ポケットスタディ 基本情報 午後・Python&アルゴリズム




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はじめに

本書は基本情報技術者試験の午後試験に2020年春試験から導入されたプログラミング言語試験、Python言語の傾向と対策についてとりまとめました。これと併せて以前から取り上げられつつも苦手意識の受験者の多いアルゴリズムについてもご紹介します。Python言語はまだ試験に対する情報が少ないとはいえ、近年広く扱われる言語です。また、この言語はライブラリ(便利な機能がまとめられたもの)が多く用意されており、一から作りこまなくても各種のアルゴリズムを利用できるようになっており非常に親和性が高いといえます。よって勉強するにはもってこいですし、その先に試験合格という目標設定を置くことで有意義な知識獲得ができると思います。

とはいえ時間がなかなか取れない、まったくの初心者で基本情報処理取得が課されているなどの時間と意欲が十分にない会社員・学生の方々もおられるでしょう。それを踏まえ本書の構成は目次にも示しましたが、目次ごとに出題頻度に応じた必須スキルについて、下記の凡例の印を付けました。 基本情報技術者試験は午前・午後と1日がかりの試験で、集中力も問われます。午後の試験は午前中の基礎的かつ知見を問われる問題と異なり論理的な思考を求められるので、少しでもそのロジカルな思考の手助けとなれば幸いです。

■凡例

○:試験合格の上で理解が必須となる項目
△:必須の○で不明な箇所の補足、または理解向上の一助となる項目
(無印):試験合格のみならず、現場で役立つ知識など

川上 貴大 (著)
出版社 ‏ : ‎ 秀和システム (2020/2/21)、出典:出版社HP

Contents

基本情報 午後・Python&アルゴリズム

はじめに

SECTION 1 本試験から読み解く傾向と対策(Python)
1 試験と対策

SECTION 2 はじめてのPython
2 近年のPython利用事例について
3 Pythonが人気の理由(△)
4 本書で扱うPythonの範囲(○)

SECTION 3 チュートリアルで学ぶPython
5 Hello, Python!(○)
6 計算してみる(○)
7 ライブラリを使おう(△)
8 実行環境を使って学ぶ

SECTION 4 Python言語文法
9 データ型(○)
10 変数(○)
11 関数(○)
12 制御(○)
13 クラス(○)
小問題

SECTION 5 Python試験問題
14 相関関数(○)
15 API利用

SECTION 6 本試験から読み解く傾向と対策(アルゴリズム)
16 試験と対策

SECTION 7 アルゴリズムとは何か
17 アルゴリズムの基本的な考え方(○)
18 アルゴリズムが満たすべき性質(△)
19 流れ図と処理記号を理解する(△)
20 基本のアルゴリズム(○)
21 応用アルゴリズム

SECTION 8 アルゴリズム試験問題
22 ヒープソート
23 シェルソート
24 仮想記憶方式(△)
25 配列データ構造(△)

索引

川上 貴大 (著)
出版社 ‏ : ‎ 秀和システム (2020/2/21)、出典:出版社HP