GTECは大学入試で使える? – 利用できる主要大学や概要についてご紹介!




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GTECの概要

GTECとは、ベネッセによるスコア型英語4技能検定です。中学1年生から高校3年生までを対象に、レベルに合わせた4つのコースがあります。主に日本の大学入試の際に活用することができます。試験時間は175分、4技能がそれぞれ350点満点で、計1440点満点となっています。

GTECの試験内容

GTECは、以下の四つの大枠に大別されます。

リーディング

語彙・語法が問われる読解の基礎力や速読力、そして性格の読み取る読解力などに着目し、多角的に構成された問題が出題されます。

ライティング

メールの返信を記述する問題、与えられたテーマに対して自分の考えを記述する問題などが出題されます。実生活に関わる英語を使ってのやり取りを想定した実践的な問題が出されます。

リスニング

正確な聞き取りや素早く反応して答える力、目的に応じて情報を聞き分ける能力、要点に対する理解力などを多角的な問題を通して問われます。

スピーキング

日常生活や学校、留学場面などを想定した出題となっています。日本の中高生のレベルに対応した内容で、総合的に話す力を測定します。

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大学入試のGTEC

これからの社会で活躍できる人材育成を目的とした教育改革が、2020年度から始まりました。そのひとつが「大学入試改革」です。その変革に伴い、これまで二技能での英語の試験だったものが、四技能に変わります。また、資格や検定を用いた試験が活用されます。GTECは、その中の一つとして総合的且つ実践的な英語力を測定できる英語試験としての地位を築き上げてきています。

2019年現在で、GTECは既に大学入試採用数が海外を含む600校以上の大学・短期大学の一般・推薦・AO入試ですでに活用されています。ベネッセのホームページでは、GTECのスコアを入試活用する大学・短期大学の一覧を見ることができます。その一覧からもわかるように、大学によってGTECのスコアが出願基準となっていたり、加点対象になったりと、様々な形で取り入れられています。

例えばどんな大学?

どんな大学が実際にGTECを取り入れているのでしょうか。例えば、青山学院大学や東京理科大学などでは、GTECのスコアが出願要件の一つとして挙げられています。他には、京都産業大学では、一定以上の点数獲得で見なし満点、神田外語大や学習院大学では点数に応じて試験得点に換算しています。この他にも多くの大学で採用されているため、非常に汎用性の高い試験となっていることは間違いありません。

海外進学でも使うことができる

国内大学はもちろん、海外大学でもスコアが活用できます。ベネッセのホームページによると、短期大学のみならず、四年制の大学でもGTECのスコアを活用できるところが数多く存在しています。日本国内のみならず、海外に目を向けてみると新しい進路が見えてくるかもしれません。どんな大学でスコアが活用できるのか、ホームページで調べてみましょう。

まとめ

今回は、大学入試におけるGTECについて説明しました。四技能を測るGTECは、英語力を単に試すだけでなく、今では大学入試においても非常に有効な試験です。また、国内のみならず、海外へ視野を広げるきっかけにもなります。この機会に、どの大学でGTECが使えるのかを調べ、今後の自分の進路について考えてみてはいかがでしょうか。

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