ユーキャンの食生活アドバイザー®検定3級 速習テキスト&予想模試 第3版【赤シート&〔別冊〕一問一答・ポイント集つき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)




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U-CANがよくわかる!その理由

でるポイントを重点マスター!
■頻出度(A、B、Cの3段階)を表示
過去に実施された試験問題を徹底的に分析。そのデータをもとにした頻出度を表示しています。
■キーポイントをピックアップ
学習の『ポイント』となる部分を、各項目の冒頭にピックアップしています。
■赤シートを使ってチェック
赤字になっている重要語句を、付録の赤シートを使って隠しながら、穴埋め形式でチェックできます。

やさしい解説ですぐわかる
■やさしい表現と簡潔な文章
読んですぐに理解できるよう、やさしい表現と簡潔な文章で、学習内容を解説しています。
■豊富なイラスト&チャート図
学習内容をイメージで理解できるよう、イラストやチャート図、必要なデータなどを豊富に盛り込んでいます。

問題を解いて理解度アップ
■学習のまとめに《できたらチェックと予想模擬試験》各レッスン末の○×問題で、理解度をすぐにチェック。知識をしっかり定着させることができます。さらに巻末の予想模擬試 験(2回分)で、試験前の総仕上げ&実力確認ができます。

目次

本書の使い方
食生活アドバイザー®検定について

1章 ウエルネス上手になろう
1 健康の基準
2 日常生活の変化と生活習慣病
3 栄養と栄養素
4 からだとこころの栄養
5 3大栄養素とその働き
6 ビタミン
7 ミネラル・水
8 食事と病気予防
9 エネルギー代謝
10 肥満とダイエット
11 運動
12 休養

2章 もてなし上手になろう
1 日本料理と世界の料理
2 行事と料理
3 地域と料理
4 食文化
5 食事のマナー

3章 買い物上手になろう
1 食品の分類、 加工と保存
2 加工食品の種類
3 加工食品の表示
4 生鮮食品の表示
5 さまざまな食品表示

4章 段取り上手になろう
1 食中毒とは
2 食中毒の予防
3 食の安全を考える

「別冊」一問一答&お役立ち情報
ができる一問一答集とお役立ち情報をまとめました。赤シートも活用して、すき間時間の学習に、試験直前の確認に、役立ててください。

5章 生き方上手になろう
1 流通とは何か
2 ミールソリューションとは
3 さまざまな販売形態
4 マーチャンダイジング

6章 やりくり上手になろう
1 経済と暮らし
2 景気と財政
3 世界の中の日本経済
4 食と生活を結ぶ法律
5 消費生活と環境
6 消費生活の保護

予想模擬試驗
〈第1回〉
〈第2回〉
〈第1回〉解答用紙
〈第2回〉解答用紙
〈第1回〉解答一覽
〈第1回〉解答解說
〈第2回〉解答一覧
〈第2回〉解答・解說

索引

本書の使い方

食生活アドバイザー検定について

・食生活アドバイザーとは
食生活アドバイザーは、「食」を通じて生活そのものを提案し、適切な指導や助言を行う食生活全般のスペシャリストです。私たちは日々忙しい生活を送るなかで、「食」の大切さを忘れがちです。しかし現実には、不規則な食事、栄養の偏り、肥満や生活習慣病の増加、若い女性に見られる過度の「やせ」志向などに加え、食品の安全性の問題や海外への食料の依存など、さまざまな問題が生じています。そのため食生活の改善の面からも、食の安全性確保の面からも、みずから「食」のあり方について考えなければならない時代になっています。

しかし、国民一人ひとりが「食」のあり方について考えるというのはそれほど容易なことではありません。そこで、食に関する幅広い見識と正確な知識を持ち、食生活について的確な提案のできる人材が、今こそ求められているのです。食生活アドバイザーとはエアドバイザー”の活躍のフィールドは、家庭をはじめスーパーパートなどの食料品売り場、外食産業、食品メーカー、福祉施設、保育所など幅広く、今後ますます活躍が期待されています。

また、食生活アドバイザー検定の目的は、「食」を通じて生活そのものについて提案できる人材の育成にあり、試験の内容も、ふだんの生活を見つめ直すところからはじまります。そのため、食生活アドバイザーの資格を目指すということは、食と生活を結ぶスキルやキャリアのアップにつながるだけでなく、自分自身の生活を見直すためのよい機会にもなるのです。

食生活アドバイザーが活躍できる場

食にかかわるフィールドであれば、幅広く活躍できます!

家庭で
・的確な商品選択力
・家族などの健康管理
・食育の実践

販売の現場で
・健康アドバイス
・食材の説明
・食べ方の提案
・食卓の提案
・販売促進提案

飲食の現場で
・マーケティング
・メニューの提案
・レシピの作成
・店舗運営管理
・健康アドバイス

メーカーの現場で
・商品開発
・マーケティング
・販売促進提案
・物流管理
・在庫出荷管理
・衛生管理

介護・医療の現場で
・健康管理
・食生活指導
・症状別食事
・衛生管理
・病人別食事
・母子栄養

物流の現場で
・システム管理
・保管管理
・食品別の温度管理

学校で
・健康管理
・安全教育
・環境教育
・食育

科目ごとの学習ポイント

1 ウエルネス上手になろう
健康になるための3大要素といわれる栄養、運動、休養のそれぞれの観点から、健康管理の基礎を学習します。5大栄養素の炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルについて、その働きをしっかりと理解しましょう。エネルギーの過剰摂取が肥満や生活習慣病の原因となること、エネルギー代謝とダイエットの関係、有酸素性運動の意味などについてもくわしく学習します。

2 もてなし上手になろう
日本人は、限りある資源と食料を活用しながら、心豊かな食事を楽しむためのさまざまなくふうをしてきました。しかし、素材を生かす日本古来の調理方法やバランスの取れた日本型食生活のすばらしさが見失われつつあります。一汁三菜の献立、正月や節句などの行事の際につくられる行事食、各地に伝えられる郷土料理など、伝統的な食文化を学習しましょう。また、食事をともに楽しむためのマナーについても、その意味を考えながら身につけていきましょう。

3 買い物上手になろう
加工食品には期限表示(消費期限賞味期限)や栄養成分表示などが義務づけられ、一方、生鮮食品には名称、原産地の表示が義務づけられています。食品の表示は、食の生産者および流通業者と消費者との信頼をつなぐ重要な制度なのです。有機農産物、遺伝子組み換え食品などの表示についてもくわしく学習します。

4段 取り上手になろう
害の原因の大部分は細菌などの微生物です。原因となるおもな微生物の特徴と食中毒の予防法をしっかり学習しましょう。遺伝子組み換え食品や、食品に含まれる残留農薬や各種の食品添加物買う側の消費者には不安が残りますが、誠実に生産したものにまで疑惑がかけられ、誤った風評が広まれば生産者にも多大な損失が生じます。遺伝子組み換え食品の表示やポジティブリスト制度の存在など、ここで学習して、正しい知識を身につけましょう。

5 生き方上手になろう
生産された商品が消費者の手にわたるまでの流通の役割、流通経路の多様化、日本的商慣行の見直しについて学びます。女性の社会進出や少子化や核家族化などを背景に外食や中食が成長したこと、消費者の「食」に関する問題を解決するミールソリューションについても理解を深めましょう。また、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどいろいろな小売業態の特徴、そこで導入されているPOSシステムや、ジャストインタイムとよばれる物流の方式などにも注目していきます。

6 やりくり上手になろう
ここでは、インフレとデフレ、円高や円安、循環型社会を実現するための3つのR、食品の安全性を確保する手法のHACCPなど、身近な経済や環境問題などについてじっくりと学習していきます。また、食品安全基本法、JAS法、食品衛生法、食品表示法など食に関係する法律や、いろいろな悪質商法から消費者を保護する制度なども重要なポイントです。日頃から新聞やテレビの報道番組、インターネットなどを通して情報を収集することも、食生活アドバイザーの大切な仕事です。

食生活アドバイザー検定受験ガイド

●受験資格
食生活に興味のある方なら、だれでも受験することができます。年齢、学歴、性別などによる受験制限は一切ありません。

●試験日程
試験は年に2回実施されます。
・7月…第2日曜日
・11月…第4日曜日
願書は、検定事務局ホームページ(P.16)から請求できます。

●試験会場
一般会場…札幌、仙台、さいたま、千葉、東京、横浜、新潟、金沢、
静岡、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡 会場は追加や変更になる場合がありますので、くわしくは受験願書でご確認ください。なお、試験会場は受験者が選択できます。また、学校、大学、その他の機関などで受験する団体受験も受け付けておりますので、ご希望の場合は検定事務局までお問い合わせください。

●受験料

3級 2級 3級2級併願
4,800円(税込み) 7,500円(税込み) 12,300円(税込み)

 

●出題形式・試験時間・合格ライン

3級 2級
出題形式 五肢択一形式による
マークシート問題(50問)
六肢択一形式による |
マークシート問題 (42問) + 記述式問題(13問)
試験時間 90分間 90分間
合格ライン 合格点数の60%以上 合格点数の60%以上
配点 1問2点 選択問題1問2点
記述問題1問3点
合格点 60 点(満点 100点) 74点(満点 123点)

 

●出題範囲
3級、2級とも共通の6科目です。3級は「消費者・生活者という視点からの知識レベル」です。2級には「提供する側に立った知識レベル」が加わります。

科目 出題範囲
ウエルネス上手になろう
(栄養と健康)
栄養,ダイエット,病気予防,運動,休養など
もてなし上手になろう
(食文化と食習慣)
行事食,旬,調理,献立,マナー,食の言葉など
買い物上手になろう
(食品学)
生鮮食品,加工食品,食品表示,有機食品など
段取り上手になろう
(衛生管理)
食中毒,衛生管理,予防,食品化学,安全性など
生き方上手になろう
(食マーケット)
流通,外食メニューメイキング,食品販売など
やりくり上手になろう
(社会生活)
消費経済,関連法規、生活環境,消費者問題など

 

●受験申込み先・問合せ先
一般社団法人 FLAネットワーク協会 食生活アドバイザー検定事務局
フリーダイヤル 0120-86-3593
ホームページアドレス http://www.flanet.jp
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-15-10 大山ビル2F
TEL:03 (3371) 3593 月曜日~金曜日9:00~17:00

※受験願書の請求は、食生活アドバイザー『検定のホームページのみとなります。
※受験願書請求期限などが設定されていますので、くわしくは食生活アドバイザー検定事務局または同ホームページでご確認ください。