管理栄養士国家試験 合格のためのワークノート 反復チャレンジ (女子栄養大学 管理栄養士国家試験 受験対策シリーズ)




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はしがき

本書は,受験必修シリーズ『管理栄養士国家試験 合格のためのワークノート150日』(以下,「ワークノート150日」)を小型化した携帯版です。赤字部分は付属の赤色チェックシートで隠せるので,繰り返し勉強するのに便利です。全試験範囲を一冊に集約していますので,試験直前の見直しにも最適です。また,「ワークノート150日」と姉妹セットでお使いいただき,一方は書き込み学習用,一方は反復学習用として,より効率的な学習も可能になるでしょう。

本書の構成は,「管理栄養士国家試験 合格のためのワークノート150日 第8版」と同様で,今春発表された新ガイドラインに準拠し,統計資料の数値,法令・施策などは最新情報を掲載しています。食事摂取基準に関しては,2019年度と次年度以降の受験生に対応すべく「2015年版」と「2020年版」両方の内容を掲載し,直近2年の出題傾向を反映する内容となっています。

各ページのタイトルは,ガイドラインの大項目を柱に,中小項目を踏まえて次の基準で項目立てしてあります。

①周辺項目と広く関連し,深い理解が必要な項目
②新規性の高い項目
③過去において出題頻度の高い項目

全試験範囲から重要項目を抽出し,計300ページで構成してあります。また,各ページには,図や表を組み込んで,理解を深めるようにしてあります。本書には,過去の受験生の体験に基づく多数の実戦的アイデアが盛り込まれています。

なお,本書は,受験必修シリーズ『キーワード集』『データ・資料集』『過去問集』等の内容と関連づけて編集してあります。これらの対策本と併せてご活用いただければ幸いです。

2019年10月 女子栄養大学 管理栄養士国家試験対策委員会

女子栄養大学管理栄養士国家試験対策委員会 (編集)
出版社 ‏ : ‎ 女子栄養大学出版部 (2019/11/30)、出典:出版社HP

利用のてびき


①ガイドライン大項目――このページが国家試験出題基準(ガイドライン)のどの項目に属するかを示します。
②タイトル――重要項目を300タイトル精選しました。国家試験出題基準(ガイドライン)に則って,全分野から必出の項目を抽出しました。
③科目名――このページが国家試験出題基準(ガイドライン)のどの科目に属するかを示します。
④チェック欄――理解度・記憶度のチェックに。
⑤文章形式のまとめ――短文にまとめて整理しました。
⑥図形式のまとめ――ひと目で理解できるよう図で示しました。
⑦表形式のまとめ――表にまとめてわかりやすく整理しました。
⑧キーワードチェック――重要なキーワードについてまとめました。
⑨解答――覚えておきたい重要ワードを赤字にしました。赤色のチェックシートで隠して繰り返し学習できます。
⑩キーワード――このページでおさえておきたいキーワードです。なお,これらは,『管理栄養士国家試験受験必修キーワード集』(女子栄養大学出版部刊)で解説しております。

赤色のチェックシートを使って繰り返し問題にチャレンジしましょう!

本書の特徴と活用法

1)2019年3月に発表された管理栄養士国家試験の出題基準(ガイドライン)の全試験範囲から重要項目を300タイトル抽出し,1冊に集約。
2)重要度の高い語句を[○○]内に赤字で示してあるので,付属の赤色チェックシートで隠しながら,なんどでも繰り返しチャレンジできます。
3)持ち歩きに便利なサイズなので,電車の中や授業の休み時間など,すき間時間に勉強できます。
4)試験の全範囲が載っているので,受験直前の見直しにも最適な一冊です。

姉妹本『管理栄養士国家試験合格のためのワークノート150日』とあわせて使ってみては
本書よりもひとまわり大きいB5版サイズの『管理栄養士国家試験合格のためのワークノート150日」(以下,「ワークノート150日」)は,本書と同じ内容の書き込み式問題集です。
使い方① 「ワークノート150日」で学習するさい,本書をお手元においておけば,解答がすぐに確認できてたいへん便利です。
使い方② 本書で学習した後,実際に「ワークノート150日」に書き込んで力試しするのも一案です。

女子栄養大学管理栄養士国家試験対策委員会 (編集)
出版社 ‏ : ‎ 女子栄養大学出版部 (2019/11/30)、出典:出版社HP

目次

はしがき
利用のてびき
合格のための秘訣

社会・環境と健康
○社会と健康
健康および公衆衛生の概念
公衆衛生および社会的公正の概念
○環境と健康
環境汚染と健康影響
環境衛生
○健康,疾病,行動に関わる統計資料
人口静態統計
出生と死亡
生命表と傷病統計
○健康状態・疾病の測定と評価
疫学の指標
疫学の方法
バイアスと交絡
スクリーニング
根拠に基づいた医療および保健対策
疫学研究と倫理
○生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策
健康に関連する行動と社会
健康日本21(栄養・食生活分野)
身体活動,運動
喫煙行動
飲酒行動
睡眠・休養・ストレス
歯科保健行動
○主要疾患の疫学と予防対策
各種感染症
感染症の分類
がん
精神疾患,自殺
○保健・医療・福祉の制度
医療制度
福祉制度
地域保健
母子保健
特定健康診査・特定保健指導
高齢者保健・介護
介護予防事業の概要
産業保健
学校保健
国際保健
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
○人体の構造
細胞と組織
身体構成成分
○アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質・核酸の構造と機能
アミノ酸配列と高次構造
たんぱく質の構造・機能
糖質の構造
脂質の構造
プリン・ピリミジンの代謝
核酸の構造・機能
○生体エネルギーと代謝
生体のエネルギー源と代謝
ATPの役割と生体酸化
呼吸鎖(電子伝達系)
酵素
○アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質・核酸の代謝
アミノ基転移反応
尿素回路とアミノ酸代謝
解糖とクエン酸回路
グリコーゲン代謝と糖新生
脂肪酸の代謝
コレステロールの代謝
○個体の恒常性とその調節機構
情報伝達の機構
恒常性
○加齢・疾患に伴う変化
炎症と創傷治癒
細胞の異常腫瘍の病理
発がんのメカニズムとがん遺伝子,個体の死
○疾患診断の概要
疾患診断の概要①
疾患診断の概要②
○疾患治療の概要
疾患治療の概要
○栄養障害と代謝疾患
栄養障害
肥満と代謝疾患
○消化器系
消化器系の構造
○循環器系
心臓の構造と機能
体循環,肺循環
血圧調節の機序
循環障害
○腎・尿路系
腎臓の構造
尿の生成
○内分泌系
ホルモン①
ホルモン②
消化管ホルモン
○神経系
感覚
神経の構造と機能
神経組織と神経疾患
○呼吸器系
呼吸器系の構造と機能
呼吸器系の疾患
○運動器(筋・骨格)系
骨の構造と機能
筋肉の構造と機能
○生殖器系
生殖器の構造と機能
○血液・リンパ・凝固系
血液・血球の機能
○免疫,アレルギー
免疫と生体防御
○感染症
感染症の成因と病態
食べ物と健康
○人間と食品(食べ物)
食文化と食生活
食料と環境問題
○食品の分類,成分及び物性
植物性食品(穀類・いも類・豆類)
植物性食品(野菜類・果実類・きのこ類・藻類)
動物性食品(肉類)
動物性食品(魚介類)
動物性食品(乳類・卵類)
油脂類
調味料
香辛料,嗜好飲料類
○食品の機能
一次機能①
一次機能②
一次機能③
二次機能①
二次機能②,三次機能
○食品の安全性
食品の安全性の確保に関するリスク分析
食品衛生関連法規
食品の変質
細菌性食中毒
ウイルス性食中毒
自然毒および化学性食中毒
食品中の有害物質
食品添加物
食品衛生管理
○食品の表示と規格基準
食品表示制度
栄養成分表示制度
保健機能食品①
保健機能食品②
特別用途食品
○食品の生産・加工・保存・流通と栄養
農産加工食品
畜産加工食品
水産加工食品
その他の加工食品
食品の保存
食品成分間反応①
食品成分間反応②
容器と包装
○食事設計と栄養・調理
加熱用器具
代表的な加熱調理操作と食品のレオロージ
調理操作による食品成分の変化
調理操作と栄養
食品成分表の理解
基礎栄養学
○栄養の概念
栄養の定義
栄養学の歴史
遺伝形質と栄養の相互作用
○食物の摂取
食物の摂取
○消化・吸収と栄養素の体内動態
消化器系の構造と機能
管腔内消化と膜消化
栄養素別の消化・吸収
○炭水化物の栄養
糖質の体内代謝
血糖とその調節
食物繊維・難消化性糖質の作用
○たんぱく質の栄養
たんぱく質・アミノ酸の体内代謝
たんぱく質の栄養価
○脂質の栄養
脂質の種類と消化吸収
脂質の体内代謝
○ビタミンの栄養
ビタミンの栄養学的機能①
ビタミンの栄養学的機能②
○ミネラルの栄養
ミネラルの栄養学的機能①
ミネラルの栄養学的機能②
○水・電解質の栄養的意義
水の出納
電解質代謝と栄養
○エネルギー代謝
エネルギー消費量
エネルギー代謝の測定法
応用栄養学
○栄養ケア・マネジメント
栄養ケア・マネジメントの概念
栄養アセスメント
○食事摂取基準の基礎的理解
食事摂取基準の意義と概要
エネルギーの食事摂取基準
たんぱく質・脂質・炭水化物の食事摂取基準
ビタミンの食事摂取基準
ミネラルの食事摂取基準
ライフステージ別栄養素必要量
○妊娠期,授乳期
妊娠期の生理的特徴
妊娠期の栄養アセスメントと栄養ケア
授乳期の生理的特徴
授乳期の栄養アセスメントと栄養ケア
○新生児期,乳児期
新生児・乳児期の生理的特徴
新生児・乳児期の栄養アセスメントと栄養ケア
○成長期(幼児期,学童期,思春期)
幼児期・学童期・思春期の生理的特徴
幼児期の栄養アセスメントと栄養ケア
学童期の栄養アセスメントと栄養ケア
思春期の栄養アセスメントと栄養ケア
○成人期
加齢と身体変化
閉経期(更年期)の生理的特徴と栄養・病態・疾患
○高齢期
高齢期の生理的特徴
高齢期の栄養アセスメントと栄養ケア
○運動・スポーツと栄養
運動時の生理的特徴とエネルギー代謝
運動と栄養ケア
○環境と栄養
ストレスと栄養ケア
特殊環境と栄養ケア
栄養教育論
○栄養教育のための理論的基礎
行動科学の理論とモデル①
行動科学の理論とモデル②
栄養カウンセリング
行動変容技法と概念
組織づくり・地域づくりへの展開
○栄養教育マネジメント
栄養教育マネジメントで用いる理論とモデル
健康・食物摂取に影響を及ぼす要因のアセスメント
栄養教育の目標設定
栄養教育計画立案・実施者の役割
栄養教育計画立案・学習形態
栄養教育の評価
○理論や技法を応用した栄養教育の展開
妊娠期・授乳期・乳幼児期の栄養教育
学童期・思春期の栄養教育
成人期・高齢期の栄養教育
臨床栄養学
○臨床栄養の概念
医療・介護保険における栄養に関する算定の基本①
医療・介護保険における栄養に関する算定の基本②
医療・介護保険における栄養に関する算定の基本③
医療・介護保険における栄養に関する算定の基本④
医療と臨床栄養
○傷病者・要介護者の栄養ケア・マネジメント
薬と栄養・食品
身体計測
臨床検査
栄養投与量の算定
栄養ケアの目標設定と計画
栄養補給法の選択
経口栄養補給法
経腸栄養補給法①
経腸栄養補給法②
静脈栄養補給法①
静脈栄養補給法②
栄養ケアの記録
○疾患・病態別栄養ケア・マネジメント
栄養障害
肥満・メタボリックシンドローム
糖尿病
脂質異常症①
脂質異常症②
胃食道逆流症
胃・十二指腸潰瘍,胃がん
炎症性腸疾患
過敏性腸症候群と便秘
肝炎
肝硬変
脂肪肝
胆石症と胆嚢炎,膵炎
高血圧
循環器疾患
腎炎・ネフローゼ症候群
糖尿病の合併症および糖尿病腎症
慢性腎臓病(CKD)
透析
高尿酸血症,痛風
内分泌疾患(甲状線,副甲状腺疾患)
摂食障害
貧血
筋・骨格疾患
がん
術前・術後
クリティカルケア
摂食機能障害/身体・知的障害
乳幼児・小児の疾患
先天性代謝異常
妊産婦・授乳婦の疾患
老年症候群
公案栄養学
○公衆栄養の概念
公衆栄養の概念
公衆栄養活動の基本と展開過程
公衆栄養活動の歴史
○健康・栄養問題の現状と課題
食事の変化
食生活の変化
食環境の変化・健康状態の変化
フードバランスシート(食料需給表)
諸外国の健康・栄養問題の現状と課題
○栄養政策
政策・法規・行政機関
地域保健法
健康増進法
食育基本法と第3次食育推進基本計画
管理栄養士・栄養士養成制度
国民健康・栄養調査
食生活指針
食事バランスガイド
国際レベルの健康・栄養政策
諸外国の健康・栄養政策
○栄養疫学
曝露情報としての食事摂取量
食事摂取量の測定方法
総エネルギー調整栄養素摂取量
○地域診断と公衆栄養マネジメント
地域診断と公衆栄養アセスメント
食事摂取基準の活用
食事摂取基準を集団に用いる場合
地域社会資源の把握と管理
計画策定
関係者・機関の役割
プログラムの評価
○公衆栄養プログラムの展開
食物・食情報へのアクセスと食環境整備
地域集団の特性別プログラムの展開
給食経営管理論
○給食の概念
給食の意義と目的①
給食の意義と目的②
健康増進法における特定給食施設
各施設の管理栄養士・栄養士設置基準
医療施設
高齢者・介護福祉施設
児童福祉施設
学校
事業所・障害者福祉施設
○給食経営管理の概念
経営管理の概要
給食運営業務の外部委託とマーケティング
原価構成と収支構造
収入と原価管理
損益分岐点
給食経営と組織①
給食経営と組織②
給食業務従事者と教育・訓練
○栄養・食事管理
栄養・食事のアセスメント
食事計画
○給食経営における品質管理,生産管理,提供管理
品質と品質管理
給食の品質管理
大量調理の方法・技術
院外における調理方法
購買方式と検収方法
食材料の管理
生産と提供サービス
○給食の安全・衛生
施設・設備
作業区域と作業動線
危機管理対策
HACCP/大量調理施設衛生管理マニュアル①
大量調理施設衛生管理マニュアル②
大量調理施設衛生管理マニュアル③

参考文献

女子栄養大学管理栄養士国家試験対策委員会 (編集)
出版社 ‏ : ‎ 女子栄養大学出版部 (2019/11/30)、出典:出版社HP