薬剤師 新時代: 働き方改革2.5 薬剤師のXday 薬局消滅その時あなたはどうする?
本書で得られること
本書で手に入る5つの事
・自分のやりたいことことをを再認識できる
・収入を今よりもあげることができる
・自分な自由な時間を作ることができる
・自分の価値を再認識して、自分に自信がモテるようになる
・人に尊敬されるようになり、リーダーになれる
はじめに
60%
この数は一体何かわかりますか?
正解は次のページ↓
この数は、日本の薬剤師の約60%が、調剤薬局で働いているという数字です。あなたもこの本を読んでいるということは、おそらく調剤薬局で働いていると思います。
そこで質問です。
もし国の制度で医薬分業が廃止になったら、あなたはどうしますか?
「どうしたらいいかわかりません。」
このような答えが出てくるのは聞かなくてもわかります。
なぜなら長年、薬剤師しか仕事をしていないからです。これは別に、薬剤師に限らず、国家資格などの資格をとることによりその仕事に限定されてしまって視野を狭くしてしまった結果です。
でも、調剤薬局がなくなる?そんなことは夢にも思っていないでしょう。
「そんなことあるわけないでしょ?」
そう思ったでしょう?
確かに、今すぐに考えにくいことでは有ります。しかし、今後どんどん淘汰されていくというのは間違いありません。
なぜなら次の数字が物語っています。
次の数字は一体なんの数字かわかりますか?
C:55000
P:58000
ちょっと考えてみてください。
正解は次のページ↓
【正解】
Cはコンビニ Pは薬局で、数字は数を示しています、コンビニが55000件調剤薬局58000件2016年のデータですが、どうでしょうか?コンビニ多いなと思ったこと有りますか?
今、コンビニも潰れる時代になってきて、この差はこれからさらに開いていくでしょう。
街のいたる所にあるコンビニ、都内であれば、数メートルでコンビニがある、それよりも多いのがなんと薬局なのです。
そもそも、コンビニはいろんなニーズに答えているから増えていくのはわかります、しかし薬局はどうでしょうか?
ほとんどが薬の販売や、受け取りを目的としているだけなのに、コンビニよりも多いのです。
これはどう思いますか?しかも、国は医療費をどんどん下げようとしているのです、調剤薬局が、儲かるというのは医療費がどんどん増えると行ってもいいすぎではないというのは、勤めているあなたなら理解できると思います。
そんな、増えすぎた薬局を国が放っておくと思いますか?医療費が増える、国の負債が増える、そんなことを指を加えた状態でいると思いますか?
そんなはずはありません。現に、2018年、保険診療、調剤報酬の改定で、いろんな点数の変更がありました。
この結果起きたのは、面分業や医師との疎通がうまくいかなくなったり在庫の問題や、かかりつけ楽剤師の配置や、在宅医療など費用対効果の悪いものが仕事として増えたりして、小さな薬局が潰れたり、M&Aがどんどん進んで行っています。
こういう部分で生き残れる薬局は、「大手」です。
チェーン薬局は自社で在庫のやりとりができるという点、若い薬剤師が多いため、人件費を抑えられるという特徴があるため、経費を抑えることができるからです。
これができない個人薬局がどんどん、なくなっています。
さて、ここで究極の2択でお聞きします。あなたは安い給料のまま働き続けますか?もしくは、このまま、潰れゆく薬局にいますか?
どちらも選択したくないでしょう?でもその足音は着実に迫ってきています。
この本では新しい薬剤師の働き方をお伝えしていきます。
薬剤師の誇りを失うことなく、あなたが薬剤師という肩書きに踊らされることなく、自分の名前で活躍できるその一歩を踏み出してみましょう。
目次
本書で得られること
はじめに
第1章 薬剤師不要論
薬剤師は公務員?
薬剤師の存在意義
増え続ける医療費
薬剤師の給料の天井は降下していく
パート4正社員1
第2章 薬剤師の未来を切り開く術
働き方改革2、5
調剤薬局薬剤師として働く2つの方法
B級薬剤師という選択肢
薬局で働きながら副収入を得る方法
副業におけるマインドブロックを外す
副業における3つのタブークイズ
第3章 伸るか反るか、あなたの未来
副業成功ロードマップ
ステップ1 副業に必要なマインドセット