サービス介助士を取るメリット、デメリットは?




サービス介助士は意味がある?意味がない?

高齢者や体の不自由な方が、安全で快適に施設を利用するようにサポートできるようになる資格です。実技講習と検定試験を経て認定証が授与されます。社会環境づくりを担う人材を育成することが目的です。

メリット

高齢者や体の不自由な方の安心に貢献できる

高齢者や体の不自由な方に安心感を与えることができます。サービス介助士の資格は他職種と連携させることが可能であるため、高齢者や体の不自由な方の行動範囲の拡大につながります。

介護スキルを習得できる

サービス介助士を習得することで、高齢者や体の不自由な人とのコミュニケーション力が身につき、介助技術が上達します。習得したスキルは、仕事だけでなく、日常でも発揮できます。

ニーズが高い資格である

2000年にサービス介助士が誕生して以来、そのニーズは年々増えています。今後もさらに高齢化が進むこともあり、その価値が向上していくことは間違い無いでしょう。

デメリット

就職には無意味

学習する内容はあくまでも基礎的なものであるため、この民間資格では就職や転職には有利になりません。あくまでも、ハンディキャップのある利用者を接客したりするための資格という位置付けです。

介護施設ではほぼ無資格扱い

福祉の現場では、サービス介助士の専門性は低いです。介護施設ではほぼ無資格扱いになりますし、手当も付きません。介護の現場で必要な知識はあくまで介護であって、介助ではないということでしょう。