秘書ハンドブックよくわかるシリーズ5 とことん答える秘書の慶弔 秘書ハンドブックよくわかるシリーズ




秘書ハンドブック とことん答える秘書の慶弔

秘書は、“会社の顔”といっても
過言ではないでしょう。
なぜなら、会社を代表してやりとりする
任務が多いからです。
なかでも、「慶弔は、大切な業務の1つです。
けれども、「慶弔」は、突然やってきます。
ほかの部署から、質問をされることも多いでしょう。
いざというときに、なにをどうすればいいのか、
「あなたの知識」と「あなたのいざ」に、
お役立てできるように、本書はお手伝いをします。

(弔事)
弔電はいつ、誰に打てばよいの?
→22ページへ
香典額は切りのいい金額、20,000円でもよいの?
→41ページへ

(慶事)
祝儀袋に、どうしてのしをつけるの!
→111ページへ
祝電の台紙は、何を選べばよいの!
→121ページへ

(会社の弔事、会社の慶事)
社葬とお別れの会はどう違うの?
→82、95ページへ
来賓の胸につける花の色は?
→141ページへ

(贈答)
のし紙とリボンは一緒に使ってもよいの?
→158ページへ
おいで、アレどうして避けた
→174
お土産を渡すタイミングは?
→167ページへ

(見舞い)
お見舞いで、アレンジメントの籠花は
どうして避けたほうがよいの?
→174ページへ
災害のお見舞袋は何を使えばよいの?
→177ページへ

あなたの「慶弔」に、とことんお答えします!

はじめに

秘書や秘書室が当然知っていると思われている業務の1つが慶弔に関する知識であり実務です。
本書は、困ったときのマニュアルとして慶弔のあらゆる面で役立つようまとめてあります。内容は、昔からの慣わしに加え、現代の考え方も優先して読者にお伝えするものです。
通常、秘書のマナーである電話応対や名刺交換などが好印象であれば、本人に褒め言葉が返ります。しかし、慶弔業務にもし失敗があれば秘書本人ではなく、所属する企業や組織、そして役員の信頼が損なわれることになってしまいます。
慶弔業務は用心深く品位をもって遂行しますが、特に弔事は突然知らされることも多く、一層慎重さが求められます。したがって、本書は弔事から取り上げています。かつ、弔事関連の内容も詳細に述べています。参考書として手元に置きご利用いただければ幸いです。

本書を手にとってくださるすべての皆さまに役立つと信じております。
2017年12月 一般社団法人 日本秘書協会 乘松和子 田村厚子

秘書ハンドブック とことん答える秘書の慶弔

目次

はじめに
第1章 弔事あれこれ
訃報対応
1.訃報の確認
2.弔電の手配
3. 参列者、参列日
4.服装
5.香典
6.供花
7.お参りの仕方
8. 通夜、葬儀での秘書の手伝い
9. 葬儀終了後の手配
10.法要
11.葬儀に関する言葉と意味

第2章 会社の弔事
会社の弔事とは
1.X デーの想定.
2.突然の逝去
3.個人葬
4.合同葬(準社葬)
5.密葬.
6.社葬の流れ
7.お別れの会
8.回忌
9.葬儀の種類

第3章 慶事あれこれ
慶事のいろいろ
1.就任・昇進祝
2.2.定年退職・退任
3.新築、移転、開業祝
4.叙勲、褒章
5.結婚祝
6.賀寿
7.祝儀袋の表書き
8.目録の書き方

第4章 会社の慶事
会社の慶事とは
1.パーティー、式典の心得
2.会社の周年行事、記念事業
3. 会長、社長就任披露
4. 地鎮祭(起工式)と上棟式
5. 新社屋、新工場竣工式、落成披露
6.会社の移転披露.
7. 会社の神事.
8. 役員の叙勲、褒章受章

第5章贈答あれこれ
贈答とは
1.贈答の心得
2.贈答あれこれ
3.土産
4.
第6章 お見舞あれこれ
お見舞とは
1.病気・怪我見舞い
2.災害・事故見舞い
3.陣中見舞い、楽屋見舞い

付録
1.冠婚葬祭のいわれ
2.数の数え方.
3.国旗の扱い

索引
参考文献