ファイリング・デザイナー検定の勉強法 – 独学や通信講座なども紹介!




ファイリング・デザイナー検定試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)!も確認する

ファイリング・デザイナー検定とは

「ファイリング・デザイナー検定」という資格を耳にしたことはありますか?

ファイリング・デザイナー検定とは、一般社団法人日本経営協会が運営する検定試験の1つで、トータル・ファイリングシステムの知識や技能について問われます。

電子ファイルで溢れている現代において、ビジネスファイルの管理スキルは必要不可欠であると言えます。

これは我々が身につけておきたいスキルでもあるため、そこまでメジャーな資格ではありませんが、非常におすすめできる資格の1つです。

ファイリング・デザイナー検定の概要

この検定は、3級から1級までで構成されていて、徐々に難易度が高くなっていきます。

試験時間は1級のみ90分、その他は60分です。1級は選択問題の他に記述問題も出題されます。合格基準は、正答率70%以上と設定されています。

全国の約270ものテストセンターでCBT方式にて7月、12月に実施されています。1か月程度の期間で希望の日時を選択できるので、融通が利きやすく受検者にとって大変ありがたいシステムとなっております。

受験料は、3級から順に4,000円、6,000円、8,000円です。

取得のメリットとは?

ファイリング・デザイナー検定は、オフィスなどでの実務に役立つ知識全般を学ぶことができます。

普段何気なく行っているオフィスワークを見直すきっかけにもつながり、全体的なスキルアップが見込めます。比較的認知度が低い資格ではありますが、だからこそ社内で重宝される人材となるでしょう。

難易度はどれくらい?

級ごとに合格率が異なるため、難易度も変わります。

2018年度の平均合格率は3級が89.7%、2級が53.2%、1級が48.2%となっております。級が上がるにつれて合格率は低くなっていきますが、1級でも極端に合格しづらいということはなく、挑戦しやすい難易度であると言えます。

おすすめの勉強法

勉強法ですが、一般社団法人日本経営協会が出版している公式のテキストに沿って学習していくことが最適でしょう。巻末には参考問題もついているので、知識の確認をすることができます。

3級のテキストは第1章から第5章で構成されており、1章分の内容は約2時間程度の勉強でインプットできます。ですので、1日1章ずつ進め内容を頭に入れ込み、その後全体を通して復習すれば1週間でインプットを完成させることができます。インプット後は、問題演習をすることで、試験対策をすることができます。

2級になると序章から第7章まであり、各章の内容にも厚みが出てくるので、1章につき1日2時間程度の勉強を1週間ほど続けて内容をインプットしていきましょう。

1級のテキストは、第1章から第5章までの構成ですが、3級とは内容の難易度が違うので、2級と同様に1章につき1週間ほどかけてインプットしていく必要があります。内容は2級の延長ですので、2級の勉強を終えていたほうが取り掛かりやすいでしょう。

 

また、同団体が通信講座を開講していますので、独学での学習に不安がある人はこちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、ファイリング・デザイナー検定の勉強法を中心に紹介していきました。

一般社団法人日本経営協会から公式にテキストが販売されていますので、そちらを中心に活用しながら学習してみてはいかがでしょうか。独学でも十分合格することのできる資格ですので、是非皆さんもこの機会にチャレンジしてみてください。