AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集
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はじめに
この書籍は、AWS認定クラウドプラクティショナー試験の模擬問題を提供するものです。
全65問の模擬問題を2つ含んでおり、「問題と解答」「問題のみ」の2部構成にしてあります。出題分野に沿って問題を構成しているため、各分野をバランスよく学習することができます。筆者は試験に合格しており、受験時に出題された問題も考慮して作成しています。試験に合格するためには、問題を繰り返し解き知識を定着させることが大切です。
試験について
AWS認定クラウドプラクティショナー試験は、AWSクラウドに関する知識とスキルを持っている人を対象とし、AWSクラウドについての総合的な理解を実証することを目的としています。試験の概要は「AWS認定クラウドプラクティショナー試験ガイド」にまとめられていますので、ダウンロードして確認しておきましょう。また、サンプル問題(英語)もダウンロードできるので、どのような問題が出題されるか把握しておきましょう。以下に試験の概要をまとめています。
・試験概要
解答タイプ:
択一選択 4つの選択肢のうち1つが正解
複数選択 5つの選択肢のうち2つが正解
試験時間:90分
実施形式:試験センターまたはオンライン
試験結果:100~1000点の範囲のスコアでレポート
最低合格スコア:700点
受験料金:11000円(税別)
*問題数は公表されていませんが65問程度のようです。
・出題分野
分野1:クラウドの概念
1.1 AWSクラウドの概念とその価値提案について説明する
1.2 AWSクラウドエコノミクスの特徴を説明する
1.3 多種多様なクラウドアーキテクチャの設計原理を定義する
分野2:セキュリティ
2.1 AWSの責任共有モデルについて理解する
2.2 AWSクラウドのセキュリティとコンプライアンスに関するコンセプトを理解する
2.3 AWSのアクセス管理機能を特定する
2.4セキュリティサポートのリソースを特定する
分野3:テクノロジー
3.1 AWSクラウドにおけるデプロイと運用の方法を理解する
3.2 AWSのグローバルインフラストラクチャについて理解する
3.3 AWSの主要なサービスを識別する
3.4 テクノロジーサポートのリソースを特定する
分野4:請求と料金
4.1 AWSのさまざまな料金モデルを比較対照する
4.2 AWS請求と料金に関連した多様なアカウント構造を認識する
4.3 請求サポートに利用できるリソースを特定する
・出題比率
分野1クラウドの概念 28%
分野2セキュリティ 24%
分野3テクノロジー 36%
分野4請求と料金 12%
・試験の勉強
方法試験に向けて勉強するにはいくつか方法があります。
トレーニング
・AWSクラウドプラクティショナーの基礎知識
無料のデジタルコースです。AWSクラウド、主要サービス、アーキテクチャ、セキュリティ、料金などについて学習でき、試験範囲に沿った内容になっています。講義を視聴することで基礎的な知識を身に付けることができます。
・AWS Technical Essentials 1
AWSから認定を受けたインストラクターが実施するトレーニングです。クラスルームトレーニングとハンズオンラポを組み合わせて実施され、クラウドコンピューティング、ストレージ、ネットワーキングの基礎を学習できます。これからAWSを使い始める人に最適なコースです。
・ホワイトペーパー
ホワイトペーパーを読むことで、AWSに関する理解を深めることができます。試験ガイドで推奨されているホワイトペーパーには以下のものがあります。
・アマゾンウェブサービスの概要
・クラウド向けのアーキテクチャ:AWSのベストプラクティス
・AWS料金体系の仕組み・クラウド内のウェブアプリケーションの所有(および非所有)の総コスト
・オンラインセミナー
「AWS Black Belt Online Seminar」シリーズはAWSが実施するオンラインセミナーです。製品・サービス別、ソリューション別、業種別のそれぞれのテーマについて、AWSのソリューションアーキテクトが解説を行っています。過去に実施されたものがYouTubeで公開されているので、主要サービスのセミナーを視聴して理解を深めると良いでしょう。
・試験対策本
SBクリエイティブから「AWS認定資格試験テキストAWS認定クラウドプラクティショナー」が出版されています。試験に必要な知識が網羅されており、基礎知識を習得するのに最適な試験対策本です。
・その他のAWS参考書
AWSの使用経験がないと、各サービスを理解することは難しいです。そのため、使用経験がない方はAWSを実際に使用してみることをおすすめします。下記の書籍は、実例を示しながらAWSのサービスについて解説しているため、AWSを使用しながら理解を深めることができます。
・Amazon Web Services基礎からのネットワーク&サーバー構築日経BP
・Amazon Web Services実践入門技術評論社
・Amazon Web Servicesクラウドデザインパターン実装ガイド日経BP
・模擬試験
オンラインでの模擬試験が用意されています。問題数は20問、時間は30分、料金は2000円(税別)です。試験が終わると分野ごとのスコアが表示されますが、どの問題に正解したかは表示されません。試験中に画面をキャプチャして保存しておくと、後で復習することができます。本試験よりも簡単なため、80~90%正解できるようになってから本試験を受験すると良いでしょう。
・注意事項
本模擬問題集は2019年11月に作成されたものです。AWSのサービスは改善のスピードが速いため、AWSの最新情報と問題集の解答は一致しない可能性があります。最新情報を確認したい場合は、AWSのウェブサイトを確認してください。
目次
模擬問題1(問題と解答)
模擬問題1(問題のみ)
模擬問題2(問題と解答)
模擬問題2(問題のみ)