いちばんわかりやすい!2級建築施工管理技術検定 合格テキスト




本書の使い方

本書は、2級建築施工管理技術検定試験によく出題される内容に重点をおき、効率的に勉強できるようまとめました。付属の赤シートを利用すれば重要語句の確認ができ、穴埋め問題等としても活用できますので、上手に活用し、効率的な学習を進めましょう。
◆ここがPoint!
レッスンにおける学習のポイントです。まずはここを押さえよう。
◆レッスンの本文
各テーマの内容を、図表等を盛り込み、わかりやすく解説しています。
◆赤シート対応
付属の赤シートを利用すれば、穴埋め問題としても活用できます。上手に使いましょう。
◆頻出項目をチェック!!
重要な内容や用語をまとめました。赤シートも利用しましょう。頻出度は〇の数でチェックできます。

◆こんな選択肢に注意!
実際の選択肢と似た内容となっています。赤シートを上手に活用しましょう。
◆ゴロ合わせで覚えよう!
重要な箇所や覚えにくい内容などを、ゴロ合わせにしました。
◆練習問題にチャレンジ!
各章の最後には、レッスンで学んだことを復習できる、練習問題を掲載しています。知識が身についているか確認しましょう。
※ここに掲載しているページは見本のため、本文と一致しません。

本書は原則として、2019年1月1日現在の情報に基づいて編集しています。以降の各試験の出題法令基準日(1月1日(例年)までの法令改正等については、本書最終ページに記載してある本書専用ブログアドレスから閲覧してください。

コンデックス情報研究所 (著)
出版社: 成美堂出版 (2019/2/28)、出典:出版社HP

contents

本書の使い方
2級建築施工管理技術検定試験 試験ガイダンス

1章 建築学(試験科目:建築学等)
はじめに覚える超基礎知識
Lesson 01 環境工学
Lesson 02 一般構造
Lesson 03 構造力学
Lesson 04 建築材料
練習問題にチャレンジ!

2章 建築基礎(試験科目:建築学等)
はじめに覚える超基礎知識
Lesson 01 外構工事
Lesson 02 建築設備
Lesson 03 測量、積算
練習問題にチャレンジ!

3章 建築・躯体施工(試験科目:建築学等)
はじめに覚える超基礎知識
Lesson 01 地盤調査
Lesson 02 仮設工事
Lesson 03 土工事
Lesson 04 地業工事
Lesson 05 木工事
Lesson 06 鉄筋工事
Lesson 07 コンクリート工事
Lesson 08 型枠工事
Lesson 09 鉄骨工事
Lesson 10 その他の躯体工事
Lesson 11 建設機械
練習問題にチャレンジ!

4章 建築・仕上施工(試験科目:建築学等)
はじめに覚える超基礎知識
Lesson 01 防水工事
Lesson 02 石工事
Lesson 03 タイル工事
Lesson 04 屋根工事
Lesson 05 金属工事
Lesson 06 左官工事
Lesson 07 建具工事
Lesson 08 塗装工事
Lesson 09 内装工事
Lesson 10 外装工事
Lesson 11 その他の工事
練習問題にチャレンジ!

5章 法規(試験科目:法規)
はじめに覚える超基礎知識
Lesson 01 建築基準法
Lesson 02 建設業法
Lesson 03 労働基準法
Lesson 04 労働安全衛生法
Lesson 05 環境に関連する法令
練習問題にチャレンジ!

6章 施工管理(試験科目:施工管理法)
はじめに覚える超基礎知識
Lesson 01 施工計画
Lesson 02 工程管理
Lesson 03 品質管理
Lesson 04 安全管理
練習問題にチャレンジ!

7章 実地試験(試験科目:施工管理法)
はじめに覚える超基礎知識
Lesson 01 経験記述
Lesson 02 用語の説明、ネットワーク工程表
練習問題にチャレンジ!

ゴロ合わせで覚えよう!!
さくいん

コンデックス情報研究所 (著)
出版社: 成美堂出版 (2019/2/28)、出典:出版社HP

2級建築施工管端技織検定試験 試験ガイダンス

建築施工管理技士は、一般建設業、特定建設業の許可基準の1つである営業所ごとに置く専任の技術者、建設工事の現場に置く主任技術者及び監理技術者の有資格者として認められるとともに、経営事項審査における技術力の評価において、計上する技術者数にカウントされるなど、施工技術の指導的技術者として社会的に高い評価を受ける国家資格です。
建築施工管理技士の資格には、免状の種類により1級と2級があり、本書では2級建築施工管理技士を取り扱います。

●技術者等の有資格者として認められるもの

建築施工管理技士
建設工事の種類 級区分
1級 2級
建築 躯体 仕上げ
建築一式工事
大工工事
左官工事
とび・大工・コンクリート工事
石工事
屋根工事
タイル・れんが・ブロック工事
綱構造物工事
鉄筋工事
板金工事
ガラス工事
塗装工事
防水工事
内装仕上工事
熱絶縁工事
建具工事
解体工事
◎:特定建設業の営業所の専任技術者(または監理技術者)となり得る国家資格
○:一般建設業の営業所の専任技術者(または主任技術者)となり得る国家資格
※特定建設業の営業所の専任技術者(または監理技術者)となり得る国家資格を有する者は、一般建設業の営業所の専任技術者(または主任技術者)となり得ます。

試験科目
技術検定試験は、次の科目について、学科試験(4肢択一式)及び実地試験(記述式)によって行われます。

種別 学科試験科目 実地試験科目
建築 [共通問題] 建築学等
施工管理法
法規
施工管理法
躯体 躯体施工管理法
仕上げ 仕上施工管理法

学科試験はすべて統一問題です。実地試験は「建築・躯体・仕上げに関する共通問題」と、各種別(建築・整体・仕上げ)の専門知識に関する問題(選択分野に応じて解答)が出題されます。

■本書の対応表

学科試験 解答問題数 本書の対応する章
イ. [No.1~14] 選択 9問(14問中) 1章
ロ. [No.15~17] 全問 13問 2章
ハ. [No.18~32] 選択 12問(15問中) 3章、4章
ニ. [No.33~42] 全問 10問 5章、6章
ホ. [No.43 ~50] 選択 6問(8問中) 5章、6章

※上記表は目安としてご参照ください。

資格取得までの流れ
資格を取得するまでの流れを示すと、おおむね次のとおりとなります。

申込受付期間など
■申込受付期間
「学科のみ試験(前期)」
書面申込受付期間:3月上旬~3月下旬 ※インターネット申込は不可
「学科のみ試験(後期)」「学科・実地試験」「実地のみ試験」
▼前年度学科のみ合格者
インターネット申込受付期間:2月上旬~2月中旬
書面申込受付期間:2月上旬~2月中旬
▼前年度学科のみ合格者以外の受験者
インターネット申込受付期間:6月下旬~7月中旬
書面申込受付期間:7月初旬~7月中旬
※インターネット申込は、再受験者及び前年度学科試験のみ合格者の方が申込可
■試験日
「学科のみ試験(前期)」:6月中旬
「学科のみ試験(後期)」「学科・実地試験」「実地のみ試験」:11月中旬
■学科試験の免除について
「学科のみ試験(前期)」または「学科のみ試験(後期)」の合格者は、合格発表の日の属する年度の初日から起算して12年以内、連続する2回の学科試験(当該受検種別)が免除されます。

学科試験のみ受験
■受検資格 試験実施年度において満17歳以上となる方
■受験料 (学科試験のみ) 4,700円
■申込方法 [1] 書面申込
■申込書の入手方法
願書代:1部300円 [1] インターネットによる請求
[2] FAXによる請求
[3] 窓口での請求

学科・実地試験受験
■受検資格

受験種別 最終学歴 実務経験年数
指定学科卒業 指定学科以外卒業
建築または躯体または仕上げ 大学・専門学校の「高度専門士」 卒業後1年以上 卒業後1年6ヶ月以上
短期大学・5年制高等専門学校・専門学校の「専門士」 卒業後2年以上 卒業後3年以上
高等学校・専門学校の「専門課程」 卒業後3年以上 卒業後4年6ヶ月以上
その他(最終学歴を問わず) 8年以上
受験種別 職業能力開発促進法による技能検定合格者 必要な実務経験年数
技能検定職種 級別
躯体 鉄工(構造物鉄工作業)、とび、ブロック建築、型枠施工、鉄筋施工(鉄筋組立て作業)、鉄筋組立て、コンクリート圧送施工、エーエルシーパネル施工 1級 問いません
2級 4年以上
平成15年度以前に上記の検定職種に合格した者 問いません
単一等級エーエルシーパネル施工 問いません
仕上げ 建築板金(内外装板金作業)、石材施工(石張り作業)、石工(石張り作業)、建築大工、左官、タイル張り、畳製作、防水施工、内装仕上げ施工(プラスチック系床仕上げ工事作業、カーペット系床仕上げ工事作業、鋼製下地工事作業、ボード仕上げ工事作業)、床仕上げ施工、天井仕上げ施工、スレート施工、熱絶縁施工、カーテンウォール施工、サッシ施工、ガラス施工、表装(壁装作業)、塗装(建築塗装作業)、れんが積み 1級 問いません
2級 4年以上
平成15年度以前に上記の検定職種に合格した者 問いません
単一等級れんが積み 問いません

■受験料
(学科・実地試験)9,400円
■申込方法
[1] インターネット申込
[2] 書面申込

新規受験申込者 インターネット申込 ×
書面申込
再受験申込者 インターネット申込 ×
書面申込

■申込書の入手方法
願書代:1部 600円
[1] インターネット販売
[2] 窓口販売
[3] 郵送販売

実地試験のみ受験
■受検資格
次にあげる[1]または[2]のいずれかに該当し上記「学科・実地試験受験」の受検資格を有する者は、学科試験免除となります。
[1] 建築士法による1級建築士試験の合格者
[2] 2級建築施工管理技術検定試験の「学科試験のみ受験」の合格者で有効期間内の者
※上記[2]該当者で、学科試験の受検資格となった学校を卒業後、指定学科の学校に進学し卒業した場合は、学科試験免除の有効期間が延長されることがあります。
■受験料
(実地試験のみ) 4,700円
■申込方法
[1] インターネット申込
[2] 書面申込

新規受験申込者 インターネット申込 ×
書面申込
再受験申込者 インターネット申込
書面申込

△:一部不可
・試験合格年より前の年度の「学科試験のみ受験」の合格者で、学科試験免除の有効期間が進学によって延長された場合、その延長された期間の申込は再受験扱いにならず、インターネット受験申込はできません。
・また、平成15年度以降に学科・実地試験を受験した方が1級建築士合格の資格で実地試験のみ受験申込する場合も、インターネット受験申込はできません(この場合は、書面による再受験申込となります)。
■申込書の入手方法
願書代:1部600円
[1] インターネット販売
[2] 窓口販売
[3] 郵送販売

試験時間
学科:2時間30分
実地:2時間

合格基準
学科試験:得点が60%以上
実地試験:得点が60%以上
※試験の実施状況等を踏まえて変更される可能性があります。

合格発表
「学科のみ試験(前期)」:7月上旬
「学科のみ試験(後期)」:1月下旬
「学科・実地試験」「実地のみ試験」:2月上旬

試験に関する問合せ
申込や試験の詳細については、試験実施団体である一般財団法人建設業振興基金のHP等を参照してください。
一般財団法人建設業振興基金 試験研修本部
HP : http://www.fcip-shiken.jp/
TEL:03-5473-1581
メール:k-info@kensetsu-kikin.or.jp

試験に関する情報は変わることがありますので、受験する場合は試験実施団体の発表する最新情報を、必ず事前にご自身で、ご確認ください。

コンデックス情報研究所 (著)
出版社: 成美堂出版 (2019/2/28)、出典:出版社HP