ビジネス・キャリア検定を取るメリット、デメリットは?




ビジネス・キャリア検定は意味がある?意味がない?

ビジネス・キャリア検定とは、「仕事ができる人材」の実務能力を客観的に評価する公的資格です。
今回は、ビジネス・キャリア検定を取得するメリットとデメリットについて紹介していきます。

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メリット

新卒の就職に役立つ

この検定は、「人事・人材開発・労務管理」「経理・財務管理」「営業・マーケティング」「生産管理」「企業法務・総務」「ロジティクス」「経営情報システム」「経営戦略」の8分野に分かれています。
それぞれの分野でどのような業務を行なっているのか理解できるため、自分がどのような職業につきたいのか、適性があるのかを考えるきっかけにすることができます。
また、自分の希望している職種の分野の試験を受けておくと、やる気があると評価されます。
特に、職種別に採用している企業であれば、業務に関する基本知識や能力を持っていると判断されて、有利にはたらく場合もあります。

デメリット

実務経験がある人の方が有利

転職しようとしている方にはあまりおすすめしません。
やはり、知識があるよりも実務経験を重視する企業が多いため、ビジネス・キャリア検定を取得していると言っても大したアピールにはなりません。
職種を変える転職を目指しているときは、専門知識や実務知識をつけようとするのではなく、英語スキルやコミュニケーションスキルといった、どの部門でも普遍的に必要とされるものを身につけた方が良いでしょう。

知名度が低い

ビジネス・キャリア検定は知名度が低く、人気資格に比べて受験者数も少ないです。
人事で採用をしている面接官でも知らないことがあります。
知名度の高さは社会的評価に直接つながる非常に重要なポイントなので、大きなデメリットということができます。

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