日商マスターを取るメリット、デメリットは?




日商マスターは意味がある?意味がない?

日商マスターは、企業のIT人材の育成に貢献できる、高度なITスキルと卓越した指導力を兼ね備えた指導者を育成し、認定する試験です。
今回は、日商マスターを取得するメリット・デメリットについて紹介していきます。

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メリット

ITスキルが身につく

日商マスターの認定には以下の5つのステップがあります。
(1)日商PCプロフェッショナル認定証を取得
(2)集合研修の受講
(3)日商簿記初級以上または日商原価計算初級または電子会計実務検定3級以上の取得
(4)指導実績リストや指導実績レポートを提出し、一定以上の評価を得る
(5)面接に合格すること
多くの段階があるからこそ、ITのスキルを幅広く身につけることができます。

就職・転職に使える

この試験は、ITに関する幅広い知識が必要とされ、総合的に評価されます。
そのため、これらの試験に合格して日商マスターとして認定されることは、高いITスキルを持った人材であるという証明になります。
就職や転職業界でも評価される資格です。

デメリット

取得に時間がかかる

集合研修から面接の合格までに約4ヶ月かかります。
また、集合研修の受講にも、日商PC検定の文書作成・データ活用・プレゼン資料作成の全てで2級以上に合格しなければならないという条件があります。
集合研修までにも時間がかかるので、日商マスターに認定されるには1年ほどはかかると考えておくべきでしょう。

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