ドローン検定(無人航空従事者試験)のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




ドローン検定の概要

無人航空従事者試験(ドローン検定)は、筆記による試験で、1級~4級に分けて実施いたします。試験の内容は、用語や機体の構造といった基礎知識から、飛行に関する特性、電気電子工学、航空力学、気象学、関連法規などを問う問題となっています。 級数に応じて出題範囲と難易度が異なります。

 

 

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目次 – ドローンの教科書 上級テキスト – 無人航空従事者試験(ドローン検定)2級対応 改正航空法・小型無人機等飛行禁止法・完全対応版 (ドローン検定協会)

はじめに

急速に普及が進む無人航空機が今後私たちの社会に及ぼす影響は計り知れません。日に日に技術が進歩するなかで、それらの活用現場も多種にわたるようになりました。無人航空機による空撮をはじめ、測量、輸送、救助など分野は様々です。世界的にもこれら無人航空機の活用と安全対策について議論が活発化しています。

日本では、航空法の改正により無人航空機の定義や運航ルールが整備され、現在も制度の見直しや運用の更新が継続しています。海外でも商用利用や安全対策に関する制度整備が進み、無人航空機の活用と安全確保の両立が重要なテーマとなっています。

いずれにしても、これらは無人航空機が安全に活用されることを目的としています。無人航空機は空中を飛行するという性質上、常に落下する危険性があり、操縦者はそのリスクを十分に理解したうえで飛行させる必要があります。リスクをしっかりとマネジメントするためには、なぜ空中に浮き上がることができるのか、空中ではどのような現象が生じているのか、無人航空機はどの様な構造なのか等、総合的に理解をしておく必要があります。

本書では、別版の「ドローンの教科書標準テキスト」を基礎として、無人航空機の運航管理に必要な更なる理解を深めます。無人航空機の飛行原理をしっかりと理解し、リスクを把握することで、事故を未然に防ぎ、万が一の場合も被害を最小限に抑えることが求められます。また、日本をはじめ、各国で進む法整備をしっかりと学び、世界の共有資源である空を皆が公平に活用できるようになることを願います。

著者 山下壱平

目次

ドローン検定の案内

1. 基礎知識
1-1 無人航空機の分類
1-2 ドローン(マルチコプター)について
1-3 重量
1-4 航空業界
1-5 無人航空機に関する世界の動向

2. 物理学
2-1 ニュートンの法則
2-2 慣性力
2-3 コリオリの力

3. 安定性
3-1 静安定と動安定
3-2 姿勢を乱す原因

4. 航空気象学
4-1 大気
4-2 大気圧(気圧)
4-3 高度と気圧
4-4 気圧傾度力
4-5 大気の構成
4-6 地表付近の大気
4-7 自由大気
4-8 標準大気
4-9 標準大気の性質
4-10 風の定義
4-11 風の原理

5. 電気電子工学
5-1 電気回路と電子回路
5-2 電圧と電流
5-3 直流回路と交流回路
5-4 直列回路と並列回路
5-5 導体と抵抗
5-6 合成抵抗
5-7 オームの法則
5-8 電力
5-9 電力量と熱量
5-10 配線の電力損失
5-11 バッテリーの内部抵抗

6. バッテリー
6-1 バッテリーの種類
6-2 一次電池の構造と特徴
6-3 ボタン型電池と電池種別の国際表記
6-4 二次電池の構造と特徴
6-5 充電方式の違い

7. GPS
7-1 全地球測位システム
7-2 GPSで出来ること
7-3 GPS の電波
7-4 GPS 衛星から送られてくるデータと速度

8. リスク管理
8-1 リスクの種類
8-2 他者に危害を与えるリスク
8-3 その他のリスク
8-4 リスクの分析
8-5 リスクマネジメント
8-6 安全領域の計算

9. 小型無人機等飛行禁止法
9-1 小型無人機等飛行禁止法の成立と概要
9-2 小型無人機の定義
9-3 小型無人機等飛行禁止法の目的と所管
9-4 対象施設周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止
9-5 通報
9-6 対象施設の安全の確保のための措置
9-7罰則
9-8 対象施設等

10. 航空法
10-1 航空法の目的
10-2 航空法と国土交通省令及び告示
10-3 許可及び承認申請先
10-4 許可及び承認申請書類
10-5 技能講習
10-6 ドローン教習所
10-7 航空局標準マニュアル
10-8 催事上空での飛行

11. 電波法
11-1 無人航空機と電波法
11-2 電波法
11-3 電波に関する国際的な組織と取り決め
11-4 無線局
11-5電波法における2つの免許
11-6 無線設備の操作を行う者の免許
11-7 無線従事者免許の相互関係
11-8 技術基準適合証明
11-9 アマチュア無線局の保証認定による開設
11-10 免許が不要な無線局
11-11 アマチュア無線技士と陸上特殊無線技士

索引

ドローン検定無人航空従事者試験のご案内

試験の概要
無人航空従事者試験(以下、ドローン検定)は次の試験を実施しています。

受験資格
ドローン検定協会が認定するドローン検定3級を保有している方が受験対象となります。年齢・学歴に関する条件はありません。

試験の時期
年に6回実施されます。開催月によって、平日の開催の場合と、休日に開催される場合があります。通常、1月・3月・5月・7月・9月・11月に開催されます。

受験申込方法と申込締切
ドローン検定は、ドローン検定協会のホームページ(https://drone-kentei.com)から受験申込が可能です。受験申込期限は、開催月の前月末日(休日の場合は翌平日)までです。

受験料
12,900円(税込)
※受験料は変更となる場合がございます。受験申込前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

受検地
受験地は、毎試験募集時に、実施要項にて発表されます。同じエリアで毎回開催されるとは限りませんので注意が必要です。具体的な受験場所は、郵送にて送られてくる受験票に記載されています。

出題方法と合否判定
試験は、筆記試験のみで行われます。解答方法は、選択肢から設問に応じた解答を選ぶマークシート方式です。各設問で4択の選択肢が用意されており、1つだけを選びます。全50問を90分で解かなければなりません。1問2点で100点満点中80点以上で合格となります。

合格者
合格者には、合格証(カード)が発行されます。また、協会が実施する講習・資格制度との関係や受講要件については、最新の募集要項・公式案内をご確認ください。

出題内容
ドローン検定2級では、次の範囲が出題されます。本書に掲載される内容の他に、3級の内容も出題されます。

図表1.出題内容

大項目 項目
基礎知識 用語
動作
組織・制度・国際情勢
単位
物理学 力学
工学 航空工学
電気電子工学
気象 気象学基礎
航空気象学
法令 無人航空機関係
電波関連
専門知識 機体構造
姿勢制御
動力・バッテリー
送信機
GNSS
リスク・メディカル
TEM/SRM/CRM
責任・保険
飛行計画・記録

目次 – ドローンの教科書 標準テキスト – 無人航空従事者試験(ドローン検定)3級4級対応 改正航空法・完全対応版 (ドローン検定協会)

はじめに

近年、安価で操作が簡単な機種が登場したことで、急速に普及が進むドローン(マルチコプター)ですが、その手軽さ故に、世界各地で事故が発生しています。一部の経済研究所の発表では、執筆時点から十数年でドローンの市場規模は数千億円になると予想されています。これは、ドローンがホビー用途にとどまらず、産業用途として広い分野で活躍することが見込まれるためです。

そのような中、各地で起こる事故が原因で、その危険性がクローズアップされ、規制の動きが進んでいます。注目される事故は、ドローンの高性能化により、本来墜落等の危険を伴う現象に気づかず飛行をさせてしまうなど、操縦者の知識や経験が不足していることによって発生したものがほとんどであると考えられています。十分な操縦者教育がなされないまま、ドローンの流通だけが先行して進んでいるのが現状です。操縦者教育の現状を見てみると、書店に並ぶドローン専門書も、機種の紹介や、簡単な操作方法の説明にとどまり、航空工学等を意識したものがほとんど市場に出回っていません。

このような状況では、事故が減るどころか、増える一方になってしまいます。そこで、我々ドローン検定協会は、ドローンに関する正しい知識を身に着ける機会を設けることを目的にドローン検定を実施することにしました。本書は、操縦者教育が追い付いていない現状を打開すべく、操縦者として知っておくべき重要な情報をしっかりと記載しております。ドローンは、空の産業革命と言われるほど、将来有望な技術でありますので、安全に運用し、出来るだけ多くの方に活用して頂けることを願っております。

目次

ドローン検定の案内

1. 基礎知識
1-1 無人航空機の種類
1-2 ドローン(マルチコプター)について

2. 機体の動き
2-1 前後左右の動き
2-2 回転の動き
2-3 揚力を生み出す仕組み
2-4 上昇と下降の動き
2-5 特殊な機体の動き
2-6 フレア操作
2-7 その他の動きを表す用語
2-8 動きを表現する方法

3. 機体にかかる力
3-1 機体にかかる4つの力
3-2 失速
3-3 部品にかかる力とフェイルセーフ

4. 気象と風
4-1 風速と風向
4-2 自然が作り出す上下に吹く風
4-3 地表と風の摩擦
4-4 その他の風
4-5 地面効果

5. 機体の構造と姿勢制御
5-1 機体を構成する部品
5-2 ローター
5-3 GPS
5-4 機体の状態を計測するセンサー類
5-5 姿勢制御

6. 送信機
6-1 モードについて
6-2 プロポのチャンネル数
6-3 トリム操作
6-4 テレメトリーシステム
6-5様々な送信機

7. バッテリー
7-1 バッテリーの種類
7-2 リポバッテリーの性能表示
7-3 リポバッテリーの出力特性
7-4 リポバッテリーの充電
7-5 リポバッテリーの保管
7-6 リポバッテリーの廃棄

8. ブレードの回転
8-1 回転の表現
8-2 ブレードの組み合わせ

9. 基礎力学
9-1 速度と加速度
9-2 加速する物体の移動量
9-3 重力
9-4 水平投射

10. 単位
10-1 国際単位系
10-2 非国際単位系
10-3 SI接頭辞

11. 操縦者の責任

12. 賠償保険と機体の保険

13. マルチコプターの飛行
13-1 準備と初期設定
13-2 フライト前の準備
13-3 フライト

14. トラブルの予測とフライトプラン
14-1 マルチコプターが墜落する原因を考える
14-2 電波トラブル
14-3 フライトプランの作成
14-4 飛行記録

15. 航空法
15-1 航空法の目的
15-2 航空法と国土交通省令
15-3 航空機の定義
15-4 無人航空機の定義
15-5 無人航空機の飛行禁止空域
15-6 空港等周辺の安全(制限)表面
15-7 無人航空機の飛行方法
15-8 無人航空機の飛行に関する許可及び承認申請
15-9 実績報告義務
15-10罰則

16. 電波法
16-1 無人航空機と電波法
16-2 電波法

17. 小型無人機等飛行禁止法
17-1 小型無人機等飛行禁止法の成立と概要
17-2 小型無人機の定義
17-3 小型無人機等飛行禁止法の目的と所管
17-4 対象施設周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止

付録
プラスワンポイント 法の関わり

索引

ドローン検定無人航空従事者試験のご案内

試験の概要
無人航空従事者試験(以下、ドローン検定)は次の試験を実施しています。

受検資格
ドローン検定3級および4級は、年齢・学歴などの制限は一切なく、どなたでも受験することができます。
※受験申込時にメールアドレスの登録が必要です。メールアドレスをお持ちでない場合は受験できません。

試験の時期
年に6回実施されます。開催月によって、平日に開催される場合と、休日に開催される場合があります。通常1月・3月・5月・7月・9月・11月に開催されます。(開催日時は回次によって異なる可能性がありますので、ドローン検定協会ホームページにて最新情報をご確認ください。)

受験申込方法と申込締切
ドローン検定は、ドローン検定協会のホームページ(https://drone-kentei.com)から受験申込が可能です。受験申込期限は、開催月の前月末日(休日の場合は翌平日)までです。

受験料
3級 6,600円(税込)
4級 3,200円(税込)
※受験料は変更となる場合がございます。受験申込前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

受験地
受検地は、毎試験募集時に、実施要項にて発表されます。同じエリアで毎回開催されるとは限りませんので注意が必要です。具体的な受験場所は、郵送にて送られてくる受験票に記載されています。

出題方法と合否判定
試験は、筆記試験のみで行われます。解答方法は、選択肢から設問に応じた解答を選ぶマークシート方式です。各設問で4択の選択肢が用意されており、1つだけを選びます。全50問を90分で解かなければなりません。1問2点で100点満点中80点以上で合格となります。

合格者
合格者には、合格証(カード)が発行されます。また、3級合格者は、ドローン検定2級を受験することが可能となります。講習・資格制度との関係や受講要件は、最新の公式案内をご確認ください。

出題内容
ドローン検定3級及び4級では、次の範囲が出題されます。

図表1.出題範囲

大項目 項目
基礎知識 用語
動作
単位
物理学 力学(3級のみ)
工学 航空工学
気象 気象学基礎
専門知識 機体構造
姿勢制御
動力・バッテリー
送信機
TEM(3級はTEMのみ)
責任・保険
飛行計画・記録
法令 無人航空機関係
電波関連




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