経営労務コンサルタント試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




経営労務コンサルタントの概要

経営労務コンサルタントは、企業の人事労務に関する改善・指導を行うことができる専門家の資格です。長きにわたり信頼を得ている資格なので、資格単独でももちろんですが、社会保険労務士など他の資格と併用することで業務活動の範囲を広げることができます。

経営労務コンサルタントの資格には「正」と「補」の2種類が存在します。「正」は、企業の人事・労務に関する改善・指導ができる人格・識見・能力を有する27歳以上の者に付与する「検定資格」(開業資格)です。 一方「補」は、人事・労務に関する専門知識を有している20歳以上の者に付与する資格です。「補」登録者は、登録後に一定の要件を充たせば「正」に登録資格の変更申請をすることができます。

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経営労務コンサルタント試験の公式テキスト

公式に販売しているテキスト等は存在しません。「補」受験資格に経営労務講座の課程を修了する必要があるので、そちらを受講して勉強する方法が効率的でしょう。

試験方式「補」の試験科目は論文試験「労務管理に関する改善事例又は改善策」です。「正」の試験科目も論文試験ですが、「労使関係問題に関する解決事例又は労使関係改善策」、「安全衛生管理体制に関する改善事例又は改善策」、「人事・賃金制度に関する改善事例又は改善策」、「採用・教育・能力開発に関する改善事例又は改善策」、「戦略的財務分析による改善事例又は改善策」の中から一つ選ぶというパターンになっています。

経営労務に携わる方向け書籍

経営労務監査の手法―これからの新人事労務システム

今後、経営労務コンサルタントを目指すという方よりは、既に社内の配属で経営労務関連の部署に所属(予定)の方もいるかもしれません。そんなときは、既に実務書では参考になるものもあり、そちらから実践的に入るのも手かもしれません。チェックシートの作り方や、労務監査報告書の作成について具体的にかかれており,大変本書は役に立ちます。重要性を増しているコンプライアンスについては随時アップデートが必要ですが、わかりやすい解説がしてあります。

全国社会保険労務士会連合会付属日本労務管理研究センター労務監査開発研究会(編集)
出版社: 中央経済社、出典:amazon.co.jp

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この記事に関するタグ: 参考書独学テキスト民間資格労務経営労務コンサルタント