空飛ぶ野菜ソムリエ 世界の旅ごはん




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CONTENTS

水のない砂漠で、 どうやって野菜が育つというのか
Morocco モロッコ
砂丘へ/砂丘のホテル/ラクダで砂丘トレッキング/砂丘の昼食/ベルベル人の青/《知っとくMEMO》/ミントのお茶/クスクス/タジン鍋/ハリーラ/市場/迷宮/カスバ/台所/カッターラ/渓谷/オアシス/アルガン油/オリーブの樹/アーモンドの花/《旅のおまけ》
作ってみよう「タジン鍋」

アフリカ最南端でゲームミートを喰らう
南アフリカ South Africa
クルーガー国立動物保護区/ゲームドライブでビッグ5を狙う/バッファローのソー セージを喰らう/《知っとくMEMO》/ロッジ/土を喰らう人々/《旅のおまけ》
作ってみよう「バニーチャウ」

世界一、美しい市場へ
デイラ/ポルトガルMadeira
危険滑走に、びびる/バナナアナナスを食べる/ブドウ棚の下に空豆畑/マデイラワインを試飲する/月桂樹の森を歩く/月桂樹の串刺し肉/炭焼きのイワシをお代わり/《知っとくMEMO》

モーリスさんに、会いに行く
南フランス
South France
フール・ド・ヴィーヴルの国/モーリスさんは昼ごはんを食べている最中だった/看板料理は5種類の前菜盛り合わせ/本場フランスのマルシェは、食の祝祭/世界一の朝食/レモンの町は黄色/魚のアラが、滋味深いみごとな一品に。
作ってみよう「スープ・ド・ポアソン」

ゴッドファーザーの島で、 絵画のような野菜を見る
シチリア Sicilia
深夜のコークとピザ/ナポリのエレベーターは、壁面電車/ナポリを見て死ね/ナポリ、揚げもの天国/夜行フェリーで、シチリア島へ/朝カフェ、名物アランチー二/パレルモ、絵のような野菜たち/ラグーサ、暗闇に浮かぶ光の街/忘れじの味、カターニャのバケットサンド/カターニャの忘れ物/島の時間は、スナップ写真のごとし/《知っとくMEMO》
作ってみよう「カポナータ」

あの日食べたバケットの味、忘れられず
バルセロナ
Barcelona zaty
いきなり「ノープロブレム」の洗礼/変わらない街、変わる路地/《知っとくMEMO》/チョコレート発祥の国で、ホットチョコを食す/市場で食べたピミエントの素揚げが、再び忘れられない味になる/自由な野菜たち/「バル」進化形/海の街のお昼ごはん/塩っぱいミネラルウオーター/《知っとくMEMO》/《旅のおまけ》
作ってみよう 「タコとジャガイモのバルセロナ風」

アーユルヴェーダ発祥の国へ
スリランカ Sri Lanka
冬の空旅、雪が天敵/着いた夜は満月。ボヤ・デー/アーユルヴェーダの野菜たち/《知っとくMEMO》/ココナッツの国/生もの、灼熱地獄/コーヒーを注文するとネスカフェの不思議/水牛のヨーグルト/農家さんちの台所/秤のある市場/車に酔って、カレー料理を教わる/一家に一台、ココナッツ削り器
作ってみよう「チキンビリヤニ」

フォーでも、食べに行くか
Hanoi ベトナム
喧騒の街に、エネルギーがあふれている/野菜フォー、一杯140円/潔癖な旅人、ブン・チャーを食いっぱぐれる/香 草まみれで食べる、ブン・チャーがうまい/持って帰りたいおいしさ、ベトナム五目ぜんざい/ドゥンラム村で、ほっとする/農家のおかあさん、卵を買って行けと言う/キュウリがおいしくて、びっくり/路上で魚をさばく街/《知っとくMEMO》

チューニョを見ずに死ねない
Peruペルー
可愛いスカート/これは、醤油味じゃないか/ペルーのコークは黄色/コカ茶に癒やされる/《知っとくMEMO》/チチャを舐める/マチュピチュ村の初代村長は日本人/宇の生活/見つけた!チューニョ/遺跡へ/生きるために、耕してきた/テンジクネズミを食べる

世界一、平らな場所へ行く
ボリビアBolivia
のんびり行こう/世界で最も平らな場所へ/《知っとくMEMO》/塩のホテルは、ベッドも塩の塊/すごいぞ、ジョニー/塩湖で、ピクニック・ランチ/塩の運び屋になる/ラパスの高級エリアは、すり鉢の底/リャマの肉を食う/《旅のおまけ》

チョコソース、モーレを訪ねる
Mexicoメキシコ
いきなり出合えた、モーレ!/独立記念日前夜、スペシャルなお祝いメニューを食す/悠久の風を渡る、笛の音/メキシコといえば、サボテン/マリアッチを聴きながら、コオロギを食べる/やっぱり、市場は楽しい!/《知っとくMEMO》
作ってみよう 「メキシカン!コブサラダ」

アメリカの色に 染まらないうちに、 見ておかねば
キューバ
街は、オールドファッション/行列のできるアイスクリーム店、外国人は5倍の値段/《知っとくMEMO》/キューバの1世紀を走り抜けたクラシックカー/「老人と海」が生まれた場所、ヘミングウェイが愛した海/ヘミングウェイが暮らした家の庭先で、サトウキビジュースを飲む/スペイン植民地時代、サトウキ ビ栽培で栄えた国でラム酒が生まれた/キューバの有機栽培には、やむを得ぬ事情があった?/貧しさと、豊かさと/カリブの島で黒豆ごはん
作ってみよう。 「キューバの黒豆ごはん(コングリ)」

ぬちぐすいの島、晴れの人たち
沖縄 Okinawa
島の料理は、ティアンダー/沖縄野菜を使った3品目の薬膳朝食/長寿の島のクスイムン/琉球伝統菓子「冬瓜漬」をさんぴん茶でいただく/田芋パイを求めて、バスで2時間/沖縄の豚は、鳴き声だけを残して胃袋に消える/自然の神さまと共にある祈りと食/市場は、アジアの活気とおおらかさに満ちている
作ってみよう「豆腐チャンプルー」

あとがき

水のない砂漠で、どうやって野菜が育つというのか
Morocco
モロッコ
円錐形の鍋にどっさり野菜を入れて蒸すタジン鍋、モロッコの名物料理である。あれだけ多くの野菜が砂漠の地モロッコのどこで作れるのだろうか。そこで調べてみたら、なんとモロッコの食糧自給率は約80パーセント、人口の約4割が農業従事者という農業国だった。
砂漠の地は不毛の地ではなかった。砂漠の地の畑を見たくて、はるか北アフリカの地へ飛んだ。
《飛行時間》
関西〜パリ 約12時間30分
パリ〜カサブランカ 約3時間

花井 綾美 (著)
出版社 ‏ : ‎ ザメディアジョン (2018/5/13)、出典:出版社HP