情報検定(J検)のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




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情報検定(J検)の概要

情報検定(J検)とは、情報システムを創り、情報を使い、情報デザインによってわかりやすく伝える。この創・使・伝の3つをキーワードにしている試験です。情報システム試験、情報活用試験、情報デザイン試験の3種あります。そのため自分の興味によって情報に関わる幅広い分野の試験を受けることができます。

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情報検定(J検)の公式テキスト

試験に対応した公式テキストがあります。テキストはレベルごとに用意されているので、自分が受験するレベルの対策をしっかりとすることができます。

情報検定(J検)のおすすめテキスト

1.「改訂2版 J検情報活用1級・2級 完全対策公式テキスト」(日本能率協会マネジメントセンター)

一般財団法人職業教育・キャリア教育財団(監修)
出版社: 日本能率協会マネジメントセンター; 改訂2版(2014/12/24)、出典:amazon.co.jp

1級は情報社会で生活するための実践的能力が問われます。そのため、本テキストではネットワーク環境にあるコンピュータと各種機器の役割、情報化社会に関わる諸問題および情報セキュリティに対応できる応用知識を解説します。2級は情報化社会の進展において日常生活で主体的に対応できる基礎的能力が問われます。本書では機器やソフトウェアの機能、情報モラルや情報セキュリティの基礎などを解説します。

2.「情報活用試験1級 公式テキスト」(実教出版)

職業教育キャリア教育財団
出版社: 実教出版(2015/3/31)、出典:amazon.co.jp

ネットワーク環境にあるコンピュータと各種機器の役割、情報化社会に関わる諸問題、および情報セキュリティに対応できるような応用知識を習得できます。

3.「情報活用試験2級 公式テキスト 2018年度版」(実教出版)

職業教育キャリア教育財団
出版社: 実教出版(2018/3/31)、出典:amazon.co.jp

クライアント環境のコンピュータと各種機器の役割と機能、環境設定の基礎知識、ソフトウェアの種類と機能、インターネット、および情報モラルと情報セキュリティなどについての基礎知識を習得できます。

4.「報活用試験3級 公式テキスト・問題集 2018年度版」(実教出版)

職業教育キャリア教育財団
出版社: 実教出版(2016/3/31)、出典:amazon.co.jp

クライアント環境のパソコンの操作・利用と役割・機能、情報の利用、情報モラルなどに関する基礎知識を習得できます。

5.「改定2版 J検情報活用3級 完全対策公式テキスト」(日本能率協会マネジメントセンター)

一般財団法人職業教育・キャリア教育財団(監修)
出版社: 日本能率協会マネジメントセンター; 改訂2版(2014/12/24):amazon.co.jp

J検は、文部科学省後援「情報検定」の略称で、情報リテラシー教育の中核を担っています。本書はJ検情報活用3級の試験範囲を網羅した公式テキストです。見開き展開の「講義」→「確認問題」→「過去問題」の3STEPで構成。2010年度から2014年6月までの試験の傾向や過去問題をしっかり収録した最新の改訂版になります。知識習得と問題演習があわせてできる1冊です。

6.「情報活用試験1級 公式問題集」(実教出版)

職業教育キャリア教育財団
出版社: 実教出版(2015/3/31)、出典:amazon.co.jp

試験の試験委員が執筆・編集しています。基礎的な良問を掲載し、丁寧に解答・解説しています。

7.「情報活用試験2級 公式問題集 2018年度版」(実教出版)

職業教育キャリア教育財団
出版社: 実教出版(2018/3/31)、出典:amazon.co.jp

基礎的な良問を掲載し、丁寧に解答・解説しています。

8.「新試験対応版 J検情報システム 完全対策公式テキスト」(日本能率協会マネジメントセンター)

財団法人専修学校教育振興会(監修, 監修)
出版社: 日本能率協会マネジメントセンター; 新試験対応版(2009/12/17)、出典:amazon.co.jp

J検は文部科学省後援「情報検定」の略称で、情報リテラシー教育の中核を担い、国家試験である基本情報技術者受験のためのファーストステップになるものです。本書は、平成22年度の試験から国家試験に対応して評価領域を見直し、生まれ変わったJ検情報システムの試験範囲を網羅した公式テキストです。構成は見開き読みきりの講義のあと、各章に確認問題・過去問題を配するステップアップ方式で、これ1冊で完全な試験対策となります。

9.「改定版 J検情報デザイン 完全対策公式テキスト」(日本能率協会マネジメントセンター)

一般財団法人職業教育・キャリア教育財団(監修)
出版社: 日本能率協会マネジメントセンター; 改訂版(2014/12/24)、出典:amazon.co.jp

情報デザイン試験は、情報の収集・分析力、発想・企画力、編集・表現力を総合的に評価するものです。そして本試験では、日ごろのビジネスの場面での問題解決するために求められる、基礎的でありながら実践的な知識の習得度合いが問われます。改訂版公式テキストでは、他のJ検公式テキスト同様に「講義」→「演習問題」の構成に、コラムや用語集を加え、興味を喚起しながら学べる編集になっています。なお試験科目は「初級」と「上級」の2つです。

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目次 – 改訂2版 J検情報活用1級・2級完全対策公式テキスト

●目次●

*学習の目安
第1部と第2部は、基本的に2級のみの出題範囲となります。

はじめに

第1部 経営戦略とシステム戦略

第1章 企業活動
1-1 企業活動と企業組織
1-2 企業会計(1)
1-3 企業会計(2)

第2章 企業法務
2-1 労働関連・取引関連法規
2-2 標準化ガイドライン

第3章 経営マネジメント
3-1 経営戦略
3-2 経営分析
3-3 マーケティング
3-4 ビジネス戦略・技術戦略

第4章 システム戦略
4-1 システム戦略
4-2 システム企画

確認問題
過去問題

第2部プロジェクトマネジメント

第1章 システム開発マネジメント
1-1 ソフトウェア開発の流れ
1-2 システム利用者としてのソフトウェア開発
1-3 ソフトウェア開発技法と開発モデル
1-4 システム監査

第2章 プロジェクトマネジメント
2-1 プロジェクトマネジメントの概要
2-2 プロジェクトマネジメントのプロセス群
2-3 プロジェクトの進捗・コスト管理

第3章 サービスマネジメント
3-1 サービスマネジメントの概要
3-2 サービスサポート
3-3 サービスデリバリ

確認問題
過去問題

第3部 情報と情報の利用

第1章 情報表現とデータ構造
1-1 データと情報
1-2 コンピュータにおける情報の表現 (1)
1-3 コンピュータにおける情報の表現(2)

第2章 問題解決処理手順
2-1 問題を解決するための方法
2-2 基礎的なモデル化の方法
2-3 情報を処理するための基礎的な手順

第3章 情報と情報の利用
3-1 情報の収集と発信(1)
3-2 情報の収集と発信(2)
3-3 情報の管理

確認問題
過去問題

第4部 パソコンを利用したシステム

第1章 コンピュータの種類、および動作原理
1-1 コンピュータの種類と動作原理
1-2 周辺機器の種類と役割
1-3 パソコンの利用環境、および環境設定

第2章 オペレーティングシステム
2-1 オペレーティングシステムの役割
2-2 ファイルシステムの基礎知識

第3章 パソコン関連機器とインタフェース
3-1 パソコン関連機器の種類と役割 (1)
3-2 パソコン関連機器の種類と役割(2)
3-3 ヒューマンインタフェース
3-4 主記憶装置と補助記憶装置
3-5 補助記憶装置の種類(1)
3-6 補助記憶装置の種類 (2)

確認問題
過去問題

第5部 ネットワークの利用

第1章 インターネットの基礎
1-1 インターネットのサービス
1-2 インターネットへの接続
1-3 IPアドレス
1-4 WWW・電子メールの利用
1-5 WWWの利用(1)
1-6 WWWの利用(2)
1-7 WWWコンテンツの作成とWebの技術
1-8 インターネット技術の応用

第2章 ネットワークの利用
2-1 ネットワークの概要
2-2 プロトコルとOSI基本参照モデル
2-3 LANの基礎知識
2-4 LANの構成機器(1)
2-5 LANの構成機器(2)
2-6 WAN
2-7 パソコンとネットワーク
2-8 LANの構築
2-9 無線LANの構築とネットワークセキュリティ

確認問題
過去問題

第6部 アプリケーションソフトの利用と活用

第1章 アプリケーションソフトの基礎知識
1-1 ソフトウェアの種類と利用法
1-2 プレゼンテーションソフトの仕組み
1-3 プレゼンテーションソフトの活用
1-4 データベースソフトの機能と活用
1-5 各種のアプリケーションソフト

第2章 表計算ソフト
2-1 表計算ソフトの仕組み(1)
2-2 表計算ソフトの仕組み(2)
2-3 表計算ソフトの仕組み(3)

第3章 表計算ソフトを利用した問題解決
3-1 表計算ソフトの活用(1)
3-2 表計算ソフトの活用(2)

確認問題
過去問題

第7部 情報ネットワーク社会への対応

第1章 社会におけるコンピュータの利用
1-1 情報通信技術の進展
1-2 ビジネスにおける情報化
1-3 社会における情報化
1-4 個人生活における情報化

第2章 情報社会の問題点
2-1 情報ネットワーク社会の諸問題
2-2 知的財産権(1)
2-3 知的財産権(2)

確認問題
過去問題

第8部 情報モラル、情報セキュリティ

第1章 情報モラルとネットワークセキュリティ
1-1 コンピュータウイルス
1-2 暗号化技術
1-3 電子認証と電子署名

第2章 コンピュータセキュリティ
2-1 情報モラルと法制度
2-2 セキュリティポリシー
2-3 生活と情報セキュリティ

確認問題
過去問題

索引

別冊:確認問題・過去問題の解答と解説

一般財団法人職業教育・キャリア教育財団 (監修)
出版社: 日本能率協会マネジメントセンター; 改訂2版 (2014/12/24)、出典:出版社HP

はじめに

情報社会の基礎知識、パソコン利用の能力を試したい皆様へ

■新しくなったJ検
情報検定(J検)は、これまで、学校情報教育を基盤とした到達点として『情報処理・利活用』の能力を評価する試験として実施してきました。しかし、情報社会を取り巻く環境は、著しく変化しています。そこで、J検が教育に果たす役割、また、産業界の要請に応える試験であるために、評価領域の見直しを行い、従来のJ検の領域に加え、新たに『情報デザイン』という領域を設定し、広く情報社会で活躍する人の素養として評価する試験体系を、「創る・使う・伝える」というキーワードに再編し、3つの体系による試験としています。
〈各試験と評価領域〉
『情報システム試験』……..情報の処理技術能力を評価する
『情報活用試験』………情報の利活用能力を評価する
『情報デザイン試験』…….情報の収集・分析力、発想・企画力、伝達・表現力を評価する

■情報社会の中で情報を「使う」能力を測るガイドラインとして
これまで情報活用試験は「使う」能力、すなわち環境設定されたパソコンを利用できる(3級)、自分が使いやすいパソコン環境の設定を行うため、情報機器、ネットワークなど基本的な知識と技能をもち、状況に応じた適切な選択ができる(1・2級)ことを総合的に評価してきました。しかしながら、情報技術の進展から、情報社会においては「使う」能力のほか、新たに「情報社会を生き抜く力」「ビジネスができる力」という、さらに実践的な力も求められてきました。

J検ではこうしたニーズへの対応として、情報活用試験1級、2級に、これまでの出題範囲ほか、「情報社会を生き抜く力」「ビジネスができる力」を表現する領域を加えました。3級から1級までの情報、パソコンの利用者に求められる能力である「情報利活用能力」をより実践的に体系化させ、スタンダードな評価基準を策定しました。

■ITパスポート試験へのステップ
情報活用試験は国家試験「ITパスポート試験」合格への力だめしとして活用できます。本書で2級・1級出題範囲を学習し、検定合格という実力の証を勝ち得たとき、「ITパスポート試験」を合格する力はすでに身についていることでしょう。

評価項目として、テクニカル分野では1級・2級出題範囲全般、ストラテジ・マネジメント分野では2級「経営戦略とシステム戦略」「プロジェクトマネジメント」が対応します。

■試験概要
情報活用試験では、3・2・1級を設定し、3級では情報化社会における基礎知識を、2級はコンピュータ利用の基礎的能力、そして1級では実践的能力を問う内容とし、コンピュータに触れはじめた中学・高校生から、大学・専門学生、社会人に至るまで、「使う」能力を測るガイドラインとして、幅広い受験者ニーズに応える基準を設定しています。

■試験日と試験時間
●ペーパー方式(全国一斉実施)
前期:6月第3日曜日 1級~3級
後期:12月第3日曜日 1級~3級(2016年度より第3日曜日に変更)
<試験時間および試験科目・合格点/配点〉

科目名 説明時間 開始時間・試験時間 合格点/配点
3級 10:00~10:10 10:10~10:50(40分) 70/100
2級 11:05~11:15 11:15~12:15(60分) 65/100
1級 13:20~13:30 13:30~14:30(60分)

 

●CBT方式(インターネットを利用した試験方式)
全科目を通年で実施(メンテナンス期間除く)
申込期限:団体受験→試験設定日の2週間前
個人受験→試験実施日の3週間前
・団体受験(教育機関等で実施 出願者1名から)
試験日・試験開始時刻:随時 自由設定
・個人受験(指定する試験会場で実施)
試験日:原則 毎月1日、1~2回
※ 地域によって試験日、試験開始時刻、実施回数等は異なります。
試験時間、合格点/配点はペーパー方式と同じ。申込はWebサイトより。

■合格認定
合格証(Web認証)を交付

■J検問合せ先
一般財団法人職業教育・キャリア教育財団
検定試験センター
〒102-0073東京都千代田区九段北4-2-25私学会館別館11階
Tel:03-5275-6336 Fax:03-5275-6969 http://jken.sgec.or.jp/index.html

■情報活用試験1級出題範囲
【受験対象】
ネットワーク化された環境において、情報機器の設定や操作・活用における基本的な知識と技能をもつ人。
さらに、情報の加工や活用ができ、情報化および情報社会の中に関わっていく人を対象とする。
【評価内容】
情報化社会で生活するための実践的能力を評価する。ネットワーク環境にあるコンピュータと各種機器の役割、アプリケーションソフトを活用した問題解決技法と知識、情報化社会に関わる諸問題および情報セキュリティに対応できる応用知識。

出題範囲
情報と情報の利用 ●情報の概念を理解する。また、情報を収集し整理し役立てるための加工方法について理解する。さらに、情報はコンピュータと人間との間でどのような形で表現されるのかを理解する。
①データと情報
②情報の表現方法
③情報の活用、情報処理の手順
④情報の収集と発信
⑤情報の管理
パソコンを利用したシステム ●ネットワークに接続されたパソコンを取り巻くハードウェアやソフトウェア、入出力インタフェース、ファイル管理の方法などについて理解する。
①パソコンシステムとその環境
②オペレーティングシステム
③ファイルシステム
④パソコン関連機器とインタフェース
ネットワークの利用 ネットワークのインターネットやLANなどのネットワークを構成する機器や、各種のネットワー利用形態などを理解する。
①情報通信ネットワークの概要
②インターネットを利用するために必要な機器とソフトウェア
③モバイルコンピューティング
④ネットワーク上のパソコンの管理
情報ネットワーク社会への対応 ●情報ネットワーク社会に関する知識や、社会とコンピュータネットワークの関わり合いについて理解する。さらに、情報ネットワーク社会の諸問題について理解する。
①情報ネットワーク社会に関する用語・知識
②社会におけるコンピュータの利用
③知的財産権
情報セキュリティ 情報ネットワーク社会で必要となるセキュリティについて理解する。
①ネットワークセキュリティ
②コンピュータセキュリティ
表計算ソフト等を利用した問題解決 ●表計算、データベース(SQLを除く)等のアプリケーションソフトを利用した問題解決

 

■情報活用試験2級出題範囲
【受験対象】
すでに環境設定されたパソコンを利用できる、自分のパソコンを使いやすいように環境設定ができる人。またどのようにしたら使いやすいパソコン環境を作ることができるのかを適切に選択できる人。
【評価内容】
情報化の進展にともない、情報社会の仕組みを理解するとともに、職場において主体的に業務の推進を行う基礎的能力、およびクライアント環境のコンピュータと各種機器の役割と機能、環境設定の基礎知識、ソフトウェアの種類と機能、インターネット、および情報モラルと情報セキュリティなどの基礎知識を評価する。

出題範囲
経営戦略とシステム戦略 ●経営戦略とシステム戦略の基礎的知識について理解する。
①企業活動(コーポレイトガバナンス、損益分岐点、個人情報管理、在庫管理、QC)
②経営戦略(マーケティング分析、PPM、競争地位分析、BSC、SWOT分析、コアコンピタンス、アライアンス)
③情報システム戦略(ERP、CRM、KM、SFA、DSS、POS、eビジネス、PDCA、クラウドコンピューティング)
プロジェクトマネジメント ●プロジェクトマン・プロジェクトマネジメントに関する基礎的知識について理解する。
①プロジェクトマネジメント(ステークホルダ、PMBOK、WBS、PERT)
②サービスマネジメント(BCP、SLA、インシデント管理)
③システム開発マネジメント(ファンクションポイント法、システム開発手法、 モジュール分割技法、テスト技法)
データ構成と情報表現 ●コンピュータにおける情報表現とデータ構造について理解する。
①データと情報
②コンピュータにおける情報の表現
③問題を改善するための方法
④基礎的なモデル化の方法
⑤情報を処理するための基礎的な手順
問題解決処理手順 ●問題解決処理手問題解決技法について理解する。
①問題を改善するための方法
②基礎的なモデル化の方法
③情報を処理するための基礎的な手順
パソコンの基礎 ●パソコンの仕組み、および情報の表現について理解する。
①コンピュータの種類、および動作原理
②周辺機器の種類と役割
③ファイルシステムの基礎知識
④パソコンの利用環境、および環境設定
⑤ヒューマンインタフェース、
⑥マルチメディア
⑦データベース
インターネットの基礎 ●インターネットインターネットの利用や基礎的な仕組みについて理解する。
①インターネットの利用形態
②インターネットの基礎的な仕組み
③3インターネットの接続
④Webブラウザや電子メールソフトの基礎的な活用
アプルケーションソフトの利用と活用 ●表計算ソフト等を用いた問題解決について理解する。
①表計算ソフトの基本的な使い方
②プレゼンテーションソフトを用いた、効果的なプレゼンテーション

 

■情報活用試験3級出題範囲
【受験対象】
すでに環境設定されたパソコンを利用できる人。
【評価内容】
情報化に主体的に対応するための基礎的な知識、およびクライアント環境のパソコンの操作・利用と役割・機能、および情報の利用、情報モラルなどに関わる基礎知識を評価する。

出題範囲
情報表現と処理手順 ●情報手段としてのパソコンのあり方とその使用法を理解する。
①情報の理解と、情報や手段の適切な選択
②情報の収集・伝達のあり方とパソコンの利用
③問題解決の方法
パソコンの基礎 ●パソコンの基本構成とその取り扱いを理解する。
①パソコンの代表的な装置と媒体、およびOSの主な役割
②データ保存の形式とファイルの管理の仕組み
インターネットの基礎 ●インターネットの基本的な仕組みを理解する。
①インターネットの特徴とプロバイダの役割
②プロトコルを理解する。
インターネットの利用 ●インターネットの利用方法を理解する。
①ブラウザの利用
②電子メールの利用
③利用するために必要な設定
情報機器の基本操作 ●パソコン、情報機器の基本操作、およびアプリケーションソフトを利用した情報の検索・収集・伝達の適切な方法について理解する。
●主なアプリケーションソフトの種類と目的について理解する。
①パソコンや情報機器の取り扱い、基本操作
②アプリケーションソフトごとの基本的な利用
情報社会とコンピュータ ●日々の生活とコンピュータの関わりを理解する。
①身近なコンピュータシステムの役割
(eラーニング・eコマース、SOHO・POSシステム、マイコン制御など)
2高度情報化の進展における問題点
(ハイテク犯罪・コンピュータウイルス・テクノストレスなど)
情報モラル ●情報モラルを理解する
①情報モラル
②ネチケットに対する基礎的な知識

 

●アプリケーションソフト等の扱いについて
・1級では、情報活用に関連する操作・取り扱いについての問題も出題されます。
・2・3級では、原則として下記表の○印にもとづいた問題も出題されます。

2級 3級
HTML
表計算
プレゼンテーション
ワープロ
Webブラウザ・メーラー、PC基本操作

 

一般財団法人職業教育・キャリア教育財団 (監修)
出版社: 日本能率協会マネジメントセンター; 改訂2版 (2014/12/24)、出典:出版社HP

目次 – 改訂2版 J検情報活用3級完全対策公式テキスト

●目次●

はじめに~情報社会の基礎知識、パソコン利用の能力を試したい皆様へ
J検の試験概要

第1章 情報表現と処理手順
1-1 情報とデータ
1-2 コンピュータでの情報の表現形式
1-3 数値データの表現法
1-4 論理データの表現法
1-5 問題解決の方法①(アルゴリズム)
1-6 問題解決の方法②(インタビュー等)
確認問題
過去問題

第2章パソコンの基礎
2-1 コンピュータの特徴と種類
2-2 パソコンの仕組みと取り扱い
2-3 パソコンの発展と性能
2-4 パソコンの基本構成
2-5 ソフトウェアの種類と役割
2-6 オペレーティングシステム(1)
2-7オペレーティングシステム(2)
2-8 入力装置の種類
2-9 出力装置の種類
2-10 主記憶装置と補助記憶装置
2-11 補助記憶装置の種類(1)
2-12 補助記憶装置の種類(2)
確認問題
過去問題

第3章 インターネットの基礎
3-1ネットワークの基礎知識
3-2 インターネットの仕組み
確認問題
過去問題

第4章 インターネットの利用
4-1 インターネットのサービス
4-2 メールソフトの利用(1)
4-3 メールソフトの利用(2)
4-4 WWWの利用(1)
4-5 WWWの利用(2)
確認問題
過去問題

第5章 情報機器の基本操作
5-1入出力インタフェース
5-2 アプリケーションソフトの基礎知識
5-3 ワープロソフトの機能と活用(1)
5-4 ワープロソフトの機能と活用(2)
5-5 プレゼンテーションソフトの機能と活用
5-6 表計算ソフトの基礎知識
5-7 データベースソフトの基礎知識
5-8 マルチメディアソフトの基礎知識
確認問題
過去問題

第6章 情報社会とコンピュータ
6-1生活とコンピュータシステム
6-2 身近なコンピュータシステム
6-3学校や職場におけるコンピュータシステム
6-4 社会におけるコンピュータシステム
6-5 ネットワーク社会の問題点
6-6 高度情報化の進展と課題
確認問題
過去問題

第7章 情報モラル
7-1 情報モラルの重要性
7-2 ネチケット(1)
7-3 ネチケット (2)
7-4 個人情報保護法と著作権
確認問題
過去問題

索引

別冊:確認問題・過去問題の解答と解説

一般財団法人職業教育・キャリア教育財団 (監修)
日本能率協会マネジメントセンター; 改訂2版 (2014/12/24)、出典:出版社HP

はじめに
●ITエンジニアをめざす学生の皆様へ●

■新しくなったJ検
情報検定(J検)は、これまで、学校情報教育を基盤とした到達点として『情報処理・利活用』の能力を評価する試験として実施してきました。しかし、情報社会を取り巻く環境は、著しく変化しています。

そこで、J検が教育に果たす役割、また、産業界の要請に応える試験であるために、評価領域の見直しを行い、従来のJ検の領域に加え、新たに『情報デザイン』という領域を設定し、広く情報社会で活躍する人の素養として評価する試験体系を、「創る・使う・伝える」というキーワードに再編し、3つの体系による試験としています。

各試験と評価領域
『情報システム試験』…情報の処理技術能力を評価する
『情報活用試験』………情報の利活用能力を評価する
『情報デザイン試験』…情報の収集・分析力、発想・企画力、伝達・表現力を評価する

■情報を「使う」能力を測るガイドラインとして
情報活用試験は「使う」能力、すでに環境設定されたパソコンを利用できる、自分のパソコンを使いやすいように環境設定ができる、どのようにしたら使いやすいパソコン環境を作ることができるのかを適切に選択できる、ネットワーク化された環境において、情報機器の設定や操作・活用における基本的な知識と技能 をもち、情報の加工や活用、および、情報社会の中に関われることを総合的に評価する試験です。

3級から1級までの情報・パソコンの利用者に求められる能力を「情報利活用能力」として体系化させ、とかくあいまいに語られがちだった「情報リテラシー」 に対しスタンダードな評価基準を策定しました。特に、「情報モラル・セキュリティ」をすべての科目の出題主要素に加え、情報社会で生きる姿勢・態度などを 積極的に取り入れた内容となっています。パソコンに触れはじめた中学・高校生から、大学・専門学校生、社会人に至るまで、情報を「使う」能力を測るガイドラインとして、幅広く受験生のニーズに応えることができる基準を設けています。

■本書について
情報活用試験3級は、情報社会に生きる人へのエントリー試験です。職種を問わず、すべての人が身につけておくべき能力です。本書は、そうした方々が無理 なく学習できるよう、詳細なポイントを織り交ぜわかりやすく解説しています。

皆様の情報社会への第一歩をご支援できれば幸いと存じます。

■試験概要
情報活用試験では、3・2・1級を設定し、3級では情報化社会における基礎知識を、2級はコンピュータ利用の基礎的能力、そして1級では実践的能力を問う内容とし、コンピュータに触れはじめた中学・高校生から、大学・専門学生、社会人に至るまで、「使う」能力を測るガイドラインとして、幅広い受験者ニー ズに応える基準を設定しています。

■試験日と試験時間
●ペーパー方式(全国一斉実施)
6月第3日曜日 1級~3級
12月第3日曜日 1級~3級(2016年度より第3日曜日に変更)

科目名 説明時間 試験時間 合格点/配点
3級 10:00~10:10 10:10~10:50 (40分) 70/100
2級 11:05~11:15 11:15~12:15 (60分) 65/100
1級 13:20~13:30 13:30~14:30 (60分)

 

●CBT方式(インターネットを利用した試験方式)
申込期限:試験設定日の2週間前 Webサイト(http://jken.sgec.or.jp)
・団体受験(教育機関等で実施 出願者1名から)
試験日・試験開始時刻:随時 自由設定
・個人受験(指定する試験会場で実施)
試験日:原則毎月1日、1~2回
※地域によって試験日、試験開始時刻、実施回数等は異なります。

科目名 説明時間 試験時間 合格点/配点
3級 10分 40分 70/100
2級 60分 65/100
1級

 

■合格認定
合格証(Web認証)を交付

■J検問合せ先
一般財団法人職業教育・キャリア教育財団 検定試験センター
〒102-0073東京都千代田区九段北4-2-25 私学会館別館11階
Tel:03-5275-6336 Fax:03-5275-6969 http://jken.sgec.or.jp/index.html

■情報活用試験3級出題範囲
【受験対象】
すでに環境設定されたパソコンを利用できる人。
【評価内容】
情報化に主体的に対応するための基礎的な知識、およびクライアント環境のパソコンの探作・利用と役割・機能、および情報の利用、情報モラルなどに関わる基礎知識を評価する。

出題範囲
情報表現と処理手順 ●情報手段としてのパソコンのあり方とその使用法を理解する。
①情報の理解と、情報や手段の適切な選択
②情報の収集・伝達のあり方とパソコンの利用
③問題解決の方法
パソコンの基礎 ●パソコンの基本構成とその取り扱いを理解する。
①パソコンの代表的な装置と媒体、およびOSの主な役割
②データ保存の形式とファイルの管理の仕組み
インターネットの基礎 ●インターネットの基本的な仕組みを理解する。
①インターネットの特徴とプロバイダの役割
②プロトコルを理解する。
インターネットの利用 ●インターネットの利用方法を理解する。
①ブラウザの利用
②電子メールの利用
③利用するために必要な設定
情報機器の基本操作 ●パソコン、情報機器の基本操作、およびアプリケーションソフトを利用した情報の検索・収集・伝達の適切な方法について理解する。
●主なアプリケーションソフトの種類と目的について理解する。
①パソコンや情報機器の取り扱い、基本操作
②アプリケーションソフトごとの基本的な利用
情報社会とコンピュータ ●日々の生活とコンピュータの関わりを理解する。
①身近なコンピュータシステムの役割
(eラーニング・eコマース、SOHO・POSシステム、マイコン制御など)
2高度情報化の進展における問題点
(ハイテク犯罪・コンピュータウイルス・テクノストレスなど)
情報モラル ●情報モラルを理解する
①情報モラル
②ネチケットに対する基礎的な知識

●アプリケーションソフト等の扱いについて
・1級では、情報活用に関連する操作・取り扱いについての問題も出題されます。
・2・3級では、原則として下記表の○印にもとづいた問題も出題されます。

2級 3級
HTML
表計算
プレゼンテーション
ワープロ
Webブラウザ・メーラー、PC基本操作

 

■情報活用試験1級出題範囲
【受験対象】
ネットワーク化された環境において、情報機器の設定や操作・活用における基本的な知識と技能を持つ人。さらに、情報の加工や活用ができ、情報化および情報社会の中に関わっていく人、関わっている人。
【評価内容】
情報社会で生活するための実践的能力、およびネットワーク環境にあるコンピュータと各種機器の役割、アプリケーションソフトを活用した問題解決技法と知識、情報化社会に関わる諸問題および情報セキュリティに対応できる応用知識を評価する。

c
情報と情報の利用 ●情報の概念を理解する。また、情報を収集し整理し役立てるための加工方法について理解する。さらに、情報はコンピュータと人間との間でどのような形で表現されるのかを理解する。
①データと情報 ②情報の表現方法 ③情報の活用、情報処理の手順 ④情報の収集と発信 ⑤情報の管理
パソコンを利用したシステム ●ネットワークに接続されたパソコンを取り巻くハードウェアやソフトウェア、入出力インタフェース、ファイル管理の方法などについて理解する。
①パソコンシステムとその環境 ②オペレーティングシステム ③ファイルシステム ④パソコン関連機器とインタフェース
ネットワークの利用 ●ネットワークのインターネットやLANなどのネットワークを構成する機器や、各種のネットワー利用形態などを理解する。
①情報通信ネットワークの概要 ②インターネットを利用するために必要な機器とソフトウェア ③モバイルコンピューティング ④ネットワーク上のパソコンの管理
情報ネットワーク社会への対応 ●情報ネットワーク社会に関する知識や、社会とコンピュータネットワークの関わり合いについて理解する。さらに、情報ネットワーク社会の諸問題について理解する。
①情報ネットワーク社会に関する用語・知識 ②社会におけるコンピュータの利用 ③知的財産権
情報セキュリティ ●情報ネットワーク社会で必要となるセキュリティについて理解する。
①ネットワークセキュリティ ②コンピュータセキュリティ
表計算ソフト等を利用した問題解決 ●表計算、データベース(SQLを除く)等のアプリケーションソフトを利用した問題解決について理解する。

 

■情報活用試験2級出題範囲
【受験対象】
情報化社会での企業活動を理解するための基礎的な知識を持っている人。また、ネットワークに接続された、ソコンを利用し、業務ができる人。
【評価内容】
情報社会の仕組みを理解するための基礎的知識。また、クライアント環境のコンピュータと各種機器の役割と機能、環境設定の基礎知識、ソフトウェアの種類と機能、インターネットおよび情報モラルと情報セキュリティーなどの基礎知識を評価する。

出題範囲
経営戦略とシステム戦略 ●経営戦略とシステム戦略の基礎的知識について理解する。
①企業活動(コーポレイトガバナンス、損益分岐点、個人情報管理、在庫管理、QC)
②経営戦略(マーケティング分析、PPM、競争地位分析、BSC、SWOT分析、コアコンピタンス、アライアンス)
③情報システム戦略(ERP、CRM、KM、SFA、DSS、POS、eビジネス、PDCA、クラウドコンピューティング)
プロジェクトマネジメント ●プロジェクトマン・プロジェクトマネジメントに関する基礎的知識について理解する。
①プロジェクトマネジメント(ステークホルダ、PMBOK、WBS、PERT)
②サービスマネジメント(BCP、SLA、インシデント管理)
③システム開発マネジメント(ファンクションポイント法、システム開発手法、 モジュール分割技法、テスト技法)
データ構成と情報表現 ●コンピュータにおける情報表現とデータ構造について理解する。
①データと情報 ②コンピュータにおける情報の表現 ③データ構造と操作
問題解決処理手順 ●問題解決技法について理解する。
①問題を改善するための方法 ②基礎的なモデル化の方法 ③情報を処理するための基礎的な手順
パソコンの基礎 ●パソコンの仕組み、および情報の表現について理解する。
①コンピュータの種類、および動作原理 ②周辺機器の種類と役割 ③ファイルシステムの基礎知識
④パソコンの利用環境、および環境設定 ⑤ヒューマンインタフェース ⑥マルチメディア
⑦データベース
インターネットの基礎 ●インターネットインターネットの利用や基礎的な仕組みについて理解する。
①インターネットの利用形態 ②インターネットの基礎的な仕組み ③3インターネットの接続
④Webブラウザや電子メールソフトの基礎的な活用
アプルケーションソフトの利用と活用 ●表計算ソフト等を用いた問題解決について理解する。
①表計算ソフトの基本的な使い方 ②プレゼンテーションソフトを用いた、効果的なプレゼンテーション

 

一般財団法人職業教育・キャリア教育財団 (監修)
日本能率協会マネジメントセンター; 改訂2版 (2014/12/24)、出典:出版社HP

目次 – 新試験対応版 J検情報システム完全対策公式テキスト

●目次●

目次の第1部のアイコンは、基は、基本スキル。△シは、システムデザインスキルを示す。 本書は、受験生のみなさんが効率的に勉強できるように、ストラテジとマネジメントを1つの部にまとめています。 各項目の横にあるアイコンは、その項目がどの分野で問われるかを示しています。

はじめに~ITエンジニアをめざす学生の皆様へ
情報教育の段階的活用のために
J検情報システムの試験概要

第1部ストラテジ・マネジメント

第1章 企業活動
1-1 企業活動

第2章 経営戦略
2-1 経営戦略と経営分析

第3章 システム戦略
3-1 システム戦略
3-2 システム企画

第4章 プロジェクトマネジメント
4-1 プロジェクトマネジメントの概要
4-2 プロジェクトの進捗・コスト管理
確認問題
過去問題

第2部 基本スキル

第1章 情報表現
1-1 2進数と基数変換
1-2 数値データとその表現
1-3 浮動小数点データと精度
1- 4文字データとその表現
1-5 符号化とデータ圧縮
確認問題
過去問題

第2章 データ構造・集合と論理
2-1 集合と論理演算
2-2 論理回路
2-3 データ型とその種類
確認問題
過去問題

第3章 CPUアーキテクチャ・補助記憶装置
3-1 コンピュータの構成
3-2 中央処理装置(CPU)の機能
3-3 CPUの命令と割り込み
3- 4 メモリの種類と特徴
3-5 メモリアクセスの高速化
3-6 補助記憶装置の性能と高信頼化技術
3- 7入出力制御方式
3-8 パソコンの周辺装置
確認問題
過去問題

第4章 システム構成・ソフトウェア
4-1 オペレーティングシステムの機能
4-2 代表的なオペレーティングシステム
4-3 ジョブとタスクの管理
4-4 仮想記憶の管理
4-5 ファイルシステムの管理
確認問題
過去問題

第3部プログラミングスキル

第1章 データ構造とアルゴリズム
1-1 配列
1-2 リスト
1-3-木構造
1- 4 2分木/スタックとキュー
1-5 アルゴリズムの基本構造 (1)
1-6 アルゴリズムの基本構造(2)
1-7 集計処理のアルゴリズム
1-8 最大値・最小値のアルゴリズム
1-9 探索アルゴリズム
1-10 ソートアルゴリズム (1)
1-11 ソートアルゴリズム (2)
1-12 ファイル処理のアルゴリズム
確認問題
過去問題

第2章 プログラミング技術または表計算ソフトを利用した問題解決
過去問題
サンプル問題 表計算の問題

第4部システムデザインスキル

第1章 システムの開発
1-1 ソフトウェア開発のモデル
1-2 ソフトウェア開発の工程
1-3 業務プロセスの分析
1-4 データフローダイアグラム(DFD)
1-5 DFDによる業務分析
1-6 モジュール分割の技法
1-7 モジュールの強度と結合度
1-8 プログラム設計の手法
1- 9オブジェクト指向設計
1-10 オブジェクト指向とUML
1-11 テスト技法
1-12 システムの構成技術
1-13 システムの性能
1-14 システムの信頼性
確認問題
過去問題

第2章 ネットワーク技術
2-1 伝送方式
2-2 同期方式
2-3 誤り制御方式
2-4 変調方式
2-5 OSI基本参照モデルの考え方
2-6 TCP/IPプロトコル
2-7 LANの規格とアクセス制御
2-8 LANの接続機器
2-9 無線LANとセキュリティ
2-10 IPアドレスの割り当て
2-11 ブロードバンド通信サービス
2-12 インターネットの主なサービス
2-13 Webの仕組みとアプリケーション
2-14 DHCPとDNSのサービス
2-15 VPNの仕組み
2-16 VoIPの仕組み
確認問題
過去問題

第3章 データベース技術
3-1 データモデルの考え方
3-2 DBMSの種類
3-3 集合演算と関係演算 .
3- 4エンティティと属性
3-5 正規化の目的と手順
3-6 第1・第2・第3正規化
3-7 SQLとテーブルの作成
3-8 データの抽出(SELECT文)
3-9 集計関数とグループ化
3-10 表の結合と副問合せ
3-11 データテーブルの更新
3-12 集中型DBと分散型DB
3-13 排他制御(ロック)と機密保護
3-14 トランザクション制御
3-15 バックアップとリカバリ
3-16 チェックポイントと回復処理
確認問題
過去問題

第4章 セキュリティと標準化
4-1 情報セキュリティの考え方
4-2 暗号化技術
4-3 ディジタル署名
4- 4認証と認証局
4-5 不正アクセスとその対策
4-6 ファイアウォールの仕組み
4-7 セキュリティプロトコル
4-8 セキュリティ対策基準と著作権
4-9 セキュリティと法制度
4-10 セキュリティポリシー
4-11 情報システムの標準化
確認問題
過去問題
索引
別冊:確認問題・過去問題の解答と解説

財団法人専修学校教育振興会 (監修, 監修)
出版社: 日本能率協会マネジメントセンター; 新試験対応版 (2009/12/17)、出典:出版社HP

はじめに
●ITエンジニアをめざす学生の皆様へ●

■新しくなったJ検
情報検定(J検)は、これまで、学校情報教育を基盤とした到達点として『情報処理・利活用』の能力を評価する試験として実施してきました。しかし、情報社会を取り巻く環境は、著しく変化しています。

そこで、J検が教育に果たす役割、また、産業界の要請に応える試験であるために、評価領域の見直しを行い、従来のJ検の領域に加え、新たに『情報デザイン』という領域を設定し、広く情報社会で活躍する人の素養として評価する試験体系を、「創る・使う・伝える」というキーワードに再編し、3つの体系による試験としています。
〈各試験と評価領域〉
『情報システム試験』…情報の処理技術能力を評価する
『情報活用試験』………情報の利活用能力を評価する
『情報デザイン試験』…情報の収集・分析力、発想・企画力、伝達・表現力を評価する

■ITエンジニアの登竜門として
これまで情報システム試験は『システムやプログラムを「創る」能力』をはかる試験として位置づけ、試験体系も学習の進歩の段階、およびキャリア指向に合わせて受験いただけるよう、「基本スキル」「プログラミングスキル」「システム デザインスキル」の3つの学習分野に分かれています。これは多岐にわたるITエンジニアの専門性に対応するためであるとともに、情報技術の進展に的確に対応できる「基本力」を身につけ、息の長い「使える技術者」をつくるために考えられた試験制度です。

しかしながら、情報技術が進展するにつれて、情報社会では新たに「仕事の全体が見える技術者」という人材像から、さらなる実践的な力も求められてきています。

J検ではこうしたニーズへの対応としてこれまでの「基本スキル」「プログラミングスキル」「システムデザインスキル」の出題範囲のほかに「仕事の全体が見える技術者」を具現する領域を加えました。

J検情報システム試験は国家試験「基本情報技術者試験」へのファーストステップとして活用できます。そのためにはまずは「基本スキル」に合格し、「プログラミングスキル」「システムデザインスキル」へと進んでください。ITエンジ ニアとして実力を養成し、さらには国家試験に合格するスキルを本書並びに、J 検情報システム試験を通じて身につけてください。

●情報教育の段階的活用のために●

■段階的な教育のステップとして
J検の情報システム試験を受験された多くの方が、情報処理技術者試験の基本情報技術者試験を受験されています。なぜか? 多くの方は、「段階的にステップを踏んで、自分の到達目標の資格に到達する」。そんな、学習のパスを考えて資格取得に臨んでいます。

それぞれの能力・学習進度に合わせて、情報システム試験の基本スキル・システムデザインスキル・プログラミングスキルの3つの試験を組み合わせて、基本情報技術者試験、さらに上位の情報処理技術者試験へとスキルアップするために、 役立ていただけると確信しています。

■基本情報技術者試験出題分野と情報検定(J検)情報システム試験の出題範囲対応状況
情報システム試験の出題範囲については、後述します。 現在公開されている出題範囲をもとに、情報システム試験と基本情報技術者試 験の出題範囲の対応状況を、次ページにまとめます。

この表からわかりますように、情報システム試験の出題範囲は基本情報技術者試験の履修項目に含まれる項目からの出題となっています。情報システム試験のそれぞれのスキル分野によって包括する項目が明示してありますので、基本情報技術者試験までを考えた学習パスにも役立つものと考えています。

これからのIT人材を育成する過程において、効果的に情報システム試験を活用いただけたら幸いです。

■基本情報技術者試験出題分野と情報検定(J検)情報システム試験の出題範囲対応状況

基本情報技術者試験 J検 情報システム試験
分野 大分類 中分類 基本 システムデザイン プログラミング
テクノロジ系 基礎理論 基礎理論
アルゴリズムとプログラミング
※1
コンピュータシステム コンピュータ構成要素
システム構成要素
ソフトウェア
※2
ハードウェア
技術要素 ヒューマンインターフェース
マルチメディア
データベース
ネットワーク
セキュリティ
開発技術 システム開発技術
マネジメント系 プロジェクトマネジメント ソフトウェア開発管理技術
※3
プロジェクトマネジメント
サービスマネジメント サービスマネジメント
システム監査
ストラテジ系 システム戦略 システム戦略
システム企画
経営戦略 経営戦略マネジメント
技術戦略マネジメント
ビジネスインダストリ
企業と法務 企業活動
法務

 

※1 小分類の「その他の言語」は含まず。
※2 小分類の「オープンソースソフトウェア」は含まず。
※3 小分類の「開発環境管理」、「構成管理・変更管理」は含まず。

●J検情報システムの試験概要●

■試験概要
情報システム試験には、次の試験科目があります。

試験科目 評価内容
基本スキル ソフトウェア開発の基盤となる情報の表現・ハードウェア・基 本ソフトウェアに関する基礎的知識・ソフトウェア開発におけ る技法やプロジェクトマネジメント
プログラミングスキル 想定処理に対して適切なデータ構造とアルゴリズムを適用できる能力と、適切なテストケースを作成し、テスト結果の正当性 を評価できる能力、表計算ソフトを活用した問題解決能力
システムデザインスキル システムの開発と、それに必要なネットワーク技術・データベ ース技術および、セキュリティと標準化に関する知識

 

■試験日と試験時間
●ペーパー方式(全国一斉実施)
前期:9月第2日曜日 全試験科目
後期:2月第2日曜日 全試験科目

科目名 説明時間 試験時間 合格点/配点
プログラミングスキル 10:00~10:10 10:10~11:40 (90分) 65/100
基本スキル 13:00~13:10 13:10~14:10 (60分)
システムデザインスキル 14:30~14:40 14:40~16:10 (90分)

 

●CBT方式(インターネットを利用した試験方式)
実施科目:基本スキル、プログラミングスキル、システムデザインスキル
実施期間:通年(メンテナンス期間除く)
試験時間、合格点/配点:ペーパー方式と同じ
申込期限:
団体受験→試験実施日の2週間前 Webサイト(http://iken.spec.or.jp)
個人受験→試験実施日の3週間前
・団体受験(教育機関等で実施出願者1名から)
試験日・試験開始時刻:随時自由設定
・個人受験(指定する試験会場で実施)
試験日:原則毎月1~2回
※地域によって試験日、試験開始時刻、実施回数等は異なります。

■合格認定・技術認定
合格証・技術認定証(全てweb認証)を交付
1科目合格の場合:各科目の合格証を交付
2科目合格の場合:各スキルの技術認定証を交付
・基本スキルとプログラミングスキル:プログラマ認定証を交付
・基本スキルとシステムデザインスキル:システムエンジニア認定証を交付
3科目合格の場合:プログラマ認定証、システムエンジニア認定証、2種類の技術認定証を交付

■J検問合せ先
一般財団法人職業教育・キャリア教育財団(旧:財団法人専修学校教育振興会) 検定試験センター
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-2-25 私学会館別館11階
Tel:03-5275-6336 Fax:03-5275-6969
http://jken.sgec.or.jp/index.html

■情報システム試験出題範囲
基本スキル
【受験対象】ソフトウェアの開発を目指す人を対象とする。
【評価内容】ソフトウェア開発における技法やプロジェクトマネジメント、およびその基盤となる。情報の表現・ハードウェア・基本ソフトウェアに関する基礎的知識。

マネジメントプロジェクト ●システム開発におけるプロジェクト管理について理解する。
①プロジェクトマネジメントの概要
プロジェクトマネジメントの5つのプロセス群と9つの知識エリア、業務プロセス、ソリューショ ンビジネス、システム活用促進・評価、ステークホルダ、SLA、インシデント管理、RFC
②プロジェクトの進捗・コスト管理
ガントチャート、ファンクションポイント、WBS、PERT、EVM、ベンチマークUPS、施設管理
情報表現 ●数値およびデータの表現、情報の基礎理論について理解する。
①数値表現とデータ表現の種類
基数と基数変換、データの表現単位、補助単位とべき乗表現
②数値とデータの表現方法
10進数表現、2進数表現、16進数表現、固定小数点表記、浮動小数点表記、シフト演算
③演算と精度
数値表現の精度、演算と精度、数値表現と誤差
④文字の表現
各種文字コード
⑤その他のデータ表現
データの符号化、画像データ、音声データ
データ構造・集合と論理 ●データ構造、および情報と倫理について理解する。
①情報と論理
集合と論理、論理演算、ベン図、ド・モルガンの法則
②基本データ型
基本データ型、基本データ構造、その他のデータ構造
CPUアーキテクチャ・補助記憶装置 ●コンピュータの基本構成と各装置の機能、基本ソフトウェアの処理機能についての知識を問う。
①プロセッサアーキテクチャ
CPUの機能、命令実行制御、命令のアドレス形式、演算の仕組み、高速化技術、CISC、RISC
②メモリアーキテクチャー
バスの種類・特徴、アクセス方式、キャッシュメモリ、クロック周波数
③補助記憶
補助記憶装置の種類・特徴、性能計算
④入出力アーキテクチャ
入出力装置の種類・特徴、性能計算、デバイスドライバ
システム構成・ソフトウェア ●オペレーティングシステムをはじめミドルウェアやファイルシステムについて問う。
1オペレーティングシステム
OSの機能と種類・特徴、ジョブ管理、タスク管理、ミドルウェア
2仮想記憶
仮想記憶の仕組みと特徴
3ファイル管理
ファイルの構成・特徴、ファイルの記憶容量計算、ファイル編成とアクセス手法

 

プログラミングスキル
【受験対象】プログラマを目指す人を対象とする。
【評価内容】想定処理に対して適切なデータ構造とアルゴリズムを適用できる能力と、適切なテストケースを作成し、テスト結果の正当性を評価できる能力。表計算ソフトを活用した問題解決能力。

データ構造と
アルゴリズム
●問題を解決するために適したデータ構造と、問題を解決するために効率の良いアルゴリズムが想定 できるかを問う。
①データ構造
配列、リスト、スタック、キュー、2分木など
②アルゴリズム
探索、整列、再帰、文字列操作、数値演算
③ファイル処理
コントロールブレイク、マッチング
④アルゴリズムの評価
状態遷移、計算量
⑤デシジョンテーブル(決定表)を利用した問題解決
擬似言語 ●擬似言語を用いてアルゴリズムを適切に処理できるかを問う。
①アルゴリズム
探索、整列、再帰、文字列操作、数値演算
②ファイル処理
コントロールブレイク、マッチング
プログラミング技術または
表計算ソフトを活用した問題解決
●プログラムについて適切なテストケースを設定できるとともに、テスト結果が正当であるか判断できるかを問う。
●プログラムまたは表計算ソフトを活用した問題解決
①想定した処理を適切にプログラムとして表現できるかを問う。プログラム言語はC、アセンブラとする。各プログラム言語の仕様は次のとおりとする。
・C:JISx3010
・アセンブラ:システム仕様はCOMET II に準拠、言語仕様はCASL II に準拠
②表計算ソフトを活用した問題解決

 

システムデザイン
【受験対象】 システム開発技術者を目指す人を対象とする。
【評価内容】 システムの開発と、それに必要なネットワーク技術、データベース技術および、セキュリティと標準化に関する知識を評価する。

経営戦略とシステム戦略 ●経営戦略に関する基本的な考え方を理解し、それに対応したシステム戦略を作成するために必要な 基礎的知識について問う。
①企業活動 PDCA、BPR、CSF、SOHO、企業形態
②経営戦略 CRM、POSシステム、ユビキタスコンピューティング、差別化戦略
③システム戦略 ERP、ベストプラクティス、情報リテラシ
システムの開発 ●システム開発に関する基本的な知識・手法について問う。
①システムの構成技術 クライアントサーバシステム、システムの構成方式・処理形態
②システムの性能・信頼性 システムの性能計算、システムの信頼性計算
③開発手法 ソフトウェアの開発モデル、ソフトウェアのライフサイクル、ソフト
ウェアの再利用
④モジュール分割技法  STS分割、共通機能分割、トランザクション分割、モジュールの強度、
モジュールの結合度
⑤テスト技法 結合テスト、システムテスト、その他のテスト、テストの実施計画、
テストの作業内容
ネットワーク技術 ●ネットワークを構成するプロトコル、伝送制御、LAN、WANの要素技術を、どのように組み合わ せて利用していくのかについて、さらにインターネットについて、そのプロトコルとアプリケーシ ョンに関する知識を問う。
①ネットワークアーキテクチャ OSI参照モデル、TCP/IP
②伝送制御 伝送制御手順、符号化、伝送技術、通信回路、伝送方式
③ネットワークの性能  回線に関する計算、ネットワーク設計と性能評価(待ち行列理論も含む)
④LAN 伝送媒体、通信機器、トポロジとアクセス制御
⑤ネットワークの構成 通信機器、ネットワークソフト、電気通信サービス
⑥インターネット応用  IPルーティング、応用プロトコル、アプリケーション、ネットワーク
セキュリティ技術
データベース技術 ●情報システムにおいて、データ管理を行うデータベースについて、その主な機能・役割、設計、活 用について問う。また、データベース言語 (SQL) を用いたデータベース操作を問う。
①データベースの基礎を構築 関係データモデル、スキーマ、データ分析、正規化
②SQLによるデータベース操作 データ定義言語 (SQL-DDL)、データ操作言語 (SQL-DML)、データ制御言語 (SQL-DCL)
[SQL仕様] JISX3010データベース言語SQLによるものとする。ただし、次の仕様は除く。 ・組み込みSQL
③データベース管理システムの機能 参照整合性、機密保護、トランザクション制御、排他制御、リカバリ
セキュリティと標準化 ●情報システムにおけるさまざまなセキュリティ管理・対策とセキュリティガイドラインや関連法規 および情報システム全般にわたる標準化に関する知識を問う。
①セキュリティ対策 暗号化方式、機密保護、なりすまし・改ざん防止対策、不正アクセス対策、コンピュータウィルス対策、セキュリティ管理、セキュリティポリシ、管理的ネットワークセキュリティ
②セキュリティガイドラインと関連法規 ガイドライン、プライバシ保護、関連法規
③情報システムの標準化 標準の種類、標準化の概要

 

財団法人専修学校教育振興会 (監修, 監修)
出版社: 日本能率協会マネジメントセンター; 新試験対応版 (2009/12/17)、出典:出版社HP

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