キッチンスペシャリスト試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




キッチンスペシャリストの概要

キッチンの設備についての知識を豊富に持ち、キッチン空間のコーディネートを行う専門家です。建築、リフォーム業界など様々な場で活躍が期待されます。

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キッチンスペシャリストの公式テキスト

・KITCHEN SPECIALIST HANDBOOK キッチンスペシャリストハンドブック[改訂二版]

キッチンスペシャリストハンドブック改訂編集委員会 産業能率大学出版部 (著), 産能大学出版部= (著)
出版社: インテリア産業協会; 改訂二版 (2018/1/1)、出典:amazon.co.jp

第1章 暮らしと住まい
第2章 空間としてのキッチン
第3章 道具としてのキッチン
第4章 キッチンの設計・施工
第5章 キッチンの販売
第6章 関連法規

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目次 – キッチンスペシャリストハンドブック

はじめに

キッチンと暮らしの在り方を体系的に説く、わが国初の専門書として、「キッチンスペシャリストハンドブック」が発刊されてから約30年が過ぎた。約8千5百人(2017年3月末現在)のキッチンスペシャリストが活躍し、現代のシステムキッチンは、普通の家庭の台所として暮らしを支えている。

本ハンドブックの原型となったドイツの「Handbuch für Kühenspezialisten」(1885年1月)では、その前書において「キッチンスペシャリストの職能イメージは未だ明らかではない」と述べているが、これを受けたわが国の本ハンドブック第1版(1988年5月)では、「システムとは名ばかりの非システム的な状況が出発点」としつつも、「キッチンに関する無二の網羅的体系的参考図書」と自負しており、以後ここに最新版を上梓するに至るまで、当初の5章構成に第6章(関連法規)を加えて、変化の激しい時代にあっても揺るがぬ専門書として在り続けてきたものである。

第2次世界大戦後の420万戸の住宅不足からスタートしたわが国の住宅産業は、成長期から成熟期への過渡期において量から質への転換を果たし、欧米先進国に追い着き追い越すところから、「現代の暮らしの豊かさとは何か」を内省しつつ、その舞台となるキッチンやインテリアを作り出す、新しいステージの入口に立っていると言えよう。

思い返せば、ウサギ小屋に住むワーカホリックの日本人と揶揄された高度経済成長の時代、ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われたバブル経済の時代を経て、今や日本の食生活やデザイン文化は、欧米とは異なる価値観のライフスタイルとしてアイデンティティーを獲得しつつあり、その過程でキッチンスペシャリストやインテリアコーディネーターの果たす役割が見直されていると言えよう。

従前のKSハンドブック[改訂新版](第5版)は、2007年3月22日に発行され、約9年が経過している。この間に法令等の改正があり、また、各種統計データや商品トレンドの変化もあって、現状にそぐわない記載内容が散見されるようになったため、早急に内容の一部を改訂する必要が生じた。

以上の認識の下に、2016年11月、キッチンスペシャリストハンドブック改定編集委員会を設置し、改訂二版に向けた検討作業に着手した。改訂編集委員会では、各章担当の改訂編集委員13名と協会事務局を中心に4回にわたり改訂方針等を検討し、内容と形式の整合を図り、また、キッチン・バス工業会をはじめ多くの方々からのご協力も得て、改訂内容を確定させてきた。

今回改訂の主要なポイントは、以下の諸点である。

1.体裁(B5版)及び章構成(6章)は旧版どおりとし、基本的に文章は新たに書き下ろすことなく、現状にそぐわない記載箇所を最新の情報に更新した。

2.第1章 暮らしと住まい
暮らしからキッチンや住まいを考える基本構成は踏襲したが、キッチンプランを考える実務の参考になるように、生活様式を規定する家族、家事労働・生活技術、家計などに関する統計データを最新のものに置き換えた。

3. 第2章 空間としてのキッチン
キッチンプランにおいて人間工学・室内環境・インテリアの3つの視点が重要であるとの考え方のもとに、プランニングに際して必要な考え方を丁寧、かつ、理解しやすい記述にするとともに、日本人成人女子の平均身長が伸びていることなどから必要な改訂を行った。

4. 第3章 道具としてのキッチン
キッチンの物としての構成要素は多種多様であるため、これらを分かりやすく分類し、機能・デザイン・寸法・材質・施工法などの視点から詳しく述べているが、電気冷蔵庫や電気洗濯機など特に進歩の速いビルトイン機器については、最新の製品情報に置き換えた。

5. 第4章 キッチンの設計・施工
キッチンの設計・施工は、いうまでもなく造る立場からは建築の設計・施工の一環であるが、改訂二版ではプレゼンボード例を最新のものに置き換えるとともに、キッチンリフォーム工事の工程に関する記述を追加した。

6. 第5章 キッチンの販売
システムキッチンの独自な性格を踏まえた実際的な内容としているが、改訂二版ではシステムキッチンの市場動向に関し、キッチン・バス工業会の協力を得て、最新のものに置き換えた。

7. 第6章 関連法規
社会変化の激しい現代にあって、あらゆる分野で規制緩和や環境問題対応などに向けて法体系が変わりつつあるが、改訂二版においては、特に建築関連法規に関し全面的に見直したほか、電磁誘導加熱式調理器の離隔距離規制に関する記述を追加した。

8. 付録、その他
キッチンのプランニング実技例題、引用文献・参考文献、索引について、実務において、また学習の過程において参照しやすいように充実した。

キッチンスペシャリストの自己研鑽とシステムキッチンの質的向上とが相まって、わが国のさらなる豊かな暮らしの推進に寄与することを期待しつつ、本書はその一助としてキッチンに関わるすべての生活者と専門家に捧げたい。最後に、本書の刊行に尽力された関係各位のご努力に、心より感謝を申し上げたい。

平成29年12月吉日 キッチンスペシャリストハンドブック
改訂編集委員会
委員長 川島平七郎

キッチンスペシャリストハンドブック改訂編集委員会 産業能率大学出版部 (著), 産能大学出版部= (著)
出版社: インテリア産業協会; 改訂二版 (2018/1/1)、出典:出版社HP

キッチンスペシャリストの業務範囲

第1章 暮らしと住まい
家族と生活
食生活とキッチン
住まいとインテリア
キッチンと水廻り

第2章 空間としてのキッチン
キッチンのプランニング
キッチンの人間工学
キッチンの室内環境
キッチンのインテリア

第3章 道具としてのキッチン
システムキッチン構成材
部材・部品のハードウェア
ビルトイン機器
電気・ガス・水道の基礎知識

第4章 キッチンの設計・施工
キッチンと設計図書
キッチンの設計
施工実務
事例

第5章キッチンの販売 マーケティング
販売概論
販売実務
販売基礎

第6章
関連法規
法律・規格等の基礎知識
食関連法規
建築関連法規
設備関連法規
販売関連法規
環境関連法規
規格・指針等

目次

第1章 暮らしと住まい

[1] 家族と生活
1-1 家族と家庭生活
(1) 生活・生活様式
(2) 家族とは
(3) 家庭の機能
(4) 変容する生活

1-2 生活時間と家事
(1) 生活時間の意義
(2) 生活時間構成の実態
(3) 家事労働の意義
(4) 家事労働の外部化
(5) 家事労働の簡便化
(6) 女性の就労と調理

1-3 家計と世帯
(1) 家計とは
(2) 共働き世帯の家計
(3) 高齢者世帯の家計
(4) 単身世帯の家計

1-4 食料消費の特徴
(1) 食料消費の動向
(2) 食の外部化と輸入食材・
(3) 食の海外依存と安全性

[2] 食生活とキッチン
2-1 食生活と健康
(1) 食生活の変容
(2) 食政策と食教育
(3) 食と生活文化

2-2 食品と調理技術
(1) 食事作りの流れ
(2) 食品の安全と衛生
(3) 食品の品質
(4) 調理と技術
(5) 非加熱操作と道具
(6) 加熱操作と道

2-3 食器と食具
(1) 食器の種類
(2) 食具の種類
(3) 食器・食具の使用法

2-4 食卓と食礼
(1) テーブルセッティング
(2) 食礼
(3) 食礼の文化

[3] 住まいとインテリ
3-1 暮らしと住まいの変遷
(1) 住まいとは
(2) 古代の住まい
(3) 中世・近世の住まい
(4)近代の住まい
(5) 現代 (第2次世界大戦後)の住まい
(6) これからの住まい

3-2 住生活と住空間
(1) 住宅の変遷
(2) 住宅の建て方
(3) 住宅の構造
(4) 住宅の構成要素と仕上げ

3-3 住宅の構成
(1) 住宅の間取り
(2) 住宅の多様化
(3) 各室の特徴

3-4 住宅の設計・施工
(1) 住宅建築の流れ
(2) 設計図書
(3) 住宅の施工
(4) これからの住宅設計・

[4] キッチンと水廻
4-1 キッチン・バスの変遷
(1) キッチンの歴史
(2) バスルームの歴史
(3)住宅産業の展開

4-2 キッチン・バスのタイプ
(1) 水廻りのタイプ
(2) キッチンのタイプ
(3) バスルームのタイプ

4-3 住宅と水廻りの事例….
(1) 戸建住宅と水廻り
(2) マンションと水廻り

第2章空間としてのキッチン

[1] キッチンのプランニング
1-1 プランのまとめ方
(1) キッチンプランの検討
(2) ライフステージとライフスタイル

1-2 キッチンタイプの分類
(1) キッチンタイプの特徴
(2) 家事室のタイプ
(3) その他のキッチン

1-3 キッチンのレイアウト
(1) ワークトライアングル
(2) レイアウトパターンと作業動線
(3) キッチンのコーディネート

1-4 レイアウトの例
(1) 1列型
(2) 2列型
(3) L字型
(4) U字型
(5) ペニンシュラ型
(6) アイランド型

[2] キッチンの人間工学
2-1 人間工学の基礎
(1) 人間工学の意義
(2) 高齢者の特性
(3) 人体寸法
(4) キッチンの空間領域

2-2 キッチンと機能寸法
(1) キッチン作業と寸法
(2) キッチン作業と姿勢
(3) キッチン部材・機器と作業域

2-3 キッチンの収納
(1) ライフスタイルと収納
(2) 収納スペース
(3) 作業姿勢と収納
(4) 収納容量と収納位置
(5) 収納に伴う衛生管理

2-4 キッチンのユニバーサルデザイン
(1) ユニバーサルデザインの考え方
(2) キッチン作業とユニバーサルデザイン
(3) 部材・機器とユニバーサルデザイン

2-5 調理の動作空間
(1) 動作空間の考え方
(2) 動作空間
(3) 単位空間
(4) 行為別動作空間

2-6 浴室の人間工学
(1) 浴室の安全性と品質の確保
(2) 出入口と手すり
(3) 浴槽と洗い場
(4) 水栓金具・シャワー

[3] キッチンの室内環境
3-1 キッチンの環境工学
(1) キッチンの室内環境
(2) キッチン環境の課題
(3) キッチンの環境計画

3-2 採光・照明の計画
(1) 光とは
(2) 採光
(3) 照明
(4) キッチンの採光・照明計画

3-3 冷暖房・換気の計画
(1) キッチンの冷暖房
(2) タイプ別の冷暖房計画
(3) キッチンの換気
(4) 湿気と空気

3-4 給排水・給湯の計画
(1) 給水
(2) 排水
(3) 給湯

3-5 音の対策
(1) キッチンの音環境
(2) 吸音・遮音の基本
(3) 吸音材料
(4) 遮音材料

3-6 ごみの対策
(1) キッチンのごみ
(2) ごみの処理方法
(3) 生ごみ処理機

[4] キッチンのインテリア
4-1 インテリアの基礎
(1) インテリア概論
(2) キッチンのインテリア計画
(3) インテリアと機能

4-2 キッチンの内装材
(1) 床仕上材
(2) 壁仕上材
(3) 天井仕上材
(4) DK、LDKの内装制限の緩和

4-3 キッチンのカラースキム
(1) 色の三要素
(2) 色のイメージ
(3) 色を組み立てる
(4) 色の表し方

4-4 キッチンのインテリアスタイル
(1) ナチュラルとクラシック
(2) カジュアル
(3) モダンとゴージャス
(4) エレガントとシック

第3章 道具としてのキッチン

[1] システムキッチン構成材
1-1 キッチンと規格
(1) キッチンの規格の変遷
(2) キッチン設備の寸法 (JIS A 0017)
(3) キッチン設備の構成材 (JIS A 4420)

1-2 構成材の種類
(1) 部材・部品の構成
(2) 基本部材と基本機器
(3) 周辺部材と周辺機器
(4) 部品

[2] 部材・部品のハードウェア
2-1 キャビネット(ユニット)
(1) キャビネットの主要部品
(2) フロアキャビネット
(3) ウォールキャビネット
(4) その他のキャビネット

2-2 ワークトップ
(1) ワークトップの重要性
(2) 形状
(3) 材質

2-3 収納部品・調整部品
(1) 蹴込(けこみ)
(2) 幕板・支輪
(3) フィラー
(4) 収納部品(アクセサリー)

2-4 その他の構成材
(1) ハッチ型キッチンキャビネット
(2) キッチンパネル
(3) サイドパネル・バックパネル
(4) 床下収納庫

[3] ビルトイン機器
3-1 ビルトイン機器とは
(1) ビルトイン機器の特徴
(2) 基本機器
(3) 周辺機器
(4) 部品

3-2 保存・貯蔵用機器
(1) 電気冷蔵庫
(2) ワインセラー

3-3 シンクと関連機器
(1) シンク
(2) 水栓金具
(3) 排水トラップ
(4) 浄水器

3-4 食器洗い乾燥機
(1) 使用の利点
(2) 食器洗い乾燥機の種類
(3) 使用上の留意点
(4) 設計上の留意点
(5) 施工上の留意点

3-5 加熱調理機器
(1) こんろ
(2) グリル
(3) オーブン
(4) 電子レンジ
(5) 複合調理機器
(6) レンジフード連動

3-6 換気用機器
(1) 換気用機器の種類
(2) 換気風量
(3) 騒音
(4) 設置上の注意

3-7 その他の基本機器
(1) 手元灯
(2) 足元温風機
(3) 生ごみ処理装置

3-8 電気洗濯機・衣類乾燥機
(1) 電気洗濯機
(2) 衣類乾燥機

[4] 電気・ガス・水道の基礎知識
4-1 住宅設備とは
(1) 住宅設備
(2) インテリア機器

4-2 水道と給排水設備
(1) 上水道の基礎
(2) 給水設備
(3) 排水設備
(4) 給排水機器
(5) 給湯設備
(6) ガス給湯器
(7) 電気温水器

4-3 電気と電気設備
(1) 電気の基礎
(2) 電気設備
(3) 電気機器

4-4 ガスとガス設備
(1) ガスとは
(2) ガス設備
(3) ガス機器

4-5 情報と情報設備
(1) 情報変革
(2) 情報設備
(3) 情報機器

第4章 キッチンの設計・施工

[1] キッチンと設計図書
1-1 図面の基本事項
(1) 製図とは
(2) 建築製図通則 (JIS A 0150)
(3) 表示記号

1-2 キッチンの図面
(1) キッチン平面図
(2) キッチン展開図

1-3 建築の設計図書
(1) 意匠図面
(2) 設備図面

1-4 立体表現図法
(1) 立体図法
(2) 一点透視図
(3) 二点透視図
(4) アイソメとアクソメ

1-5 CAD
(1) CADとは
(2) CAD製図の実際
(3) CADの機能と特徴

[2] キッチンの設計
2-1 設計実務のフロー
(1) 設計のフロー
(2) 工事、建築および発注のタイプとその特色

2-2 設計条件の把握
(1) 設計条件とチェックリスト
(2) 設計条件の収集
(3) 条件整理のポイント

2-3 キッチン計画図の作成
(1) 設計の手順
(2) 基本コンセプト
(3) エスキス
(4) 計画図 (基本設計)の作成

2-4 プレゼンテーション
(1) プレゼンテーションの役割
(2) プレゼンテーションの基本
(3) プレゼンテーションの方法

[3] 施工実務
3-1 施工実務のフロー
(1) 作業の流れと工程表
(2) 施工マニュアルとチェックリスト

3-2 キッチンの施工図
(1) キッチン施工図
(2) ビルトイン機器と配管・配線図・

3-3 施工条件の把握
(1) 工事区分の確認
(2) 工期と工程表
(3) 現場状況の確認
(4) 施工準備

3-4 工事管理
(1) キャビネット類の設置
(2) 各部調整
(3) 施工確認
(4) 施工後の処置

[4] 事例
4-1 プレゼンテーション事例
(1) エンドユーザーの例
(2) 中間ユーザーの例

4-2 設計・施工例
(1) 新築の例一その1 戸建住宅
(2) 新築の例一その2 集合住宅
(3) リフォーム例一その1 戸建住宅
(4) リフォーム例―その2 集合住宅

第5章 キッチンの販売

[1] マーケティング
1-1 マーケティングの誕生と変遷
(1) アメリカにおける誕生
(2) 日本への導入
(3) 1990年代の発展

1-2 マーケティングの主要な概念
(1) マーケティングの捉え方
(2) 標的(ターゲット)市場の設定
(3) 企業とマーケティング

1-3 消費者の理解
(1) 消費者行動モデル
(2) アイドマ(AIDMA)の法則
(3) マズローのニーズ階層理論
(4) 消費者調査の手法

1-4 マーケティング戦略
(1) マーケティング戦略
(2) 製品政策(PRODUCT)
(3)価格政策 (PRICE)
(4) 流通政策 (PLACE)
(5) 販売促進計画 (PROMOTION)

1-5 マーケティングと企業活動
(1) マーケティング・プロセス

1-6 マーケティングとキッチンスペシャリスト
(1) システムキッチンの製品属性
(2) ワン・トゥ・ワン・マーケティング

[2] 販売概論
2-1 販売の意義
(1) システムキッチンの販売
(2) 市場動向
(3) 流通経路と供給体制
(4) 顧客の把握

2-2 販売計画
(1) 販売計画とは
(2) マーチャンダイジング
(3) ショールームの運営
(4) リテールサポート

2-3 コミュニケーション活動
(1) コミュニケーション戦略
(2) セールスプロモーション

2-4 商品知識
(1) 基礎情報

[3] 販売実務
3-1 コンサルティングセールス
(1) コンサルティングセールスの基本
(2) セールストーク
(3) 接客の基本

3-2 販売の手順
(1) 販売の流れ
(2) Step1 初期接客
(3) Step2 要望・条件の把握
(4) Step3 プラン・見積作成
(5) Step4 提案・説明
(6) Step5 契約(クロージング)

3-3 見積
(1) 見積の意義
(2) 見積の作成

3-4 契約
(1) 契約の意義¥
(2) システムキッチンの契約

3-5 アフターセールス活動
(1) アフターセールスの意義
(2) クレーム対策

[4] 販売基礎
4-1 損益収支
(1) 損益の基礎
(2) 利益率

4-2 利益管理
(1) 目標利益
(2) 利益管理

4-3 財務知識
(1) 財務諸表
(2) 貸借対照表(BS)
(3) 損益計算書(PL)
(4) キャッシュフロー計算書

4-4 法律知識
(1) 個人情報の保護
(2) 法律上の知識

4-5 住宅融資
(1) 住宅融資(ローン)
(2) リフォームローン

第6章 関連法規

[1] 法律・規格等の基礎知識
1-1 わが国の法体系
1-2 規格、指針とは
1-3 法令用語の用い方 [2] 食関連法規
2-1 食育基本法
2-2 食品衛生法
2-3 容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法) [3] 建築関連法規
3-1 建築基準法
3-2 住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)
3-3 消防法 [4] 設備関連法規
4-1 水道法
4-2 下水道法
4-3 電気事業法
4-4 製品安全4法 (消費生活用製品安全法・液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律・ガス事業法・電気用品安全法)
4-5 ガス事業法 [5] 販売関連法規
5-1 民法
5-2 消費者基本法
5-3 消費者契約法
5-4 製造物責任法(PL法)
5-5 特定商取引に関する法律(特定商取引法)
5-6 家庭用品品質表示法
5-7 工業標準化法 [6] 環境関連法規
6-1 循環型社会形成推進基本法
6-2 資源有効利用促進法
6-3 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 (廃棄物処理法)
6-4 特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)
6-5 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律 (建設リサイクル法)
6-6 長期使用製品安全点検・表示制度 [7] 規格・指針等
7-1 日本工業規格(JIS)
7-2 キッチンに関する国際規格
7-3 高齢者居住住宅の設計指針
7-4 優良住宅部品認定制度
7-5 国際単位系(SI)

付録 プランニングの実技例題
引用文献/参考文献/索引

キッチンスペシャリストハンドブック改訂編集委員会 産業能率大学出版部 (著), 産能大学出版部= (著)
出版社: インテリア産業協会; 改訂二版 (2018/1/1)、出典:出版社HP

目次 – キッチンスペシャリスト資格試験 過去問題徹底研究2019ー2020年版

はじめに

本書は、公益社団法人インテリア産業協会主催のキッチンスペシャリスト資格試験に関する過去問題を詳細に収録した唯一の問題集です。学科試験については、第31回~第23回(過去9回分)の全学科問題より特に重要と思われる問題を精選し、6分野20項目に分けて解答解説を付しています。また、実技試験については、過去3年間の各試験問題に解答用紙・解答例・解説を併せて掲載しました。

学科試験に向けた学習方法として最も効率がよいのは、過去の試験問題を解き確実に理解し、その周辺を学ぶことです。本書を使用して分野別に繰り返し学習することで、本試験での出題傾向が自ずと身に付くことでしょう。本書の8ページにある「分野別記載ページ早見表」の出題傾向も参考にして、よく出題される分野は特に重点的に学習してください。

なお、学習効果をさらに上げるためには、『〔改訂二版〕キッチンスペシャリストハンドブック』(発行:インテリア産業協会、発売:産業能率大学出版部)を本書と併せて使用し、理解を深めるとよいでしょう。

実技試験に向けた学習では、図面を描くことに対する「慣れ」が非常に重要となります。どれほど頭の中で描くべき内容がわかっていても、作図スピードが伴わなければ合格を勝ち取ることは出来ません。製図やプランニングの基礎を学習することはもちろん、本試験の限られた時間で図面を完成できるよう、早く確実に描く練習を常におこなってください。

なお、キッチンに関する製図やプランニングについて基礎から学ぶには、

『キッチンスペシャリスト実技試験完全対策〈第2版〉(発行:株式会社ハウジングエージェンシー)』

が便利です。本書に掲載した実技試験問題とは異なる練習問題も豊富に収録されているため、様々なパターンを学習することが可能となるでしょう。

キッチンスペシャリスト資格試験の最終合格率は例年4割前後であり、決して楽に合格できる試験ではありません。本書を十分に活用し、見事に合格の栄冠を手にできるよう深く祈念いたします。

2019年5月
HIPS 合格対策プロジェクト

HIPS合格対策プロジェクト (編集)
出版社: ハウジングエージェンシー (2019/6/25)、出典:出版社HP

目次

はじめに
本書の利用のしかた
キッチンスペシャリスト資格試験について
分野別記載ページ早見表

学科
1 暮らしと住まい

(1) 家族と生活様式
1 家族とライフステージ
2 生活時間と家事労働
3 家計と世帯

(2) 食生活と調理
1 日本の食生活の特徴
2 食品の保存管理
3 調理操作と用具・機器 ・
4 食卓と食礼

(3) 住まいとインテリア
1 住まいの変遷
2 住宅の種類と構成
3 住宅の設計と施工

(4) キッチンと水廻り
1 キッチン・バスの歴史
2 キッチン・バスのタイプ

2 空間としてのキッチン

(1) キッチンのプランニング
1 キッチンタイプの分類
2 キッチンのレイアウト

(2) キッチンの人間工学
1 人体と寸法
2 キッチンの収納
3 キッチンのユニバーサルデザイン

(3) キッチンの室内環境
1 採光・照明
2 換気・空気環境
3 給排水・給湯
4 室内環境の総合問題

(4) キッチンのインテリア
1 キッチンの内装材・内装制限
2 カラーコーディネーション
3 キッチンインテリアの総合問題

3 道具としてのキッチン

(1) システムキッチンの構成材
1 システムキッチンの規格

(2) システムキッチンの部材・部品
1 キャビネットの部材
2 ワークトップ
3 キッチン部材・部品の総合問題

(3) システムキッチンの機器
1 シンク・水栓金具・浄水器
2 換気用機器
3 キッチン機器の総合問題

(4) 電気・ガス・水道
1 電気と電気設備
2 ガスとガス設備
3 水道と給排水設備
4 電気・ガス・水道の総合問題

4 キッチンの設計・施工

(1) 設計図書
1 図面の知識
2 表示記号
3 図面の読解

(2) 設計実務
1 設計業務

(3) 施工実務
1 施工業務

5 キッチンの販売

(1) マーケティング
1 マーケティング

(2) マーチャンダイジング
1 販売計画

(3) 販売実務
1 コンサルティング
2 積算・見積り
3 契約
4 アフターセールス
5 販売実務の総合問題

(4) 販売基礎
1 販売基礎

6 関連法規

(1) 法規
1 設備関連法規・規格・指針
2 販売関連法規・規格・指針

実技

第31回実技試験 問題・解答用紙
第31回実技試験 解答例・解説
第30回実技試験 問題・解答用紙
第30回実技試験 解答例・解説
第29回実技試験 問題・解答用紙
第29回実技試験 解答例・解説

本書の利用のしかた

学科:学科編では、第31回~第23回(過去9回分)の全学科問題より精選した重要問題を分野別に掲載しています。苦手分野を把握しながら効率よく学習を進めてください。

実技:実技編では、第31回~第29回の実技試験それぞれについて「問題用紙」「解答用紙」「解答例」「解説」の順に掲載しています。また、「解答用紙」や「解答例」等は本試験のA3サイズから縮小して編集してあります。

キッチンスペシャリスト資格試験について

1. 受験資格:年齢・性別・学歴・職業・経験は問いません。

2. 試験の内容 学科試験:「住居と食生活」「キッチン空間」「キッチン機能」「キッチン設計施工」「キッチン販売」に関する筆記試験

※学科試験の解答はマークシート方式です。実技試験:筆記(図面表現)方式によるキッチン空間の企画・提案に関する筆記試驗

※黒鉛筆(シャープペンシル)及び消しゴムを使い、フリーハンドで作成することを原則とするが、電卓、直定規(30cm以内)、字消板は使用できる(三角スケールなどは使用禁止)

3. 試験会場
北海道・岩手県・宮城県・群馬県・東京都・愛知県・石川県・大阪府または兵庫県・広島県・香川県・福岡県・沖縄県の全12地域

4. 受験方法:受験免除の有無により3つのコースから選択
1総合コース:同一年内に学科試験と実技試験の両方を受験
2学科コース:学科試験のみを受験
3実技コース:実技試験のみを受験
5. 受験の免除:学科試験または実技試験のどちらかに合格した場合は、次年度
から3年間、合格した試験が免除される。
6. 試験日:例年 12月上旬頃
7. 受験申請方法:インターネットまたはキッチンスペシャリスト資格試験運営事務局に必要書類を請求し、郵送での申込み。
8. 受験申請期間:例年9月中旬~10月下旬頃まで

※最新の試験情報については公益社団法人インテリア産業協会へお問い合わせ下さい。

HIPS合格対策プロジェクト (編集)
出版社: ハウジングエージェンシー (2019/6/25)、出典:出版社HP

目次 – キッチンスペシャリスト実技試験 完全対策 第2版

はじめに

キッチンスペシャリストを目指そう

キッチンは、DK・LDKといわれるように食事や居間とともに、家の中で中心的な位置を占め、住まい手のライフスタイルに合わせた多様な空間を求められるようになりました。また、近年のキッチン機器類は様々な機能が付加されて高性能となり、収納も効率的で使いやすい一方で、設置イニシャルコストには相当な幅があり、生活にあったキッチンの選択が必要です。

このようなキッチンに関連する幅広い要求に対して、適切に対応できる人材が必要であることから、公益社団法人インテリア産業協会では、毎年「キッチンスペシャリスト資格認定試験」を実施しています。キッチンスペシャリストとは、住まい手のニーズに合わせた快適で使いやすいキッチン空間を、リビングやダイニングとの繋がりのなかで提案・実現する専門家といえるでしょう。

キッチンスペシャリストは、キッチンメーカー等と住まい手の接点に位置しながら、住空間と住生活および食生活に関する知識と経験を持ち、住まい手の要望に客観的に応えて、キッチン空間の構成・使用・維持等に関する専門知識を総合的に提供しなければなりません。したがって、キッチンの空間構成要素に関する設備機能や仕様、設計上の知識と経験のほか、ガス・電気・水道等の防災対策、建築構造との取り合い等についての法律・技術分野の知識と経験も非常に重要となります。

本書では、キッチン空間に関する多様な専門知識を学びながら、キッチンスペシャリスト資格認定試験の実技試験にスムーズに対応できるよう、製図の基本から各種図面の描き方まで詳細な解説を掲載しました。練習問題も数多く取り入れており、実際の試験形式を踏まえた学習が可能です。試験に合格するための対策書として、また近い将来にはインテリアおよび住宅設備などの様々な分野で活躍するための手引き書として、十分にご活用ください。

2016年6月
片岡泰子・野崎淑子

片岡泰子 (著), 野崎淑子 (著)
出版社: ハウジングエージェンシー (2016/7/12)、出典:出版社HP

目次

はじめに

I章 今日のキッチン事情

1. キッチンを取りまく現状
(1) インテリアとして
1) キッチンのイメージ
2) その他の要素
(2) コミュニケーションの場として
(3) ライフスタイルとキッチンとの関係
(4) 高齢期の生活とキッチン

II章 キッチン設計の基礎

1. 設計図作成の基礎知識
(1) 製図のための用具
1) 線を描くもの
2) 消すもの
3) 計るもの・直線を描くもの
4) 計算するもの
(2) 用紙
(3) 製図の基本的ルール
1) 線の種類
2) 線の種類と使い分け
3) 寸法・文字
4) 図面表現記号

2. 設計の基礎知識
(1) 住宅の構造
(2) 建築法規
1) 建築基準法
2) 消防法
3) 水道法・下水道法
(3) キッチン作業と寸法
1) 作業域と作業寸法
2) キッチン周りの寸法
3) ワークトライアングル

Ⅲ章 システムキッチンの構成部材

1. システムキッチン

2. キッチン部材とその構成
(1) 規格寸法
(2) 部材の用語
(3) 構成部材の種類
1) 基本部材
2) 施工補助部材
3) 基本機器
4) システムキッチンの構成図
5) 部材の品番表示のしかた

IV章 キッチンの設計

1. キッチンの設計の考え方
(1) キッチンの設計条件

2. キッチンの形態
(1) キッチンタイプの分類
(2) キッチンのレイアウト
1) レイアウトの要点
2) 各パターンのレイアウト
3) キッチンレイアウトのパターンの決め方

3. 設計手順
(1) 課題・問題の読み取り
1)「住宅の平面図」の読み取り
2)「課題条件または前提条件」の読み取り
3)「問題」の読み取り
4) テーマ別の事例からみる読み取り方
(2) キッチン図面の描き方
1) キッチン平面図(縮尺1:30)の描き方
2) 展開図の描き方
3) 断面図の描き方
4) 立体表現の方法

4. キッチンスペシャリストに必要な実務知識
(1) 床・壁・天井の仕上げ材
1) 床仕上材
2) 壁仕上材
3) 天井仕上材
(2) 色彩・音・臭い・手触り
1) 色彩:目
2) 音:耳
3) 臭い:鼻
4) 手触り:手
(3) ごみの処理の方法
(4) メンテナンス
(5) その他の配慮 .
1) 安全性への配慮
2) 熱源の選択
3) 照明
4) シンクからの眺望
(6) バリアフリーへの配慮
1) キッチンの配置
2) 作業動線・作業高さ
3) 収納
4) 安全性への配慮
5) 車いす利用のキッチン

V章 練習問題

1. 練習問題の取り組み方
・練習問題1
・練習問題2
・練習問題3
・練習問題4

片岡泰子 (著), 野崎淑子 (著)
出版社: ハウジングエージェンシー (2016/7/12)、出典:出版社HP