野菜ソムリエを取得するメリットはある?どんな場面で活かせることができる?




野菜ソムリエ試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)!も確認する

健康志向が高まり野菜に対する注目が集まるにつれて、野菜や果物についての専門家を目指すための資格である野菜ソムリエの注目も高まってきています。主婦の方の受験も多く、日常でも役立つ資格であると評判になっています。

では、実際に野菜ソムリエを取得するとどのようなメリットがあるのでしょうか。今回は、野菜ソムリエ取得のメリットについて紹介していきます。

野菜ソムリエの概要

野菜ソムリエは、野菜や果物の知識を身につけて、おいしさや魅力を理解し伝えることができるスペシャリストのことです。青果物の品種や流通の仕組み、食の歴史などを学ぶことができるので、食や健康に興味のある方におすすめの資格です。

この資格は難易度によって「野菜ソムリエ」「野菜ソムリエプロ」「野菜ソムリエ上級プロ」という3つのレベルに分けられています。修了試験を受験するためには講座の受講が必須となっています。野菜ソムリエ上級プロは、野菜ソムリエプロとしての活動実績があり、審査に通った人のみが受講できます。

合格率は野菜ソムリエが80〜85%、野菜ソムリエプロが35%です。ただ、野菜ソムリエ上級プロのみ非公開となっています。野菜ソムリエと野菜ソムリエプロ、難易度は大きく異なりますが、どちらも受講の際に配られるテキストをこなすことで合格することのできる試験です。

ランキングも確認する
出典:出版社HP

野菜ソムリエ取得のメリット

1. 野菜や果物に関する知識が得られる

野菜ソムリエは野菜や果物について多くの知識を身に付けることができ、その知識はさまざまな場面で役立ちます。以下では、野菜ソムリエの知識が役立つ場面を3つ紹介します。

1-1 料理に役立つ

野菜ソムリエの講座では「ベジフルクッカリー」という、調理のポイントや品種の違いに対応できる料理能力を養うためのカリキュラムが組まれています。そこでは、普段の料理にも活かすことができる調理法や野菜の切り方、野菜や果物を生かしたレシピの考案などを学びます。

また、野菜の保存方法や特徴など料理に応用できるカリキュラムが用意されています。そちらも料理をする際に役立つでしょう。

1-2 買い物に役立つ

野菜の良品の見分け方、分類、表示など買い物をするときにあったほうが良い知識も講義の中で身につけることができます。旬や食べ頃の知識を使って、より美味しい野菜や果物を選んで買うことに役立ちます。

1-3 家庭菜園に役立つ

野菜ソムリエは生産から流通まで学ぶ資格です。野菜を育てるのに適切な温度や時期を学ぶことも当然カリキュラムに含まれています。そのため、講義で得た知識は自分で野菜や果物を育てるときにも活用できます

2. コミュニティが広がる

野菜ソムリエを目指して勉強する人同士のコミュニティが広がっていくのも、野菜ソムリエのメリットのひとつです。野菜ソムリエに必要な講座では、多くの人が集まって講義を受けます。野菜ソムリエを目指す人と知り合うことができ、自分の勉強の励みにもつながるでしょう。また、ここでの出会いが今後の野菜ソムリエとしての活動の助けになることもあるので、ぜひ積極的に周りの人と関わってみましょう。

野菜ソムリエの講座について

野菜ソムリエには3つのレベルがあり、それぞれ講座を受講することで試験の受験をすることができます。

レベル カリキュラム
野菜ソムリエ ベジフルコミュニケーション

ベジフル入門(①②③)

ベジフルサイエンス①②

ベジフルクッカリー

野菜ソムリエプロ ブランディング/マーケティング①②

セルフプロデュース①②

流通

生産

鮮度管理と目利き①②

栄養と調理①②

日本の農業の現状とストーリー

野菜ソムリエ上級プロ 自宅学習

ケーススタディー

スクーリング

事業計画書の提出

こちらは講座のカリキュラムについての表になりますが、より詳しく知りたい人は公式ホームページで確認してみてください。

・野菜ソムリエの講座
https://www.vege-fru.com/contents/hp0007/?No=138&CNo=7

・野菜ソムリエプロの講座
https://www.vege-fru.com/contents/hp0008/?No=146&CNo=8

・野菜ソムリエ上級プロの講座
https://www.vege-fru.com/contents/hp0124/?No=215&CNo=124

まとめ

いかがでしたか。今回は、野菜ソムリエを取得するメリットについてご紹介してきました。

野菜ソムリエには、知識だけではなく同じ目的を持った仲間を得ることができるというメリットもあります。

野菜や果物に関する専門家を目指す人であれば必ず取得する資格なので、講習を受講すると大きな学びを得ることができます。ぜひ興味のある人は講座を申し込んでみてはいかがでしょうか。

ランキングも確認する
出典:出版社HP