eco検定試験(エコ検定)のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法)

eco検定試験(環境社会検定試験)の概要
eco検定(環境社会検定試験/エコ検定)とは、東京商工会議所が認定する環境に関する基礎知識を問う試験です。近年、企業に課される社会貢献活動の一つである環境マネジメントに関心が高まっており、国内企業でも環境マネジメントシステムの運用や環境情報の開示、サプライチェーン全体での環境負荷低減への対応など、環境に対する取り組みがより重視されるようになっています。
そして「持続可能な社会」の実現に向けて、ビジネスと環境の相関を的確に理解し、説明できる人材を企業が求める場面が増えています。eco検定は、複雑・多様化する環境問題を幅広く体系的に学べる「環境教育の入門編」として、社会人だけでなく学生にも活用されており、就職活動や入社後の業務、日常生活・地域活動など幅広い場面で役立つ検定試験です。試験開始以来、累計受験者数は約66万人規模、エコピープル(合格者)も39万人超となっています。
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公式教材(参考書・テキスト)をチェック
東京商工会議所が案内している公式テキスト・公式問題集があります。加えて、公式の学習サポート(セミナー・オンデマンド講座等)も用意されています。現在の試験はIBT方式(自宅・会社等でPC受験)とCBT方式(テストセンター受験)の2方式から選択でき、受験しやすくなっています。出題は多肢選択式で、試験時間は90分、合格基準は100点満点中70点以上です。出題範囲は基本的に公式テキスト(最新版)に準じますが、環境に関する時事問題も出題されます。
eco検定試験の参考書・テキスト
1.「環境社会検定試験®(eco検定)公式テキスト」(日本能率協会マネジメントセンター)
本書は唯一の公式テキストであり、広く正確な理解が必要な昨今の環境へのアプローチについて、改めて整理し直し、その基本をわかりやすく解説しています。SDGsに加え、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組み、大気汚染のメカニズム、PFAS問題、気候変動と自然資本に対する企業対応など、近年重要性が高まっているテーマも扱われています。受験対策だけでなく、環境知識の基本書としても活用しやすい構成です。
2.「環境社会検定試験®(eco検定)公式問題集」(日本能率協会マネジメントセンター)
eco検定の唯一の公式問題集です。最新版は『改訂10版 環境社会検定試験 eco検定公式テキスト』に完全準拠し、過去問題を含む模擬問題を収録しています。加えて、スマートフォン・タブレット・PCで学習できるデジタルドリル(購入者特典)が用意されている版もあり、IBT・CBT方式の受験に合わせて、場所を選ばず学習しやすい構成になっています。
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目次 – 改訂10版 環境社会検定試験eco検定公式テキスト
エコピープル行動指針
1. 環境に関心をもつ
2. 健康に気を配り、毎日の生活を丁寧に暮らす
3. 多様な”いのち”を慈しむ
4. 自然の豊かさを楽しみ、自然から学ぶ
5. 地域コミュニティをともに創りあげていく
6. それぞれの人や組織を認め、連携し、協働する
7. 限りある資源を大切にする
改訂10版の刊行にあたって
東京商工会議所は、持続可能な社会の実現および経済と環境と社会の発展のため、環境社会検定試験(eco検定)を通じた人材育成を推進しています。eco検定は、環境に関する幅広い知識を礎とし、環境問題に積極的に取り組む「人づくり」と、環境と経済を両立させた「持続可能な社会づくり」を目的としています。
最新版の公式テキストでは、環境問題の全体像を体系的に理解できる基本書としての役割を維持しつつ、SDGs、カーボンニュートラル、PFAS問題、気候変動と自然資本への企業対応など、現在の社会・ビジネス環境で重要性の高い論点も取り込み、学習内容のアップデートが図られています。
環境問題は社会や経済と密接に関わり、複雑化し続けています。制度・技術・システムの進展に加え、それらを理解し、選択し、行動につなげる「人」の存在が重要であるという考え方は、eco検定の根幹として現在も変わりません。公式テキストは、受験対策だけでなく、ビジネスや地域活動、家庭生活の場面で繰り返し参照できる環境知識の基本書として活用できる構成になっています。
本書の構成と内容
本書の構成と使い方
本書は、6つの章で構成されています。各章はいくつかの節から構成され、環境問題に関する基礎知識、問題解決への考え方、必要な情報を体系的に学べるよう構成されています。公式テキストでは、全体を通して環境問題を幅広く理解し、ビジネスや生活の現場で活かせるように整理されています。
本書の内容
第1章 持続可能な社会に向けて
環境問題に取り組むうえで必要な基礎的な知識・考え方を学びます。「持続可能な社会」やSDGsなど、全体像を理解するための土台となる章です。
第2章 地球を知る
環境問題を理解するために必要な自然科学的知識と、社会・経済的背景を学びます。地球の仕組みと、いま地球で起きていることを理解する章です。
第3章 環境問題を知る
本書の中心となる章です。最新版では「3-1 気候変動と脱炭素社会」をはじめ、エネルギー、生物多様性、循環型社会、地域環境問題、化学物質、放射性物質など、主要な環境問題を体系的に学びます。
第4章 持続可能な社会に向けたアプローチ
環境問題の解決に向けて、どのような目標を立て、どのような手法で取り組むかを学びます。環境政策、指標、環境教育、環境アセスメントなどが扱われます。
第5章 各主体の役割・活動
国・自治体などの公的主体、企業、市民、NPO/NGOなど、社会を構成する各主体の役割と連携・協働の重要性を学びます。
第6章 エコピープルへのメッセージ
持続可能な社会への変革の担い手としての視点や行動のあり方について、学びを行動につなげるためのメッセージがまとめられています。
図表0-1本テキストの全体構成
CONTENTS
カラー資料
改訂10版の刊行にあたって
環境社会検定試験(ECO検定)とは
第1章 持続可能な社会に向けて
第2章 地球を知る
2-1 地球の基礎知識
2-2 いま地球で起きていること
第3章 環境問題を知る
3-1 気候変動と脱炭素社会
3-2 エネルギー
3-3 生物多様性・自然共生社会
3-4 地球環境問題
3-5 循環型社会
3-6 地域環境問題
3-7 化学物質
3-8 放射性物質
第4章 持続可能な社会に向けたアプローチ
第5章 各主体の役割・活動
5-1 各主体の役割・活動とパブリックセクター
5-2 企業の環境への取り組み
5-3 個人の行動
5-4 NPO、各主体の連携
第6章 エコピープルへのメッセージ
「エコピープル=eco検定合格者」になったら
地球環境条約一覧
環境に関連する主な法律一覧表
日本及び国際社会における環境を巡る動き
SDGs対応 索引
索引
環境社会検定試験(eco検定)とは
社会と環境を考える“人”のために
環境に関する技術やモノづくりは日々研究が進み、環境問題解決のための制度やシステムの構築なども着々と進められています。しかし、それらを動かし、活かすのはまさに“人”です。
環境社会検定試験® (eco検定)は、環境に関する幅広い知識を礎とし、環境問題に積極的に取り組む「人づくり」と、環境と経済を両立させた「持続可能な社会づくり」をめざしています。複雑・多様化する環境問題を幅広く体系的に学べる「環境教育の入門編」として、幅広い業種・職種の方に活用されています。
試験要項
| 主催 | 東京商工会議所・各地商工会議所 |
| 受験資格 | 学歴・年齢・性別・国籍による制限はありません。 |
| 出題範囲 | 公式テキスト(最新版)の知識と、それを理解した上での応用力を問います。出題範囲は、基本的に公式テキストに準じますが、最近の時事問題についても出題します。 |
| 出題形式 | 多肢選択式 |
| 制限時間 | 90分 |
| 合否の基準 | 100点満点とし、70点以上をもって合格とします。 |
| 受験料 | IBT方式:5,500円(税込)/ CBT方式:5,500円+CBT利用料2,200円(税込) |
| 試験会場 | IBT方式(自宅・会社等のPC環境)またはCBT方式(全国各地のテストセンター) |
| 試験日 | 年2回実施(各回とも試験期間内に受験日時を選択する方式)。最新の日程・申込期間は公式ホームページでご確認ください。 |
| お問合わせ先 | 東京商工会議所 検定センター TEL:03-3989-0777(土日・祝休日・年末年始を除く 10:00〜18:00) ホームページ:https://kentei.tokyo-cci.or.jp/eco/ ※試験日や試験のお申込み手続きなどについては、上記ホームページにてご確認ください。 |
合格証(カード)見本
eco-MASTER GRAND PRIXのご案内
環境社会検定試験® (eco検定)の受験者3人1組でチームを作り、チームの合計点数を競う「eco-MASTER GRAND PRIX」を実施する回があります。エントリーや開催有無、実施回などの詳細は、公式ホームページにてご確認ください。
目次 – eco検定合格必携! 環境用語ハンドブック 改訂3版
環境用語ハンドブック改訂版発刊にあたって
地球環境問題が世界的に広く論じられるようになって以降、人口増加、資源制約、環境悪化、気候変動、生物多様性の損失など、人類の活動と環境との関係はますます重要なテーマとなっています。国際社会では環境保全と開発の両立に向けた議論が進み、日本国内でも行政・企業・地域社会において環境への取り組みが広がってきました。
組織や企業においては、環境マネジメントシステムの運用、環境リスク管理、コミュニケーション、パフォーマンスの把握と改善などを通じて、PDCAを回しながら環境経営を進めることの重要性が高まっています。このため、社員全体が環境問題の重要性を認識し、共通言語としての環境用語を理解することが、円滑な取り組みの基盤になります。
eco検定は、東京商工会議所が実施する環境社会検定試験®(通称eco検定)であり、環境に関する幅広い知識を身につけ、ビジネスと環境の相関を的確に理解する力を養うことを目的とした検定です。組織・企業をあげて受験に取り組む事例も多く、環境教育・人材育成の一環として活用されています。
本書(環境用語ハンドブック)は、年齢を問わず幅広い方々に向けて、地球環境問題を理解するための用語を整理し、手軽に持ち運べる形でまとめた用語集です。eco検定対策としての活用はもちろん、企業・組織における環境教育の教材としても利用しやすい構成になっています。改訂版・改訂3版では、過去の出題傾向を踏まえた用語の整理や、学習効率を高める工夫が盛り込まれています。
掲載要綱
【掲載基準】
次のいずれかに該当する用語を掲載しました。
①環境社会検定試験(eco検定®試験)に出題(掲載)された環境およびその関連用語。
②eco検定®試験公式テキストに掲載された環境およびその関連用語。
③新聞・各種資料等に掲載される環境およびその関連用語のうち、編集メンバーで検討し決定した用語。
④環境ラベル・マークなどの紹介では、出題(掲載)されたものおよび公式テキストに掲載されたもの。
【掲載順序】
掲載グループおよび順序は以下のとおりです。
①算用数字が先頭に来るグループ。
②日本語のグループ(漢字・ひらがな・カタカナ)。掲載順位は五十音順。
③英字略語グループ。掲載順位はアルファベット順。
④環境ラベル・マークなどの紹介。
【出題頻度】
算用数字、日本語、英字略語は、eco検定®試験に出題(掲載)された頻度により用語の末尾に*印を付し、環境ラベル・マークなどの紹介についても同様に頻度の目安を付しています。
出題頻度の高い用語を優先的に学習しやすいように工夫された構成です。
目次
環境用語ハンドブック改訂版発刊に当たって
掲載要綱
目次
算用数字
五十音順
[あ]〜[お]
[か]〜[こ]
[さ]〜[そ]
[た]〜[と]
[な]〜[の]
[は]〜[ほ]
[ま]〜[も]
[や]〜[よ]
[ら]〜[わ]
アルファベット [A]〜[Z]
環境ラベル・マークなどの紹介
あとがき
編集発行等担当者一覧
目次 – 最新版 環境社会検定試験eco検定公式問題集
刊行にあたって
本書は、環境社会検定試験®(eco検定)の公式テキストに準拠し、模擬問題と解説を通じて実践的に学習できる公式問題集です。最新版は『改訂10版 環境社会検定試験 eco検定公式テキスト』に完全準拠し、模擬問題を複数回分収録しています。
また、購入者特典として、スマートフォン・タブレット・PCで問題演習ができるデジタルドリルアプリを利用できる版が用意されており、IBT・CBT方式の受験環境に合わせて、場所を選ばず学習しやすい構成になっています。公式ならではの問題の質と丁寧な解説により、知識の確認・弱点把握・本番形式への慣れに役立つ一冊です。
最新版 環境社会検定(eco検定)
公式問題集 目次
刊行にあたって
本書を効果的にご利用いただくために
第1章 eco検定受験ガイド
第2章 出題傾向と学習のポイント
第3章 eco検定模擬問題1
第4章 eco検定模擬問題2
第5章 eco検定模擬問題3
第6章 eco検定模擬問題4
第7章 eco検定模擬問題5
第8章 解答解説
本書を効果的にご利用いただくために
本書の内容
本書は『改訂10版 eco検定公式テキスト』(以下、公式テキスト)に対応したeco検定の公式問題集です。以下で効果的なご利用方法を紹介します。
本書の構成
①eco検定受験ガイド
②出題傾向、学習ガイド
③模擬問題(複数回分)
④解答解説
本書の使い方
●eco検定の試験概要を知ろう! eco検定受験ガイド
まずはeco検定の試験概要を押さえていきましょう。検定の趣旨、IBT・CBT方式の特徴、申込から受験当日までの流れ、受験者データ等を確認します。
●学習する皆さんへのアドバイス! 出題傾向、学習ガイド
公式テキストの章構成に沿って、分野別の学習ポイントを確認します。公式テキストと一緒に読み進めることで、知識の整理と定着がしやすくなります。
公式テキストの該当部分を確認しましょう!
●豊富な問題で実践力をアップ! 模擬問題
模擬問題を解くことで、公式テキストの内容について理解を深め、検定試験の出題形式や時間配分に慣れることができます。問題を解くのに慣れてきたら、時間を測って解きましょう。
・採点欄を使って、どれくらい得点できたかを記録しておきましょう!
・間違えた問題・迷った問題を中心に復習しましょう!
●問題を解いたら必ず復習! 解答解説
問題を解いたら、必ず解答解説を読み、復習しましょう。各問題の詳しい解説に加え、公式テキストの該当箇所を確認しながら学習することで、理解がより深まります。
・詳しい解説を収録
・間違えた問題は公式テキストで復習しましょう!
eco検定とは
一人ひとりの環境活動をサポート
環境に関する技術やモノづくりは日々研究が進み、環境問題解決のための制度やシステムの構築なども着々と進められています。しかし、それを動かし、活かすのはまさに“人”です。eco検定では、環境に関する幅広い知識をもとに、率先して環境問題に取り組む“人づくり”と、環境と経済を両立させた「持続可能な社会」の促進をめざしています。
活躍のフィールド
社会全体で環境問題への意識が高まる中、eco検定合格者(エコピープル)の活躍が期待されています。eco検定合格には次のような意義があります。
| 企業に お勤めの方 |
・CSRやSDGs、脱炭素・環境配慮型ビジネスへの対応に向けて、知識を活用できるようになります。 ・合格者が増えることで、組織の環境リテラシー向上やイメージアップにつながります。 ・ISO取得後の継続学習や、社内教育・自己啓発にも役立てられます。 |
| 学生の方 | ・環境保全に取り組む企業・団体への就職活動や進学時のアピールになります。 ・知識の幅を広げ、国際的な視野でこれからの社会の姿を考えられるようになります。 |
| 一般の方 | ・日常生活の中で、環境に配慮した生活知識を身につけることができます。 ・地域再生や地域振興のための活動に、環境知識を活かして取り組みやすくなります。 |
試験概要
最新の試験情報(IBT/CBT対応)
| 試験方式 | IBT方式(自宅・会社等のPCで受験)/CBT方式(全国のテストセンターで受験) |
| 試験時間 | 90分 |
| 出題形式 | 多肢選択式 |
| 出題範囲 | 公式テキスト(最新版)の知識と、それを理解した上での応用力を問います。最近の時事問題についても出題します。 |
| 合格基準 | 100点満点とし、70点以上をもって合格とします。 |
| 受験料 | IBT方式:5,500円(税込)/CBT方式:5,500円(税込)+テストセンター利用料 |
| 申込方法 | 東商検定ウェブサイトから申込み(試験プラットフォームExcertを利用) |
| 持ち物(CBT) | 本人確認書類(第三者機関発行で原則として氏名・生年月日・顔写真が確認できるもの) |
| 詳細確認先 | 東京商工会議所 eco検定ページ(試験要項/IBT方式/CBT方式/お申込み) |
受験料の払込方法、試験期間、申込期間、受験票・本人確認・受験環境等の詳細は東京商工会議所検定試験情報ホームページでご確認ください。
※試験日程・申込期間・実施回は変動するため、固定表記ではなく公式ページ確認をおすすめします。
試験会場
IBT方式(自宅・会社等のPC環境)またはCBT方式(全国各地のテストセンター)
受験資格
学歴・年齢・性別・国籍による制限なし
問合せ先
東京商工会議所 検定センター
03-3989-0777(土日・祝休日・年末年始を除く10:00~18:00)
https://kentei.tokyo-cci.or.jp/eco/
申込み方法(IBT・CBT共通の流れ)
①東商検定ウェブサイトの各試験申込ページから、試験規約等に同意して申込へ進む
②試験プラットフォーム(Excert)でアカウントを作成
③希望の受験日時(CBTの場合は試験会場も)を選択し、支払情報を入力
④支払手続き完了後、登録メールアドレスに確認メールが届く
⑤受験前に受験環境・使用機器・本人確認書類等を確認し、当日受験する
受験者データ
eco検定試験結果(公式資料掲載例)
| 受験者 | 実受験者 | 合格者 | 合格率 | |
| 第36回(第1シーズン) | 18,059 | 16,487 | 9,611 | 58.3% |
| 第37回(第2シーズン) | 19,167 | 17,553 | 10,268 | 58.5% |
| 合計 | 37,226 | 34,040 | 19,879 | 58.4% |
eco検定受験者の業種(公式資料掲載)
eco検定は、学生から社会人までさまざまな方が受験しています。
社会人の方の業種・職種も幅広く、建設業、製造業、営業・販売、事務、情報通信・ソフトウェアなど多様な分野に広がっています。業種・役職の内訳は公式資料の図表をご確認ください。
eco検定の出題傾向
出題内容
基本的には『改訂10版 eco検定公式テキスト』に準じて出題されます。その他、環境に関する時事問題も出題範囲ですが、基本的には公式テキストの学習をベースにしてください。
| 公式テキストに もとづく問題 |
公式テキストの知識と、それを理解した上での応用力を問うもの |
| その他 | 基本的に公式テキストに準じますが、環境に関する時事問題についても出題されます |
出題分野の内訳(学習計画の目安)
直近の公式問題集・公式テキスト構成を踏まえると、出題範囲は公式テキスト全体に広く及びます。特に第3章(環境問題を知る)と第5章(各主体の役割・活動)はテーマが多く、重点的な学習が必要です。数値配分は回によって変動するため、固定の章別出題数よりも「全範囲を漏れなく学ぶ」ことを優先してください。
| 公式テキスト | テーマ | 学習のポイント(主な分野) |
| 第1章 | 持続可能な社会に向けて | 環境問題とは何か/取組みの歴史/持続可能な社会/SDGs/国際的なアプローチ |
| 第2章 | 地球を知る | 生命・大気・水・森林・土壌・生態系/人口・経済と環境負荷/食料・資源・貧困・格差 |
| 第3章 | 環境問題を知る | 気候変動と脱炭素社会/エネルギー/生物多様性/地球環境問題/循環型社会/地域環境問題/化学物質/放射性物質 |
| 第4章 | 持続可能な社会に向けたアプローチ | 環境政策・指標/原則・手法/環境教育/環境アセスメント/国際社会における日本の役割 |
| 第5章 | 各主体の役割・活動 | 国際機関・政府・自治体/企業の環境経営・EMS・CSR/ESG/個人の行動/NPO・協働 |
| 第6章 | エコピープルへのメッセージ | 学んだ知識を行動につなげる視点/将来像/責任と実践 |
出題箇所は公式テキストの全範囲です。複数の章にまたがる内容もあり、多岐にわたっています。
また、公式テキストの本文はもちろんのこと、脇注の解説や図表等を含め、公式テキスト全体を網羅できるように、しっかりと時間をとって全範囲を学習できる計画を立てることをおすすめします。
出題形式
出題形式は、多肢選択式です。試験時間は90分ですので、限られた時間内で設問文を読み、それぞれの答えを迅速に選んでいく力が求められます。
また、主に次の形式に沿って出題される傾向があります。
| 形式 | 概要 |
| 正誤判定 | 文章の内容が正しいか間違っているかを判断する |
| 語句・短文選択 | 文章をふまえて適切な語句や短文を選択する |
| 語句の穴埋め | 図表や文章に入る適切な語句を選択する |
| 長文読解問題 | 文章に関連した設問に答える |
| 文章選択問題 | 適切/不適切な文章を選択する |
問題の形式に慣れておくために、公式問題集の模擬問題を活用してください。
語句選択問題の選択肢に、公式テキスト外の事項・語句が入っていることもありますが、時事・テキスト外の問題が占める割合は多くありません。あわてずに公式テキストで学習したことをベースに解いていきましょう。
いずれの形式であっても、学習時に用語の意味を正しく理解しておくことと、解答時に設問の文章の意味を正しく把握することが重要です。特に、図表や長文を用いた問題では、関連するトピックを体系化して出題される問題もみられます。関連したトピック・用語はつながりを意識して学習しておきましょう。
「適切なものを選ぶ」のか、「不適切なものを選ぶ」のか、焦って勘違いしないように問題文をよく読んでから解答してください。
分野別学習のポイント
以下では、各分野の学習のポイントを公式テキストの目次に沿って紹介していきます。公式テキストとあわせて読み進めていきましょう。
なお、学習上、用語の意味を理解していくことがとても重要です。これを単なる暗記としてとらえてしまうと、試験後に定着しにくくなります。考え方や意味を理解し、それをベースに用語の学習をするという姿勢を忘れずにいてください。
公式テキストの全範囲を学習すると、全体像がみえてきます。関連する用語は章立てにこだわらず、結びつけて理解を確かなものとしていきましょう。
公式テキスト第1章 持続可能な社会に向けて
第2章以降を学習する前に理解しておきたい、環境問題への取り組みの流れが述べられています。国際会議や国際合意、国内法制度の整備、持続可能な社会に向けた行動計画の流れを概観しておきましょう。
持続可能な社会のための目標や指標、評価として、SDGs、人間開発指数、エコロジカル・フットプリントなどがあります。特にSDGsは、環境分野だけでなく社会・経済分野との統合的な視点が重要です。普遍性・統合性を意識して学習すると理解が深まります。
国内においては、公害対策から環境政策へと取組みが進展し、法整備や計画体系の整備が進んできました。国際的な動きと国内制度のつながりを意識しつつ、環境関連ニュースに関心を持つと、テキストの理解も深まるでしょう。
公式テキスト第2章 地球を知る
地球や自然のメカニズムの学習では、図でイメージしたり、構造で理解したりすることが効果的です。現象名だけを覚えようとすると、うろ覚えになりがちです。関連する図やイメージを併用して学習しましょう。
水の循環、大気の循環、海洋の働き、森林・土壌・生態系の機能など、自然界の循環とバランスの上に人間社会が成り立っていることを理解することが重要です。この基礎理解があると、生態系の破壊や気候変動をはじめとする環境問題の深刻さを本質的に理解しやすくなります。
また、人口問題や貧困、格差、資源制約、食料需給など、人間社会と環境負荷の関係についても基礎知識を持っておくと、ニュースの理解の度合いが変わってきます。
公式テキスト第3章 環境問題を知る
第3章は非常に広範な内容ですが、「何が、なぜ問題で、今どうなっているのか」「原因は何か」「どのような対策・制度があるのか」という一連の流れで理解しておくことが求められます。特に、気候変動、エネルギー、生物多様性、廃棄物・循環型社会などの分野では重要なキーワードが多いため、丸暗記ではなく関連づけて学習しましょう。
〈気候変動と脱炭素社会〉
温室効果ガスによる地球規模の気候変動と、都市部のヒートアイランドのような地域的な現象は区別して理解しておくことが重要です。緩和策と適応策、パリ協定の考え方、カーボンニュートラル、脱炭素社会への移行など、用語の関係を整理しておきましょう。企業・自治体・個人の役割もあわせて確認するとよいでしょう。
〈エネルギー〉
エネルギーは政治・経済・暮らしとの結びつきが深く、社会情勢の変化によって注目度が高まりやすい分野です。エネルギー政策の基本的な考え方、供給源の種類と特性、再生可能エネルギー、省エネルギー技術、電力システムの変化などを体系的に理解しておきましょう。公式テキストを土台にして、時事情報を取り込めるようにすることが大切です。
〈生物多様性・自然共生社会〉
生物多様性の価値、危機の要因、保全の施策、自然共生社会に向けた考え方を一連の流れで理解していきましょう。何が環境破壊の原因なのかを理解することは、それを未然に防ぐ手だてを考えることにもつながります。保全だけでなく、再生・回復の視点も重要です。
〈循環型社会〉
廃棄物処理、資源循環、3R、各種リサイクル制度、国際的な廃棄物問題、国内の不法投棄や適正処理など、制度・仕組みと実際の課題をあわせて理解しましょう。単に「リサイクルをする」だけでなく、発生抑制(Reduce)や設計段階からの廃棄物削減の視点を持つことが重要です。
〈地域環境問題〉
大気汚染、水質汚濁、土壌・地盤、騒音・振動・悪臭、都市化に伴う環境問題、交通問題、ヒートアイランドなど、私たちの生活空間に密着した課題を扱います。原因とメカニズム、対策・施策、身近な生活とのつながりを意識して学習すると理解しやすくなります。化学物質、放射性物質に関する内容も、リスク評価・管理の考え方とあわせて整理しておきましょう。
公式テキスト第4章 持続可能な社会に向けたアプローチ
環境基本法や環境基本計画、各種原則・手法、環境教育、環境アセスメントなどが盛り込まれています。用語だけを覚えるのではなく、他の章の内容と関連づけて、図や表で整理しながら体系化してとらえるのが効果的です。
公式テキスト第5章 各主体の役割・活動
〈パブリックセクター〉
国際機関、政府、自治体などの取組みがまとめられています。国際的枠組み、国の制度設計、自治体の条例・施策・住民参加など、各主体の役割の違いを意識して学びましょう。
〈企業などの取組み〉
企業は社会を構成する一員として、持続可能な社会の構築に積極的に参加し責任を果たすことが求められています。CSR、環境マネジメントシステム、環境コミュニケーション、製品の環境配慮、ESG投資、サプライチェーン対応などを、環境と経営の関係として理解していくことが重要です。部分最適ではなく全体最適、短期利益だけでなく長期的な価値創出の視点で捉えましょう。
〈個人・市民としての行動やライフスタイル〉
環境問題は地球規模のテーマであると同時に、日常生活と密接に結びついています。暮らしの中で実践できる行動、消費者としての選択、地域住民・有権者・納税者としての関わりなど、身近な視点から考えることが大切です。住まい、移動、消費、エネルギー利用など、生活分野ごとに整理しておくと学びやすくなります。
〈NPOなど〉
NPO/NGO、ソーシャルビジネス、各主体の連携による地域協働の取組みなど、主体を超えた協働の重要性を理解しましょう。関連する事例やキーワードをセットで覚えることをおすすめします。
公式テキスト第6章 エコピープルへのメッセージ
エコが身近なことであり国際的なことでもある、という前提のもとで、ビジョンや考え方まで問いかける部分です。環境と共生するために重要な示唆に富んだ考え方を理解してください。第5章までの内容を理解しておくと、第6章はより読みやすくなります。
時事問題対策
時事・社会的なトピックに日ごろから関心をもっておくことは学習にプラスになります。そこで活用したいのが『環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書』です。webサイト上でも見ることができます。
| 環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書 | |
| https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/ | |
| こども環境白書 | |
| https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/kodomo.html |
白書は、環境に関するその時代の重要な情報がまとまっている基本資料です。また、『こども環境白書』は、テーマや見せ方が工夫されており、ビジュアル的にも理解しやすく、知識と生活を結びつけて環境問題を理解する助けになります。環境教育に関心のある方にもおすすめです。
その他、環境問題や環境に関する情報の入手先としては、以下のwebサイトが広く利用されています。
| 緑のgoo環境用語集 | https://www.goo.ne.jp/green/business/word/ |
| EICネット | https://www.eic.or.jp/ |
| エコピープル支援事業 | https://kentei.tokyo-cci.or.jp/eco/people/ |
なお、「エコピープル支援事業」では、イベントなどの情報が発信されています。eco検定合格者(エコピープル)のみならず、積極的に環境活動を展開したい方、より理解を深めたい方のための情報源といえます。
環境問題はますますグローバル化・複雑化していますが、どれも私たちの生活に密接につながっています。検定試験へのチャレンジを通して知識を習得し、体系立てて理解を深めましょう。そして、その土台をもとに、常に新しい情報を取り込んで広い視野を養ってください。
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