MIDI検定試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




MIDI検定試験の公式テキスト

公式のテキストがあります。下記サイト等で購入可能です。

MIDI検定公式HP
またホームページでは過去問を見ることができます。

ミュージッククリエイターハンドブック MIDI検定公式ガイド

この本について

作曲、編曲、演奏、レコーディング、ミキシング、プログラミングなど、音楽制作に携わるプロセスは様々ですが、現代の音楽制作においてはいずれのプロセスにもデジタル化の波が押し寄せています。

DAW(Digital Audio Workstation)と呼ばれる音楽制作ツールが急速に普及したために、コンピューターを含めたデジタルの知識が重要になってきました。またパーソナルコンピューターを使用する音楽制作では、すべてを個人で行うことも可能になり、誰もがミュージッククリエイターになれる時代に突入したともいえるでしょう。

この本は音楽制作に欠かせない知識を凝縮し、デジタル時代におけるミュージッククリエイターのハンドブックとなるように編集されています。1章では、音楽制作の歴史や現代音楽制作の実例、2章ではコンピューターを含めた音楽制作ツールについて詳しく解説しています。3章では演奏情報の通信プロトコルとして1980 年代から利用され続けているMIDI(ミディ)の詳細な解説、4章では音響学や電子楽器の知識について、5章では録音やミキシングといった具体的な制作プロセスに必要な知識に触れています。

さらに、6章では MIDI を利用した音楽データ(演奏データ)の作成に不可欠な楽譜情報やコード、スケールの解説、DAWのイベントリストに関する情報など、まさにミュージッククリエイターのバイブルとなる内容が書かれています。最終章の7章では配信やリリースといったアウトプットの知識や、著作権に関する知識についても網羅しています。つまり、この一冊で音楽制作の基礎から実践的な知識までを一通り学ぶことができるのです。

この本は音楽電子事業協会が実施しているMIDI検定1級、2級、3級試験の公式ガイドブックとして編集されています。MIDI検定は、MIDIを核として現代の音楽制作現場や教育の現場で活躍できる人材の育成を目的として1999年から行われている認定制度です。既に受験者は全国で3万人を超え、中国など海外でも実施されています。デジタル時代のミュージッククリエイターとして、この本で学んだ知識を確認する意味でも是非受験されることをお勧めいたします。

この本ではコンピューターやコントローラーといったカタカナ英語表記について、読みやすさを重視した表記方法を採用しています。規格書等に記載されるカタカナ表記(コンピュータ、コントローラなど)と異なることがあります。ご了承ください。

著者
出版社: ヤマハミュージックメディア (2012/2/26)、出典:出版社HP

CONTENTS

この本について

CHAPTER 1 現代の音楽制作を知る
1 音楽再生の歴史
2 音楽制作の歴史
3 現代の音楽制作プロセス

CHAPTER 2 音楽制作ツールとセッティング
1 コンピューターの基礎知識
2 オーディオインターフェースの知識
3 DAW の基礎知識
4 DAW 以外のソフトウエアとプラグインソフトウエア
5 音楽制作にまつわるその他のハードウエア
6 ケーブルとコネクターの種類

CHAPTER 3 MIDI規格について
1 MIDIの基礎知識
2 チャンネルボイスメッセージ
3 GM 音源とスタンダードMIDIファイル
4 MIDIメッセージの仕組み
5 モードメッセージとシステムメッセージ
6 同期関連のメッセージ
7 RP

CHAPTER 4 音響学と電子楽器
1 「音が聞こえる」のはなぜ?
2 「音」の要素
3 倍音
4音程と音階
5 デジタルオーディオ
6 電子楽器の歴史
7 アナログシンセの音作り

CHAPTER 5 オーディオ プロダクションの基礎知識
1 録音
2 編集
3 ミキシング
4トラックダウン/マスタリング
5 エフェクトの種類
6 オーディオフォーマット

CHAPTER 6 音楽理論とMIDIによる表現方法
1 楽譜情報
2 ポピュラー音楽のコードとスケール
3 DAW ソフト/イベントリストの表記
4 MIDIデータによる演奏表現
5 MIDI検定2級2次試験の概要とポイント
6 MIDI検定1級試験の概要とポイント

CHAPTER 7 音楽メディアと著作権
1 リリース
2 著作権

INDEX 索引
参考文献一覧/画像資料提供一覧

著者
出版社: ヤマハミュージックメディア (2012/2/26)、出典:出版社HP