【最新】eco検定の受験方法は?IBT受験の注意点は?




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eco検定とは?

eco検定とは、環境に関する基礎的な知識を身につけているか判定するための検定です。
現代では社会的に環境に配慮する傾向にあるため、企業に勤めている方から環境に興味のある方まで毎年3万人程度が受験しています。

eco検定では、全て選択問題を採用しています。制限時間は90分で、100点満点中70点以上が合格になります。
受験料は、5,500円(税込,2021年現在)で、全てネットで申し込みを行います。
また、多くの試験と違い、eco検定は会場に行く試験ではなく、パソコンなどで受験するIBT試験に変わりました。詳しく次の章で解説していきます。

eco検定は2021年度からIBT受験に

eco検定は東京商工会議所(東商)が運営・管理する検定の1つです。東商は、2021年度から6つの検定(eco検定、カラーコーディネーター試験、ビジネス実務法務試験、福祉住環境コーディネーター試験、BATIC、ビジネスマネジャー試験)をIBT方式に変更しました。
IBTとは、インターネットを使って自分のパソコンなどで試験を受ける方法です。

この方式にしたことでメリットが多くあります。
まず、受験日が決まっておらず1ヶ月の期間内であれば都合の良い日時に受験することができます。また、受験が終わったらその場で合否がわかるようになりました。
最後に、どんな環境でも受験できるため、集中できる環境で自分の力を最大限に発揮できます。

IBTの受験時の注意点は?

会場に行く必要のないIBT試験では、簡単に受験することができるため、試験に関する注意事項を把握していない受験者が多くいます。注意事項を知らないと、最悪受験ができない場合があるので、必ず確認しておきましょう。

まず、注意点の1つ目は、自分の好きな日時に予約できますが、試験開始時刻は「10:30,11:00,13:30,14:00,15:30,16:00」のいずれかから選ぶ必要があるということです。
つまり、試験期間内であれば、平日でも土日祝でも試験を受けられますが、深夜に受験することなどは許されていません。

次に、2つ目は受験環境についてです。オンラインで受験するため、インターネット環境や受験する場所の環境を整える必要があります。
まず、スマートフォンやタブレットで受験はできず、パソコン(PC)でしか受験することができません。パソコンのOSアップデートを必ず行い、wi-fi環境などで通信が良好な状態で受験しましょう。
また、eco検定ではGoogle Chromeを使って検定を行うことを推奨しています。Chromeが入っていない人は簡単にネットからダウンロードできるので、環境を整えておきましょう。

最後に、カンニング対策として試験中はカメラとマイクをオンにする必要があります。カメラやマイクが壊れているパソコン(PC)で受験することはできないので、正常なパソコンを用意しましょう。
カンニング防止として、試験中には監督者が遠隔監視をしています。試験開始時には机を写すように指示され、試験に関係のないものはしまうように指示されます。カンニングと疑われない状態で受験するようにしましょう。

試験中に、カメラに他の人が写ったり、他の人の声が入ったら失格となるので十分注意しましょう。静かな環境で受験することが必要です。

CBTでも受験できる

使用機器や受験環境が整っていない方向けに、2023年度まで試験会場のパソコンを使ったCBT方式でも受験することが可能です。
CBTとは、テストセンターという試験会場に足を運んで、そこにあるパソコンを使って受験する受験方式です。

IBT試験と日程が異なるので、ホームページで必ずCBT方式の日程を確認してください。
申し込みがインターネットで、合否がすぐわかることも変わりませんが、受験料とは別に事務手数料2,200円が必要になるので注意しましょう。

まとめ

eco検定の試験方式について解説しました。IBT方式になって、合格発表まで1ヶ月待つこともなくなり、会場に行く面倒も省かれます。
そんなメリットが多くある一方で、慣れていないとパソコンなどの環境に手詰まりしてしまう場合が多くあります。この記事で、注意点をお伝えしましたが、検定本部のホームページでも募集要項が公開されていますのでよく読んでおきましょう。
みなさんが、スムーズに受験申込から合格までたどり着けることを願っています。