アロマテラピー検定公式問題集 1級・2級




アロマテラピー検定2級 練習問題

試験時間:50分 出題数:55問
※解答用紙(マークシート)はP92をコピーしてご利用ください。
※香りテスト(問題54~55)は実際の試験ではサンプルが配付されます。

アロマテラピー検定
2級 練習問題①

1. 以下の写真の原料植物から得られ、古くからスキンケアに使われてきた精油を1つ選びなさい。
A. ペパーミント
B. ラベンダー
C. スイートオレンジ
D. ユーカリ

2. 清々しくクールなミント特有の香りが特徴のペパーミント精油の原料植物の科名を1つ選びなさい。
A. バラ科
B. フトモモ科
C. シソ科
D. カンラン科

3. キャベジローズと呼ばれる原料植物から揮発性有機溶剤抽出法で得られる精油を1つ選びなさい。
A. ローズオットー
B. レモン
C. ローズ(アブソリュート)
D. ティートリー

4.収れん作用や抗炎症作用があるとされ、古くからスキンケアに重用されてきたフランキンセンス精油について正しいものを1つ選びなさい。
A. 原料植物は生育が早く、100mを超える大きさになるものもある。
B. 水蒸気蒸留法により得られる。
C. 抽出部位は花である。
D. 原料植物はシソ科に属する。

5.別名アマダイダイと呼ばれる植物の果皮から得られる精油を1つ選びなさい。
A. スイートオレンジ
B. ペパーミント
C. ラベンダー
D. フランキンセンス

6. 十字軍の兵士が持ち帰ったのがきっかけで、ヨーロッパへ広まったといわれている植物から圧搾法で得られる精油を1つ選びなさい。
A. ローズマリー
B. レモン
C. ゼラニウム
D. ローズオットー

7. 肌を清潔に保つ作用があるとして、スキントニックなどにも用いられるローズマリー精油の主な抽出部位を1つ選びなさい。
A. 果皮
B. 果実
C. 樹脂
D. 葉

8. AEAJによるアロマテラピーの定義について、カッコにあてはまる語句の組み合わせで正しいものを1つ選びなさい。
アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である。 「精油(エッセンシャルオイル)」を使って、美と健康に役立てていく (①)です。

<アロマテラピーの目的>
●心と身体のリラックスや(②)を促す
●心と身体の(③)を保ち、豊かな毎日を過ごす
●心と身体のバランスを整え、本来の美しさを引き出す

A. 1ホリスティック 2リフレッシュ 3病気
B. 1自然療法 2健康 3病気
C. 1自然療法 2リフレッシュ 3健康
D. 1ホリスティック 2自然療法 3健康

9. 精油の性質について誤ったものを1つ選びなさい。
A. 芳香性がある。
B. 引火性がある。
C. 水溶性である。
D. 親油性である。

10. 植物が香り成分により昆虫などの生物を遠ざけ、摂食されることを防ぐ効果として正しいものを1つ選びなさい。
A. 誘引効果
B. 抗菌効果
C. 忌避効果
D. 抗真菌効果

公益社団法人 日本アロマ環境協会 (著)
世界文化社 (2019/1/11)、出典:出版社HP

11. 精油の利尿作用として正しいものを1つ選びなさい。
A. 細菌の増殖を抑える作用
B. 胃腸の消化活動を活発にする作用
C. 痛みをやわらげる作用
D. 尿の排泄を促進する作用

12. オーストラリアの先住民族であるアボリジニの間でお茶として飲まれていた植物から得られるティートリー精油の精油抽出法を1つ選びなさい。
A. 水蒸気蒸留法
B. 油脂吸着法
C. 圧搾法
D. 超臨界流体抽出法

13.オレンジ・ポマンダーの原料として知られるミカン科の植物から得られる精油を1つ選びなさい。
A. ティートリー
B. スイートオレンジ
C. ペパーミント
D. ラベンダー

14 香料や皮膚コンディショニング剤として化粧品に用いられているゼラニウム精油について正しいものを1つ選びなさい。
A. 水蒸気蒸留法により得られる。
B. 学名は「コショウのような」という意味をもつ。
C. 原料植物はバラ科に属する。
D. 抽出部位は花である。

15. 低温で固まる性質をもつ精油を1つ選びなさい。
A. ゼラニウム
B. ローズオットー
C. フランキンセンス
D. ラベンダー

16. 別名セイヨウハッカと呼ばれる植物の葉から得られる精油を1つ選びなさい。
A. レモン
B. スイートオレンジ
C. ローズ(アブソリュート)
D. ペパーミント

17. フトモモ科の植物から得られ清涼感のある香りをもつ精油を1つ選びなさい。
A. ローズオットー
B. ゼラニウム
C. ユーカリ
D. ラベンダー

18. 「マリアのバラ」とも呼ばれる植物から得られる精油を1つ選びなさい。
A. スイートオレンジ
B. ラベンダー
C. ローズマリー
D. ティートリー

19. さわやかでフローラル感のある香りが特徴のラベンダー精油の精油抽出法を1つ選びなさい。
A. 水蒸気蒸留法
B. 超臨界流体抽出法
C. 油脂吸着法
D. 圧搾法

20. 精油の収れん作用として正しいものを1つ選びなさい。
A. 皮膚の潤いを保ち、乾燥を防ぐ作用
B. 神経系の働きを鎮め、心と身体の働きをリラックスさせる作用
C. ウイルスの増殖を抑える作用
D. 皮膚を引き締める作用

公益社団法人 日本アロマ環境協会 (著)
世界文化社 (2019/1/11)、出典:出版社HP

21. 精油の抽出法としてよく用いられる方法である水蒸気蒸留法について正しいものを1つ選びなさい。
A. 遠心法を用いる方法である。
B. 近年開発された、主に二酸化炭素などの液化ガスを溶剤として用いる抽出法
C. 蒸気の熱で植物に含まれる香り成分を揮発させる方法である。
D. 原料植物の搾りかすなどの不純物が混ざる方法である。

22. 香りの試し方について適切でないものを1つ選びなさい。
A. 精油ビンを振りながら精油を滴下する。
B. 香りをゆっくりと嗅ぐ。
C. ムエット (試香紙)を用いる。
D. 鼻に直接精油がつかないようにする。

23. 精油の使い方について適切でないものを1つ選びなさい。
A. 火気に注意する。
B. 精油の原液は希釈して皮膚に使用する。
C. うがいに使用する。
D. 目に入らないよう注意する。

24. 果皮から得られ、精油成分にフロクマリン類が含まれているため光毒性に注意が必要な精油を1つ選びなさい。
A. レモン
B. ペパーミント
C. ローズ(アブソリュート)
D. ゼラニウム

25. 精油の保管容器として適切なものを1つ選びなさい。
A. プラスチック容器
B. 遮光性のガラス容器
C. 洗面器
D. ビーカー

26. 手作り化粧品の保存について適切でないものを1つ選びなさい。
A. 湿度の高い場所で保管する。
B. 冷暗所で保管する。
C. 水が含まれるものはおよそ1~2週間で使い切る。
D. 植物油などが中心のオイルやクリームは1カ月程度で使い切る。

27. 水性の基材に分類されるものを1つ選びなさい。
A. スイートアーモンド油
B. 精製水
C. ミツロウ
D. クレイ

28. 保湿効果が高いホホバ油について誤ったものを1つ選びなさい。
A. 種子から得られる。
B. 植物ロウ(植物性ワックス)である。
C. 低温で固まる性質をもつ。
D. 青い色をしている。

29. 抗菌作用・保湿作用があり、クリームなどに用いられる別名ビーワックスとも呼ばれる基材を1つ選びなさい。
A. 重曹
B. ミツロウ
C. シアーバター
D. ハチミッ

30. アロマスプレーなどを作製する際に精油と水をなじみやすくするために使用する基材を1つ選びなさい。
A. エタノール
B. シアーバター
C. クレイ
D. 天然塩

公益社団法人 日本アロマ環境協会 (著)
世界文化社 (2019/1/11)、出典:出版社HP

31. シソ科の植物から得られ、学名は「洗う」や「青みがかった鉛色」に由来するといわれている精油を1つ選びなさい。
A. スイートオレンジ
B. ティートリー
C. ゼラニウム
D. ラベンダー

32. ややワックス感のあるかんきつの皮のような香りが特徴のレモン精油の主な抽出部位を1つ選びなさい。
A. 樹脂
B. 果皮
C. 花
D. 葉

33. ユーカリプタスとも呼ばれるユーカリ精油の主な抽出部位を1つ選びなさい。
A. 樹脂
B. 花
C. 葉
D. 果皮

34. 別名ロサ・ケンティフォリアと呼ばれる植物から得られるローズ(アブソリュート)精油の原料植物の科名を1つ選びなさい。
A. フウロソウ科
B. バラ科
C. フトモモ科
D. シソ科

35. 学名はラテン語で「海のしずく」を意味するローズマリー精油の原料植物の科名を1つ選びなさい。
A. フトモモ科
B. シソ科
C. カンラン科
D. バラ科

36. 幹の表面を傷つけて出る乳白色の樹脂から得られる精油を1つ選びなさい。
A. ローズオットー
B. フランキンセンス
C. スイートオレンジ
D. ティートリー

37. 葉から得られ、ライラックの花やライムを想起させる香りが特徴である精油を1つ選びなさい。
A. ローズ(アブソリュート)
B. レモン
C. ティートリー
D. スイートオレンジ

38.原料植物の生産国としてブルガリアが有名なローズオットー精油について正しいものを1つ選びなさい。
A. 原料植物はシソ科に属する。
B. 光毒性がある。
C. 原料植物は『新約聖書』の中で、イエス・キリスト誕生の際に捧げられた。
D. 水蒸気蒸留法により得られる。

39. フウロソウ科の植物から得られ、ややローズ調のグリーン感のあるフローラルな香りが特徴である精油を1つ選びなさい。
A.ローズ(アブソリュート)
B. ティートリー
C. ペパーミント
D. ゼラニウム

40. 以下の写真の原料植物から得られ、香料としてフレグランスに使われている精油を1つ選びなさい。
A. ローズ(アブソリュート)
B. フランキンセンス
C. ゼラニウム
D. ローズマリー

41. 足浴法について正しいものを1つ選びなさい。
A. スパイス系精油は使用滴数を多めにする。
B. 足首まで湯に浸かる方法である。
C. 精油を入れたらかき混ぜずに行う。
D. 湯が冷めたら、足を入れたまま熱い湯をつぎ足す。

42.蒸気とともに香りを吸い込む吸入法について誤ったものを1つ選びなさい。
A. 咳の出るときには行わない。
B. 長時間の吸入に注意する。
C. ぜんそくの場合は行わない。
D. 目を開けて行う。

公益社団法人 日本アロマ環境協会 (著)
世界文化社 (2019/1/11)、出典:出版社HP