公務員試験 スピード解説 文章理解




【公務員試験・文章理解対策のおすすめ本 – 頻出分野から具体的な勉強方法まで】も確認する

本書のコンセプト

「とにかく時間が足りない!」という人へ
「科目数が多くて範囲も広いので、勉強する時間が足りない!」
「試験も時間が全然足りなくて、全問なんて絶対解けない!」

そんな受験生の声に応えるべく、本シリーズは、
・科目を攻略するスピード
・問題を解くスピード
この2つを上げることを念頭に置いて作られています。

この2つのスピードが上がっていけば、必然的に実力も得点も上がっていくのです!公務員試験の対策は、スピードが命です!

「勉強に意識改革が必要!思い込みを捨てよう!
スピードを上げるのに何が必要かといえば、思い込みを捨てることです。まずは「文章理解」の勉強に対する考え方を変えましょう。

・「文章」を「理解」する必要はない!
→文章理解では、国語力・英語力が問われているわけではない!
・文章理解の問題を解くのに必要なのは、情報処理力だ!
→情報をありのままに受け取り、取捨選択する力こそが試されている!
・必要な部分以外は、極力「読まない!」
→「そこにその言葉がある」という情報の処理に徹する!
→長文読解問題では、文章上に視線を流して「重要そうな箇所」を探って選択肢と照合・・・を繰り返せばOK!
・英文・古文は日本語に訳せなくていい!
→現代文も英文も古文も単なる文字情報の素材にすぎない。英語・古文が苦手でも、最低限の知識があればなんとかなる!

詳しくは、本書の第1章に書かれていますので、ぜひ読み込んで、素早く問題を解くための「作法」を身につけましょう!公務員試験の「文章理解」の勉強は、「文章を深く味わって内容をしっかりと理解する」ことが目的ではないはずです!ぶっちゃけていえば、文章自体の内容を理解していなくても、問題が解ければいいのです!合格点が取れればいいのです!

文章理解に限らず、公務員試験においてどの科目においても求められているのは、膨大な情報の中から必要なものを的確に要領よく選別し、それを論理的に組み立てることで正答を導き出す能力です。やみくもに英単語や文法などの知識を暗記したり、なんの戦略もなくダラダラと過去問を解いて、当たった外れたと一喜一憂しても、問題を解く力は向上しません!

逆に、「文章理解なんて勉強しなくったって解けるから、別にいいじゃん!」などとナメてかかっていたりして、まったく対策を取っていない受験生もいますが、とてももったいないことです。文章理解は情報処理のトレーニングを積むことで、問題を解くスピードも、正答を選び抜く力も着実に上がっていくのです!しかも、このトレーニングは論文・作文試験や集団討論などで論理的に書く・話すことにも応用できるのです。これをやらない手はありません!

地方上級・市役所試験をメインターゲットに!
「イキナリ、新スーパー過去問ゼミに取りかかるのはちょっとキツイなあ・・・」「市役所しか受けないから国家総合職の問題とかいらないんだけどなあ・・・」そんな声も多かったので、本シリーズは、地方上級・市役所レベルに合わせて学習効果の高い過去問を厳選して掲載し、解説は、スピードアップのコツなどを盛り込みつつも、シンプルでわかりやすい形となっています。特に英文問題では、英語があまり読めないという前提で解説されているので、本格的な大学受験が未経験であったり、英語が苦手だという人でも正答を導けるように工夫しています。

今までの過去問集よりも軽い感覚で取り組めて、素早く科目を攻略して素早く実力を身につけることができる…それが『公務員試験スピード解説シリーズ』です!フツーに問題文を読んで、フツーに各選択肢の正誤を判断して、フツーに答え合わせをして細かいところを確認していく……などと、フツーの学習をしている暇はありません!「早解き×早回し」の意識を持って、効率よく攻略してください。

饗庭 悟 (著), 資格試験研究会 (編集)
実務教育出版 (2015/9/16)、出典:出版社HP

本書の構成と活用法・文章理解の学び方

本書の構成と活用法
第1章で、本書が推奨する文章理解の問題の解き方について詳しく解説しています。フツーに問題文を読んで、フツーに各選択肢の正誤を判断して、フツーに答え合わせをして……というフツーのやり方ではありませんので、じっくりと読んでみてください。

そして、第2章では、その「解き方」を使って、実際に問題を解いていく手順を、目線の動きや情報処理のしかた、選択肢の選び方などについて詳しく説明しています。ここでしっかりと、解き方の「作法」を身につけてください。第3~6章の問題演習は「左ページ=問題」「右ページ=解説」という見開き構成が基本になっていて、問題文と解説文をそれぞれ参照しやすいようになっています。

文章理解の学び方
本書を使った学習の流れについて、以下にまとめておきます。

①問題を解く
・「作法」にのっとって問題を解く。
・解答時間を計測し、記録する。

②問題を解いた後、解説を読んで答え合わせ
・選択肢を選ぶ根拠がわからなければ、潔く解くのを保留にして解説を読む。

③正解選択肢と本文の該当箇所との照合
正解の根拠となる言葉をチェック
・確固とした根拠をもって正答を導けているかを確かめる。
・不正解選択肢のチェックは禁止。
・英語の全訳はしない。
・悪問・難問とわかったらフォローしない。

④その該当箇所の範囲内で未知の言堂を調べ、記録・調べる単語を選ぶ癖をつける。
・英和辞典では訳より意味、大まかな雰囲気をとらえる。

⑤「作法」のどこでつまずいたかを確認し、自分の失敗を記録
文章理解を学習する際の根本的な考え方
=公務員志望者にはほかにやることがたくさんある。この科目に時間はかけられない。

詳しくは本書第1章・第2章に書いてあるので、そちらを見てください。

饗庭 悟 (著), 資格試験研究会 (編集)
実務教育出版 (2015/9/16)、出典:出版社HP

目次

本書のコンセプト
本書の構成と活用法・文章理解の学び方

第1章 文章理解の問題の解き方
テーマ1「文章理解」の誤解
テーマ2問題を解くための「作法」
テーマ3着目すべき論理形式
テーマ4学習の注意と選択肢の仕組み

第2章 解き方シミュレーション
テーマ5「作法」どおりに例題を解く

第3章 現代文の問題演習
テーマ6現代文の内容把握・要旨把握

第4章 英文の問題演習
テーマ7英文の内容把握・要旨把握

第5章 空欄補充と文章整序
テーマ8空欄補充
テーマ9文章整序

第6章 古文の問題演習
テーマ10古文の内容把握・要旨把握

コラム
専門試験の英語について
裏技の有効性について
それでも正解できない君へ

重要英単語チェックリスト

饗庭 悟 (著), 資格試験研究会 (編集)
実務教育出版 (2015/9/16)、出典:出版社HP