2019年度版ニュース検定公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)
ニュース検定の過去問・サンプル練習問題無料(ニュース時事能力検定一問一答例題)
もくじ
■政治
①民主主義を支える
選挙って何のため?
変わる「大人」の線引き
「1票の格差」ってどんな問題?
日本の政治や選挙のイロハ
②日本国憲法の明日
憲法改正のいま
「9条」に意見さまざま
「新しい人権」とは?
日本国憲法の基本
③皇太子さま 新天皇に
「象徴天皇」とは
皇位継承の課題
④主な国々との外交
日中平和友好条約から40年
どうなる北方領土問題
アメリカ、韓国との関係は
「日本の領土問題」のイロハ
⑤人口減少に向き合う地方
過疎化で消えるのは
地域の政治も「人手不足」
曲がり角のふるさと納税
地方自治のイロハ
■経済
⑥「消費税10%」で景気は
「脱デフレ」目指す日本銀行
道半ばのアベノミクス
雲行きあやしい世界の景気
国の財政の仕組み
⑦変わる日本の産業・貿易
保護貿易と自由貿易
日欧EPAが発効
「AI時代」の産業
円安のメリット・デメリット
⑧これからのエネルギー
エネルギーの将来は
進まない原発の再稼働
ブラックアウトを防ぐには
再生可能エネルギーの特徴
■暮らし
⑨人口減少 歯止めなく
「超高齢社会」の日本
減る働き手 増える高齢者
お年寄りも働きやすい社会を
少子化の背景と課題
⑩社会保障の将来は?
増え続ける社会保障のお金
「医療」「介護」が重荷に
進む「病院から自宅へ」
社会保障制度のイロハ
⑪働くということ
働くことの意味とは?
「働き方改革」って?
消費者を守る制度を知っておこう
多様な働き方ができる社会に
■社会・環境
⑫東京五輪 2度目の夢は
心の豊かさを目指して
五輪をきっかけに変わる社会
⑬共生社会への道のり
「補助犬」への理解まだまだ
増える外国人労働者
性的少数者を支援する制度
男女平等社会を目指して
⑭司法と市民生活
裁判員制度 開始から10年
始まった日本版「司法取引」
「少年法」の対象年齢を考える
基礎を知ろう 司法制度
⑮情報社会に生きる
キャッシュレス決済
暮らしを変える情報通信技術
情報社会に潜む危険
メディアリテラシー
⑯いのちの現場から
受動喫煙対策のいま
がんと向き合う
広がる不妊治療
医療で変わる生命のあり方
⑰自然災害と原発事故
豪雨に地震・災害相次ぐ
なぜ日本は災害が多いの?
「減災」を目指して
福島原発事故とは
⑱地球環境を守るために
海のプラスチックごみ
海洋資源を守るために
地球温暖化対策のパリ協定って?
地球規模に広がる環境問題
■国際
⑲対立に揺らぐ世界
冷戦終結後の世界とアメリカ
世界を揺るがすトランプ政権
「強国」目指す中国
国際社会のプレーヤーたち
⑳難民に排外主義の壁
7000万人に迫る難民・避難民
ヨーロッパで強まる排外主義
イギリスのEU離脱問題
「分断」の起源を知る
㉑平和な世界いつ
「核なき世界」から転換 アメリカ
史上初 米朝首脳会談
見通せない世界の核軍縮
世界平和のために活動する国連
●練習問題
●あれから何年?
●正解と解説
●2019年はこんな年 主な予定
●2018年 重大ニュース
●ニュースのことば
●索引
■この本の内容は、原則として2018年末までのニュースに基づいて編集しています。ただし一部のテーマは、それ以降の動きも踏まえています。
■この本に掲載している写真や図表、イラスト、漫画などの著作権は、特に記載のない限り、毎日新聞社に帰属します。
ニュース時事能力検定(N検)とは
今の時代を生きるために欠かせない、ニュースを読み解き、活用するチカラをつける検定です。
ニュース時事能力検定(ニュース検定、N検)は、新聞やテレビのニュース報道を読み解き、活用する力(時事力)を養い、認定する唯一の検定です。時事力とは、現代社会のできごとを多角的・公正に理解・判断し、その課題をみんなで解決していく礎となる総合的な力(知識、思考力・判断力など)です。大きく変動し、先行き不透明な時代に、人生を切り開くために不可欠な力です。
ニュース検定の特徴
①良問をバランスよく出題
政治、経済、暮らし、社会・環境、国際の5分野から良問をバランスよく出題し、総合的な力を張ります。
②自分の力に応じて挑戦できる
難易度が異なる六つの級から選んで受検できるため、それぞれの目標を容易に設定できます。自学自習に配慮した各級対応の公式教材(毎春、全面改訂)を取りそろえており、初めての方でも合格に必要な力を養えます。
③学校と現代社会の「懸け橋」に
N検は学校の学びと深い関係にあります。公民、地理歴史などの学習を現実の社会と関連づけて深めるN検や公式教材は多くの学校で利用されています。大学の入学前・初年次教育などでも活用されています。
④丁寧な解説で弱点を克服
受検後の「結果通知」で問題別の正誤と分野、分野別正答数が分かるため、得手不得手を容易に把握できます。公式サイト上で公表する丁寧な解説も、弱点を克服するための復習をサポートします。
⑤入試や就活で有利に
N検は全国約400校(大学・短大)のAO・推薦入試などで活用・評価・優遇されています(2019年1月現在)。N 検の受検や公式教材に取り組んでいれば、就職活動における筆記試験・面接で求められる力もおのずと養われます。
各級の目安
級 |
受験対象の目安 |
程度 |
||
1級 |
大学生・一般 | 2級レベルの力を基に、世界的・歴史的な視点で現代社会を位置づけられる。 | ||
2級 |
高校生、大学生・一般 | 新聞やテレビの主要なニュースを、背景も含めておおむね理解し、生かせる。 | ||
準2級 |
中学生、高校生、大学生・一般 | 高校の公民科の「現代社会」「政治・経済」で学習したことを生かせる。 | ||
3級 |
中学生、高校生、大学生・一般 | 中学生、高校生、大学生・一般 中学校社会科の公民的分野で学習したことを生かせる。 | ||
4級 |
小学生、中学生、高校生 | 小学生、中学生、高校生「小学校社会科や、中学校社会科の地理的分野や歴史的分野で学んだことを生かせる。 | ||
5級 |
小学生、中学生、高校生 | 小学校で学んだ社会科の知識・理解を生かせる。 |
検定料
1級 | 2級 | 3級 | 4級 | 5級 |
6,500円 | 4,500円 | 3,500円 | 2,500円 | 2,500円 |
※全て税込み。2019年度中の消費増税による価格変更はありません。
出題範囲
2019年度に実施される3・4級の検定問題は各回、検定実施日の1カ月前(目安)までのニュースを踏まえた内容です。各回全45問の約6割は、この「2019年度版ニュース検定公式テキスト&問題集『時事力』基礎編(3・4級 対応)」から出題されます。「約6割」の中には、テキストの解説本文や「ニュースのことば」を基に、新たに作った問題も含まれます。「練習問題」からの出題は、掲載された問題そのままとは限らず、関連・類似問題を含みます。
総合的な時事力を測るため、 五つの分野から出題します。
政治 経済 暮らし 社会・環境 国際
合格基準
1級 80点程度/100点満点
2級〜5級 70点程度/100点満点
ニュース検定の公式サイト
https://www.newskentei.jp/
N検 NEWS この本の構成と使い方
ニュース検定にチャレンジしたいけれど、どんな準備をすればいいか分からない―。
そんなあなたをこの「公式テキスト&問題集」が応援します。この本は毎年、最新ニュースをもとに作り替えています。本番の検定で出る問題(全45問)の約6割は、この本から出題されます。解説をじっくり読んで、練習問題をこなせば、もう合格証は目の前に。4級、3級に受かったら、さらに上の級を目指しましょう。
これは使える! 学校の授業にも
「いま」を読み解くための重要テーマを整理したこの本は、社会(公民的分野)、公民の学習を深めるのにもうってつけです。地理歴史、家庭、情報などの学習とも多くの接点があります。ぜひ学校の勉強にも役立ててください。
中学・高校の教科書(主な内容)とこの本の対応がひと目で分かる「教科書対照表」は、ニュース検定の公式サイトでごらんになれます。スマートフォンをお使いの方は右のQRコードを読み取れば、簡単にアクセスできます。
●この本で使う用語のご案内
この本の中で使う用語(人名や団体名、国名などの固有名詞を含む)は原則として、一般の新聞・ テレビのニュースで日ごろ使われている表記(略称を含む)にならっています。ただし、報道機関によって表記が異なる場合は、毎日新聞の表記にならっています。一部の用語はその記事で初めに出てきた時に限り正式名称を使っています。
海外のできごとの日付は原則として、現地時間に基づいて表記しています。
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