英検Jr.のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




英検Jr.の概要

 

英検Jr.は、公益財団法人 日本英語検定協会が実施する、児童向けの英語力測定テストです。公式の受験案内では、1994年に開発された「児童向けの育成型ゲーム感覚のリスニングテスト」と説明されており、英語に親しみながら、段階的に学習を続けるための入り口として位置づけられています。英語を「できた/できない」で早くからふるい分けるというより、まずは英語に触れる楽しさや自信を育てることを重視した設計になっているのが大きな特徴です。

内容面では、英検Jr.は BRONZE・SILVER・GOLD の3つのグレードに分かれており、子どもの成長や学習段階に合わせて受験できます。公式サイトでは、BRONZEは小学校低学年向けのエントリー、SILVERはBRONZEで正答率80%以上が目安、GOLDはSILVERで正答率80%以上が目安とされており、無理なくステップアップしやすい構成です。さらに、協会案内ページでは「オールリスニングのテスト」「合否のない育成型」であることが明記されており、成績は合否ではなく正答率で示され、次のグレードへの目安も添えたスコアレポートが提供されます。

受験方法は、学校・塾などで実施するグループ会場のペーパー版に加え、個人でも利用しやすいオンライン版が用意されています。公式案内では、オンライン版は自宅のパソコンやタブレットで受験でき、結果をその場で確認できる仕組みとされており、後日にはREPORT CARD(個人成績表)とCERTIFICATE(成績証明書)も届きます。試験時間の目安は、BRONZE約30分、SILVER約35分、GOLD約45分で、初めての検定に挑戦する子どもでも取り組みやすいボリューム感です。

 

 

 

 

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英検Jr.と英検5級(英検)の違い

英検Jr.と英検5級は、どちらも英語学習の最初のステップとして比較されやすいですが、そもそもの位置づけが異なります。英検Jr.は、日本英語検定協会の案内でも児童向けの「育成型ゲーム感覚」のリスニングテストとして紹介されており、合否ではなく正答率で学習の到達度を確認する仕組みです。実際、公式サポートでも英検Jr.は「資格検定試験としての位置づけではなく、育成型学力測定試験」と説明されています。つまり、英検Jr.は“資格取得”よりも、子どもの英語学習の動機づけや成長の見える化に重きを置いたテストだといえます。

一方で英検5級は、英検(実用英語技能検定)の級のひとつで、英語学習の最初の目標となる級として位置づけられています。公式ページでは5級は「およそ中学初級程度」とされ、試験内容は一次試験としてリーディングとリスニングがあり、さらに任意でスピーキングテストも受験可能です。試験時間も、一次試験でリーディング25分・リスニング約20分と明示されており、英検Jr.の“オールリスニング”型とは、測る力の範囲や受験の負荷が異なります。英検Jr.が「英語に慣れる・聞いてわかる」を中心に据えるのに対し、英検5級は「読む・聞く」を通じて、学校英語の基礎を段階的に確認する色合いが強いテストです。

また、受験の進め方にも違いがあります。英検Jr.はBRONZE・SILVER・GOLDの3グレードが用意され、子どもの成長に合わせて段階的に受けやすい構成になっています。英検Jr.のテスト内容ページでは、BRONZE(小学校低学年向け)から始まり、SILVER、GOLDへと進む目安が示されており、オンライン版では自宅のPCやタブレットで受験し、その場で結果確認も可能です。対して英検5級は「級」による合格・不合格を伴う検定として、より“資格試験に近い経験”になります。したがって、英語に親しみながら自信を育てたい段階なら英検Jr.、資格試験の形で基礎力を確認したい段階なら英検5級、という使い分けがしやすいでしょう

 

 

 

英検Jr.の勉強法

英検Jr.の勉強法でいちばん大切なのは、「たくさん聞くこと」と「問題形式に慣れること」を分けて考えることです。英検Jr.はオールリスニング型のテストとして設計されており(※一部に文字の選択肢がある問題を含む)、英語を聞いてイラストなどを選ぶ形式が中心です。つまり、最初から難しい文法を覚え込むよりも、まずは日常的に英語の音やリズムに触れ、「聞いたらわかる」感覚を育てることが近道になります。英検Jr.公式でも、BRONZE・SILVER・GOLDの3段階で子どもの成長に合わせた構成になっているため、今のレベルに合ったグレードから始めることが学習継続のコツです。

 

具体的には、家庭学習では1回を短く、回数を多くするのが効果的です。たとえば「毎日10〜15分、音声を聞いて絵を選ぶ」「聞こえた単語をまねして言ってみる」といった学習を続けるだけでも、英語の音への反応はかなり変わってきます。BRONZEは英語の音やリズムへの慣れ、初歩的な語句・表現の聞き取りが中心ですが、SILVERでは「文字と音声の結びつき」、GOLDでは「短い文を読む」要素も入ってくるため、グレードが上がるほど“聞く+少し読む”練習を意識するとよいでしょう。とくにSILVER以降は、単語カードや絵本などで「音を聞く→文字を見る」をゆるくつなげる学習が相性のよい対策になります。

 

本番対策としては、公式サンプル問題を繰り返し使うのが安心です。英検Jr.公式の「テスト内容」ページではサンプル問題への導線があり、サンプルページでは問題・解答・音声(MP3)も公開されています。まずはBRONZEから試して、正答率や反応を見ながら次の学習内容を決めると、無理なく進められます。なお、公式サンプル問題は「問題内容の紹介」が目的で、実際の解答方法・解答時間とは異なると案内されているため、仕上げの段階では“止めずに最後まで聞く練習”も入れておくと、本番であわてにくくなります。必要に応じて、公式のオンライン版ラーニング(1日無料体験あり)を使って、ゲーム感覚で語彙や会話表現に触れるのも続けやすい方法です

 

 

 

 

英検Jr.の公式テキスト

公式テキストはありませんでした。旺文社やアルク、Jリサーチ出版から各級ごとにドリルが出版されているので、受験級のテキストを選択しましょう。ここではブロンズに絞ってご紹介します。

英検Jr.のおすすめ学習テキスト【ブロンズ】

1.「楽しくはじめる英検Jr. ブロンズ 新装版」(旺文社)

旺文社(編集)
出版社:旺文社;新装版(2017/11/27)、出典:amazon.co.jp

お子さんに楽しく英語を学んでいただけるように、本書にはさまざまな工夫を凝らしました。豊富なイラストと、楽しい音楽を通して、単語や会話表現を覚えることができます。また、本番とそっくりの練習問題に挑戦していただければ、ブロンズの受験対策もばっちりです。特典の「ごほうびシール」や「表彰状」は、お子さんのやる気アップにお役立てください。本書を活用し、親子で英語に親しんでいただけることを願っております。

2.「はじめての英検Jr. ブロンズ」(アルク)

アルク文教編集部(著)
出版社:アルク(2016/7/21)、出典:amazon.co.jp

「英検Jr.」の最初のグレードである「ブロンズ」を受ける子どもを対象としたドリル。巻頭で楽しく学習した後、実際の試験と同じ形式の問題に挑戦。「学習」と「対策」がしっかりできる一冊です。

3.「はじめて受ける 英検Jr.スーパードリル ブロンズ」(Jリサーチ出版)

若竹 孝行(著)
出版社:Jリサーチ出版(2016/1/26)、出典:amazon.co.jp

英検Jr.をはじめて受けるお子様のためのドリルです。本試験と同じ形式の練習問題は全部で106題、さらに模擬試験2回分つき。全ページ4色で、視覚的にも楽しく英検Jr.ブロンズの受験対策ができるようになっています。

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