医事コンピュータ技能検定の取得は役に立つ?取得するメリットとは?




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医事コンピュータ技能検定とは?

この検定は受付業務、カルテ管理業務、オペレータ業務、会計業務などの医療事務およびコンピュータについての基礎的な知識と、カルテおよび診療伝票を基に医事コンピュータを用いて正しい診療報酬明細書(レセプト)を作成する能力が評価される検定です。

また、医療事務の仕事の中でもIT技術分野に特化した試験となっており、誰でも受験可能な試験となっています。
今回は、具体的に医事コンピュータ技能検定を受験し資格を取得することでどのようなメリットがあるのかみていきたいと思います。

医事コンピュータ技能検定って役に立つの?

医事コンピュータ技能検定試験とは、先ほども述べた通り医療事務の仕事の中でもIT技術分野に特化した試験です。医事コンピュータ技能検定試験はレセプトやコンピュータの知識がしっかりと身につきます。
そのため、医療事務スタッフとしてスキルアップが図れると言えます。
また、医療の現場で活かせる検定であることはもちろん、転職を考えている人にも有利に働く資格です。

医療業界のIT化の影響

医療事務の職場ではレセプトをはじめとしたコンピュータスキルが必要不可欠です。それは、世の中のIT化が格段に進み医療現場に関しても患者の情報の管理などにコンピュータの存在は欠かせません。
つまり、ITが発達したことで、レセプトがコンピュータを使ってオンライン請求する流れが全国に普及して一般化しているため、レセコンを使う業務が必須となってきているのです。

医事コンピュータ技能試験はIT技術分野に特化していて、このようなレセコン業務の能力を評価するものとなっています。そのため、医療業界からもニーズの高いものとなっていると予測できます。
医事コンピュータ技能検定でレセプト作成能力と医療事務、コンピュータの知識を身につけることはとても大切です。

医療業界のIT化を考慮すると、医事コンピュータ技能検定はとても役立つ資格です。
また、的確なコンピュータ操作ができる人材は医療の現場だけでなく、多くの職場で求められるため、持っていて損のない資格です。

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出典:出版社HP

難易度は?

医事コンピュータ技能検定は準1級、2級、3級に分かれています。
出題内容としては以下の3つの領域があります。
領域Ⅰ 医療事務
領域Ⅱ コンピューター関連知識
領域Ⅲ 実技(オペレーション)

合格基準は、どの級も3つの領域でそれぞれ60%以上正解することで合格となります。

合格率は、準1級は60%程、2級は65%程、3級は75%程となっています。
級によって合格率は異なりますが、全体として見ると比較的難易度は低いものとなっています。
また、受験資格が必要ないため誰でも受験可能となっています。

独学でも対応できる?

医療事務に関しての知識が0なら独学での対応は少し難しいものとなるかもしれません。
しかし、誰でも受験可能で公式のテキストや問題集も発売されていることから、不可能ではないと思います。

独学での勉強法として市販の参考書やテキストや問題集を使うという方法があります。
おすすめとしては、建帛社が出版している「医療事務 医事コンピュータ技能検定テキスト」「改訂医事コンピュータ関連知識」「医事コンピュータ実技」の3つのテキストです。
また、3級のみになりますがつちや書店が出版している医事コンピュータ技能検定試験の問題集も使用すると良いでしょう。

テキストや問題種を併用させながら勉強すれば、独学で合格することも可能かもしれません。

まとめ

医事コンピュータ技能検定はIT化が進む医療業界の中でとても注目されている資格の一つです。コンピュータ関連の知識が豊富であると就職や転職に大変有利に働くと考えられます。医療事務の知識やレセコン作成などが習得できるため、医療事務として携わる際にスキルアップも図ることができます。
医事コンピュータ技能検定は誰でも受験可能で資格が獲得しやすいと言えます。医療事務スタッフとして働こうと思っている方、働いている方はこの資格の取得について考えてみてはいかがでしょうか。

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出典:出版社HP