ビル経営管理士は役に立つ?メリット、デメリットは?
ビル経営管理士は意味がある?意味がない?
ビル経営管理士とは、不動産についての幅広い知識と経験を備えていることを国土交通大臣が認定する公的資格です。
今回は、ビル経営管理士を取得するメリット・デメリットについて紹介していきます。
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メリット
仕事に活かせる
ビルの経営管理に関すること全般を学ぶことができるので、不動産会社やビル管理会社などでの仕事に生かすことができます。
ビルの建設計画やメンテナンス、テナントの管理まで網羅されており、どのような仕事にも対応できるようなビル経営をしていく上で必要な基本的な知識を身につけることができるでしょう。
デメリット
コストがかかる
ビル経営管理士は、資格を取得したことによって得られるメリットが、かかるコストに比べて少ないです。
まず、講座を受講すれば一部科目免除と試験への加点、実務経験の短縮が行われるため、ほとんどの受験者はビル経営管理講座というものを受講します。
この講座に必要な金額は10万円以上かかる高額なものになっています。
また、受験料と登録手数料合わせて5万5千円かかります。
さらに、5年ごとの更新手数料は1万円です。
このように、膨大なコストがかかってしまうのがビル経営管理士です。
認定には実務経験が必要
ビル経営管理士となるには、試験に合格後、登録申請をしなければなりません。
その登録要件には、必ず実務経験が要求されています。
試験の受験は誰でもできますが、ビル経営管理士となるには実務経験をつまなければならないということです。
そのため、未経験から目指すことが難しい資格で、転職や就職のために取得ということができません。