従い、1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級、6級の八つの等級に分け、それぞれ同時に行う(併願不可)。
合否    各等級の試験において所定の成績をおさめた者をその等級の合格者とし、実施後約1ヶ月前後で合否通知。合格者には合格証書を交付。
試験科目  実技と理論(但し6級は実技のみ)
試験の程度 検定協会の「硬筆書写技能審査基準」の定める程度によって行う。
[4級][中学生・高校生程度] 硬筆書写の基礎的技術及び知識をもって書くことができる。

試験時間・受験料 表1を参照してください。

1 試験時間と受験料(最新)

時間 受験料
6級 30分 1,200円
5級 50分 1,500円
4級 60分 1,700円
3級 70分 3,000円
準2級 90分 3,500円
2級 90分 4,000円
準1級 90分 6,000円
1級 90分 7,500円

受付期間は検定スケジュールをご確認ください。

個人受験申込み(最新)

個人受験申込みは、次の要領で受験申込みができます。
①〔インターネット申込み〕
検定協会のホームページ上の「個人受験申込みフォーム」より申込みをする(願書請求不要)。
②〔受験願書の請求(郵送申込み)〕
願書をダウンロード、または請求フォームより取り寄せて申込みをする。
③〔協会持参〕直接協会で申込みをする。

※お申込み締切日までに入金完了が必要です。
※特約書店での個人受験申込み受付は、令和5年度第1回より廃止されています。
※一般会場が遠方でアクセスしにくい場合は、条件が合えば公開会場で受験できる場合があります。

個人受験申込みから試験・合否結果 (通知)までの流れ

*個人受験申込みは、「受験申込み」および「受験料」の納入確認が取れた時点で完了となります。
*受験票は検定試験6日前までに発送されます。未着の場合には、協会までご連絡ください。
*各試験会場ごとに特別な事項がある場合には、受験票に記載されている指示に従ってください。
*個人受験申込み後の変更事項(受験希望地・受験級位・住所変更など)は、速やかに検定協会までご連絡ください(可否は締切・会場状況等により異なります)。

団体受験申込み(最新)

【団体受験申込みとは、硬筆・毛筆書写技能検定試験の受験者の合計が5名以上で、団体責任者のもとで会場を設置し受験できる制度です。】
団体受験申込みは、団体責任者が取りまとめて申込み等を行います。学校・教室単位で5名以上の受験者があれば、単独会場の設置が可能です。
☆「単独会場を設置し受験」等の詳細条件は、最新の団体受験案内をご確認ください。
①〔ホームページ申込み/団体資料請求〕
検定協会の団体受験ページ・資料請求フォーム等から手続きを行ってください。
②〔団体専用資料による申込み〕
検定協会へ団体受験資料をご請求ください(請求無料)。

団体受験申込みから試験・合否結果 (通知)までの流れ
*準登録(片方合格・1級~3級対象)の特典を利用する場合は、受験申込み時に必ず団体責任者が申請してください。事前申請がない場合は、正規受験者として扱います。
【注意事項及び個人情報保護、優遇措置について】
*災害時ならびに公共交通機関の遅延等の場合は、会場監督者または協会の指示に従ってください。
*ご記入いただいた個人情報は、検定試験実施に関する業務及び検定情報の発信以外に使用いたしません。
*お身体のご不自由な方、車いすでの受験を希望される方、他優遇措置につきましては、事前に検定協会までご相談ください。

(2) 受験に関する注意(最新)

1 受験料の支払いについて
ホームページでの申込みの場合は、申込みの手順に沿って、クレジットカード・コンビニ決済・ペイジー決済等で支払ってください。

受験願書を請求して申込みの場合は、必要事項記載の上願書を郵送し、協会案内に従って指定期日までに入金してください。

2 試験当日について
(1)当日に持参するもの
当日は、受験票を持参することはもちろんですが、筆記具、定規、消しゴム等を忘れないようにしましょう。

①受験票  受験会場や受験番号が記載されている重要なものです。
②筆記具  各問題で筆記具が指定されています。下段参照。
③定規、ものさし
④消しゴム
⑤下敷き(無地のもの)

※4級・5級・6級を受験される方は、写真の貼付および身分証明証は不要です。
※1級~3級の個人受験では、個人受験票への顔写真貼付および身分証明証等が必要です。
※修正液・修正テープ・消せるボールペンは使用できません。

硬筆書写技能検定試験では、問題ごとに筆記具が指定されています。筆ペン・フリクションペン (消せるボールペン)・油性マーカー等で先が四角い種類・修正液・修正テープ等は使用できません。

鉛筆(HBかB) ボールペン つけペン・万年筆または
サインペン
油性または
耐水性顔料のマーカー
1問 × ×
2問 × ×
3問 × ×
4問 × ×
5問 × ×

 

■はどちらか1つでもよいもの。
※6問、7問の理論問題は、筆記具は自由(問題冊子の指定に従う)。
※4級の最新問題例では、第1問速書きは「ボールペンまたは鉛筆」のいずれかを使用し、1分黙読+4分解答の形式です。
定規は、5問の掲示の下書き線に使いますが、下書き線は必ず消してから提出してください。消しゴム・下敷き(無地のもの)も持参してください。

(2)集合時間を守ること
試験開始時刻は受験票で案内されます。余裕をもって会場へ到着してください。
一般会場では、試験開始時刻(硬筆:10時、説明時間含む)の10分以後は「遅刻」となり、試験会場へ入室できません。

(3)試験に遅刻した時
公共交通機関の遅れによる遅刻については考慮される場合があります。遅刻した場合は会場監督官へ報告してください。なお、公共交通機関の遅延により30分を過ぎる場合は協会に連絡し、指示を受けてください。

3 受験票が届かない時
受験票は試験日の6日前までに発送されます。届かない場合は検定協会に問い合わせしてください。

4級の試験問題について(現行概要)

試験問題は、実技問題が5問、理論問題が2問あり、各問100点満点で、実技は500点満点、理論は200点満点となります。4級は各問66点を合格の目安とし、実技・理論合わせて460点以上(700点満点中)が合格と認められます。4級の試験時間は、実技・理論合わせて60分です。

問題の内容は次のとおりです。書体、用具等については問題文に指定されています。出題のねらいをよく理解して、答案を書いてください。

試験問題一覧【4級】
●実技問題

第5問 第4問 第3問 第2問 第1問
掲示(縦書き・10字前後を2行) 漢字仮名交じり文(横書き) 漢字仮名交じり文(縦書き) 漢字仮名交じりの言葉5~6字 速書き

●理論問題

第7問 第6問
教育漢字の書き取り 筆順(教育漢字・ひらがな・かたかな)

(注)問題の文字数は句読点、かっこ等を含みません。文字数は多少前後することがあります。
本表で言う「漢字」とは4級では小学校学習指導要領の中で学習するものと指定してある漢字をさします。

狩田 巻山 (著)
日本習字普及協会 (2019/4/5)、出典:出版社HP

目次 – 硬筆毛筆書写検定理論問題のすべて―文部省認定

※本書は1995年刊行の理論学習書のため、本文中の制度・呼称・試験方式の一部は刊行当時の情報です。
(現行制度の補足)現在の硬筆書写技能検定は、6級~1級の8等級で実施され、3級・準2級・2級の理論問題はマークシート方式です。個人受験申込み方法や受験規約(遅刻規定等)は近年変更があるため、学習時は最新の公式情報もあわせて確認してください。
日本習字普及協会

まえがき

書写検定の一級・二級を受験しようと思う人や、また、三級・四級の受験者を指導している人は、必ず「手びきと問題集」を手もとにもっていなければなりません。「手びきと問題集」は、書写検定の憲法ともいえる基本図書で、具体的な知識を十分にもっている人なら、手びき一冊でも十分です。

しかし、手びきだけでは不安に思われる人たちのために、この本を書きました。この本は、手びきの中にある説明をさらに詳しく説明し、また親切な参考資料をたくさん加えてあり、勉強の方法や答案を書く上での注意までこまごまと説明しているので、手びきとこの本の2冊を持てば、もう鬼に金棒だと思います。

さらに、この本は、単に書写検定のための受験参考書であるだけではなくて、書道や短歌・俳句を勉強している人にとって、さらには一般の人にとっても、教養の書、常識の書といえると思います。
平成7年8月10日

著者

江守 賢治 (著)
岩崎芸術社 (1995/09)、出典:出版社HP

目次

まえがき
(理論問題の領域)      理論問題の勉強を始める前に
常用漢字を正しく書く  漢字の字体の問題
正誤OX のモノサシ
漢字は確実・丁寧に書く
「常用漢字表」でいう「楷書の習慣」
楷書の習慣による形
まちがい捜しの問題で修正すべき字
漢字の筆順       筆順の問題
小学校における漢字筆順の指導
二級のための筆順一覧表
注意すべき行書の筆順一覧表
古典的行書作品の中から
仮名の筆順          三級・四級・五級のための筆順一覧表
漢字の部分の名称    漢字の部分の名称を問う問題
漢字の部分の図解
漢字の部分の名称一覧表
漢字の部分の名称の説明
楷書の形を添削する   楷書の形を添削する問題
添削の問題で指摘すべき字の例
付 小学校での「標準の字体」
旧字体と書写体      旧字体と書写体の問題
新字体と旧字体について
まず覚えるべき旧字体の漢字一覧表
まず覚えるべき書写体の漢字一覧表
草書を読む       草書を読む問題
新字体をそのまま草書風に書いた字
古筆を読む       古筆を読む問題
古筆(こひつ)とは
古筆を読む問題の模範解答
よく使われる変体仮名一覧
古筆の中にある注意すべき箇所の例
粘葉本和漢朗詠集から5例
平仮名・万葉仮名・変体仮名
地模様のある作品が問題に出されるときの図版
元暦校本万葉集の中から一首
平仮名のもとの漢字   平仮名のもとの漢字平仮名のもとの漢字を問う問題
草仮名の「あ」と「き」が平仮名になるまでの形
もとの漢字から平仮名への変遷
歴史的仮名遣い 歴史的仮名遣いの問題
一級の理論問題に歴史的仮名遣いが出題される理由と勉強法
歴史的仮名遣いの例
歴史的仮名遣いで注意すべきこと
いろは歌
書道史         書道史に関する問題
年表①②③
中国の人名と作品名
日本の人名と作品名
書道用語        書道に関する用語の問題
用語の索引に・印を付ける
追補
標準の字体       「標準の字体」が発表された日の新聞記事
「標準の字体」の問題点
「標準の字体」に対する文部省の考え
索引
あとがき

指導者のために
同じ漢字でも、楷書として書く字と、活字の形とは同じではない。
戦前の小学校では、楷書としてこんな形の字も学習していた。
戦前の小学校では、このような行書の字も練習していた。
ある人からの「辛」の字についての質問。
漢字の部分の名称は、必要なものだけ知っていればよい。
漢字の部首について
しんにょうとしんにゅうについて
そうこうという名称について
頁・おおがい・ページについて
書写体について
くさかんむりの形について
しんにょうを字体の上から見る。
ワープロで出てくる挙の字。
汝等は行書を書き得るや。
草書は古典で学ぶ。
仮名のもとの漢字に関する説
字源・字母という語について
摩崖(磨崖)と造像と断碑について
実技の勉強に役立つ書道用語。
懸針(けんしん)と垂露(すいろ)

理論問題の勉強を始める前に
「この書写技能検定試験は技能をみる試験のはずなのに、理論問題にかけている比重が大 き過ぎるのではないか」という意見があります。

しかし、最近行われた試験の実際の問題を見て、一つ一つ検討してみても、必要でないと思われる問題は一つもありません。

例えば、旧字体・書写体なんか勉強する必要がないという人に対しては、
(1)50年前の終戦までは、みんな学・挙・画の字を、學・擧・畫の形で書いていたのであり、
(2)書道の勉強の基本である楷書を、古典的楷書作品で勉強すれば、必ず、その中に書写体といわれる字が沢山出てくる、
という事実を知っていただきたいし、また「草書はたいへんむずかしい、もう必要がない字ではないか」と考えている人に対しては、
(3)明治7年検定済の「小学読本三」には、次のような内容があり、
(4)終戦まで使っていた小学校高学年の習字の教科書にも草書で書かれた手本が幾つもあった、 という事実を知っていただきたいと思います。

そこで、この種の試験では、その内容に興味をもち、また、勉強が必要なのだということをわかっていただくために、書写検定に関係のない一つの刺激材をお目にかけましょう。

これは、最近(平成7年5月下旬)のM新聞の広告欄で見たもので、試験の実施団体ではなくて、通信教育関係の企業が出したものらしいです。

正解
1 そうこう
2 はくう (夕立・にわか雨)
3 ゆめゆめ
4 じって (じゅって ×)
5 うろん

これには、文部省認定の漢字検定の一級が「らくらく合格」などとありますが、らくらくなんてとんでもない、ものすごくハードな勉強が必要だとは思いませんか。

また「毎日の生活にスグ役立つ漢字の読み書き・・・」とありますが、これらの漢字が読 めるということが日常の生活に役立つとはどうしても思えません。私は、これらの知識は 教養だと思っています。

書道・習字やペン習字は、日常の役に立つ面ももちろんありますが、私は、やはり国民的教養として身に付けるという意味の方が大きいのだと思っています。 なお、芸術は人を喜ばすものであり、教養はひけらかすものではないと考えています。

江守 賢治 (著)
岩崎芸術社 (1995/09)、出典:出版社HP

 

 




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