応用情報技術者試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




応用情報技術者試験(AP)の概要

応用情報技術者試験(AP)は、経済産業省が認定する国家資格である情報処理技術者試験の一つです。基本情報技術者試験の上位に位置する資格で、応用的技術・知識を求められる資格です。資格取得者にはクライアントの課題に対して、情報処理を活用した戦略を提供でき、システムの設計・開発を行い、信頼性・生産性の高いシステムを構築する役割を期待しています。

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応用情報技術者試験の公式参考書・テキスト

公式テキストはありませんでした。コンピューター関連書籍を発行している技術評論社やインプレス、資格取得講座を開講しているTAC出版などがテキストを出版しています。参考書・問題集ともに充実しているので、自身の勉強スタイルに適した1本を選択できそうです。

応用情報技術者試験のおすすめ参考書

1.「徹底攻略 応用情報技術者教科書 平成30年度」(インプレス)

株式会社わくわくスタディワールド 瀬戸美月(著)
出版社: インプレス(2017/11/10)、出典:amazon.co.jp

応用情報テキストの決定版! 項目ごとに頻出度がわかるので、膨大な試験範囲を効率的に学習できます。ベテラン講師による丁寧な解説をベースに、随所に散りばめた問題&解説と、章末の演習問題、巻末(29年度春)+ダウンロード提供(29年度秋※+直近6回分)の過去問題・解説で学習すれば、合格力アップ間違いなし!さらに購入者限定特典「スマホで学べる単語帳」と「本書全文の電子版(PDF)」も無料で利用できます。(特典の期間は、発売から1年となっています)

2.「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 平成30年度」(技術評論社)

きたみりゅうじ(著)
出版社: 技術評論社; 第2版(2017/12/23)、出典:amazon.co.jp

きたみりゅうじ氏による情報処理技術者試験本「キタミ式イラストIT塾」の応用情報技術者試験本です。「ITパスポート」,「基本情報技術者試験」同様キタミ式の特徴である、すべての解説をイラストベースで行っており、とてもわかりやすい解説となっているため、試験範囲が広く、かつ深い理解度が必要とされる応用情報技術者試験にとって、まず大切となる「試験範囲の内容をひととおり理解して、試験の内容を理解し対策すること」ができる書籍となっています。

3.「平成30・31年版 ニュースペックテキスト 応用情報技術者」(TAC出版)

TAC情報処理講座(著)
出版社: TAC出版; 平成30年・31年度版(2018/7/14)、出典:amazon.co.jp

学習しやすいと大好評のオールカラー! 新学習機能を満載した基本テキストの内容を大幅にリニューアル! 過去10年の出題を精査し、試験に出るところを新規追加。効率的な合格学習を可能にしました。あわせてカバーデザインも一新。

4.「応用情報技術者 徹底合格テキスト 2018年版」(SBクリエイティブ)

高橋 麻奈(著)
出版社: SBクリエイティブ(2017/12/21)、出典:amazon.co.jp

応用情報技術者試験は、幅広い試験範囲の知識を、深く理解していることが求められます。過去問題の出題傾向から、よく出題される問題の知識を、読みやすい解説文と、イメージで理解できる図解で徹底解説し、深い理解と応用力につながるテキストになっています。各節末に用意している過去問題を解くことで、実際の問題になれるだけでなく、学んだ知識をどう問題の解法につなげるかの理解が進むようにしています。広い範囲の中で、よく出題される知識の入力と、問題を解く出力を繰り返すことで、合格への力がしっかりと身につけられます。

2021 応用情報・高度共通 午前試験対策書 (試験対策書シリーズ)

はじめに

応用情報技術者試験及び高度共通午前I試験は,共通キャリア・スキルフレームワークをモデルとして,レベル3の基準を満たすかどうかを判定する試験です。出題範囲は技術全般の分野が含まれるテクノロジ系知識と,プロジェクトマネジメント,サービスマネジメントといったマネジメント系知識の他,システム戦略,経営戦略,企業と法務といったストラテジ系知識も含まれる幅広い分野になっています。

応用情報技術者の午前試験では,この広い範囲から出題される80問の60%以上を正解しなければいけません。また,高度試験でも,それぞれの専門分野に関する試験の他に,午前I試験として,応用情報技術者試験と同じ範囲から出題される30問の60%以上に正解しなければなりません。

全ての分野を得意としていることが理想ですが,技術系分野が得意な人,ストラテジ系分野が得意な人など,これだけの広範囲であれば,分野によって得意・不得意が出てくるのが普通です。本書は,各分野の出題ポイントを効率良く理解して,知識を習得できるよう,最新の出題内容を詳細に分析し,今後の試験での出題内容を予想した“午前試験対策書”の最新版として工夫をしています。

短時間で効率的に学習を進めるため,はじめに現状での各分野の理解度を測るために,ダウンロードして利用できる「学習前診断テスト」を用意しています。まず,このテストによって各分野の理解度を知ることで,重点的な学習が必要な分野を把握しましょう。次に,この書籍で出題ポイントを確認し,問題を解くことによって,その分野の問題を解くために必要な知識を効率的に学習し,定着させましょう。そのために,学習効果が高い問題を厳選し,関連事項も含めたポイントが理解できるように解説を工夫しています。

令和元年度秋期の応用情報技術者の午前試験では,得点が50~59点のため,午後試験の採点をされなかった人が約27%いました。本書は,こうした悔しい思いをしないために,直前の知識整理にも利用できるように工夫されています。上手に利用して学習に励まれ,合格の栄冠を手に入れられることを心よりお祈りしております。

2020年9月
アイテックIT人材教育研究部

アイテックIT人材教育研究部 (著)
出版社 : アイテック (2020/9/25) 、出典:出版社HP

目次

はじめに

第1部 本書の学習方法と試験のポイント
第1章 本書の学習方法
第2章 応用情報・高度 午前(I)試験のポイント

第2部 午前試験の出題ポイント
第1章 基礎理論
1.1 数値表現
1.2 論理演算とシフト演算
1.3 データ構造
1.4 基本アルゴリズム
1.5 BNFと逆ポーランド記法
1.6 待ち行列とその他理論

第2章 コンピュータ構成要素
2.1 CPUアーキテクチャ
2.2 メモリアーキテクチャ
2.3 ハードウェア

第3章 システム構成要素
3.1 システムの信頼性
3.2 システムの性能
3.3 システム構成

第4章 ソフトウェア
4.1 プロセス制御
4.2 主記憶管理
4.3 OSS(オープンソースソフトウェア)

第5章 ヒューマンインタフェースとマルチメディア
5.1 ヒューマンインタフェース
5.2 マルチメディア

第6章 データベース
6.1 データモデル
6.2 正規化
6.3 SQL
6.4 DBMSの制御

第7章 ネットワーク
7.1 OSI基本参照モデルとTCP/IP
7.2 LAN
7.3 通信サービスと性能計算

第8章 セキュリティ
8.1 暗号化技術
8.2 認証技術
8.3 セキュリティ管理・評価・対策

第9章 開発技術
9.1 開発プロセスと開発手法
9.2 要求分析・設計技法
9.3 テストとソフトウェアの品質
9.4 ソフトウェア開発管理技術

第10章 ITマネジメント
10.1 プロジェクトマネジメント
10.2 サービスマネジメント
10.3 システム監査

第11章 ITストラテジ
11.1 システム戦略
11.2 経営戦略
11.3 オペレーションズリサーチ(OR)とインダストリアルエンジニアリング(IE)
11.4 企業活動
11.5 関連法規・ガイドライン
11.6 標準化

巻末資料 出題範囲
索引

アイテックIT人材教育研究部 (著)
出版社 : アイテック (2020/9/25) 、出典:出版社HP

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