ダイエット検定1級テキスト




はじめに

日本ダイエット健康協会は、ダイエットという傘の下、日本中の皆様に正しい健康知識を身につけていただきたいと考えています。ダイエットにおいて、「正しい選択」ができて、「自主的な健康活動」ができる人たちをより多く産み出していくことが目的です。

今回、検定1級に挑戦される方々は、検定によって獲得した正しい知識・考えを、受検されたご本人、そして、ご家族やご友人のご健康のために役立ててください。

1級に合格すると協会公認の「プロフェッショナルアドバイザー」の資格が与えられ、いよいよ次段階の協会の正式講師資格である「インストラクター」への道が開けます。

皆様のお力をお借りして、わが協会のコンセプトの柱であります「賢い健康市民」づくりを実現していきたいと思います。

挫折を繰り返さないために
様々なダイエット法があり、どれにチャレンジしようかと迷っていると、後から後から新しい手法が現れてきます。

ダイエットを志す方々の多くは、芸能人や有名人が推薦したり、メディアが採り上げたり、大々的に宣伝したりするダイエットに惹かれ、放送されたり雑誌に掲載されている方法をそのまま実行します。

これらは、ダイエットをする必要がある方々が実行していく入口としては有効ですが、その方法だけで成功するケースが少ないということ、そして断片的にとらえて行えば弊害が生まれることがあることも、すべて考慮に入れて始めるべきでしょう。

多くのダイエット法は、いわば目的地に行き着くための道です。ですから、興味ある道、自分に合った道を選べばよいのであって、決して氾濫するダイエット法が悪いと断言することはできません。

ただ、その方法だけで目標とするダイエットが達成できると思い込んでしまうと、うまく行かなかったり、すぐに挫折したり、リバウンドしたり、健康を害してしまったりと、思いもよらない事態にもなりかねません。そして、それはだめなダイエット法だとか、信用できないダイエット法だとか、嘘のダイエット法などと決めつけ、また別のダイエット法を試みては同様の結果になってしまうというように、悪循環を繰り返すことになってしまいます。

●単独で万能の食品はない
例えば、「バナナダイエット」や「リンゴダイエット」などの単品だけを食べ続ける方法で、ダイエットが成功したという例が報告されています。しかし、どの食品もそれだけ食べていればよいという万能食品ではありません。食品にはそれぞれ特有の栄養素が少しずつ含まれており、体に必要な栄養素をまんべんなく摂取するためには、栄養学的には1日30品目の食品摂取が勧められています。

また、このような単品ダイエットが流行することにより、医学的・栄養学的に否定されがちな部分に引っ張られ、そのためにバナナやリンゴが体に悪いと誤解されてしまうのも問題でしょう。

「ダイエットサプリメント」も数多く発売されています。こちらも同様に、日常の食事の摂取を控え、サプリメントの比率を多くするダイエット指導が一部で問題になっています。サプリメント=supplementは本来“副次的な”という意味ですから、あくまでも栄養補助食品であり、毎日の食生活を基本としながら、ダイエット中の偏りがちな栄養素を補ったり、代謝機能を促進させて余分な体脂肪を蓄積させにくくするために利用するべきです。

摂取栄養素をそのまま排出させるようなサプリメントは決して存在しないはずです。各栄養素は少なすぎても多すぎても体にとって有効ではなく、そのバランスが最も大切な要素ですので、ダイエットを促進するビタミンやミネラルだからといって、偏ってとり続けないように注意する必要もあります。

本書を利用して、正しいダイエットの基本的な仕組みを理解していただいたうえで、世にある多くのダイエット法を、よいきっかけづくりとして選択できるようにしていただきたいというのが、当協会の考えです。

やがてそれをきっかけに、モチベーションを保ち、食事や生活を見直しながらその必要性を考え、目標を定めて意識的に実行していけるようになることが、最も重要なことなのです。

当協会では、世にあふれるダイエット情報をできる限り集め、その有効性や危険性、または利用方法を科学的に分析して、その正しい活用法についても情報発信して行きたいと考えています。学術的に間違った食事法、誤解が多い運動法や生活習慣などの実態を把握するためには、多くの皆様からの情報も非常に大切ですので、ご意見、体験などをお寄せくださいますようお願い申し上げます。

日本ダイエット健康協会代表理事
古谷暢基

日本ダイエット健康協会 (著, 編集), 古谷暢基 (監修)
出版社: 日本ダイエット健康協会; 初版 (2009/9/9)、出典:出版社HP

CONTENTS

はじめに
目次
この本の使い方

第1章●ダイエットと栄養素 応用編
Q 1 PFCバランスとは?
Q 2 食の欧米化で脂質の割合が増加した?
Q 3 栄養素とカロリー計算
Q 4 食物の含有カロリーを体脂肪に換算する“考え方”
Q 5 ビタミンの基礎
Q 6 ビタミンの種類と働き
Q 7 ミネラル(無機質)の基礎
Q 8 ミネラルの種類と働き
Q 9 ダイエットに不可欠なビタミン・ミネラル
Q 10 必須アミノ酸は動物と植物からバランスよく摂取!
Q 11 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸
Q 12 必須脂肪酸は“摂らなければ病気になる脂肪”?
Q 13 必須脂肪酸の内容と特徴
Q 14 ダイエットを促進する栄養素
Q 15 ダイエットを促進する栄養素と食材・食品の一例
Q 16 ダイエット時のトラブルを防ぐ栄養素
Q 17 ダイエットのトラブルを解消する栄養素および食品・食材
Column:飲酒によって体脂肪が増えるメカニズム!

第2章●サプリメントとダイエット
Q 18 サプリメントの本来の役割
Q 19 サプリメントと広告
Q 20 サプリメントの摂取の際の注意点
Q 21 サプリメントの効果を上げる
Q 22 サプリメント摂取のメリットを最大限に生かすために

第3章●体脂肪と肥満と疾病リスク
Q 23 メタボリックシンドロームとは
Q 24 特定健診・保健指導について
Q 25 内臓脂肪の悪玉構造
Q 26 肥満の種類
Q 27 肥満症の定義と疾病リスク
Q 28 痩せ過ぎもまた危険
Q 29 体脂肪の分布と性差
Q 30 加齢と女性ホルモンの作用
Q 31 ダイエットを助ける(?)褐色脂肪細胞の秘密
Column:ダイエットは新たな自己発見と自信を生み出す

第4章●GI値と内分泌系の基礎
Q 32 GI値の定義
Q 33 食品・食材のGI値表
Q 34 「低GI値食卓」でダイエット
Q 35 低GI値食と高GI値食の使い分けと注意点
Q 36 低GI値が有効なケース
Q 37 高GI値食が有効なケース
Q 38 ダイエットにも関係するホルモンと酵素
Q 39 インスリン
Q 40 グルカゴン
Q 41 リパーゼとサイクリックAMP(c-AMP)と酵素アデニルシクラーゼ
Q 42 アドレナリン、ノルアドレナリン、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)
Q 43 同化・異化システムのコントロール

第5章●神経と食欲とダイエット
Q 44 ダイエットと自律神経
Q 45 モナリザ症候群
Q 46 自律神経調整ダイエット法
Q 47 代謝性食欲とは?
Q 48 認知性食欲とは?
Q 49 「食欲」との本当の付き合い方
Column:“ワニは1年食事をしなくても死なない?”体温と代謝のお話

第6章●運動と筋肉と代謝 応用編
Q 50 運動効果の基本
Q 51 METs(メッツ)とEx(エクササイズ)
Q 52 筋肉の種類
Q 53 筋肉の成長のメカニズム
Q 54 筋肉トレーニングで部分痩せはできる?
Q 55 ターゲット部位を鍛える動きの基本
Q 56 生活の中の誰でもできるダイエット運動“ウォーキング
Q 57 「筋肉トレーニングと基礎代謝増加」の本当のメカニズム
Q 58 「基礎代謝増加」の本命は内臓の活性化
Q 59 DIT(食事誘導性体熱産生)について
Q 60 DITのエネルギー消費量比較早見表
Column:格闘技選手の減量現場

第7章●模擬試験
問題
解答

日本ダイエット健康協会 (著, 編集), 古谷暢基 (監修)
出版社: 日本ダイエット健康協会; 初版 (2009/9/9)、出典:出版社HP

この本の使い方

●本書は、日本ダイエット健康協会ダイエット検定1級試験の公式テキストです。

●本文中のQIとはQuestion Item(クエスチョン・アイテム=設問項目)の略です。全60項目の内容から40~50問程度が出題されます。

●コラムからも出題される場合があります。さらに、最新情報によって学術的に裏づけされたアイテムが、まれにテキスト外から出題されることもあります(テキスト外の内容が出題される場合、各検定試験中1問程度です)。

●本試験の合格ラインは80%前後を原則としています。

●巻末に、本番の検定試験と同じスタイルをとった模擬試験を掲載してあります。
学習が終わったあとで、一度チャレンジしてみてください。ご自分の学習到達度の確認、試験対策に役立つでしょう。

なお、検定合格を目指す方々が本書を活用する際には、「単に検定試験問題の正群挙を高めること」だけを目的とした利用の仕方ではなく、正しい理論と知識がしっかりと身につくような学び方をしていただきたく思います。同時に、本書はあくまでテキストの体裁をとっておりますが、2級公式テキスト同様に、検定試験をお受けにならない方々にも傍らに置いていただき、知識・見聞を広めるため、気軽に楽しく読める書としていただければ幸いです。

日本ダイエット健康協会について

●設立の趣旨と概要
日本ダイエット健康協会(JDHA:Japan Diet and Health Association)は、“健康的で正しいダイエット知識の普及と発展”を目的に、2008年12月に設立されました。

“Diet”という英語の本来の意味は、健康を目的とした食事、もしくは食事療法による体重管理です。ところが日本では、美容、健康等を目的とした“体重を減らすこと(すなわち減量)”という意味で「ダイエット」という言葉が定着しています。

一方で、日本におけるこの「ダイエット」の現状はというと、なるべく短い時間と少ない手間で効果を得ようとしたり、あるいは過度な結果を求めようとするなど、本来の意味である“健康”から逆行するケースも見受けられます。

このような状況を踏まえ、当協会ではあえて“ダイエット= Diet”という単語を協会の名称につけました。この言葉の広義の傘のもとにおいて“健康になるための正しい知恵と知識”を発信し、国民の皆様を“脳と心から刺激することによって、健康な体と心の獲得・維持・向上への行動に対するモチベーションを高め、皆様の真の健康増進に貢献していく所存です。

●JDHAの主な活動予定
・検定事業の開催(年3回)
・セミナー・イベント
・シンポジウム・スクールの開催
・セミナー・スクール講師の養成事業
・出版・メディア事業
・ダイエット製品の審査・製造・販売
・健康関連団体・企業との情報提供・活動協力
・企業の福利厚生事業等への協力・情報提供
・国・公共団体の活動への協力・情報提供
・ダイエットにかかわるイベント企画・運営
・海外団体との交流
・会報誌の発行
・会員同士の交流イベント 等

■組織名:日本ダイエット健康協会(JDHA:Japan Diet and Health Association)
■設立:2008年12月1日
■所在地:東京都中央区銀座4丁目11-7 第2上原ビル6F
■理事:
古谷暢基(医学博士/和ハーブ協会理事長)
竹谷内克彰(医師/医学博士/日本整形外科学会認定専門医)
小野浩二(日本スキンケア協会理事/美容・健康教育研究所所長)
溝口幹子(日本ルーシーダットン普及連盟西日本本部長)
伊達友美(管理栄養士/日本抗加齢医学会認定指導士)
上馬場和夫(医師/医学博士/帝京平成大学教授/日本アーユルヴェーダ学会理事)
矢地孝(医師/薬剤師)
後藤恭子(管理栄養士/産業栄養指導者)
塩原幸雄(在京テレビ局プロデューサー)
■顧問:
梅田幸嗣(医学博士)
池井佑丞(医師)

日本ダイエット健康協会からのお知らせ

日本ダイエット健康協会は、正しいダイエットの知識を楽しくインパクトのある方法で広め、日本の皆様の健康意欲を脳からハートから刺激して、皆様の健康に貢献していくことを理念としている団体です。

当協会の理念にご賛同いただき、提携を希望される企業様、団体様、公共機関様等を募集しています。

検定試験・講座・イベントの出張開催や、ノウハウ提供、研究データの作成等々、今がチャンスです!

§1 個人様、任意団体様、サークル様向け
◆日本ダイエット健康協会コーディネーターを募集しています!
協会の講座・検定試験・イベント等を、各エリア・各団体において独自に企画・プロモーションする権利を持つ“協会コーディネーター”を、全国から広く募集中です。エリアにおける代表者、あるいは団体様等との仲介役など、当協会の理念に則り、アクティビティを広めていただける方を募集しています。

§2 企業様向け
◆当協会アイテムの活用、ビジネス提携を募集しています!
ダイエットは広い分野を網羅するアイテムです。企業様におかれましては、当協会の検定試験・講座・イベントを魅力的な付加価値アイテムとして、新規開拓先の集客ツール、商品販売とのコラボレーション、また健康保険組合のメタボ対策や福利厚生アイテムなどにもご活用ください。
さらに、各ダイエットアイテムの実験・研究の受諾、企画・販売支援等の総合コンサルティング、保健指導や社員様の健康管理、飲食関連メニュー・レシピ等の開発なども行います。

§3 メディア(テレビ、ラジオ、WEBサイト、雑誌、新聞、地域コミュニティ誌等)様向け
◆ジョイント企画を募集しています!
テレビ・WEB・雑誌媒体等の皆様とのジョイント企画を募集中です。番組や掲載記事における新企画のご提案、記事寄稿や情報提供、また読者様やクライアント向けのイベント・セミナー等の企画に、ご協力・ジョイントいたします。

§4 カルチャースクール、フィットネスクラブ、専門学校、医療機関、スポーツ団体様等向け
◆出張検定・講座、プログラム開発、研究等を行います!
出張検定・講座のスポット開催のほか、ダイエットに特化した新たなカリキュラムや講座の導入により、メニューの魅力をアップしてください。その他、予防医学プログラム・新エクササイズの共同開発、各研究や実験の請負などを行います。

〈ご照会先〉
日本ダイエット健康協会(JDHA:Japan Diet and Health Association)
東京都中央区銀座4丁目11-7 第2上原ビル 6F
HP:http://diet-kyoukai.com/
TEL: 03-6435-3862, Fax: 03-6435-3861
E-mail:info@diet-kyoukai.com

日本ダイエット健康協会 (著, 編集), 古谷暢基 (監修)
出版社: 日本ダイエット健康協会; 初版 (2009/9/9)、出典:出版社HP

ここでしか学べない! 協会主催講座

健康賢人講座
〜『健康って一体何ですか?』『病気とはどういうものでしょう?」〜このような質問をされた時、皆様はお答えできますでしょうか?医療不信の時代、偽りの情報に惑わされていませんか?自分や自分の大切なご家族を守るための手段・方法をお持ちでしょうか?

健康賢人講座の本質とは、受講して頂いた方々自身が、“健康を守るための正しい選択ができるようになる”こと。内容濃密の全4回シリーズとして開催、スポット参加も可能ですが、全講座出席者には「健康賢人認定カード」をプレゼント!東京で大盛況の当講座、2017年は名古屋・福岡・熊本・鳥取と全国拡大中!

他の追随を許さない!ヒットコンテンツを創造する個人向けビジネス講座
〜“あなたが本当にやりたいことを”引き出し、具現化します!~〜
〜“本当に実現してきた人”から直接学ぶチャンス!〜

資金なし・コネなし・知識なし。ゼロから立ち上げたビジネスを全てメジャーレベルに引き上げ、赤字無しで10年経営。それらを実現してきた根幹は「アンビバレント」という概念。誰もができるが、誰もが発想し得ない、まさに究極のノウハウです。

ブレないビジョンを持ち、社会に感謝され、10年継続するコンテンツ作り。幸せな仕事人生を実現したい方は、協会までお問い合わせください。

近年の注目トピックス

新・和ハーブ検定 2017年7月よりスタート!
皆様にお薦めしたいのが日本古来の植物療法です。日本人の日々の生活に取り入れられてきた有用植物を「和ハーブ」と呼んでいます。代表的な例として、ミントのような爽やかな香りを持つ「カキドオシ」や「クワ」は、血糖値の上昇を抑える“ダイエット和ハーブ”です。

検定取得後は、実際に和ハーブ料理やフィールド案内などの上位資格もありますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

国際補完医療大学 日本校 (開校準備中)
スリランカ民主社会主義共和国のコロンボ市にある大学本部「The Open International University for Complementary Medicines.」日本校として開校予定です。

医療者だけでなく、民間資格者や一般の方々までが広く、本格的に学べるオープン大学。その内容は基礎医学(解剖学、生理学、薬理学など)にとどまらず、予防医学や代替医療、さらに世界の伝統医療も広く学ぶことができます。

大学本部は1978年、世界で初めて伝統医療や補完・代替医療に焦点を当てた同年のWHO&ユニセフによる「アルマ・アタ宣言」によりスタートしました。

今や世界120カ国以上に支部を持ちますが、様々な事情により今まで日本支部はありませんでした。しかしこの度、当協会理事長の古谷暢基が、現在までの実績、知見、また北里柴三郎の血縁であるという事実などから、同大学の日本校を任されることとなりました。

国際補完医療大学 日本校 本部事務局:株式会社ルーシーダットン
〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目11-7 第2上原ヒル6F
TEL:03-6435-3860 FAX:03-6435-3861
E-Mail:info@oiucmed.jp

ダイエット検定の概要

背景
“ダイエット”は、健康と美に関するすべての分野において、老若男女・職業を問わず、非常に高い関心が寄せられ、もはや普遍のニーズであるとさえいえるほどです。

それなのに………
●このジャンルに特化した組織・検定・資格がほとんどない!
●情報が氾濫する中で、ダイエットについての基礎知識を“持っているようで持っていない人たち”“自分の知識に確証を求めている人たち”が多い!

このような現状にクサビを打ち込み、世の中に大きな正しい流れをつくりたい!という発案に、医療・健康・美容・メディア等に携わる専門家が賛同し、当検定ができました。

コンセプト・目的
検定というどんな方でも参加しやすく、徐々にステップアップしていくスタイルにより、多くの日本の国民に正しい健康知識を広め、同時に“脳から意識を高めていただく”ことで、ダイエット・モチベーションを喚起し、ひいては日本国民の健康の獲得・維持・向上に貢献します。

受検資格
正しく安全なダイエット知識、健康と美の知識を学びたい方なら、なたでも受検できます。年齢・学歴・国籍・性別による制限は一切ありません(ただし資格段階によっては、協会資格保持者の条件あり)。

資格・試験等の内容

名称・呼称 検定内容とレベル 資格活用法
生活アドバイザー(2級) 基礎知識 自己の健康増進知識
友人・家族等へのアドバイス、等
プロフェッショナルアドバイザー(1級) 基礎応用 職業レベルでの活用
職業カウンセリング、等
インストラクター 上級資格 協会認定スクール開講
協会主催セミナーの講師、等
ダイエット食事指導士 上級資格 ダイエットに特化した食事法、
その他の指導全般、等

検定・資格活用の対象
[1] ダイエットに関心を持つ一般人
[2] 健康ビジネス関係者(以下)
職業インストラクター
エステティシャン/セラピスト
コック・調理師
食材を販売する会社・店
医師・看護師・保健師
カルチャースクール講師
健康器具販売会社
美容師・ネイリスト
保養士 等

日本ダイエット健康協会 (著, 編集), 古谷暢基 (監修)
出版社: 日本ダイエット健康協会; 初版 (2009/9/9)、出典:出版社HP

協会上位資格のご案内

ダイエットインストラクター
「ダイエットインストラクター」は、当協会の基本上位資格です。ダイエット、健康維持、美容などの手段には大きく「食事」「身体活動」「休養」「環境」の4つの分野があり、これを協会では「ダイエット(健康)のスクエア」と位置付けています。本資格ではその精神に基づき、1つのメソッドに固執することなく、“健康的なダイエット”を最終目標としたカウンセリング、指導、執筆、その他関連ビジネスなどを行えるスキルを身につけます。

本資格取得後は、協会公認とバックアップのもと、ダイエットや健康、美容に関する様々な活動を行う事ができます。本資格の受講資格はダイエット検定1級の合格者となりますが、検定未受験の方もカリキュラム受講期間中の検定受験などの優遇措置があります。
必須カリキュラム受講時間は14時間、試験と課題レポート提出にて認定基準を満たした方を、日本ダイエット健康協会所属「ダイエットインストラクター」として認定します。

ダイエット食事指導士
「ダイエット食事指導士」は、上記「ダイエット(健康)のスクエア」の中でも、特に多様性と実践性が高い食の分野にフォーカスします。健康的なダイエットやインナービューティを実現するための食事法やレシピについての専門知識、および実践法を指導することができる者を指します。

必須カリキュラム受講時間は16時間、試験と課題レポート提出に、認定基準を満たした方を、日本ダイエット健康協会所属「ダイエット食事指導士」として認定します。

本資格の受講資格については、ダイエット検定1級の合格者となりますが、検定未受験の方も、カリキュラム受講期間中の検定受験など、優遇措置があります。

また一般社団法人和ハーブ協会との提携により、同協会資格「和ハーブ・フードディレクター」については、「ダイエット食事指導士」資格取得者に対する受講時間短縮や料金減等の優遇措置があります。

上記の協会上位資格の詳細につきましては、メール、お電話等にて、事務局までお問い合わせください。

ダイエット検定受検までの流れ

協会HPよりダイエット検定の受検申込を行う

申込受付後、検定に関する情報が届く

検定に関する内容を確認し、受検料の支払を行う 銀行振込/クレジット決済

受検料の入金完了の案内を受け取り、申込完了

受検5日前までに受検票(郵送)が届く

検定当日、受検票を持って会場で受検する

※検定テキストは、検定受検者、非受検者にかかわらず随時ご購入いただけます。

日本ダイエット健康協会事務局一覧

本部
〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目11-7 第2上原ビル6F
TEL:03-6435-3862 FAX:03-6435-3861
HP : http://diet-kyoukai.com/
E-mail : info@diet-kyoukai.com
Facebook : https://www.facebook.com/web.jdha/?fref=ts

■大阪 美ボディ研究所ラッサ 担当:溝口
〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1丁目12-7オービットステージ新町201
TEL:06-6536-1082
HP : http://www.lassa.jp/
E-mail : x.tylab@gmail.com

■熊本 SPA-ZO(スパゾー) 担当;上村
〒868-0848 熊本県南坪井5-4 ドルハウス2F
TEL&FAX:096-359-0303
HP : http://lij-spazo.net/
E-mail : spazo@navy.plala.or.jp

ダイエット検定資格活用の実例

生活意識が自然に変わり、私は3kg、主人は5kg減
(専業主婦 愛知県 41歳)

もともとダイエットおたくで、流行のダイエットに手は出すものの、途中でくじけてしまったり、リバウンドをするなど、検定問題に出てくるような典型的な失敗例(笑)でした。そんな感じだったので、友人からこんな検定があるよ、と紹介されたときは、今までのダイエット経験のおさらいとの意味でもぜひ受けてみたいと、主人とともに受検をすぐに決断しました。

検定を受検すると決めて勉強し、無事合格、3カ月経った今、私は3kg、主人は5kgも体重が落ちました!

しかし、実はこれといって目新しいことはしておらず、例えば主人は通勤時に歩く距離を伸ばしたり、外食のメニュー選びが変わったこと、私も普段の食事メニューの工夫や、ちょっとした生活の変化です。

意識の中に基本的な知識が自然と滑り込み、気がついたら「太る習慣」が生活の中から消えていて、それが思わぬ結果を招いたのだと思います。
健康の基本的な知識を学べるし、勉強するだけでも本当に刺激になるので、これからも1級、インストラクターまで目指していきたいと思っています。

1つのスタンダードをもとにお客様からの信頼度が格段にアップ
(スポーツクラブ・インストラクター 東京都 35 歳)

職業柄、ダイエットに関してはそれなりに勉強をしていたつもりだったし、またお客様からのカウンセリングにもお答えできていたつもりだったのですが、検定を受けてみて、自分の知らなかったことの多さや、今までの常識がかなり覆ってしまったことに、かなりのショックを受けました(笑)。

私たちのようなプロの業界でも、ことダイエットという分野に関してはあまりに情報量が多すぎるために、1つのテーマについていろいろな説が流れ、また新情報も次から次へとあふれて出てきます。それに加えて、系統立てて学べる場がないので、意外と基本的なことを知らなかったりするのですね。

その点、検定に向けての勉強を終えた今、お客様に提供する情報のベースがしっかりできたという確信があり、またそれがレッスンの幅を広げ、信頼度がアップしているような気がします。

今後は検定資格をステップアップしていき、ダイエットを前面に出したプログラムやイベントなどをクラブ側に提案しようかと計画しています。

施術の幅が広がり、お客様への付加価億サービスが増えた
(セラピスト 神奈川県 28歳)

自分で経営する小さなスタジオで、「ロミロミ」というハワイに古くから伝わるオイルセラピーのようなものをお客様に施術しています。

これまではセールスポイントとして、またお客様からの実感としても、気持ちいい、癒される、お肌がきれいになる、というものはあり、それらに加えて“部分痩せ”にも何となく効果があることはわかっていたのですが、その構造が自分の中では曖昧で、強くアピールできずにいました。

協会主催のダイエット講習会に参加したところ、マッサージとダイエットについて詳しく教えていただき、また検定ではダイエットと体の構造の基礎も学べると聞いて、先にテキストだけを購入しました。

ダイエットという1つの新しい分野を強く前面に押し出せる自信が加わるだけで、メニューの幅が増え、同時にお客様との会話の中で美と健康のダイエットアドバイスができるようになりました。今では施術とともに、私の「ウンチク」を聞きにいらっしゃるお客様も多いんですよ。

お店の「今週のダイエットおつまみ」が人気
(飲食店経営 埼玉県 51歳)

地方の郊外で居酒屋を経営しており、どうしてもお客様にお酒をお付き合いする機会が多かったり、生活リズムがずれてしまう中で、自分自身の状態やメタボ体型が気になりだしていました。

そんなときに、ダイエット検定がスタートすると聞いて、自分の体のための勉強、そして、おもしろそうという興味本位で受検しました。しかしテキストを購入し勉強しているうちに、自分の店のメニューに知識を取り入れてもおもしろいのではないか、と思い始めました。

無事合格し、まずはお客様によく見える場所に協会よりいただいた合格証を額に入れて大々的に飾り(笑)、試験的にダイエットメニューを考案、店に出したところ、かなりの手ごたえを感じました。今では週替わりで提供する「今週のダイエットおつまみ」が、お客様に大人気で、さらにその食材やレシピの理論を手書きで差し上げたりすることなどで、お客様のリピート率が高まったような気がします。

飲食店にいらっしゃるお客様はやはり「食べる」「飲む」がお好きだし、お仕事で忙しく外食の機会が多い方々なので、意外に「健康的に飲み食いしたい」という潜在願望があるようで、レシピや私とのダイエット会話には関心を持たれます。

日本ダイエット健康協会 (著, 編集), 古谷暢基 (監修)
出版社: 日本ダイエット健康協会; 初版 (2009/9/9)、出典:出版社HP