グリーンセイバー資格検定試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




グリーンセイバー資格検定の概要

グリーンセイバー資格検定とは、植物や自然環境に関する幅広い知識を正しく身につけ、生態系の保護・育成に貢献できる人を育てることを目的とした検定試験です。
ベイシック、アドバンス、マスターの3級があり、ベイシックは誰でも受験可、アドバンスはベイシック合格者またはベイシックとの同時受験者、マスターはアドバンス合格者が受験できます。

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グリーンセイバー資格検定試験の公式テキスト

公式ホームページから購入が可能です。
樹木・環境ネットワーク協会

グリーンセイバー資格検定のおすすめテキスト

1.「グリーンセイバー―植物と自然の基礎をまなぶ」(研成社)

片山 雅男 (著), 清水 善和 (著), 下園 文雄 (著) , 岩槻 邦男 樹木・環境ネットワーク協会
研成社 (2002/01)、出典:出版社HP

植物の基礎知識、生態系と自然保護、植物の栽培・管理、植物の文化・めぐみについて解説。豊かな自然と文化の大切さを知って、センシティブに植物とつきあうための第一歩となる書。

2.「グリーンセイバー・アドバンス」(研成社)

片山 雅男 (著) , 清水 善和 (著) , 下園 文雄 (著) , 岩槻 邦男 (監修), 樹木環境ネットワーク協会 (編集)
研成社 (2005/03)、出典:出版社HP

もっと知ろう多様な植物のこと、自然のこと!植物と自然と人の調和ある共存をまなぶステップとなる書。きっと植物とあなたのよい関係が生まれるだろう。

3.「グリーンセイバー・マスター」(研成社)

岩槻 邦男 (著) , 下園 文雄 (著) , 片山 雅男 (著), 清水 善和 (著), 樹木環境ネットワーク協会 (編集)
研成社 (2008/11/1)、出典:出版社HP

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目次 – グリーンセイバー・アドバンス

まえがき

環境問題に関わる日本人の意識には、ここしばらくの間に大きな変化がきざしてきました。この変化には、樹木環境ネットワーク協会をはじめ、環境関連のNGO、NPOの活動が流れを変えている部分があると、高く評価されます。国と民間との協働こそが、自分たちの環境の持続性を保つ原動力だからです。

生物多様性条約が批准され、発効してから、批准した国はそれぞれの「国家戦略」をつくることが義務づけられています。日本でも最初の「生物多様性国家戦略」は1995年に策定されました。しかし、この時は当時の11関係省庁から寄せられた文書がただ束ねられたといういい方をしなければならないようなものでした。それでも、生物多様性について国が持続的な利用を図るという姿勢を明らかにした点は評価されるべきでしょう。5年ごとの見直しが求められ、2002年には「新・生物多様性国家戦略」が編まれました。

新戦略では、省庁再編の結果8省庁に減った関係省庁からの提案は詳細につきあわされ、上手に編集された戦略となりました。数年間で、生物多様性に関わる姿勢が大きく動いたということです。さらに、毎年この戦略を点検するという作業が入っていますが、問題に対する真剣な対応が、国の関連省庁、地方、NPO、NGOなどの民間活動などを総括してすすめられている状況が見えています。この作業にコミットしながら、日本の生物多様性に対する取り組み方の変化に注目を続けます。

前向きの評価をしながら、しかし、日本中を見渡すと、少しぐらいの前向きの変化が本当に危機的な環境問題に救済の手を差しのべることができているのかと、心配な面もないわけではありません。そのような時、グリーンセイバーに集合する意欲の高い人々の行動がしっかりした夢を描かせてくれます。先進国のうちではひときわ遅れている日本人の科学に対する関心が、自分たちの身の回りを見渡すことから、自分で考えるかたちに育っていくことを期待するからです。

ベイシックのテキストを出版したら、それなりの関心を持って受け入れてもらえました。そして、さらに、アドバンスのテキストも、印刷物として、出版する運びになりました。より詳しく学ぶ人たちを核に、学習の環が広がることが、日本人の科学的思考力を高め、環境の問題だけでなく、私たちの生き方、在り方全般にわたって正しい考察がすすめられる基礎をつくり育ててくれます。ベーシックのテキストよりやや進んだ話題が満載される本書が、グリーンセイバーに集う人たちのよいテキストになると同時により広く世間にこの問題を理解していただく情報を提供するという役割も果たしてくれるように期待します。

2004年10月
岩槻 邦男

片山 雅男 (著), 清水 善和 (著), 下園 文雄 (著), 岩槻 邦男 (監修), 樹木環境ネットワーク協会 (編集)
出版社: 研成社 (2005/03)、出典:出版社HP

もくじ

第1章 植物の自然史
1.1 生命と多様性の起源
1.1.1 生命の起源
(1) 生命体としての共通性
(2) 自然発生説の否定
(3) 無機物から有機物へ(化学進化)
1.1.2 生物の多様化
(1) 生物進化
(2) カンブリアの大爆発
(3) 環境の変化と種の盛衰
(4) 現生の生物に残された歴史性
1.1.3 水界から陸界へ

1.2 生物の分類
1.2.1 リンネによる分類
1.2.2 種の記載と命名法
1.2.3 分類体系
1.2.4種

1.3 植物の分布
1.3.1 生物の分布と生物地理
(1) 生物の分布域
(2) 生物地理学
1.3.2 世界の生物地理
(1) 世界の植物地理区
(2) 世界の動物地理区
(3) 第三紀周北極要素
(4) 日華植物区系
1.3.3日本の植物地理
(1) 日本の植物地理区
(2) 襲速紀要素と日本海要素
(3) 石灰岩植生と蛇紋岩植生
(4) 日本および周辺の分布境界線

第2章 日本人の生活と植物
2.1 文学と植物――神話や伝説の中に登場する植物と日本人のかかわり
2.1.1 記紀神話の世界
(1) 古事記
(2) 日本書紀
(3) 五穀の起源説話
(4) 神事に用いられる日陰蔓
(5) 多遅摩毛理と非時香菓(橘)
(6) 変容する椿のイメージ
(7) 古代の重要な繊維である藤
2.1.2 伝説の世界(昔話の世界)
(1) 竹取物語―かぐや姫は親指姫?
(2) 桃太郎
(3) 瓜子姫
(4) 猿蟹合戦

2.2 民間伝承や信仰の中での植物の役割
2.2.1 植物に対する日本人の意識
(1) 松
(2) 竹
(3) 梅
(4) 桜
(5) 桃
2.2.2 民間信仰と植物
(1) 日常的に信仰に用いられる植物
(2) 鬼門除け
(3) 正月の飾り
(4) 盆 花
(5) 特定の神や仏と結びついた植物

2.3 江戸時代の暮らしと植物
2.3.1 江戸という時代
2.3.2 都市の暮らし―――江戸の暮らしから学ぶ
(1) 江戸の人口
(2) 町人の住居
(3) 出商人 (行商人)と屋台
(4) 見事なリサイクルさまざまな修理業と廃品回収業
(5) 江戸の水事情——江戸の上下水道
(6) 都市部の自然
2.3.3 農村の暮らし
(1) 自然の中で暮らす
(2) 自給自足の生活
(3) 入会地
(4) 村の社会秩序の維持
(5) 農耕技術の進歩と特産物の誕生
2.3.4 山村の暮らし
(1) 山林の維持管理
(2) 林業
(3) 木地師とマタギ
(4) 炭焼き
(5) 農業
(6) 牛と馬の飼育
(7) 山の恵み
2.3.5循環型社会の条件

2.4 植物の毒性と薬理効果
2.4.1身近にある危険な植物
2.4.2 危ない植物の科と有毒部位
(1) 有毒植物を多く含んでいる科
(2) 一部の種に毒性が見られる科
(3) 有毒部位
(4) おもな有毒植物
2.4.3 症状別の毒の種類
(1) おもな中毒症状
(2) おもな有毒成分とその特徴
2.4.4 有毒植物による中毒を防ぐために

第3章 野生植物の保護とその技術
3.1 野生の植物と人間生活
3.1.1 ヒトと自然のかかわり
3.1.2 植物と人
3.1.3 植物と人とのつながり

3.2 野生植物と園芸
3.2.1 江戸時代の花卉園芸
(1) 日本独特のもの
(2) 野生株や種子(播種)からの選抜
(3) 一・二年草の欠落
(4) 趣味家によるもの
(5) 藩による門外不出
(6) 職人芸による芸術品
3.2.2 近代における花卉園芸
(1) 西洋花卉の導入
(2) 品種改良
(3) 栽培・観賞の多様化
(4) 生産販売
(5) 日本古来の園芸植物
(6) 山野草ブーム
3.2.3 園芸のあり方

3.3 野生植物の増殖と栽培
3.3.1 野生植物種の収集
(1) 業者からの購入
(2) 同好会からの分譲
(3) 野生地からの採集
3.3.2 野生植物の増殖技術
(1) 種子による増殖
(2) 挿し木繁殖
3.3.3 野生植物の栽培法
(1) 野生植物の自生地環境
(2) 野生植物の生育環境と栽培

第4章 生態系と自然保護
4.1 植生遷移
4.1.1 植生遷移のモデル
4.1.2 一次遷移と二次遷移
4.1.3遷移の実際
(1) 鹿児島県桜島
(2) 小笠原諸島
(3) 明治神宮
4.1.4 森林の更新
4.1.5 里山と鎮守の森

4.2 生物多様性
4.2.1 生物多様性の三つのレベル
(1) 遺伝子レベル
(2) 種レベル
(3) 生態系レベル
4.2.2 多様性の尺度
4.2.3 種数面積曲線
4.2.4 ニッチと適応放散
4.2.5種の絶滅

4.3 人為と生物
4.3.1 外来種の定着
4.3.2 在来種への影響
4.3.3農薬と天敵の導入
(1) 農薬と抵抗性
(2) 天敵の導入
4.3.4遺伝子汚染
4.3.5 都市化と生物相の変化

4.4 自然保護の法律と制度
4.4.1 国内の法律・制度
(1) 環境基本法
(2) 文化財保護法と天然記念物
(3) 自然公園法と国立公園
(4) 自然環境保全法と原生自然環境保全地域
(5) 種の保存法
(6) 鳥獣保護法
(7) レットデータブック
(8) 森林法と森林生態系保護地域
4.4.2 国際的な条約・制度
(1) ワシントン条約
(2) ラムサール条約
(3) 世界遺産条約
(4) 生物多様性条約
日本の侵略的外来生物種ワースト100

参考資料・索引等
おもな有毒植物
おもな外来植物
日本の絶滅危惧植物
参考図書
あとがきにかえて
索引

片山 雅男 (著), 清水 善和 (著), 下園 文雄 (著), 岩槻 邦男 (監修), 樹木環境ネットワーク協会 (編集)
出版社: 研成社 (2005/03)、出典:出版社HP

目次 – グリーンセイバー―植物と自然の基礎をまなぶ

まえがき

21世紀は環境の世紀、などという標語を耳にすることがある。しかし、それを自分の問題と意識している人が一体どれだけあるのだろうか。多くの人が、評論家のように、みんなが環境の問題を考えなければならない、などといって、それだけで環境問題を考えているような気になっていたのでは、地球環境は一向によくなるはずがない。

本当に問題なのかどうか、自分の身の回りを着実に見ることから始めよう。環境を、政治家や、科学者や、企業など、指導的立場の人たちが考えればよいと考え、個人が貢献できることはせいぜい電気やガスの節約くらいと思っていたのでは、いかに問題に無知であるかを表明しているようなものである。必要なのは評論ではなく、実践である。

日本では、環境問題への対応がもっとも進んでいるのが企業で、もっとも遅れているのが一般大衆であると断じたら、多分反発が強いことだろう。しかし、二酸化炭素の軽減にもっとも貢献しているのが企業であることは数字ではっきり示される。夏に行けば寒いと思い、冬には暑くて上着を取ることになるアメリカでは、京都議定書に批准できる状況にはない。企業は目先の営利だけを追究し、個人は快適な生活だけを求めて、20世紀における物質・エネルギー志向の価値観が突き付けている現実の問題に、まだ気がついていないのである。

今という目先だけを見て、明日の地球を見る余裕がないからである。アリを笑ったキリギリスの寓話を知らない人が多いのだろう。滅びたい人が自分だけ滅びるのではなく、地球全体をダメにしてしまうのを、見て見ぬ振りをするわけにはいかない。そのためにも、地球環境問題とは何かを、すべての人が学び、知らなければならないのである。地球環境を支える植物の生きざまにしても、基礎からきっちり学んでいる人は決して多くはない。学校教育だけで習得できない現実問題を、科学の基礎から学ぶことによって、自分のライフスタイルに生かすことである。

グリーンセイバーに集う人たちの学びの意欲が、テキストをもっと広く一般の人々にも提供しようという雰囲気を生み出した。学びを通じて、自分の生きざまを整えようという前向きの姿勢が、学びの環を大きく拡げることへ発展しようとするのである。この本は、はじまりはグリーンセイバーに集う人たちの試験勉強のためのテキストだった。しかし、テキストに触れた人たちの学習意欲の高揚が、もっと広く、一般の人々に植物とつきあう方法を共有する本をつくり上げることになったのである。

自分の周りを自分の目で見るといっても、教えられなければ見えないものもある。ちょっとした示唆があれば、それまで見えなかった美しさや問題点が見えてくる。見えなかったものが一つ一つ姿を現わしてくると、見る歓びは無限に拡がる。物質的な富ではなく、心を豊かにし、人間であることに歓びを見い出す時である。楽しい学びを通じて環境問題を解決する実践に参加したいものである。

2001年12月1日
岩槻邦男

片山 雅男 (著), 清水 善和 (著), 下園 文雄 (著), 岩槻 邦男 樹木・環境ネットワーク協会
出版社: 研成社 (2002/01)、出典:出版社HP

もくじ

第1章 植物の基礎知識一植物と仲よくなるために一
1.1 植物分類の基礎知識
1.1.1 生物の分類
1.1.2生物の五界
1.1.3地球上での植物の誕生と分化
(1) 先カンブリア時代(約46億~5億7000万年前)
(2) 古生代(約5億7000万~2億2500万年前)
(3) 中生代(約2億2500万~6500万年前)
(4) 新生代(約6500万年前~現代)
1.1.4 植物の識別
(1) 植物の識別一図鑑の使い方(検索法)―
(2) 日本の代表的植物(森林優占種、身近な雑草、街路樹、園芸種)

1.2 植物の外部形態および観察の基礎
1.2.1 植物の基本構造
(1) 茎
(2) 葉
(3) 根
(4) 花
1.2.2 葉の構造
(1) 葉の種類
(2) 普通葉の構造
(3) 葉身の形態
(4) 単葉と複葉
(5) 葉脈
(6) 葉のいろいろ
1.2.3 茎(幹)
(1) 葉序
(2) 芽の種類と構造
(3) 短枝と長枝
(4) 分枝(枝分かれ)
(5) 樹形
1.2.4 花
(1) 花
(2) 花托
(3) ガク片
(4) 花弁
(5) 雄しべ
(6) 雌しべ
(7) 花序
1.2.5 根
(1) 根系
(2) 特殊化した根
1.2.6 果実と種子
(1) 果実と種子
(2) 果皮の性質による分類

1.3 植物の生活史および生育特性 基礎編
1.3.1 植物の生育形
(1) 樹木の生育形
(2) 草の生育形
(3) つる植物
1.3.2 植物の生活史
(1) 生活史の各ステージ
(2) 生活期の長さと結実性による分類
(3) 花芽の形成と開花
(4) 種子散布
(5) 発芽活性と休眠
(6) 発芽
(7) 実生の定着

1.4 植物の生育環境
1.4.1 植物の生育環境
(1) さまざまな環境要因
(2) 環境の影響の程度
(3) 作用と反作用
1.4.2 光要因
(1) 光合成と呼吸
(2) 陽葉と陰葉
(3) 光刺激に対する反応
1.4.3 水環境
(1) 水の役割
(2) 植物体内の水の移動
(3) 植物体内の水分量
(4) 植物の工夫
1.4.4大気要因
(1) 二酸化炭素
(2) 酸素
(3) 大気汚染物質
(4) 風要因
1.4.5 温度
(1) 最適温度
(2) 温度障害
(3) 植物の生活史と温度
(4) 温度と植生の分布
1.4.6 土壌要因
(1) 土壌とは
(2) 土壌の生成過程と土壌断面
(3) 土壌の構造と三相分布

第2章 生態系と自然保護
2.1 植生の基礎知識
2.1.1 植物相と植生
2.1.2 植生の種類
2.1.3 森林の構造
2.1.4 世界の植生帯
(1) 湿性系列
(2) 乾性系列
2.1.5日本の植生帯
2.1.6垂直分布

2.2生態系の基礎知識
2.2.1 生物界の階層性
2.2.2 生態系のなりたち
(1) 構成要素
(2) 相互作用
(3) エネルギー流
(4) 光合成と呼吸の化学反応式
(5) 生態系の範囲
(6) 生態系と環境保全
2.2.3 食物連鎖
(1) 食う-食われるの関係
(2) 生物濃縮
(3) 環境ホルモン
2.2.4 生産諸量
(1) 純生産量、総生産量、呼吸量、生物量
(2) おもな生態系の生産諸量
(3) 生態ピラミッド
2.2.5 物質の循環
(1) 水の循環
(2) 炭素循環と地球温暖化
(3) 窒素循環と酸性雨
2.2.6 地球環境の形成
2.2.7森林の効用

第3章 植物の栽培・管理
3.1 植物の日常管理
3.1.1 灌水(散水)
(1) 鉢物の灌水
(2) 庭木の散水
3.1.2 肥 料
(1) 鉢物に与える肥料
(2) 庭木に与える肥料
3.1.3 病害虫の防除
(1) 病原体(病気)
(2) 害虫
(3) 農薬に頼らない病害虫の防除
3.1.4 整枝剪定
(1) 庭木・花木の剪定
(2) 鉢植え果樹
(3) 鉢植え草花
(4) 観葉植物

3.2 植物の移植法
3.2.1 移植の時期
(1) 春植え
(2) 梅雨植え
(3) 秋植え
3.2.2 草花の移植
(1) 鉢・プランター栽培
(2) 庭植え、花壇栽培
3.2.3 樹木の移植
(1) 苗木の選び方
(2) 掘り取り
(3) 植えつけ

3.3 植物の繁殖法
3.3.1有性生殖
(1) 種子繁殖
(2) 配偶子繁殖(シダ類)
3.3.2 無性生殖/栄養繁殖
(1) 挿し木
(2) 接ぎ木
(3) 取り木
(4) 株分け
(5) 球根類の繁殖
(6) ランナー(ほふく枝)
(7) ストローン(ほふく茎)
(8) 短ほ枝
(9) 吸枝
(10) 組織培養
(11) 無性芽繁殖
(12) ラン類の種子の無菌培養

第4章 植物の文化・めぐみ
4.1 植物の文化
4.1.1日本人の季節感と植物
(1) 五節供
(2) 春の七草
(3) 秋の七草
(4) 野菜や果物の旬

4.2 植物のめぐみ
4.2.1 生活資材としての木材の利用
(1) 建築材
(2) 家具材
(3) 工芸品
(4) 器:曲げ物と桶・樽
4.2.2 農耕と植物
(1) 作物とは
(2) 作物の起源
(3) 作物の改良
(4) 作物の伝播
4.2.3 里山の伝統的利用
(1) 里山とは
(2) 里山の構成要素
(3) 里山の利用法

参考資料・索引等
主要な樹木と身近な草本200種
参考図書
あとがきにかえて
索引

片山 雅男 (著), 清水 善和 (著), 下園 文雄 (著), 岩槻 邦男 樹木・環境ネットワーク協会
出版社: 研成社 (2002/01)、出典:出版社HP