「TOEIC Bridge」と「 TOEIC Listening & Reading 」はどう違う? – 主な内容の比較
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英語を勉強し始めの方は、「TOEICを受けてみたいけど難しそう」「TOEICはハードルが高い」と考えることがあるのではないでしょうか。
そんな方におすすめの試験である「TOEIC Bridge」をご存じですか。
ここでは、「TOEIC Bridge」と「TOEIC」これら2つの試験の違いについて紹介していきます。
TOEIC Bridgeとは
TOEICでは、日常生活からビジネスでの場面まで、幅広い内容を扱っています。
それに対してTOEIC Bridgeでは、英語初・中級者に合わせた内容となっており、より身近な日常での英語を題材に基礎的な力を測定することが目的です。また、TOEICへの架け橋としての役割を担っています。
初級者や中級者が、自分の弱点や学習に当たっての要点を理解しやすいように問題が作られています。このように、より上級のレベルへステップアップするための向けたサポートがなされています。また、TOEIC Bridgeの試験の費用は4320円と、TOEIC関連の試験のなかで最も安い値段設定がされています。
主な内容
TOEIC Bridgeでは、初級者に合わせた基本レベルの英語問題が出題されます。日常会話からはじまり、メール、SNS、ビデオ通話などの現代的なコミュニケーションや、複数人での会話、図や表、写真などを使ったやりとりなど、実際の場面を想定した英語の能力を測ります。
具体的には、レストランの予約やアパートの契約、仕事でのEメールのやりとり、買い物や旅行での場面などが扱われています。
リスニングに関しては、TOEICと比較するとややゆっくりのスピードで出題されているため、聞き取りやすいです。問題数や試験時間は、TOEICの半分ほどになっています。
対象者
「TOEIC への架け橋」としての位置付けの試験であるため、基本的には英語学習の初級者から中級者が対象となっています。
年齢制限は特に設けられていませんが、メインターゲットとしては英語を勉強し始めたばかりの小・中学生、TOEIC を受けるにあたって不安を感じている人、また英語の勉強をやり直そうと考えている社会人などが想定されています。将来的にTOEICの受験を考えている人にとっては、ちょうど良いステップと言えるでしょう。
スコア換算
以下は、TOEICとBridgeテストの点数比較表です。具体的な点数を知ることで、自分の立ち位置や今後の目標に役立ててみましょう。
TOEIC | TOEIC Bridge |
345 | 130 |
395 | 140 |
470 | 150 |
570 | 160 |
まとめ
いかがでしたか。今回は、TOEIC BridgeとTOEICの比較を説明しました。
TOEIC BridgeはTOEICと比べて易しい問題となっているため、英語初学習者などに向いている試験となっています。TOEICを将来的に受けるつもりの方にとってぴったりのステップアップ試験であるため、まずはこちらの試験から始めてみても良いかもしれません。