航空管制官試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)
航空管制官の概要
飛行機を操縦するのはパイロットの役割ですが、どのように飛ばすか指示を出すのは管制官の仕事です。管制官は管制塔で業務を行なっており、ターミナル、誘導路、滑走路などでの事故を未然に防ぎます。国土交通省が認可する国家資格で、適性検査や語学力、基礎学力が求められます。受験資格が細かく定められているので確認しましょう。試験は3次試験まであり、難易度の高い資格です。
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航空管制官試験の公式テキストは?
公式テキストはありません。公務員としての基礎能力や英語力、面接などの対策が必要になります。
航空管制官のおすすめテキスト
1.「航空管制官採用試験問題集 2019-2021年版」(イカロス出版)
航空管制官は公務員の中でも特に人気の高い職種で、受験の競争率も年々上昇しています。出題には傾向があるほか、適性検査やヒアリングの試験もあり、特別な受験対策が必要です。過去2年分の出題と解答解説を全収録した本書は管制官の受験対策に必須の一冊です。
2.「航空管制『超』入門」(SBクリエイティブ)
本書では、「航空管制とはなにか」という基礎のキソから、航空管制の基本的な流れを介していきます。さらに、パイロットと航空管制官との実際のやり取りの様子、過去に起きた事故と事故防止策などを、カラー図解と豊富な写真で紹介します。
3.「航空管制官になる本2018-2019」(イカロス出版)
本書では採用試験の内容や合格後の訓練、現場配属後の仕事内容、航空管制官に求められる資質など航空管制官になるためのノウハウ、航空管制の仕組み、さらには航空管制運航情報官や航空管制技術官などの航空保安職員の仕事内容となり方も詳細に紹介する。
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目次 – 航空管制官になる本2018-2019 (イカロス・ムック)
はじめに
空港での航空管制
出発する航空機に対して、管制塔の最上階から眼下に見える航空機に対してスポットアウトからタキシング、離陸までを、到着機に対しては着陸の許可とスポットまでのタキシングを担当するグランドとタワー。レーダー室で離陸上昇機と着陸進入機に指示を出すアプローチは航空管制官の業務の中で、私たちに最もわかりやすい職場とも言える。
巡航する航空機を見守る航空路管制
音速近い高速で高度1万メートルもの高空を飛行する航空機の動きをレーダーで見守り、交通整理を行っている管制区管制所。関東周辺の上空は所沢にある東京航空交通管制部(東京コントロール)で行っている。レーダー画面には複雑に入り組んだ空路をたくさんの航空機が飛行している状況が映し出されている。
安全運航をサポートする航空保安職員たち
地上から航空機の運航を支援する航空保安職員は航空管制官だけではない。航空管制運航情報官や航空管制技術官なども、空港や航行援助施設などで働いている。安全運航はこのような人たちの力なくして成り立たない。航空分野に興味があり、社会に貢献した
ている人には、航空保安職員はとても魅力的な職業だと言えるだろう。いと強く思っている人には、航空保安職員はとても魅力的な職業だと言えるだろう。
Contents
航空管制官とは
航空管制官の身分は?
空の安全を守る航空保安職員
航空管制の基本
航空管制とはなんだろう
1 空域の話
2 航空路の話 羽田から伊丹に飛んでみよう
3 航行援助無線施設の役割
仕事内容とは?
航空管制官の仕事を見ていこう
1 多岐にわたる航空保安業務の内容
2 航空管制官が活躍する現場
航空管制官以外の航空保安職員の仕事
1 航空管制運航情報官
2 航空管制技術官
3 航空灯火・電気技術官
航空管制の英語
航空管制官とパイロットの無線交信例
航空管制官など航空保安職員の養成施設
航空保安大学校
1 航空管制官基礎研修課程
2 航空保安大学校学生
3 航空保安大学校生の身分
航空管制官採用試験&航空保安大学校学生採用試験
採用試験の攻略ポイント
1 大卒者中心の航空管制官採用試験
高卒者中心の航空保安大学校学生採用試験
2 採用試験に挑戦
3 合格者はどれくらい?
ベテラン航空管制官に聞く 求められる資質とやりがい
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