秘書検定おすすめ通信講座「大原」 – 評判・口コミは?
大原の秘書検定講座の特徴
資格の大原の秘書検定講座の主な特徴として、以下のような点が挙げられます。
・2級と準1級に対応
・教材の種類が多い
・Web動画で学習できる
・面接対策もWeb動画で
・メールで質問できる
・価格は平均より少し高め
以下では、これらの特徴の詳細を見ていきながら、講座の内容について詳しく見ていきます。
大原の秘書検定講座の内容
大原の秘書検定に対応した講座は「秘書検定2級・準1級対策コース」の1つとなっています。
この講座では、秘書検定の2級と準1級の内容をまとめて学ぶことができます。
各社の秘書検定対策講座を見てみると、級ごとに講座が分かれているところもあります。どちらが良いと断言はできませんが、秘書検定試験は、どの級もその出題範囲に大きな違いはなく、問われる応用力のレベルが異なるという特徴があるため、複数階級の合格を目指す人が級ごとに勉強するのは効率が悪いです。
また、秘書検定は3級と2級、2級と準1級を同時に受験するというように、併願することができます。
こうしてみると、2級と準1級の内容をまとめて勉強して、一気に両方の合格を目指すことのできる大原の秘書検定講座は、効率が良いといえます。
では、大原の秘書検定講座は具体的にどのような内容になっているのでしょうか。講座の内容を詳しく見ていきましょう。
・教材の種類が多い
大原の秘書検定講座には、テキスト1冊、問題集2冊(2級、準1級の各1冊)、採点問題(全3回)、直前模試(2級、準1級の各1回)の教材があります。
テキストは2級と準1級の内容が1冊にまとまっており、各級のポイントがわかりやすく示されています。
秘書検定の学習で重要なのは、問題演習を繰り返すことです。級ごとの問題集を2~3回繰り返し、全3回ある採点問題を解くことで、自分の苦手分野を確認したり、知識の定着を図ることができます。
さらに、試験前の総仕上げとして、2級と準1級の直前模試が各1回分あります。この直前模試には、学習したことの総仕上げだけでなく、本番の時間配分も確認できるという意味合いがあります。
このように何度も問題演習を重ねることで、着実に実力をつけることができます。
・Web動画で学習できる
大原の秘書検定講座は、テキストだけでなくWeb動画を見ながら学習できます。
このWeb動画は、講師が合格に必要なポイントを説明したもので、パソコンやスマートフォンで場所や時間を問わず視聴できます。
いつでもどこでも動画を見ることができるので、スキマ時間にちょっと復習をするなど、時間を有効活用して学習できます。
また、準1級の合格後に実施される「二次試験(面接試験)」対策もWeb動画でポイントを確認できますので安心です。
・面接事例をWeb動画で学べる
準1級には面接試験があります。面接試験の対策もWeb動画で学習することができます。
面接試験は独学だけで対策をすることが難しいです。テキストの文章や写真を見ただけでは、具体的な動きなどが完全にはわからないからです。
大原の面接対策のWeb動画には豊富な面接事例があります。この動画を確認することで、話し方や表情などの理解が一気に深まり、面接試験本番を具体的にイメージすることができます。
・学習期間は4ヶ月
大原の秘書検定講座の学習期間は4ヶ月となっています。
各社の講座と比べてみても、4ヶ月という学習期間は一般的といえます。
教材やWeb動画が充実しているため、4ヶ月で準1級までの合格を十分目指せる内容となっています。
・メールで質問ができる
学習していく中で疑問点が出たらそのままにしないことが重要です。
独学の場合、疑問をすぐに解決するのは難しいですが、大原ではメールで質問をすることができます。
質問には講義の担当講師が回答をしてくれるので、すぐに疑問を解消できます。
ただし、質問の回数に制限があるので、受講する際には回数制限について事前に確認しておくことが必要です。
大原の秘書検定講座の価格
大原の「秘書検定2級・準1級対策コース」の価格は、29,600円(税込)となっています。
秘書検定講座の価格の相場は、下記の通り、およそ10,000円~35,000円となっています。
相場と比較すると、大原の講座は平均より少し高めとなっています。
各社の講座によって教材やサポートの充実度が異なるため、単純に金額で比較するのは難しいですが、教材の充実度や質問対応、動画での面接対策といった点を見ると、大原の講座はお得といえると思います。
なお、初めて大原グループの講座を受講する人は、受講料とは別に、入学金6,000円(税込)を支払う必要があります。
受講料と入学金を合わせると35,000円を超え、相場と比較しても高くなってしまうため、注意が必要です。
他社の秘書検定の講座の価格は以下のようになっています。
・ユーキャン 秘書検定講座:35,000円(税込)
・早稲田ワーキングスクール 2級Web講座:29,700円(税込)
・早稲田ワーキングスクール 準1級Web講座:35,200円(税込)
・たのまな 秘書検定+ビジネスマナー講座:13,200円(税込)
・日建学院 秘書検定3級・2級・準1級筆記試験対策Webコース:27,500円(税込)
・LEC東京リーガルマインド 秘書検定2級対策講座:11,000円~(税込)
・LEC東京リーガルマインド 秘書検定準1級対策講座:23,050円~(税込)
上記以外にも講座はありますが、大原と同じく2級と準1級に対応にした講座を掲載しています。
なお、ユーキャンの講座は3級・2級・準1級に対応、たのまなの講座は3級・2級に対応しています。
大原の秘書検定講座をおすすめできる人
・2級と準1級の同時合格を目指す人
大原の秘書検定講座は、2級と準1級に対応しています。この2つは併願して受験することができるため、まとめて勉強できるこの講座は、同時合格を目指す人にとってお得な講座といえるでしょう。
・問題演習をしっかりやりたい人
教材には、問題集、添削問題、直前模試が含まれます。
講義の進行に合わせて問題集を解くことで、テキストやWeb動画の講義の理解を深めることができます。添削問題や直前模試でより知識を確かなものとし、実力をつけることができます。
テキストの学習だけでなく、問題演習を何度も繰り返すことで実力をつけていきたいという方にとって、大原の講座はピッタリです。
・面接対策もしっかりしたい人
準1級の面接試験の対策をきちんとするのはなかなか難しいですが、大原では、Web動画を見ながら本番で合格するためのポイントを学ぶことができます。
面接試験の対策として、文章や写真などで学習することのできる講座は多くありますが、動画で実際の動きや表情を確認できる講座は多くはありません。
本番の面接をより具体的にイメージして試験に臨みたいという方は、大原の講座を受講することをオススメします。
・質問をしたい人
疑問点について質問し、すぐに専門の講師の回答を得ることができるというのは、通信講座で勉強するメリットの一つです。
回数に制限はありますが、受講中の疑問をすぐに解決したいという方は、積極的に質問サポートを利用することをオススメします。
大原の秘書検定講座のデメリット
・費用が少し高め
前述したように、大原の秘書検定講座の価格は相場の平均より少し高めです。
できるだけ価格を抑えたいという人は、より価格の低い他社の講座を選択すると良いでしょう。
また、大原の講座を今までに受講したことがないという方は、受講料とは別に入学金も支払う必要があります。そのような方は、入学金も含めた金額で他社の講座と比較して検討するのが良いでしょう。
・3級に対応していない
大原の秘書検定講座は2級と準1級にのみ対応しており、3級には対応していません。
これは、3級は基本的な内容であるため、独学で合格できると考えているためです。
2級、準1級に特化しているため、この2つの受験を考えている人にはこの講座をおすすめできますが、3級の受験を考えている人は独学で勉強する必要があるため、他社の講座の受講を考えるのが良いでしょう。
まとめ
ここまでみてきたように、大原の秘書検定講座は、教材が充実している、面接対策もバッチリできる、質問などのサポートもしっかりしている、といったメリットがあります。
それでいて価格も高すぎないので、2級と準1級の両方の合格を目指す人にとって、コストパフォーマンスの高い講座といえます。
秘書検定の合格を目指している方は、ぜひ大原の講座を利用してみてはいかがでしょうか。