マルチメディア検定エキスパート・ベーシック公式問題集[改訂第三版]




目次 – Contents

問題集
検定の紹介
出題範囲
本書の使い方

練習問題
エキスパート
練習問題1
練習問題2
練習問題3
ベーシック
練習問題1
練習問題2
練習問題3

別冊(巻末差込冊子)
解説・解答
エキスパート
練習問題1 解説・解答
練習問題2 解説・解答
練習問題3 解説・解答
ベーシック
練習問題1 解説・解答
練習問題2 解説・解答
練習問題3 解説・解答

マルチメディア検定公式問題集 編集委員会 (著)
出版社: 画像情報教育振興協会 (2019/3/4)、出典:出版社HP

検定の紹介

CG-ARTSの5つの検定
5つの検定は、画像を中心とした情報分野を扱う点でリンクしています。
テーマや範囲が重なり合うため、1つの検定を学ぶことが、ほかの検定の学習につながっています。

 

検定の特徴

変化に対応できる人材の育成
→特定のソフトウェアやマシン環境に依存しない知識の理解とその応用力を評価、プロフェッショナルに求められる専門知識の習得を評価し、つねに新しい知識や技術を習得して変化に対して柔軟に対応できる能力を重視します。

76万人が受験35万人の合格者が活躍
→CG-ARTSが次代の産業、文化、社会を担う人材の育成を目指し、初めてCG試験(検定)を実施したのは1991年、その後、検定は時代のニーズに合わせてカタチを変え、現在に至ります。これまでに約76万人が受験、約35万人の合格者が、業界・文化・学術・教育界で活躍しています。

300人の専門家による信頼の内容
→検定試験やテキストのベースとなるカリキュラムは、制作現場で活躍するクリエイター、エンジニア、そして企業の開発部門や大学などの教育機関に所属する約300名の協力により作成、専門領域ごとに体系的、網羅的に内容がまとめられています。

ベーシックとエキスパートで着実にステップアップ
→現場で役立つ実践・実務能力の習得を目指したカリキュラムに基づき、ベーシックでは専門知識の理解を、エキスパートでは専門知識の理解と応用を評価、学習に応じて、無理なくステップアップがはかれます。

検定の詳細は、Webサイトをご覧ください。
www.cgarts.or.jp/kentei

4つの専門知識を支える検定 マルチメディア検定
こんなに職種オススメ
ICTを活用するビジネスパーソン全般
マルチメディアに関連するディジタルコンテンツ、情報技術の基本的な知識と、日常生活や社会へのマルチメディアの応用について、幅広い知識を測ります。

CGクリエイター検定
デザインや2次元CGの基礎から、構図やカメラワークなどの映像制作の基本、モデリングやアニメーションなどの3次元CG制作の手法やワークフローまで、表現に必要な多様な知識を測ります。
こんな職種にオススメ
CGデザイナー  CGアニメーター
ゲームクリエイター CGモデラ
CGディレクター グラフィックデザイナー

Webデザイナー検定
こんな職種にオススメ
Webデザイナー Webプロデューサ
Webプランナ Webプログラマ
広報 営業・販売
コンセプトメイキングなどの準備段階から、Webベージデザインなどの実作業、テストや評価、運用まで、Webデザインに必要な多様な知識を測ります。

CGエンジニア検定
アニメーション、映像、ゲーム、VR、ARアプリなどのソフトウェアの開発やカスタマイズ,システム開発を行うための知識を測ります。
こんな職種にオススメ
CGプログラマ ゲームプログラマー
ソフトウェアエンジニア CADエンジニア
テクニカルディレクタ

画像処理エンジニア検定
こんな職種にオススメ
エンジニア
プログラマ
開発・研究者
工業分野、医用、リモートセンシング、ロボットビジョン、交通流計測、バーチャルスタジオ、画像映像系製品などのソフトウェアやシステム,製品などの開発を行うための知識を測ります。

出題範囲

マルチメディア検定エキスパートとベーシック

エキスパート
マルチメディアを用いたネットワーク技術・コミュニケーション技術・プレゼンテーション技術について専門的な理解があり、アプリケーションシステムや製品開発のビジネスに知識を応用する能力を測ります。

人間の知覚とヒューマンコンピュータインタラクション
マルチメディア情報を扱ううえでの、人間の感覚機能とディジタルコミュニケーションについての基本的な知識
◆情報の伝達とメディアの役割 ◆感覚と知覧 ◆視覚 ◆聴覚
◆触覚・力覚 ◆記憶と学習 ◆コミュニケーションのしくみとデザイン
◆ヒューマンコンピュータインタラクション

マルチメディアの処理技術
文書、音声と音響、色、画像、動画などのメディアの処理技術についての基本的な知識
◆マルチメディアの特徴 ◆文書 ◆音声と音響 ◆色
◆画像 ◆図形 ◆3次元CG ◆映像とアニメーション

コンピュータのしくみと技術
コンピュータのハードウェアとソフトウェア、仮想化技術やクラウドなどのサーバやネットワークの周辺技術についての基本的な知識と、それらを構築するためのプログラミングやデータベースの基礎知識
◆ハードウェア ◆ソフトウェア ◆仮想化 ◆クラウド
◆プログラミング ◆データベース

ネットワークと通信
コンピュータネットワーク、インターネット、伝送のための無線通信と,これらのセキュリティについての基本的な知識
◆コンピュータネットワーク ◆インターネット ◆無線通信
◆ネットワークセキュリティ ◆電話と携帯端末 ◆放送と通信

マルチメディアアプリケーションの実現
マルチメディア情報を処理し、アプリケーションをサービスとして構築し運用するための技術についての基本的な知識
◆アプリケーションの目的/実例/構成/開発/運用

インターネットの応用
インターネットを応用した技術とさまざまなサービスやビジネス,その利用についての基本的な知識
◆コミュニケーションツール ◆情報の共有 ◆ネットビジネス
◆マーケティング

社会に広がるマルチメディア
情報通信技術(ICT)が生活に与える影響や、ICTの応用例、セキュリティと情報リテラシについての基本的な知識
◆生活を豊かにするICT ◆ICTと情報機器の応用 ◆交通
◆ネットワーク社会 ◆情報リテラシ ◆セキュリティ対策

知的財産権
知的財産権についての基本的な知識
◆知的財産権 ◆著作権 ◆産業財産権と不正競争防止法

ベーシック
マルチメディアの扱い方とインターネットを用いたコミュニケーション技術に関する基礎的な理解、多様な生活の場面で知識を利用する能力を測ります。

マルチメディアの特徴
ディジタルとは何か、マルチメディアを構成する画像や音などの要素、ヒューマンインタフェースと双方向性(インタラクティブ)、マルチメディアを扱ううえでの人間の感覚機能についての基礎知識
◆アナログとディジタル ◆マルチメディアを構成する要素
◆ヒューマンインタフェース ◆人間の感覚

ディジタル端末
マルチメディアコンテンツの操作、作成、視聴などに用いるパーソナルコンピュータやスマートフォンなどのディジタル端末についての基礎知識
◆マルチメディアを扱う端末 ◆コンピュータの構成
◆オペレーティングシステム ◆ポータブル記録メディア

コンテンツ制作のためのメディア処理
文書や画像、音,映像,Webなどを加工し、編集や発信をするための基礎知識
◆ファイルフォーマット ◆文書の作成 ◆画像の処理
◆映像や音声の編集と再生 ◆3次元CGの作成 ◆Webページの作成

インターネットと通信
インターネットと通信についての基礎知識
◆インターネットのしくみと役割 ◆インターネット接続
◆ブロードバンドネットワーク ◆モバイル通信

インターネットで提供されるサービス
インターネットで提供されるサービスと、それを用いたコミュニケーションについての基礎知識
◆WWW(World Wide Web) ◆コミュニケーションサービスやツール
◆インターネット上で提供されるサービス

インターネットビジネス
オンラインショッピングや金融サービス,コンテンツ配信、広告などのインターネットビジネスについての基礎知識
◆オンラインショッピング ◆金融サービス ◆コンテンツ配信
◆広告とマーケティング

ディジタルとネットワークで進化するライフスタイル
情報通信技術(ICT)の普及による生活の変化とくにディジタル放送やテレビなどのマルチメディア機器、ロボットなどについての基礎知識
◆情報家電 ◆テレビと映像コンテンツ
◆サービスロボット ◆ゲーム機の変化

社会に広がるマルチメディア
産業分野や公共サービスなど社会に広がるマルチメディアと、ICTを扱ううえでのセキュリティや情報保護などについての基礎知識
◆ICカード ◆街角のマルチメディア ◆交通 ◆医療と福祉
◆学術と文化 ◆行政と政治 ◆セキュリティ ◆個人情報の保護

知的財産権
知的財産権についての基礎知識
◆知的財産権

本書の使い方

問題
CG-ARTSが実施した検定試験問題などを練習問題として再編し、エキスパート3回分、ベーシック3回分の練習問題を掲載しています。

解説・解答
マルチメディア検定エキスパート・ベーシックの検定問題についてより深く理解するため、取り外しができる「解説・解答」の小冊子を巻末に添付しています。

 

マルチメディア検定公式問題集 編集委員会 (著)
出版社: 画像情報教育振興協会 (2019/3/4)、出典:出版社HP